MHFに登場する双剣で、リオレウスとリオレイアの素材を使用した狩人祭武器。
威力と引き換えに軽量化を実現し、攻撃範囲に重点を置いた長大な双剣。
概要・性能
- 双剣版ヴァルキリーブレイドといった形状で、リオスの甲殻を刃に使用、
左手にリオレウス、右手にリオレイアの剣を持つ。
紅舞碧斬双【風】⇒紅舞碧斬双【林】⇒紅舞碧斬双【火】⇒紅舞碧斬双【山】と強化し、
そのまま「風林火山」、そして動如雷霆⇒動如雷霆【極】という銘へと変わる。
最終強化の動如雷霆【極】は親方印武器。
なお、動如雷霆という武器名は「うごくことらいていのごとし」と書き下して読む。- 類似武器に、リオス亜種バージョンの「蒼翔桜乱双」がある。
- 上述した通り、この双剣はリーチ長であり
下手にモンスターから離れても、少しくらいならカバーすることが可能。
また、上方向への攻撃がない双剣にとって、
少しでもリーチが長くなることは尻尾切断において有利になれることを意味している。
味方を巻き込みやすいという難点にさえ注意すれば非常に扱いやすい。
- リーチ長をウリにした双剣だが、レア度8の前後で同じ火属性双剣という土俵には
同じ狩人祭武器の「ヴァイスアフスト」、ゲキリュウノツガイの強化先「ゲキアイノツガイ」、
そしてエスピナス亜種/希少種の双剣「カクトス/ペルレエーアガイツ」が立ち塞がる。武器名 攻撃力 火属性 会心率 双属性 スロット リーチ 斬れ味(匠) レア度 動如雷霆【極】 336 280 0% - 0 長 青(白無し) 8 ヴァイスアフスト 336 120 0% 睡眠20 3 中 長い白 7 ゲキアイノツガイ 308 400 0% - 1 中 短い青&白 7 カクトスエーアガイツ 308 340 35% 毒120 1 中 青&短い白 9 ペルレエーアガイツ 322 340 0% 毒80 1 中 長い白 8 - 総合的にうまくまとまった性能を誇っているのは最後のペルレエーアガイツだが、
こちらはこちらで一つ前の「ペルレナーゲル」に"棘白竜の火石"を2個も使用する。
特殊追加報酬で10%のみというレア素材であるため、あまり気軽には作成できない。- また、HR500以降ではクックデュアル【特】がレア度9まで最強の火属性双剣として君臨する。
- なお、「紅舞碧斬双」までと「風林火山」以降で性能が大きく変化する。
まず最初に紅舞碧斬双【山】を見てみると- 攻撃力252
- 無属性
- デフォルトで青ゲージ(斬れ味レベル+1で白ゲージ)
- 攻撃力308
- 火属性110
- 紅舞碧斬双での白ゲージが全て青ゲージにダウン
数値自体は上昇しているため、火力面で劣化したわけではないが、
強化を施して斬れ味ゲージがダウンしてしまうという例は非常に珍しい。
- 動如雷霆までの強化自体は非常に容易。
狩人祭武器であるため、紅舞碧斬双【風】の生産には祭典の証20枚で事足りる。
その後、リオスの堅殻、銀火竜の尻尾や金火竜の上鱗、
飛竜種の剛爪や剛尾を使用したのち、飛竜種の重牙や牙獣種の重牙で風林火山へと落ち着く。
唯一の難点は、凄腕上がりたてでは今挙げたようなIII系汎用素材がなかなか不足しがちな点か。- 動如雷霆【極】への強化には古龍種汎用素材の一つ「古龍種の腱」を要求される。
剛種キリンは、かつては他の剛種と違って2回しか剥ぎ取れないため、
剥ぎ取り10%の腱を一から集めるのは骨が折れる作業だった。
そのため、面倒な人はおとなしく「剥ぎの極意・古龍種の腱」(G10で廃止)か
腱が得られるなわばりを待つのが得策であった。
現在では、キリン(剛種含む)も他のモンスター同様3回まで剥ぎ取れるようになったため、
腱を集めるのも幾分楽になったが。
- 動如雷霆【極】への強化には古龍種汎用素材の一つ「古龍種の腱」を要求される。
余談
- 「風林火山」はおなじみ武田信玄の旗に描かれている謳い文句の略称であるが、
「動如雷霆」はあまり聞き慣れない言葉かもしれない。
これは先の「風林火山」の引用元の漢詩に、「山」の部分に続けて書かれている言葉である。
書き下し文にして読むと、「動かざること山の如く、動くこと雷霆の如し」となる。
雷霆はそのまま稲妻を意味し、つがいのリオスが稲妻の如く激しく暴れる様子になぞらえたのだろう。
- またこの一文は、本来「故其疾如風、其徐如林、侵掠如火、難知如陰、不動如山、動如雷霆。」
で1セットである。
武田信玄の場合、動如雷霆に加えて難知如陰(知りがたきこと陰のごとく)を抜いて使っている。
これは旗に書く際に面積が足りなかったから、とされるが
そもそも風林火山の旗自体後世の創作とする研究もある。
関連項目
武器/狩人祭武器
モンスター/リオレウス/派生作品
モンスター/リオレイア
武器/火竜武器
武器/蒼翔桜乱双 - 亜種ver.