スキル/疾之息吹

Last-modified: 2023-11-06 (月) 00:48:11

MHR:Sに登場するスキルのひとつ。疾替えに状態異常を回復する機能を付与する。
読みは「はやてのいぶき」。

概要

  • Lv1で効果発動。
    疾替えを行うと状態異常、属性やられ状態が回復し、解除した数に応じて体力が回復する。
  • 解除対象はおおむね「影響下で行動に制限がかからないもの」全般。
    狂竜症劫血やられは解除できないが、毒や火属性やられなどの直接的なものから地味に嫌なものまで、
    厄介な状態異常を武器種を問わず、抜刀状態を維持したまま、何のリソース消費もなしに、何度でも一瞬で、
    さらに先駆けへの派生による回避の保険付きで治すことができる。
    基本的にこれら状態異常を治療するには武器を納刀→モンスターの隙を窺う→アイテムを使用…
    と手間がかかることを考えると、かなりお手軽な状態異常治療手段になり得る。
    • 狂竜ウイルスに感染しているがまだ発症はしていない状態では効果があり、
      ウチケシの実を使用したときと同様にゲージが減少する。
      同様に劫血やられも完全な解除ではなく、発症時間を短縮する事は可能。
    • 状態異常が誰に発生させられたかは特に関係なく、
      ガスガエルや毒沼などに自分から突っ込んでいって発生させたもの、
      スキルの効果で発生している泡まみれ状態鬼火やられ状態についても解除・体力回復が可能。
  • 回復量はこのスキル単体で1つ状態異常を治す程度だと頼れるほどではなく、
    毒霧などの微弱なダメージ+毒のダメージを打ち消してお釣りが来るか来ないか…程度。
    本スキルの焦点は状態異常の治癒であり、回復量自体はあくまで保険程度でしかないことを心に留めておこう。
    状態異常になるということは一部を除いて何らかの攻撃に被弾しているということを考えると、
    特に大技を食らった後は状態異常を治癒した上できっちり回復アイテムを使った方がいい。
    ただ、体力回復量UPやおだんご医療術、おだんご疾替え術と合わせたりすれば回復量自体もそれなりになる。
  • 災禍転福とは相性が良く、状態異常を抜刀状態で瞬時に治して発動可能。
    例によって泡沫の舞で自前で泡まみれになり、それをすぐさま解除しても発動するため
    戦闘前の儀式として攻撃力を上げることもできる。
    一方伏魔響命との相性はイマイチで、発動するたびにキュリアを貯め直しになってしまう。
    毒で一気に体力を削られるのは、伏魔にとって痛いため、致命的に噛み合わないわけではないが…。
  • Ver.13にて風纏が登場したが、当該スキルは納刀動作で得た恩恵を破棄してしまうので、
    状態異常等を納刀すること無く解除できるこのスキルとはかなり相性がいい。
  • Ver.15で追加された天衣無崩Lv3には、疾替えを行うと状態異常を解除・軽減する効果が含まれている。
    発動に条件があり体力回復もないが、それ以外は本スキルと全く同じ効果であるため
    それを採用する場合、疾之息吹がほぼほぼ死にスキルとなる。
    ただし天衣無崩は被弾して吹き飛ぶと解除されるので、
    そういった攻撃に付随する状態異常を直ちに解除したい場合には相変わらず有効である。
  • 同時に追加された狂竜症【翔】は数秒の納刀で効果が解除されるため、風纏と同じ理由で相性がいい。
  • 装飾品は息吹珠【3】が存在。
    ボーナスアップデートを迎えてなお防具に疾之息吹がつくものは存在しないし、
    護石でも傀異錬成でも付与されないので装飾品が唯一の発動手段になっている。
    エスピナスを狩猟することで解禁されるが、生産には棘竜の天鱗が必要。
    Lv1で発動するスキルであるため、1つ作れば十分なのが救いか。
    • 当のエスピナスに対しては、ブレスが火属性やられ+毒+麻痺なのでそのままでは相性は良くない。
      麻痺だけは耐性スキルで無効化しておけば火属性やられと毒をまとめて治せるので相性は良くなる。
      当種のブレスの威力そのものは低いため、麻痺耐性と合わせて発動させる価値は高いと言える。
    • 一方で亜種に対しては、火属性やられ+毒+腐食やられと3種同時に発症させてくるので、即座に3種まとめて
      治療してくれるこのスキルと非常に相性が良い。災禍転福も併せて発動すれば攻撃力と属性値の上昇効果も得られて
      一石二鳥どころの話ではないほどお得といえる。
  • スキル名やその効果から、かつてMHXに登場した狩技「不死鳥の息吹」を彷彿とさせる。
    サンブレイクには入れ替え技を含め、懐かしいアクション要素が実装されており、これもその一つと言えるだろう。
    • 泡沫の舞と併用するといつでも泡まみれ状態を体力に少し還元できる点も
      上述の不死鳥の息吹と泡沫の舞の関係性と同じである。
  • 状態異常の治癒には内部的にクールタイムが存在している模様で、
    約10秒に1度程のペースでしか効果が発動しない。
    毒沼の上で疾替えを連打すればどんどん回復するというわけではないし、
    滞留するタイプのガスや炎の攻撃に連続して踏み込むなどで解除後すぐに
    再び状態異常になったりすると解除できないのでモヤモヤする時間が発生する。
    短い間隔で状態異常に陥るシチュエーションはそこまで多くないだろうが、
    そういった場合は素直に状態異常を無効化するスキルを導入すべきだろう。
    • そういうわけで、恐らくこのクールタイムの影響が最も出やすいのは裂傷状態
      従来の作品とは違いスキルでの対策が不可能であるため疾之息吹が採用されやすく、
      特にショウグンギザミの場合、裂傷の効果を持つのは大技であり、
      またその大技は距離を詰めるために用いることが多いというAIが見事噛み合ってしまった結果、
      大技を受ける→疾替えで裂傷治療→ダメージを薬で回復→そこにまた大技が飛んでくるという流れが起きやすい。
      そういう時に疾之息吹ではクールタイムに引っかかって対処ができないため、
      スキルを発動させていてもやはりサシミウオ等を用意することが推奨される。

関連項目

システム/入れ替え技
システム/状態異常
スキル/合気 - 同じく疾替えに特殊効果を付与するスキル。