- 当記事ではメインシリーズ以外の作品におけるフルフルを扱っている。
基本的な事項についてはモンスター/フルフルを参照されたし。
目次
生態・特徴
- 特異個体
- 体皮が薄く全体に赤みがかっており、首筋には青白い血管が浮かんでいるグロテスクな個体。
体内を走る電流がより強力なものになっており、電撃ブレスを連続的に放出できるほか、
滞空しながら電撃ブレスを吐くという、本来の生態からは考えられない行動を可能としている。
- 辿異種
- 強力な力を持つフルフルが異を辿り、進化した個体。
時には獰猛な外敵との戦いを生き延びるために、
時には獲物を捕食するために、長い年月と共に雷属性エネルギーが進化していき、
いつしか、その放電1回1回が凄まじい規模になるまでに変異を遂げた。
進化した雷属性エネルギーは体に影響を与えており、
絶縁膜を始めとした組織は適応進化を、幾多の放電によって皮膚はより白い色へと変化を遂げている。
そして翼には幾多の傷と、それを修復した跡が残っており、
長い年月の間、幾多の外敵と戦ってきた事が伺える。
- 一方で、頭部は異常な発達を遂げている。
全体的に巨大化し、4つの突起のような物体と、その間に存在する5つの管、
角や触角にも見える、頭頂部左右の隆起部分と、
最早『異形の面』と呼称しても違和感が無い程の姿に変貌したそれには、
従来のフルフルの面影は全く残されていない。
発達した頭部は莫大な電力を生み出す器官となっており、
武器でもある雷属性エネルギーは、この頭部で生み出されている。
加えて、従来のフルフル以上に首を伸ばすことが出来る伸縮性と、
思いっきり頭部を叩きつけることで地割れを起こす程の筋力も兼ね備えており、
放たれる咆哮は、従来の咆哮対策手段が通用しない程に強化され、
その頭部に捕まった獲物は決して逃れる事は出来ないと言われている。
- 頭部がこのような異常発達を遂げた原因は、先述した「進化した雷属性エネルギー」であり、
適応するだけでなく、そのエネルギーを生み出す発電機関としても進化、変異を遂げていったためである。
攻撃手段も、この頭部の発電力を活かした大規模な電撃が主力であり、
特に尻尾で地面にアースしつつ、頭部に電力を集中させて放つ放電は、従来の放電よりも規模が大きい。
一方で、電力の強弱の調整能力も身につけており、
弱電力を頭部に帯びさせて振り回したり、薙ぎ払ったりすることで、
外敵を簡易的に痺れさせて動きを封じると言った小技も可能で、
丸呑み出来るサイズであればそのまま飲み込んでしまうという、恐ろしい行動を行う事もある。
しかし、頭部が負傷してしまうと莫大な電力に耐えられなくなってしまい、
莫大な電力を発電、頭部に集中させた途端怯んでしまう他、
咆哮も、従来の対策手段が通用する程に弱体化してしまう。
概要
MHF
- 公式にて、HighGradeEdition適用時の質感変化が非常にわかりやすいモンスターの1体に挙げられている。
- 長らくMH2時代の仕様を引き継いでいたため、部位破壊は「頭と胴の破壊」で達成できる仕様であったが、
2018年2月に行われた部位破壊関連のリファインにより、
フルフルはMH4以降のように頭と胴が独立して扱われるようになった。
ただし、各種イベントの部位破壊ボーナスなどは2部位分得られるものの、
報酬だけは両方破壊しても1枠のままとなっている。- なお、辿異種のみ最初から頭と胴が独立していた。
- MHFにおいてフルフルと戦う上での注意点として、
超越秘儀ゲージの溜まりが遅いという点が挙げられる。
秘儀ゲージは発覚状態の上で攻撃をしていくことで溜まりやすくなるのだが、
ご存知の通りフルフル戦ではそもそも発覚状態にならない。
使えないという訳でこそないが、アテにしすぎない方がいいだろう。
変種
- 変種は龍属性以外の属性が効かない。
昔はかなり防御率が低くかなりタフだった上に、龍属性も背中・尻尾・翼はマイナスとなっていたが、
現在では修正され狩り易くなった。
特異個体
- 見た目の変化
- 体液の色が乳白色
- 真っ青な血管が全身に浮かび上がっている
- 身体の所々が薄くピンク色に変色している
- 咆哮の音量はさらに大きくなり、空中を飛びながらブレスをチャージ、ハンターに軸合わせを行い、
着地と同時に放電&ブレス発射の攻撃を会得した。
放電攻撃は、帯電した後もう一度放電してくるため、一回ガードしても攻撃し放題とはいかなくなった。
また、非怒り時から飛びかかりに放電、しまいには弾幕STGや超速射の如くブレスを超乱射してくる。
乱射中も放電してくるため、近接武器は手出しが出来ない。
- 全体防御率と体力が強化されており、非常にタフ。
特に変種ともなると、もともとの肉質が硬いために長期戦になることが多い。
これは恐らく元々フルフルの動きが遅く、ごり押しされてたのでそれを防ぐためだと思われる。
ネ実などで「糞肉質」などと呼ばれていたその堅い肉質補正は、フォワード.5にて撤去されたようだ。
無論、柔らかくなったからといって油断は禁物である…と言いたいが、
同時にSRボーナス等で追い風の如く、ハンター側の火力も上昇、転倒ハメ等が容易になってしまった。
その為、油断禁物と言えるのは覇種クラスのステータスを持つ奇種特異個体の方で、意味も強くなると言える。
- ちなみに瀕死時の棒立ち時間が異常なほど短いのも特徴的。
元々特異個体の罠有効時間は非常に短いことから、
瀕死になったら一気にラッシュをかけて仕留めないと速攻でエリア移動されてしまう。
G級
- ★4で登場。
★4は他のモンスターもそうだが「G級以前の防具を使い続けるのが辛い」難易度に設定されている。
- 攻撃面は大幅強化をされており特に怒った時の攻撃力上昇が2.0倍に強化されているのが大きい。
(原種は1.8倍。亜種でも1.9倍である。)
これに加えて、元々威力の高いフルフルの技である。
怒り時の攻撃をもらえばどういうことになるかは想像に難くない。
そして★4クエストということでハンターの防御力は-450の補正がかかる。
G級上がりたての防御700台で挑めば…どうなるかはお察しであろう。
- 強化された技は電気ブレスであり、なんと放たれた電球がスパークしながら飛んでくるようになった。
これにより離れれば離れるほど避けやすいと定評だったフルフルの電気ブレスが、
離れれば離れるほど被弾しやすくなる驚異の電撃球と化した。
更にこれだけにとどまらず、ブレスを吐きながら同時に放電してくる。
実は特異個体とはタイミングが違っているため、
特異個体のと同じだな!と甘く見ると上記の超威力の放電でキャンプ送りになる。
- 肉質も変化しており、
物理肉質はかなり強化され、修正前の変種を彷彿とさせる硬さ。
その一方で属性肉質は原種以上に火属性がよく通るようになった。
火属性が優秀で、時期的にも噛み合うG級リオレイアの武器があると狩猟が楽だろう。
もしくは同じく高難度だが、同ランクのミドガロンの武器を使用するという手も。
- MHF-G2で特異個体にも対応。
流石に電撃ブレス超速射には上述のスパークは付与されていないが、
スパークブレスと超速射ブレスを両方使い分けてくるので注意が必要。
ただ、従来前触れ無く放ってきた超速射ブレスが特異個体専用の咆哮モーション後のみの使用となったため、
見極めはしやすい。
また、空中を飛びながらハンターを追尾して放つブレスの方にはスパークが付与されているため、
ギリギリのところで避けるとスパークに被弾してしまう可能性が高い。
辿異種
- MHF-Zより、フルフルの辿異種個体が実装された。
以下の辿異クエストで登場する。
- フルフルの辿異クエスト
受注可能GR クエスト名 GR200 極頭を備えし白影 GR400 轟く雷電の恐怖 GR600 白影嚥下 GR800 異形の面
- 辿異種の情報が明かされた際、フルフルの衝撃的なビジュアルから早くも話題となった。
辿異種は「発達部位」という異常発達した部位を有するが、フルフルの場合は頭がそれに該当する。
その変貌ぶりたるや凄まじく、首に蒼光を放つラインが走っていたり、
ギギネブラの毒腺のような謎の赤い器官も見て取れる。
ますます男子のアレみたいになったと評判である。カプコン図ったな
実際Z発表当日では卑猥な感じと公式からも言われていた
更に、CGイラストの初公開時にはなんとハンターを呑み込んでいる姿で登場した。
また薄い本が厚くなるな…。- ちなみにプレビューサイト等、辿異種フルフルのみが映し出された(ハンターがいない)
CGイラストが公開されている場所もある。
…のだが、そこにもまた別の女性ハンターが丸呑みされる画像があり、
なんとザザミZの紐パンと臀部モロ見えという魅力的衝撃的なもの。
恐らくスタッフの好みフルフルの頭と干渉しない装備を選んだのだろう。そうであってほしい - なお、これは演出やビジュアルだけのものでなく実際の攻撃である。
詳しくは後述。
- ちなみにプレビューサイト等、辿異種フルフルのみが映し出された(ハンターがいない)
- 辿異種は専用の発覚、戦闘BGMを有しているが、
辿異種フルフルはやはりというべきか無音である。
- また、部位破壊可能個所が大幅に増えているのも特徴。
胴体と頭の部位破壊が別扱いになっている他、新たに脚と翼も破壊可能になる。
部位破壊でしか出ない素材は頭だけだが、他の部位の素材も貴重なため、壊せるなら壊していった方がよい。
なお体力と部位破壊耐久値、そして後述の肉質の関係から、全破壊は非常に難しいものとなっている。
辿異武器に要求される部位破壊素材は基本一系統のみのため、
作成したい装備に応じて、どの部位を狙うか事前にきっちり決めておいた方が良いだろう。
- 肉質は昨今の情勢にあわせ、全部位大幅に硬化している。
発達部位は打以外は弱点ではなく、全系統共通で最大弱点は腹(背中ではない)である。
だがこの腹部位は有志による検証の結果、存在しないということが明らかになっており、
斬と弾の弱点部位は、頭が巨大化したこともあって非常に狙いにくい首部分のみとなっている。
幸い、それ以外の部位でも斬は20~25、弾は10~15程度は概ねあるのだが、
火属性がまともに通る部位が頭と首しかない(他は10~15)こともあって、
部位破壊をしようがしまいが、その耐久力は初期辿異種では高い水準を有していると言える。
ちなみに★4の全体防御率はエスピナス以上ダイミョウザザミ以下の0.12だが、
上記の点、及び初期エリアは洞窟内であり、それなりの頻度で天井に張り付くほか、
従来通りエリア移動に非常に時間を掛けるいうこともあり、討伐にかかる時間は長引きやすい。
- 発達部位が肥大化した関係で打撃武器が頭を狙いやすくなっており、
その割に気絶耐性・上昇値はG級ノーマルとほぼ同等である。
また、気絶時間も僅かだが伸びており、狙う為には正面側に立つリスクはあるが、
しっかり狙えばスタンも何度も何度も奪う事が可能であり、
かなり狙いやすい脚ダウンとも合わせると拘束は容易である。
そして後述する凶悪さとの引き換えか、麻痺と毒の効果が大幅に上昇しており、
麻痺は8秒、毒に至ってはG級個体の20倍である1200ダメージを与えられる。
更に毒は通常個体の4倍である120秒間も持続するため、従来のモンスターと比較して肉質が硬いということもあり、
属性武器だけでなく高い値を持つ毒属性+怪奇スキルはかなり高い効果を発揮する。
一方で睡眠耐性は跳ね上がっており、高い抵抗力を示している。
- 魔改造(MHF公式談)されているとは言えあくまでベースはフルフルであり、
漫然とした動作と突発的なノーモーション攻撃を使い分ける、フルフルらしさはそのまま残されている。
この関係上、プレイヤーもメリハリの利いた立ち回りが求められる。
- 攻撃力については各難度による伸びは殆どないが、G級特異個体からは大きく増加している。
怒り時の攻撃倍率2倍は健在で、★4ではこれによって攻撃倍率17.0まで強化される上に、
技の威力自体も全体的にみて非常に高い。
特性そのものは2017年以降の辿異種と大きくは変わらず、
強いて言えば難易度上昇による威力変化が乏しいぐらいである。- 同じ雷属性を用いる辿異種トリドクレスと比較すると、
★3までは怒り状態込でもフルフルの方が攻撃倍率は高い。
★4で初めてトリドクレスの方が攻撃力で上(攻撃倍率18.75)になる。
雷耐性を大幅に上げることで劇的にダメージを抑えることが可能である。
しかしそれを行わない場合、後述する「雷属性やられ【特大】」が致命的となるため、
これの防止及び被ダメージの大幅軽減を図るため、
雷属性耐性を大幅に高めて挑むことが本種攻略の大きな鍵となっている。 - 同じ雷属性を用いる辿異種トリドクレスと比較すると、
- 辿異種フルフルは常に口から電気が漏れており、他のフルフルでは見られない過剰なまでの電撃を放つ。
故に、被弾すると「雷属性やられ【特大】」になってしまう。
この状態で電撃を一定時間内にもう一度直撃すると、
心停止を起こしてしまったのか「意識を失いました」というメッセージとともに倒れ込む。
この時はフルフルのかなり強力な電撃を喰らって悶絶するような絵図のようになっている。
その後は体力が徐々に減少し、遂には、力尽きてしまう*1。
雷属性やられは気絶しやすい、つまり一瞬ながら意識を失いやすいというものであるが、
辿異種フルフルの体外にも漏れ出すほど強力な電気は、
遂に心臓までに影響を及ぼしているのではないかと考えられる。
なおウチケシの実で解除できるが、失神する前にやられ状態自体を解除する必要がある。- また、この状態に陥ると絶対防御態勢のアーマー再展開が阻害される。
そのため絶対防御態勢のアーマーが回復しなくなる(攻撃力が低下したままになる)。
スキル元のディオレックスは電磁力をコントロールしてアーマーを再展開しているが、
この状態になると、外部から受けた莫大な電力に邪魔されてコントロールできない、ということなのだろう。
ちなみにこれは失神する前の時点からそうなってしまう。
- 天廊での同様の症状から察する事ができるだろうが、救出する手段は心臓マッサージ。
特にアイテムは必要無く、プレイヤーを重ねて決定ボタンを押せば1回のマッサージで復活する。
NPCは失神しないが失神したプレイヤーを救助することもしないため、
NPC込みのソロプレイ、通称シングルで挑む場合、
雷属性やられ【特大】になることはイコール即死を意味する(魂の再燃等で復活はできる)。
PTプレイの場合は割と温情のある仕様となっており、力尽きるまでにそれなりに猶予があるだけでなく、
フルフル自体大暴れするタイプのモンスターではないためそこまで救助が難しくない。
これは最初期の辿異種ゆえに、雷耐性を上げられないまま挑むケースを考慮していたものと見られ、
後に登場した同じ雷属性やられ【特大】持ちのトリドクレスについては、
救助が現実的ではなく、装備で拮抗する設計になっている。
- 耐性については雷耐性値55で雷属性やられ【特大】を完全無効化可能。
他の属性やられ【特大】も同一の仕様だが、当時は大きなインパクトがあった。
雷耐性は「猟団料理」による積み上げがやや難しい*2ため、
2019年現在でも装備側で少しでも耐性を積み上げておきたい属性になっている。
後述するが、当時人気の防具が雷耐性マイナスのものが多く、
プレイヤーの間でこれらに対する考えが大きく変わるきっかけになった。
- また、この状態に陥ると絶対防御態勢のアーマー再展開が阻害される。
- 生産できる辿異武器は、太刀・双剣・穿龍棍・ライトボウガン・ヘビィボウガンと弓の6種。
いずれも「絶雷振○○」という名前を冠しており、
辿異武具の例に漏れず、発達部位の頭をモチーフとしているため、なかなか不気味なデザイン。
特にガンナー武器は「絶対これフルフルの頭ぶった切って来ただけだろ」というレベルで、
弓の矢筒もやたらぶっといため、インパクト満点である。- 怒り状態になると頭部の管らしき部分に蒼光を放つ電気が流れるという変化が武器にも反映され、
抜刀状態時、武器が起動したかのように蒼光電気が流れるというギミックが備わっている。
- 強化すると【斬斬】などのように、
武器銘の後ろの文字が変わるというMHFの武器らしい変化が起こるのだが、
その銘は同一の漢字二文字でありネタ臭が漂うものになっている。
- 怒り状態になると頭部の管らしき部分に蒼光を放つ電気が流れるという変化が武器にも反映され、
- 一方、辿異防具「フルフルZシリーズ」も同様に頭をイメージした装飾はあるものの、
こちらはフルフル武具にありがちな不気味さは鳴りを潜め、
むしろSF系ヒーローのような、フルフル武具屈指のかっこよさになっている。
同じモチーフを使ってて何故武器と防具でここまでの差が生まれるのか…
剣士頭部位は剛撃と一閃の両方のSPを備え、更に同アップデートで攻撃力強化効果が付与される、
吸血スキルと、それを強化する辿異スキル「吸血強化」が付与されている。
戦闘概要・主な技
- 辿異種フルフルの技は基本的に、G級特異個体の行動に+αされたものとなっているのだが、
その+αの規模が半端ではない。
まず、飛び掛かりや天井からの強襲の着地と同時に超広範囲の放電が発生するようになり、
その場での放電も、遠距離以遠から雷が噴出するようになっている。
また、特異個体では何故か高級耳栓で防げた専用のバインドボイスモーション*3が、
グァンゾルム同様の「超咆哮」に変化する。
問題は特異個体同様に専用バインドボイスモーションから電撃ブレスを乱射してくる事であり、
真正面から超咆哮で転倒してしまうと、電撃ブレスの乱れ打ちを浴びせられてしまう。
G級行動の3wayブレスは従来通り途中でスパークするのだが、スパーク時になんと分裂する。
正面遠距離に立っていると、ネズミ算式に増えていく電撃に圧倒される事だろう。- ちなみに飛びかかりは★1と★2では使用後必ずその場放電に派生し、
★3と★4では飛びかかりがノーモーション化し、後述の突進に即派生する。
- なお、その場での放電の際には、フルフルの周囲に電気のサークルが発生するようになっている。
見た目だけで言えばレビディオラの電膜に近いか。
これで放電中の安全地帯を測ることが可能であり、
サークルよりもギリギリ外側にいれば、放電本体にも噴出する雷にも当たらない。
なお、尻尾付近の判定は広いが頭付近の判定は狭くリーチ中の片手剣でも攻撃できる。
- 超咆哮、というより咆哮そのものを放つのが上記の専用モーションだけ(正確にはもう1つある)で、
頭部を破壊すると超咆哮は使えなくなり、普通の咆哮【大】になる。
- ちなみに飛びかかりは★1と★2では使用後必ずその場放電に派生し、
- 新規の技は以下の通り。
なお、上で書いた「ハンターを飲み込む技」については後述の別項目で詳しく解説する。
- 突進
- 天井移動に使ってた這いずりを攻撃として使用する。
ゆっくりかつにじり寄るように時間をかけてハンターに迫るため、
全モンスター中でも屈指のホーミング性能を有する。
抜刀ダッシュでも位置によっては振りきれず、
突進中は判定が持続するため単純なフレーム回避も通用しづらい。
流石に瞬時に真横に避けるような動きには対応できないため、
軸を逸らしつつ回り込むように抜刀ダッシュする事で避けやすくなる。
終了後、必ず棒立ちして長時間隙を晒すので対処法を身に着けてモノにしたい所。
なお、壁や崖にぶつかるとその地点で強制終了し、これまた棒立ちする。
★1では怒り移行の威嚇動作から流れるように繋げてくるのだが、
★2からは怒り状態中でも突然威嚇動作を行ってから突進に繋げてくる。
★3以降は上記動作の他、ノーモーション飛びかかりからも間髪入れずに派生してくるが、
その分隙を晒しやすくなっているということも言える。
- 背面雷球ブレス
- 首を振り上げて口から球状の電撃ブレスを背後に左後方→真後ろ→右後方の順に3発放ち、地面に着弾させる攻撃。
それぞれ判定は一瞬だが、位置によって判定が発生するタイミングが異なる他、
予備動作なしで電撃を放つため咄嗟の対処が求められる。
フルフルの後方に位置取る場合は常に警戒しておきたい技。
- 全方位雷球ブレス→帯電
- 頭を上げつつ自身の周囲5方向に球状の電撃ブレスを放ち、その後にその場で帯電を行う。
予備動作が分かりやすく、帯電中の周囲への落雷や、帯電終了後の追加放電もないため、
フルフルにしては素直な行動と言える。
- 尻尾電撃→高範囲放電
- 地面に尻尾をつけアースとし、その状態でアースから3Wayの電撃ブレスを2回放ちつつ、
発達部位である頭部に莫大な電気をチャージし、
それを一気に放って落雷の如き大規模放電を起こす★1時点での辿異種フルフル自身の最大の大技。
先行して放たれるブレスはいつも通りスパークするため当たると麻痺するのだが、
それ以上にその後放つ大規模放電の威力、範囲が共に凄まじい。
非常に高い防御力、あるいは適正防御力に高い雷耐性が備わって無ければ一撃で消し炭となるだろう。
この放電はフルフルの頭部を中心とした広範囲に及び、更にその周囲の決まった場所に小規模放電が多発するという、
辿異種フルフルの雷属性の力が窺い知れる攻撃となっている。
放電の判定は一瞬、小規模放電は3連続発生するという点を押さえれば、
チャージまでの時間が長い分対処は容易であるが、
近くで電気ブレスによって麻痺してしまうと極めて危険なので注意したい。
また、他の放電攻撃と違い最初の放電で吹き飛ばされると起き上がりに小規模放電を重ねられる場合があり、
この攻撃だけで2回の電撃を受けて失神する可能性がある。
雷属性やられ【特大】への対策をウチケシの実でとっている場合、この攻撃は最大級の脅威となる。
攻撃後は少しの時間隙を晒す。そのためチャージ時間と合せて攻撃チャンスを見出す必要があるだろう。- 上述の通り、この攻撃が発達した頭によって可能になった攻撃であるため、
頭破壊後は莫大な電力に耐えられなくなるためか1回のブレス電球を放った後怯んでしまう。
その後は放った後と同様隙を見せるので盛大な攻撃チャンスに変わる。
なお、この時の怯みは他の飛竜と同じモーションである。
- 上述の通り、この攻撃が発達した頭によって可能になった攻撃であるため、
- 頭部叩き付け→電撃ブレス
- ★4で解禁される技で、PVでも披露していた大技。
フルフルから見て前方右、左の順に頭を叩きつけ、
その後頭部を高所に持っていき大規模放電を行うというもので、
叩きつけに当たるとフルフルの方に引き寄せられるように打ち上げられ、
続く放電に被弾する、いわゆるコンボ攻撃である。
それぞれの威力が高く、叩きつけに至っては辿異種フルフルの数少ない無属性攻撃であるため、
防御力が足りないとその一撃で力尽きることだろう。
放電は高所に飛んだハンターにも当たるため注意が必要である。
なお、雷属性やられ【特大】状態で放電に被弾するとダメージこそ無いものの失神する。
頭部の叩き付けは予備動作が乏しく即座に放ってくるため、正面に居る場合は咄嗟の対応が求められるが、
そもそも★2以降のフルフルの正面に立つ際には、
咄嗟の対応ができるように備えておくことが絶対の必須事項のため、
その点で言えば対処そのものは容易であるとすら言える。
叩き付け及び放電中の本体には判定が無い(頭部には流石にあるため、ジャンプ攻撃をする場合は注意)ので、
避けさえすれば攻撃チャンスになるだろう。
丸呑み
- 辿異種フルフルの攻撃技にして、MHF史上最凶クラスの即死技。
文字通り、「ハンターを丸呑み」にして、あらゆる防護効果を無効化して一乙させるというものである。
この技はダメージ判定が存在しない、MHFで言うとエギュラスの捕獲→投げ捨てに近い仕様であり、
絶対防御態勢のアーマーは無視されてしまう。
同じく、女神スキル、根性スキル各種、魂の再燃なども一切機能しない。
丸呑み自体はMH4以降でも拘束攻撃として行っているが、
辿異種のそれは、異常発達した頭の筋力によって抵抗する手段を与えずに飲み干してしまう。
よって、この攻撃も頭の発達によって可能になった攻撃と言えなくもない。
かと言って発達部位を破壊しても頻繁に行い、喰らっても即死では無くなるという事は無い。
- 丸呑み攻撃はいずれも専用のアングルになっており、
どんどんハンターが体内に呑み込まれ、最後には消化されたように見えるという衝撃的な絵面になる。
勿論ネコタクでベースキャンプに帰ってくるわけだが、本当にハンターとはどういう生物なのだろうか
ちなみに辿異種フルフル★3クエストの名称「白影嚥下」にある嚥下(えんげ)だが、
これは「口の中にある食物を胃に飲み下す」という意味である。
この辿異種フルフルにピッタリなクエスト名であろう。飲み込まれたらたまったものじゃないが。
- この恐るべき攻撃は沼地限定で用いる技と、★2から用いてくる技の2系統があるのだが、
圧倒的に恐ろしいのは★2から用いる技の方である。
沼地限定で用いるものは、後述の生態ムービーのように天井にぶら下がった後地上付近まで首を伸ばして狙いを定め、
その後縦に8の字で首を振り回し、ハンターをキャッチするというもの。
ハンターに対象を変えたこと以外、生態ムービーそのものと言える行動である。
幸い、8の字の範囲は狭いため余程接近していない限り当たらず、
そもそも隙だらけのため、棒立ち放置したりごり押ししようとしない限り被弾はしないだろう。
無論、初見の場合は話は別だが。
- ★2から用いる技はモーションそのものは至極シンプルで、
首を向かって左→右に薙ぎ払うように伸ばし、被弾したハンターを特殊な麻痺状態にする。
そしてそのハンターに狙いを定めて飛びかかり、そのまま丸呑みにするというもの。
この麻痺状態は状態異常の麻痺とは異なり、一種の拘束技という扱いになっており、
大剣の斬り上げなどによるかち上げなどを含めたあらゆる要素を用いても解除することができない。
もちろんダメージは0のため絶対防御態勢は無力である。- 基本的には麻痺させられた場合は即死が確定するが、
飛び掛かりまではフルフルにスーパーアーマーが無いため、
怯ませたり、状態異常などで行動を止めることができ、その場合は生還可能。 - 丸のみにしてトドメを刺した後は、強烈な咆哮を放ちながら周囲をぐるりと歩き回る。
この咆哮を他のハンターが食らう、つまり被弾して耳を塞ぎ倒れ込んだ場合、
ハンターの画面が消化液のようなもので一定時間汚される。
…直前に行われた惨劇を思うと、この汚れが何なのか想像したくないところである。
なお上述の条件より、回避は勿論ガードしたり絶対防御スキルで無効化したり、
辿異スキルを用いて超咆哮を無効化している場合はこの現象は発生しない。
- 基本的には麻痺させられた場合は即死が確定するが、
- 上記の技の恐るべき点は、
モーションそのものがシンプルすぎる故にほぼ予備動作なしで放ってくることにある。
正確には、軸合わせ動作すらオミットして放ってくることはない(正面に居る場合にも「歩行」動作は入る)他、
予備動作として「涎を漏らしながら頭を上げる」という動作があるのだが、
その後すぐに首を振ってくるため実質無いに等しい。
その上で掴まってしまったら最後ほぼ100%ベースキャンプに送られてしまうという、
まさに凶悪無比な技になっているとユーザー達からの声が多い。
また、大技扱いではないためか、頻繁に使ってくる。- ちなみに複数のハンターを拘束した場合はハンターを一か所に集めて全員一気に呑もうとするのだが、
上手くいかない事も多く、その場合には助かることもある。
ただしフルフルはNPCは呑み込まないため、助かっても誰かが倒れることに変わりはないのだが…
- 複数人が被弾して倒れ込むと一か所に集めようとする、というのは上記の通りだが、
もし一か所に集められた場合は、全員まとめて呑み込まれてしまう。
3人以上同時に被弾した場合は即クエスト失敗も十分起こりうるのである。
ちなみに動けるハンターが痺れたハンターの傍にいた場合はどうなるかというと、
答えは「状態問わず纏めて喰らう」である。
飛び掛かりの頭部に拘束の攻撃判定があるため、
たとえ首振りを対処出来てもこれに当たると問答無用で胃袋行きである。
どのみちこうなってしまうと味方の救助はできないため、被弾したハンターがいたら、
すぐさまそのハンターから離れて無用な犠牲を増やさないようにしたい。
- 逆に言うと転倒しても頭に接触しない限りは飲み込まれない。
基本的には転倒したハンターへ向かって正確に飛び掛かってくるのでどう足掻いても飲まれるしかないのだが、
壁の近くで転倒した場合は飛び掛かる位置がずれて助かる事がある。
- ちなみに複数のハンターを拘束した場合はハンターを一か所に集めて全員一気に呑もうとするのだが、
- 正面勝負を挑む際におけるこの技の対処方法としては、咄嗟の回避またはガードが唯一の解となっている。
判定は一瞬、かつ通常ガードが可能なため、
これが来ることを常に念頭に置いていれば対処自体は決して難しくはない。
ただ、フルフルから見て左から右へ薙ぎ払うため、ハンター目線で左、前、後方向への回避は危険が伴う。
また、案外射程距離は短いため、ガンナーなら少し長めに距離をとって様子を見て、
これ以外の攻撃であったら接近・攻撃するなどの立ち回りも効果的。
特に弓・速射ライトボウガンや、射程の長いヘビィボウガンでやりやすいが、
何れも射程内に入りがちな壁際では、特に動きを注視しておきたい。
★3以降は正面での危険な技としてノーモーション飛びかかり、★4では上記の打ち上げコンボがあるため、
正面に立っている場合はこれらの行動がいつ飛んできてもいいよう覚悟して臨みたい。
- また、側面より後ろには攻撃が届かないため、
完全に背後に回り込み、攻撃時の隙に対して正面へ移動して攻撃・一撃離脱という立ち回りもできる。
ただし近接武器の場合回り込みが甘いと巻き込まれてしまう他、
背後に立つこと自体も相当なリスクがあるモンスターであり、背後が死角という訳ではない点にも注意。
穿龍棍の滞空状態は被弾の仕様が特殊なため、これを空中で喰らっても吹っ飛ぶだけで飲み込まれない。
ただし本種の実装時は穿龍棍の滞空攻撃がそれまで比較し大幅に弱体化されていたことや、
滞空連携では頭が狙いにくいこともあって重視されてはいなかった。
- 咄嗟の回避やガードという点で、スタミナを常時消耗する闘覇スキルの相性は悪いと言っても過言でないほど。
一応スタミナなしで回避なりガードなりを選択できる武器種もあるにはあるが、
柔軟性に欠けるため咄嗟の対処という点では疑問が残るところである。
- ちなみにNPCを捕食することはないのだが、NPCに対してもこれらの技は使ってくる。
この時ハンターが近くにいると、きっちり巻き込まれてハンターだけが呑み込まれてしまう。
- なお、首を伸ばしてなぎ払う方の丸呑みはハンターを特殊な麻痺状態にしてから捕食するが、
この特殊な麻痺状態だけは、ウチケシの実で解除が可能だった。
ただし自分が使うことは勿論できないため、広域スキルを発動させた味方に使ってもらうしかなく、
麻痺状態から喰われるまでの猶予は殆どないため、通信ラグ等も考えるとタイミングは極めてシビアである。
また、麻痺状態を解除したとしてもその場に留まれば終わりであり、
高度な連携がないとまず成功しない。
しかしながら、このウチケシの実による解除は不具合であったようで後に修正されている。- ちなみにこの方法で飲み込みから逃れた場合も、フルフルは嚥下動作をする。
超咆哮は流石にしてこないが、一定の攻撃チャンスにはなるだろう。
- ちなみにこの方法で飲み込みから逃れた場合も、フルフルは嚥下動作をする。
総評
- 辿異種フルフルの評はプレイヤーによって極端に分かれているといっても過言ではない。
これは全ての辿異種に言える事ではあるが、フルフルについてはそれが極端である。
- 辿異種フルフルは最初期の辿異種でありながら、
コンセプトとしては(賛否両論が激しく分かれる)2017年後半~2018年前半期の辿異種にかなり近い。
無策では★1から容易に即死してしまう技を中心に構成されており、
攻撃力そのものも(怒り時限定だが)恐ろしく高いのが共通点である。
一方、辿異防具などによる高い防御力と雷耐性55以上を確保し、
丸のみに対する対処をきっちり行うことができれば脅威となる行動がほぼ存在しなくなる
(超咆哮も限定されたタイミングでしか用いない)といった、現行の辿異種ではあまり見られない特性もある。
このため、ユーザー達から「辿異種の中でも強敵である」という意見がある一方で、
「MHF-Zアップデート初日から実装された4体の辿異種の中では一番弱い」という声も見かける。
前者については攻略が進んでおらずプレイヤーの装備革新もまだ十分でなかった、
MHF-Z最初期の環境も影響していると思われるが。- ちなみに、「ゲームの電撃 感謝祭2017」の生放送で公開されたデータによると、
MHF-Z開幕から4ヶ月間のクエスト失敗率No.1がこの辿異種フルフルであり、
2位の辿異種ダイミョウザザミ(68,998回)を大きく上回る、
10万4410回ものクエスト失敗数を記録している。
上述したように、対策なしで挑み撃沈したPTが相当数に上ったことがうかがえる。
- ちなみに、「ゲームの電撃 感謝祭2017」の生放送で公開されたデータによると、
- 実装から時間が経った2018年以降では、プレイヤー側も多くが対象方法を身に付けたこと、
スタン、麻痺、転倒、磁縛を絡めたハメが容易であること、何より後に追加された辿異種にはより厄介なものも多いこと、
などにより、評価は落ち着いている。
- 一方部位破壊については、発達部位破壊はさほど難しくない
(先述の通り頭が巨大化しておりスタンも有効になっているため)が、
他部位の耐久値及び肉質の関係で全部位破壊が(辿異武器4名PTでも)非常に難しくなっており、
中でも翼と胴体への攻撃は他の部位に吸われやすく破壊が難しい。
しかもエスピナスなどと違い、すべての部位に専用の素材が設けられていることから全部位破壊の重要性が高く、
その点での不満の声は多い。
この点を踏まえてか以後の辿異種については、辿異武器を用いて挑むなどの工夫は要るが、
全部位破壊が現実的でないモンスターは殆ど居なくなった。
- 辿異種フルフル本体の評ではないものの、
本種の存在はMHFプレイヤーの「装備変革」に大きな影響を与えることになった。
それまで多くのプレイヤーから人気のあった「絶対防御態勢」スキルの運用に重要な注意点があり、
同じく人気だった「闘覇」スキルも同様であったためである。
この2スキルは辿異種フルフルの存在によってそれまでネット上で喧伝されていた絶対性に大きな揺らぎが生じ、
前者については「ネット上の認識」と実情に大きな差があった事を知らしめ、
後者については(元々そういう性質だが)玄人向けのスキルへと明確な変化を遂げる事になった。
また、当時人気の高かった遷悠防具が悉く雷耐性が低いものであったため、
一時は古い遷悠防具の再評価の兆しもあったものの、すぐに防具種全体の低評を齎してしまい
(現在は瓦解している)、プレイヤーが「辿異防具」へシフトする大きな原動力となったほか、
遷悠防具で自動発動するスキル(回避性能やガード性能など)を内包するG級複合スキルの再評価に繋がった。- MHF-Zアップデートに際して公式から発言があった、
「モンスター毎に装備を組む楽しみも取り入れたい」というコンセプトを強く有するのが本種であり、
実際2017年前半期はそういう流れにはなっていたのだが、
17年4月アップデートの頃になると「モンスター毎に装備を組む」事の重要性は鑑みられなくなり、
これが2017年後半以後の辿異種の評に、かなり大きな影響を与える事になったとみられる。
- MHF-Zアップデートに際して公式から発言があった、
- クエストの性質上「専用の対策を講じることが難しい」狩煉道では、
辿異種ダイミョウザザミに並んで辿異モンスターとしては高めの狩煉道Pを得ることができるようになっている。
★4ともなると、他の辿異種の2倍近いポイントが得られる。
天井が無い事、エリアが広いため突進を壁に当てて止めることが困難であるなどの留意点はあるが、
耐性などの対策が万全であり、打撃武器や麻痺武器によって拘束を行える場合は与し易い部類の辿異種であるため、
挑戦してみるのも良いだろう。
大闘技大会
- 毒・麻痺・睡眠、いずれも耐性値が高い。
また、攻撃力は高いが、周知の通りフルフルは全体的に動きがゆったりしているため、
相手ハンターに冷静に対処されるとなかなか辛い。
- 笛による指示で繰り出す攻撃
- 弾撃笛・・・電撃ブレス
- 突撃笛・・・飛び掛り攻撃
- 尾撃笛・・・尻尾回転攻撃
- 必撃笛・・・帯電防御
- 特撃笛・・・首を伸ばしての噛み付き
- 逆鱗笛・・・咆哮⇒電撃ブレス⇒帯電防御
ぽかぽかアイルー村
- なんとぽかぽかアイルー村にも登場。
どういうわけかクチビルが追加されていてなんだか別の生き物のようになっている。
確かにメインシリーズでも「アルビノの唇」という素材は存在したし、
クチビルがあるように見えなくもないが、どちらかと言えばそれは歯茎に近い。
まさしく文字通りカルチャーショック!!といった感じである。
ついでにフルフルなのに戦闘BGMはしっかり流れる。やはり別の生き物なのではないか?- 戦闘BGMに関して言えば、アイルー村は本家とは違い、
「大型モンスターと戦うステージに入った瞬間」にBGMが戦闘用のものに切り替わる仕様であり、
モンスターが視界に入っていない時でも画面移行さえすれば戦闘BGMが流れ出す。
- クチビルに関しては、それ以前もグッズなどでデフォルメされる場合に強調されることも多かった他、
ストーリーズのフルフルもクチビルがある。
- 戦闘BGMに関して言えば、アイルー村は本家とは違い、
- 普段は天井からぶら下がっており、首を振りよだれをまき散らして攻撃する。
ある程度ダメージを与えると地面に落下。気絶しない場合は立ち上がって帯電を行う。
しかし落下させれば倒したのも当然なので、放電を間近に見る機会は殆どない。
- 道中で妨害してくるタイプのモンスターではないので、実際の出番は数える程もない。
見た目のインパクトの割には記憶に残らない相手だったりするのは内緒だ。
MHSP
- 01弾にて参戦している。
やはり戦闘BGMは無音で、それゆえに教官のお馴染みの元気溢れる大きな声がいつにも増してよく聞こえていた…
のだが、さすがにアーケードで無音はマズいという事になったのか、
狩魂からは何故か凍土のBGMをあてがわれる事となった。
凍土が登場するMH3シリーズにフルフルはいないのだが、ギギネブラの代わりだとでもいうのだろうか。
というよりギギネブラの復活はいつの事やら
いじれる場所がない為か幼体は完全にデフォルメ仕様であり、
フルフルの幼体は本来フルフルベビーなのだが、本作ではその時より少し成長した姿となっている。
まあ、元はアイテムなのでそのまま戦わせるわけにはいかないだろう。多分踏みつぶされる
- いまいちなイメージを持たれがちなフルフルであるが、本作では強豪の1匹である。
と言うのも、本作の強属性である雷属性を使うことができるから。
フルフルが出る辺りからは雷属性の通りが良くなっていく傾向にあり、
それを使用できるフルフルは能力以上のダメージを与えやすくなるのである。
また、麻痺も使えるので追撃によるダメージにも期待できるのもポイント大。- ただし最大の弱点である火属性もまた強属性である点には注意が必要。
現在は雷属性枠にジンオウガやキリンが参戦している為、そこまでの繋ぎになりがち。
- ただし最大の弱点である火属性もまた強属性である点には注意が必要。
- 特殊攻撃は「超雷撃放電」(Lv1)・「超電撃ブレスコンボ」(Lv2)。
MHST
- ストーリー中にエットー洞窟で「幻惑のフルフル」という異名を持つ個体に遭遇することになる。
そのため、3DS版の体験版での狩猟対象に選ばれる*4ことになり、今作ではフルフルがそこそこ優遇されている。- 幻惑のフルフルは体験版ではほぼテクニック一辺倒だったが、
製品版ではパワー攻撃もそれなりに繰り出すようになっている。
…というか、何故かむしろパワー攻撃を主体に戦ってくる。
そのせいで戦闘開始時のナビルーのアドバイスが大嘘と化している。
- 幻惑のフルフルは体験版ではほぼテクニック一辺倒だったが、
- テクニック攻撃を主体としているが、もちろん雷ブレス系統の攻撃も使用する。
他シリーズでは"鈍重だがパワフル"なイメージのフルフルだが、攻撃力は意外にも低め。
野生のフルフルとは寒冷地帯での戦闘となるので、
ホットミストの使用、もしくは耐寒スキルを忘れると思うように行動ができず、
そこへ麻痺効果も加わって行動が制限されやすい。せめてホットミストは使用しておこう。
なお毒状態の時に討伐すると帰巣しやすくなる。
- 余談だが、今作のフルフルはフィールドでのライドやモンスターの巣の野生の個体はなんと他の飛竜と同じく走る。
- アイルー村と同じく、戦闘中はきちんと汎用BGM(大抵の場合は「乱舞する吹雪」)が流れる。これは続編も同様。
- パッケージ画像にも登場しているが、
大きく映し出されたリオレウスの翼に手(翼爪)をかけてひょっこり顔を出しているように見える。かわいい。
オトモン
- 本作では他の飛竜たちと同様にオトモンとして仲間にでき、フルフルを乗り回す事もできる。
フルフルファンの方々にはこれ以上とないほどの朗報だろう。- なお、オトモンは基本的にモンスターの巣から持ち帰ったタマゴから誕生するが、
本作の仕様の都合からか、フルフルも本来の生態設定を一部無視されている。
つまり他のモンスターと同様、獲物の体にではなく飛竜の巣に普通にフルフルのタマゴが安置されており、
フルフルベビーではなく成体のフルフルが直接卵から生まれる*5。
- なお、オトモンは基本的にモンスターの巣から持ち帰ったタマゴから誕生するが、
- 攻撃力と素早さが低めで、その代わりに最大HPと防御力は高いという耐久向けのステータスを持つ。
成長型は、亜種とは異なり「普通」(ちなみに亜種は「晩成」)。
スキル面では、相手からHPを吸い取って回復する「吸血」や、フルフルらしく「首伸ばしかみつき」を覚える。
上二つ含め自力習得できる攻撃スキルはノータイプのみであるため、他のアクティブスキルを伝承させるか、
あるいは真っ向勝負をなるべく避ける構成を組む感じになるだろう。
ライドアクションは弱い相手を追い払う(強い相手だと逆に襲いかかってくる)「咆哮」。
- 絆技は「フルスパーク」。
天井にぶら下がってから振り子の要領で飛びかかり、着地と同時に大放電を起こすという技。
与えるダメージは少量だが、相手全体を3ターンの間麻痺状態に陥らせる。
MHST2
- 本作でも続投。
前作の同じようにアユリア関連のストーリーでボスの一体として登場する。
- 本作のフルフルは敵としては異様に強い。
戦闘開始時は他のモンスターと特に違いはなく、テクニック攻撃を使ってくる。
ただし問題は怒り状態になった後。
すくみを持たない全体攻撃の咆哮を連発するようになる。
咆哮なので確率でダウンする上に威力が異常に高く、レベル次第では一発で全員の体力の6割は余裕で持ってかれる。
この時期は生命の粉塵はかなり貴重なアイテムなので
全体回復が間に合わず、2ターン目に全滅という事態が普通に起きる。
もちろん音に弱いイャンクックやウルクススなどで挑むと確実にダウンしてしまう。
そして怒り解除時にはサンダーフィールドという全体攻撃をぶっ放してくる。
なんとか咆哮は耐えきってもこれで全滅するパターンも多い。- 一応頭部を破壊すると咆哮は使わなくなるのだが、
まず間違いなく破壊よりも怒る方が先なので阻止はほぼ間に合わない。
ちなみに、咆哮の代わりに使用されるのはパワー攻撃。 - このフルフルの強さには、「咆哮」が前作より大幅に強化されているのも貢献している。
前作の咆哮は音爆弾と同じで一部のモンスターを除き「単体に確率でダウン+ダメージ無し」だったのだが、
今作では「全体に確率ダウン+大ダメージ」と大幅に強化されているのである。
ちなみに前作では強化版の「大咆哮」も全体が対象だったが、
そちらは前作ではダウンが決まった相手にしかダメージが入らない仕様だったため、
今作の咆哮は前作の大咆哮よりもさらに強いと言う恐ろしい事態になっている。
- 一応頭部を破壊すると咆哮は使わなくなるのだが、
- 帰巣条件が変更されており、こいつの皮を求めるネルスキュラ亜種の絆技を当てると帰巣しやすくなる。
似たケースはゲリョスにも存在し、あちらは通常種の絆技となっている。
オトモン
- ボスとして登場するフルフルを討伐するとタマゴが解禁される。
前作同様テクニック傾向のオトモンで、ライドアクションも「咆哮」である。
因みにライドしている時のフルフルの走り方は、
「ペタッ……ペタッ………」と音を鳴らしてえっちらおっちら走るという
なかなか可愛らしいものになっているため、フルフルファンは必見。
- アクティブスキルは雷ブレス遺伝子【中】の「サンダーブレス」、大咆哮遺伝子【小】の「咆哮」、
そして吸血遺伝子【中】の「エナジーイーター」の3つ。- サンダーブレスは単体にテクニックタイプの雷属性小ダメージを与え、
中確率で3ターンマヒ状態にする技。
マヒ状態も中確率で付与してくれる上、絆も13しか使わないので使い勝手が良い。
間接技のため会心が出ないことには注意しよう。 - 咆哮はパワータイプの無属性小ダメージを与え、低確率でダウンさせる全体攻撃。
ディアブロスなどが持っているような非常に強力なスキルで、
低確率を引ければ一方的に殴れるダウン効果まである他、
地中に潜っている砂竜や角竜たちも引っ張り出せるという破格の性能。
その分やや絆消費が重いため、乱発しづらいのがネックとなる。- 本種は雷属性のためダメージが小さく、鈍足なためダウン効果を活かしにくいのが難点。
無論、無属性のオトモンに伝承すれば属性一致の全体攻撃+ダウン付与と
散々猛威を振るってくれるだろう。ナルガクルガなどの高速アタッカーにオススメである。
- 本種は雷属性のためダメージが小さく、鈍足なためダウン効果を活かしにくいのが難点。
- エナジーイーターは単体にテクニックタイプの雷属性中ダメージを与える上、
与えたダメージの割合分HPを回復する技。接触技なので会心も出る。
素で中ダメージを与えられる他に回復効果もあるという非常に優秀な技で、
ラギアクルスやライゼクス、ジンオウガなどのストーリー中で使う
強力な雷属性オトモンに乗せておけば活躍間違いなしの強力な遺伝子である。
絆ゲージ消費量も17と控えめで、テクニック技なのでテクニック技を持っていない
ラギアクルスやジンオウガならすくみ傾向も補完する事が出来る。
- サンダーブレスは単体にテクニックタイプの雷属性小ダメージを与え、
- 同時期にはフルフル亜種もオトモンにする事が出来るようになるが、
ステータスはともかくスキル傾向は大きく異なっており、棲み分けは出来ていると言えよう。
- 絆技は前作お馴染みの「フルスパーク」。
特に前作との変更点などはない。つまり今作でもライダーは大変そうである。
素材
- アルビノエキス
- 奇怪竜下目に属する飛竜(フルフルやギギネブラ、そしてその亜種)から採れる特殊なエキス。
MHFのG級原種からはより濃厚な「アルビノの極上液」が採れる。こちらは不思議な香りがする。
- 電気袋
- 強力な発電能力を秘めた袋状の内臓器官。
MHFの変種から得られるものは「発電袋」、MHFのG級から得られるものは「雷撃袋」と呼ばれる。
なお、電撃袋と呼ばれる素材はベルキュロスやギギネブラ亜種からも入手でき、
さらにギギネブラ亜種のG級個体からは「雷電袋」が入手できる。
- ブヨブヨした皮
- フルフルから剥ぎ取られた皮。
MHFの特異個体からは弾力性に富み、その不思議な触り心地に魅了されるハンターも多い「プニプニした柔皮」、
使い込むほどその白さに磨きがかかると言われる、不思議な性質を持った「純白の柔皮」が稀に入手できる。
また、同作のG級個体からは、無数の傷跡を持ち、幾多の戦いを潜り抜けてきたとされる「真珠色の荘皮」や、
暗い所で仄かに青白く光輝く不思議な素材として使用される、「蒼白の柔皮」と呼ばれる皮が入手可能で、
G級特異個体からは「伸縮する柔皮」と呼ばれる、インナー素材として重宝される皮が稀に入手できる。
辿異種からは、言葉に言い表せないほどプリッとしているという「プリプリした皮」が入手できる。
また、その中でも強力な個体からは「真珠色の極柔皮」という、
宝石のような美しい輝きを放つ皮が手に入りやすい。
これは強い放電により皮膚が変化したものであるようだ。
- ブヨブヨした翼膜
- MHSTに登場する素材。
フルフルの翼膜をそのまま切り出したもの。歩く度に揺れる翼はちょっぴりキュート。
上質なものは「真珠色の翼」と呼ばれ、揺れる度にキラキラと光るので綺麗でキュートなのだとか。
MHFのG級個体からは、無数の傷跡を持ち、幾多の戦いを潜り抜けてきたとされる「真珠色の壮翼膜」が入手できる。
- アルビノの腹かみ
- 脂たっぷりのフルフルの腹肉。
MHFの変種特異個体から稀に入手できる、非常に貴重な部位である。
ちなみに現実のマグロにおいて腹かみとは、
脂がよくのっている腹部分の中でも頭部に近い腹部を指し、かなり高級な部位として知られる。
中央部分は「腹なか」、尻尾に近い側は「腹しも」と呼ばれるのだとか。
…何故食べられないものに限ってこうも種類が多いのか。
まあ食用だったとしてもハンターは食べられないのでどうでも良いのだろうが。
- アルビノの蒼血
- 辿異種から入手できる青い血液。不気味だが少しいい匂いがするらしい。
しかし通常のフルフルはもちろん、この蒼血が入手できる辿異種を攻撃しても噴き出すのは赤い血である。
辿異種フルフルの血管が青色に見えるからだろうか。
- アルビノの絶縁膜
- 辿異種から入手できる、フルフルの体表を覆う膜の一枚下にある白い膜。
電気を操るのに適した組織のようだ。
- アルビノの触覚毛
- 辿異種から入手できる、フルフルの全身にうっすらと生えている毛。
獲物の振動を全身で感じ取れる。
- アルビノパール
- 辿異種から入手できる、フルフルの体内で生成される真珠のような丸い物質。
でも少しプニプニしている。
- アルビノの胃袋
- 今まで調査されることがなかったフルフルの胃袋。
とても気持ち悪いという。
これよりも更に大きなものは「アルビノの大胃袋」と呼ばれ、通常の胃袋よりも中身が詰まっているという。
…その中身の正体は知りたくもないところだが。
- アルビノの柔翼
- 辿異種から入手できる、柔らかくも立派な翼。
いくつもの傷を受けては修復した痕がある。
より上質なものは「アルビノの上柔翼」と呼ばれ、
柔翼よりも更に傷痕が多い分、強さを感じることができる一品。
- アルビノの吸盤
- 洞窟の天井に張り付くために進化したフルフルの吸盤。辿異種からのみ入手できる。
想像以上に柔らかかったらしい。
より吸着力の強い吸盤は「アルビノの強吸盤」と呼ばれる。
しかし柔らかく気持ちがいいという。
- アルビノの極頭
- 辿異種の頭部破壊で入手可能な発達部位素材。
辿異種と認定される契機となった、フルフルの異常に発達した頭。
極頭、極上頭、極剛頭、極絶頭の4種がありそれぞれが研究サンプルとしての価値も高い。
極絶頭の研究により、頭部の異常発達の原因が莫大な電力によるものであることが判明した。
関連項目
モンスター/フルフル
モンスター/フルフル亜種
防具/フルフルシリーズ
武器/フルフル武器
モンハン用語/フルフル戦闘BGM