MHPとMHP2(G)、およびMHP3~MHXXに登場するアイテム。アイコンはチケット。
MHWorldに登場する、類似する「竜人手形」についても紹介する。
目次
概要
- 友好度がある一定以上上がるごとにギルドマネージャーやギルドマスターからもらえる。
また、一部の作品では訓練所やイベントクエストのクリア報酬としてももらえる場合もある。
「山菜組」とあることから分かる通り、山菜爺さんとのアイテム交換に使えるチケット。
無印の山菜組引換券だけでなく、ランクに応じてG、鋼、銀、金、天と、6種類存在しており、
それぞれ交換できるアイテムが異なっている。
- 以下にそれぞれの種類ごとの詳細を記す。
山菜組引換券
- 基本的にはMHP3以前の作品では個別友好度が50以下の場合に10の倍数ごとに2枚、
MH3G以降の作品ではハンターランク解放後にハンターランクポイントが2万の倍数になるごとに1枚もらえる。
- 山菜爺さんと交換できるアイテムは、基本的に強走薬や秘薬といった、役立つ消費アイテムが多い。
チケットの入手は簡単なため普段から溜めこんでおき、
連戦が必要な時には事前にまとめて交換する、といった具合にも使えるだろう。
しかし、中には大タル爆弾のような入手が非常に簡単なハズレ交換も含まれているため注意。
山菜組引換券G
- MHP3以前ならば個別友好度60以上の場合に10の倍数ごとに1枚、
MH3G以降ならHR解放後にHRP10万の倍数ごとに1枚もらえる。
- 交換できるアイテムは、強走薬グレートやいにしえの秘薬のような、無印の交換ものの強化版が多い。
こちらのチケットはやや入手しづらいため、できればここぞという時に使う使い方がベストかもしれない。
鋼の山菜組引換券
- 友好度が25の倍数の際にもらえる。特に他にはもらうための条件は存在しない。通称「鋼チケ」。
- モンスターの下位素材を交換してもらえるのだが、おそらく最もハズレ率が高い引換券。
なぜなら、水竜のヒレや白兎獣の氷爪のような剥ぎ取りでも簡単に出るアイテムや、
ライトクリスタルのように採掘するだけでも手に入る鉱石なども交換対象に含まれていることがあるのだ。
よっぽどのことがない限り、これらのアイテムが手に入らないなどということはあり得ない。
そのため、山菜組引換券の中では非常に影が薄い存在となってしまっていた。
むしろ、どの素材もぶっちゃけいらないが故に、別の意味で何と交換するか迷うという声も聞かれる。- しかし、MH4(G)では少し状況が変わっている。
原生林にいる山菜ジイさんに渡すと、何とあの悪名高き寒気立つクチバシがもらえるのである。
さらにこの作品はオンライン対応のおかげでマルチプレイがやり易く、
鋼の山菜組引換券の入手もかなり容易である。
こういったことから、まさに鋼の山菜組引換券は攻略中のハンターたちの救世主とも呼べる存在となった。
今までの鋼チケの扱いを見ると、まるで嘘のようである。
また、寒気立つクチバシ以外にも、鳥竜種各種の頭のような
集めようと思うと地味に面倒な素材も入手可能になっている。 - MHXでは剥ぎ取りでは手に入らない毒怪鳥の頭やアルビノの中落ちといった素材も手に入るなど、
痒いところに手が届く存在になっている。
- しかし、MH4(G)では少し状況が変わっている。
- なお後述の銀のチケットは上位で同じ立ち位置となる金、G級に天が存在するが、
鋼の上位版やG級版に相当する引換券は存在しない。
銀の山菜組引換券
- 鋼の山菜組引換券をもらったのちに、友好度をさらに25溜めることでもらえる。
ただし、ギルドカードのグレードがある程度高くなければ入手はできず、その場合は鋼になってしまう。
通称「銀チケ」。
- 鋼と同じく、モンスターの下位素材が交換対象。
こちらは火竜の逆鱗をはじめとする逆鱗ないしそれに匹敵するレア素材がもらえる。
これらの素材は下位の段階ではかなり入手が難しいため、
それらと一発で交換できる銀チケの価値はかなり高いと言えるだろう。
またそういった立ち位置であることから、ハズレ率は鋼チケと比べても雲泥の差である。同じ下位素材なのに。
- やはり逆鱗系の中でも特に入手が難しく、その一方で要求量も多い火竜の逆鱗が最もよく交換されやすい。
金の山菜組引換券
- 銀チケをもらってから友好度をさらに25溜めることでもらえる。
やはりギルドカードのグレードが足りなければ、鋼になってしまう。
基本的には上位後半以降に進まなければ、この引換券の入手は叶わない。通称「金チケ」。
- 上位以上限定ということもあり、交換素材のグレードも今までの引換券とは一線を画すものとなっている。
火竜の紅玉や轟竜のアギトに黒蝕竜の闇玉と、いずれも紅玉クラスの上位激レア素材がずらりと並ぶ。
もちろんこれらの素材で作られた武具は、いずれも第一線での活躍が期待できるものばかり。
この引換券のお世話になった人も多いことだろう。
- しかし、ここまで来ると引換券の入手自体もかなり難しくなっている。
交換する前に今一度、「本当に必要なものか、自力で手に入れなくてもいいか」
ということを、よく考えるようにしたい。
しかし、そのまま使わずにアイテムボックスの肥しにしてしまうのもそれはそれでもったいないが…。
天の山菜組引換券
- MHP2G以降のG級がある作品限定で入手ができる引換券。
金チケ入手後にさらに友好度を25溜めるともらえる。
ただし、このチケットを手に入れるにはギルドカードのグレードが最高になっている必要がある。
しかも鋼→銀→金と順番に手に入れていかないと入手できないのでなかなか集まらない。
通称「天チケ」。
- MHP2Gでは轟竜の天鱗や迅竜の天鱗も交換対象として入っているが、
この2つは結構な頻度で出現するため、プレイヤー内での価値が低くなりがち。
というのも、彼らの天鱗は部位破壊や剥ぎ取り以外に、単体狩猟の基本報酬で天鱗が出る為、
天鱗の中では比較的出やすいからだ。
それゆえ、これらと交換する人はまずいない。
どうせなら古龍の大宝玉を交換アイテムとして入れてくれればよかったのに。- 逆にリオレウスやリオレイアの天鱗は、部位破壊での出現率が他より低かったり、
一部のクエストでないと天鱗が基本報酬になかったりするのでなかなか集まりにくい。
このチケットで交換して入手した覚えのあるハンターも少なくないのではないだろうか?- リオレウスとリオレイアの天鱗は同じ森丘で交換できる。
しかし逆にいえば、お目当てでない天鱗と交換される可能性もあるので注意する必要がある。
- リオレウスとリオレイアの天鱗は同じ森丘で交換できる。
- なお、MHP2Gでは とあるイベントクエストのクリア報酬としても手に入れることが出来る。
- 逆にリオレウスやリオレイアの天鱗は、部位破壊での出現率が他より低かったり、
- MH3Gでは「獄狼竜の天玉」、「海竜の蒼天鱗」、「恐暴竜の滅鱗」など、
天の山菜組引換券と交換できないG級レア素材がある。
どれも入手のための救済クエストが存在するのが不幸中の幸いか。
また、今作はナンバリングではあるものの3DSのみではオンラインプレイが存在せず、
更にMHP2Gと違い友好度が無ければ鋼すら入手不可能。
そのため、周りに一緒にやる人がいないプレイヤーや、
オンライン環境の整ったWii Uを持っていないプレイヤーにとっては正に幻の存在となっている。
- MH4Gにも登場。今作でもMH3Gと同様、交換できないG級レア素材がある。
その一方で、未知の樹海で交換できるのは到底レア素材とはいえない「怪鳥の福耳」となっている。
まあ未知の樹海限定モンスターにレア素材を持つものがいないので仕方ないのかもしれないが。
MH4Gでは3DSのみでもオンラインプレイが可能であるため、入手難度は大幅に下がっていると言える。
類似アイテム
竜人手形
- MHWorldでは山菜爺さんが登場しないため、代わりに登場した交換チケット。
古代竜人の手形、古代竜人の手形Gはマカ錬金のアイテム錬金で使用可能。
こちらは一部重要バウンティやフィールドに現れる古代竜人から(こちらは確率で)貰うことが出来る。- 鋼、銀、金の竜人手形はモンスター素材を錬金でき、
鋼は骨髄、延髄といったセミレア素材、銀はノヴァクリスタルや各種逆鱗といったレア素材、
金は宝玉、紅玉といった最高位のレア素材を1枚で錬金できる。
- 鋼、銀、金の竜人手形はモンスター素材を錬金でき、
- 一部重要バウンティの達成で入手できる他、金は配信バウンティの全達成で確定1枚入手できる。
ラスボスや追加モンスターにも対応しているため、毎週こなしていればいざという時レア素材に困らなくなるだろう。
錬金するアイテムはこちらが選択できるため、山菜爺さんのようにハズレが生まれることは無い。- また、
カプコンが楽をさせない新要素を十二分に堪能してもらうためか、
追加モンスター登場直後は当該モンスターの宝玉などが交換できないようになっており、
次のアップデートなどで解禁される傾向にある。
この関係で最後の追加モンスターであるミラボレアスのレア素材だけは解禁されなかった。
- また、
- MHW:Iでは、天の竜人手形が実装。
マスターランク対応の天鱗、古龍の大宝玉などの錬金素材となっている。
蒸気機関管理所の当たりや祭り期間外の毎週(現在は毎日)更新の蒸気突破ボーナスで一枚手に入る。- 配信バウンティの方では金が1枚取れる物が常に一つあるようになり、銀は取得不能に。
10月2週以降は全達成で天手形が1枚獲得できるようになった。
但し祭り期間中は突破ボーナスでは並ばない。
- 配信バウンティの方では金が1枚取れる物が常に一つあるようになり、銀は取得不能に。
- またMR1以上のハンターは、自分よりMRの低いハンターの救難信号クエストクリア時の特別報酬で
金の竜人手形がかなりの高確率で入手できる。
- 素材を消費して鑑定武器の抽選ができる覚醒の錬金術が追加されたが、
竜人手形で各玉石が錬金できるようになったことで間接的にこれらの抽選も一応可能になった。
覚醒武器は龍光石に変換できるので、ムフェト任務を直に周回せずとも強化程度は行える。
余談
- しかし、考えてみれば、山菜爺さんが、
一体どこで天鱗や紅玉、天殻等を手に入れたのか、そしてなぜそれらの貴重な素材を
普通に持ち歩き、挙句の果てには交換までしてくれる……腑に落ちない点は残る。
勿論、ハンターからしたらとても喜ばしいことではあるのだが、
これほどのレア素材をたった1枚の紙切れと簡単に交換していいものだろうか?
山菜組引換券に何が書かれているのか気になるところである。
山菜爺さんが興奮するようなことでも書いてあるのだろうか?- 「山菜組」という文言からして、山菜爺さんはギルドと繋がりのある何らかの組合に所属していることがうかがえる。
もしかしたら山菜組引換券は、その組合の中で使える優待券のような物なのかもしれない。
となると、幻とも言われる素材を手放してまで受けたくなるような待遇とは一体…。 - ちなみにハンター大全によると、山菜爺さんは護身用に単発の猟銃を持ち歩いているらしく、
「ヒグマくらいは簡単に倒せる。特殊弾を使えばワイバーンの装甲も破るらしい」と解説されている。
このことから、山菜を探していてモンスターと出くわした際に、猟銃を用いて素材を入手している可能性もある。
飛竜の装甲を破ると言えども、流石に一撃で討伐しているとは考えづらいため、
撃退するなり怯ませている間に逃げるなりして、後から散った素材などを回収しているのだろう。- というかそんな危険な真似をしなくとも、捕食などの生態行動の際に出る落とし物を細々と集めているだけでも
極稀に希少素材は手に入るはずである。
山菜爺さんは長命な竜人族であるため、長い人生の中で一回くらいは紅玉や天鱗に出会う機会があったとしてもおかしくはない。
あるいは、ネコの巣をうろついている山菜爺さんもいることから、獣人族と素材を取引しているのかもしれない。
まあ、それもこれも全部ゲーム的な都合と言ってしまえばそれまでだが。
- というかそんな危険な真似をしなくとも、捕食などの生態行動の際に出る落とし物を細々と集めているだけでも
- 「山菜組」という文言からして、山菜爺さんはギルドと繋がりのある何らかの組合に所属していることがうかがえる。
- MHRiseでは舞台が現大陸に戻ったものの、山菜ジイさんが未登場のため引換券は復活せず、
竜人手形のような代替システムも登場しなかった。
MHR:Sでは傀異研究所が登場し、モンスターのレア素材が交換できるようになったため、
討究コインが実質的な後継アイテムと言えるだろう。
関連項目
アイテム/チケット
アイテム/ドンドルマグロ
登場人物/山菜爺さん
クエスト/双獅激天 - 金、および天の山菜組引換券が報酬で手に入る可能性があるMHP2Gのイベントクエスト