MHFに存在する、UNKNOWNと仮称する謎の黒き飛竜の素材を用いた大剣。
その飛竜の素材の性質により、一緒に使用した素材の属性を得る性質がある。
フォワード.5から剛種武器に分類された。
目次
性能・概要
- 生産段階は「レギーナI」。飛竜の黒鱗がたった1枚で生産できる。
そこから飛竜の黒鱗を3枚使用して「レギーナII」、飛竜の艶膜を1枚使用して「レギーナIII」へと強化する。
この時点では斬れ味も攻撃力もとても実戦で使用できるとはいえない。
- レギーナIIIから刻竜大剣【猛火】に強化。
第一段階における刻竜大剣の性能は以下の通り。武器名 属性値 刻竜大剣【猛火】 攻撃力864、火属性1300 刻竜大剣【止水】 攻撃力864、水属性1300 刻竜大剣【落雷】 攻撃力864、雷属性1300 刻竜大剣【氷結】 攻撃力864、氷属性1300 刻竜大剣【咆哮】 攻撃力864、龍属性1300
強化素材は飛竜の艶牙×3、飛竜の艶爪×3、飛竜の黒鱗×4。
刻竜大剣【爆炎】
- 上の5本のいずれかから、刻竜剣【爆炎】に強化可能である。
こちらは斬れ味がデフォで青、斬れ味レベル+1で白、属性値は1500。
もちろん全属性が用意されている。
フォワード.4以降は天嵐武器として扱われている。武器名 属性値 刻竜大剣【爆炎】 攻撃力1008、火属性1500 刻竜大剣【流水】 攻撃力1008、水属性1500 刻竜大剣【轟雷】 攻撃力1008、雷属性1500 刻竜大剣【砕氷】 攻撃力1008、氷属性1500 刻竜大剣【逆鱗】 攻撃力1008、龍属性1500
強化素材は飛竜の艶棘×8、飛竜の艶髄×10、飛竜の黒翼×8。
- しかしこの武器は大剣である。繰り返すが、属性値が高い武器が作れるUNKNOWNの大剣である。
大剣は一撃離脱や溜め斬りでの戦法が主体になっているので、属性値よりも攻撃力が重視されている。
にもかかわらず、この武器は"低攻撃力に高い属性値"と生まれる武器種を間違えたような性能なので、
UNKNOWNの武器の中でも一番いらない子扱いされている。
属性値を生かすためのデンプシーを使おうとも、同じ刻竜武器の片手剣が立ちふさがるうえ、
リーチ極長なのでパーティメンバーを面白いように吹っ飛ばしてしまう。- 唯一、この大剣を活かせるとしたら、
打点が高めで肉質が硬く水属性に弱いイャンガルルガぐらいである。
しかしリーチ極長のせいで背中や翼に弾かれやすいので、
他の水武器で行ったほうが早いのは言うまでもないが…
剣術を発動できれば水属性がよく通る背中に攻撃しやすいので使えるかもしれない。
- 唯一、この大剣を活かせるとしたら、
- 同じように残念といわれてる刻竜武器のハンマーはまだ回転攻撃や乱打がある分救われてはいるが、
刻竜大剣にいたっては専用装備すら作ることもできず最適解となるモンスターもいない。
このような性能なので、飛竜の艶棘を使うUNKNOWN武器は残念武器というジンクスまで生まれてしまった。
もっとも、今後のアップデートで新モーションに属性値が関係する溜め斬りが加われば、
刻竜大剣も漸く戦場デビューできるかもしれない。
刻竜獄大剣【爆炎】
- フォワード.5に実装されたUNKNOWNの覇種武器。
属性値は変わらず攻撃力が1056に上昇した。
大剣にとってはうれしい強化だが、元来の攻撃力が低ランクなので以前よりマシになった程度。
覇種武器でも上位くらいの攻撃力しかない。
レギーナ(辿異武器)
- G級覇種武器の実装から長らく音沙汰無しだった大剣。
そんな中、MHF-Zアップデートにて通常のUNKNOWNの鱗が変質してしまったと見られる、
異質な黒鱗を用いて生産できる辿異武器が期間限定イベント(後に常設)武器として登場した。
- 銘はレギーナ・ウノ→レギーナ・ドス→レギーナ・トレス→レギーナ・レギーナと変化する。
変質してしまった黒鱗を使用したためか、無属性武器となっていること以外は、
本来の性質のUNKNOWN素材から作られた刻竜大剣と同じくリーチ極長の武器となっている。
フォワード当時と違い、G以降極長大剣も強力な武器の1つとして認知されており、
それ故にその性能に期待したハンターは少なくはないだろう。
辿異スキルはスキル枠拡張+1。
枠拡張で弾かれやすい集中スキルが入れやすくなったと考えれば悪くない辿異スキルといえるだろう。
- 早速、生産段階であるレギーナ・ウノに触れるが、
- 攻撃力2488
- 長めの紫ゲージを持ち、斬れ味レベル+1スキルで短いながら空色ゲージが現れる
元々紫ゲージG級武器が同じ攻撃力ラインで収まっていたため、
空色ゲージはおまけと考えれば生産直後から使っていける性能に疑いはないだろう。
- 強化を施し、レギーナ・ドスになると攻撃力は2544へ、更にレギーナ・トレスになると2640へ上昇する。
ウノから比べると微弱な変化ではあるが、極長大剣として見れば破格の数値と言えよう。
- そして、最終強化のレギーナ・レギーナになると驚きのスペックがハンター達に目の前に現れる。
- 攻撃力は2736へ昇華
- デフォルトで短い空色ゲージが発生し、斬れ味レベル+1スキルで延長される
敢えてマイナスの見比べをしたが、そもそも比べている相手が普通の武器ではない。
比較対象に挙げたその大剣は当時最強のG級進化武器LV100である。
その武器相手にここまで肉薄しているのだから、それは逆に凄いと言わざるを得ない物がある。
そしてあちらと違って辿異武器であるため武器スロットを装飾品にも使える点、
発達部位への怯みダメージUP効果によって破壊しやすいという差別点を持っている。
ただし、あちらには大剣と極めて相性の良い強撃剣晶が使用可能という利点が有るため、純粋な火力で勝つのは難しい。
しかし、そもそもあちらと作成難易度が天地の差であるため、
ただのリーチ極長大剣として見ても非常に強力な一本であることには間違いないと言え、
リーチ極長の辿異大剣としては2019年時点でも最高の基本スペックと汎用性を持つといっても過言ではない。
- 強化素材は普通の辿異武器と同じであり、
レギーナは辿異種ダイミョウザザミのものを用いる。
- Z1.1からは辿異種ティガレックスのリーチ極長無属性大剣「デスルート・ゲイル」が登場。
最終強化のデスサイン・ポレモは攻撃力2640、会心率20%となっており、
素の性能ではレギーナ・レギーナが勝るが、辿異スキル「閃転強化+1」で逆転されるという図式になっている。
ただし、たった20%の会心率のために閃転強化を用いるのはあまり有効ではなく、
会心率100%以上を達成できる装備水準なら性能面ではレギーナ・レギーナがほぼ完全に上と考えていい。
一応、デスサイン・ポレモの辿異スキルは「耳栓強化+1」のため、装備によって使い分けるのはあり。
強いて言えばレギーナ・レギーナはイベント武器故に入手機会が限られるのがネックか。
………と言いたいところだが、常設であるため何の問題もない。
むしろ、辿異種ダイミョウザザミが辿異種ティガレックスより強く、
部位破壊も面倒ということのほうがネックかもしれない。
- 銘の変化に目を向けると、
最後のレギーナ以外は特に、このサイトを見回った人に何か引っかかる物があるだろう。
それもその筈、ウノ、ドス、トレスはそれぞれスペイン語で1、2、3を意味する単語である。
特にモンスターハンター2を知っているハンターは途中のレギーナ・ドスを見て、
何かを感じた人もいるかもしれない。- メインシリーズではブナハブラ武器も同じような命名法則になっている。
ブナハブラが登場する作品をプレイしているハンターなら、そちらの方が印象に強いだろうか。 - ちなみに、紫毒姫リオレイアの武器も「レギーナ」を銘を冠する。
- メインシリーズではブナハブラ武器も同じような命名法則になっている。
関連項目
モンスター/UNKNOWN
武器/刻竜武器
武器/ニフリートドゥシャー - 刻竜武器カラーリングにアレンジする前のデザインモデル
武器/死神モ滅スル熱キ剣 - 刻竜大剣と同様、属性重視なせいで少々不遇な大剣