武器/銀火竜軽弩【天王】

MHF-GGにて実装されたリオレウス希少種のG級武器。
空の王の名を持つライトボウガンである。

概要・性能

• デザインは「シルバースパルタカス」を継承したものとなっている。
  MHFのシルバースパルタカスは上位中盤の武器として性能的に決して悪くはないのだが、
  同時期・かつほぼ同レベルの素材要求で作成できる繚乱の対弩があまりに有名であり、
  こちらを使うハンターは上位でも非常に少ないものと思われる。

• G級武器として新生したこの【天王】であるが、
  シルバースパルタカスの長所を残しつつG級後半でも十分活用できる性能に仕上がっている。

• その性能であるが、
  • 基本性能であるLv20では攻撃力549、最大のLv50では攻撃力624(武器倍率に換算して520)。
  • 貫通弾Lv1と火炎弾の速射に対応している。
  • 通常弾Lv1・Lv2が9発、Lv3は12発装填可能。更に徹甲榴弾Lv1・Lv2を3発、
    毒麻痺弾Lv1が3発、Lv2が1発装填可能。
  • 散弾と拡散弾は対応していないが、追加スキルでそれぞれ全Lv6発・3発装填ができる。
  • 弾速は貫通弾の集弾性を上げられる弾速：遅い
  • リロードは普通・反動は中と平均的
  となっている。
  非常にバランスの取れた性能となっており、
  速射スキルを発動させることでその性能を極限まで引き出すことが可能。

• G級ライトボウガン、特に貫通弾速射を持つライトボウガンは非常に多く激戦区であるのだが、
  この武器はトータルバランスの高さから一躍トップレベルに躍り出るほどのものとなっている。
  • まず貫通弾Lv1速射に絞って考えると、
    この武器より上の攻撃力を持つ貫通弾速射ライトボウガンは攻撃力625のガルハウリング、
    628のヴォーラシュナット、630のプント・テュレイラしかないのである。
    ガルハウリングは僅差と言えるレベルであり、ヴォーラシュナットは弾速が早いため、
    貫通弾の集弾性に優れないという弱点がある。実質プント・テュレイラぐらいしか上回れない。
    会心率も含めるとアウィスボウガンと喰血剛銃ヒュランがあるが、
    この2つも弾速に難があり集弾性を考慮すると銀火竜軽弩【天王】が劣っているとは言いがたい。

• 次に火炎弾速射であるが、これと貫通弾速射を併用できるのはアーツバルとアウィスボウガンしかなく、
  銀火竜軽弩【天王】は攻撃力では純粋に両者を上回っている。
  更にアーツバルの特徴であった、
  貫通弾速射ライトボウガン中唯一徹甲榴弾Lv1が使用できる=シジルで速射対応させ、
  短期決戦用として扱うということすら【天王】は可能としている。

• 予備弾の豊富さに関しても、優れているとされたローゼンリュゼやネヴェアルドル以上に多様である
  (ただし通常弾Lv2速射は使用できないが)。

• MHF-G6ではG級進出したリオレウス亜種のライトボウガン「ソウルスパルタカス絶」と、
  同じくG級進出したクアルセプスの「眩晶軽弩フンケル」が殴りこみをかけてきた。
  ソウルスパルタカス絶は貫通弾しか速射に対応しておらず天王ほど汎用性に優れるわけではないが、
  攻撃力が640と貫通速射G級ライトボウガンでは最強の数値となっており、
  眩晶軽弩フンケルは攻撃力618、弾速がやや遅いとなっているが会心率が10%とほどよい数値で、
  おまけに電撃弾も速射可能となっている。
  一つ前のアップデートで追加されたG級技巧武器の「VLS-9700β」も気がかりなところだが、
  天王は主力となる貫通弾速射、ライトボウガンでも使い勝手のよい火炎弾速射、
  そしてそれ以外の弾も豊富に使えて基本性能も高いということで差別化を図っているといえる。

• なおこの武器は、
  Lv41の強化にG級特異個体リオレウス希少種＆リオレイア希少種の2頭クエストの報酬
  「火竜の宝鱗」が3つ必要。
  G★7の特異個体2頭クエストということで壮絶な戦いが待ち受けることだろう。

• 実装から1年が経ったG8現在でもトータルバランスに優れた速射ライトボウガンとして定評があるが、
  弱点として貫通弾ジャストショットにはあまり向いていないことが挙げられる。
  どちらかと言うと、2種類の速射を主力に用いていくべき武器であると言えるか。

余談

• 俗に言う、スパルタカスファイアとゴールドヴァルキリーのG級版は存在しない。
  Gリオレウス通常種のG級ライトボウガン「リオジャム」は、こちらのデザインが採用されている。

関連項目

モンスター/リオレウス希少種
武器/シルバースパルタカス - デザインのベース
武器/火竜武器