MHXXにて登場したクエスト依頼人の一人。
概要
- 「コレクター」とは即ち「収集家」、特定のジャンルに属するものを手広く集める癖を持つ人物を指す。
中には拘りの強さや独特なセンスから常人には理解しがたいものに興味を示し、それを集めようとする人もいる。
彼もそんな人物の一人なのだが、『風変わり』という肩書が示す通り、実に珍妙なものを収集している模様。
- 彼が提示するクエストは全て「○○のすばらしい△△」というタイトルとなっており、
○○には地名、△△には物品が入る。
そして彼はその地で手に入る△△をどうしても手に入れたいのだが、
これが全て危険な大型モンスターが絡んでくる代物であり、自分の力だけでは回収できない。
そこで毎回大枚を叩いてギルドに依頼を出し、護衛のハンターを雇おうとしている。
これだけならモンスターの危険性をある程度は理解した、比較的真っ当な依頼人であるように見えるのだが……。
- ここで気になるのが、それほどの危険を冒さなければ入手できないという彼の欲するアイテムである。
さぞ珍しいお宝なのだろうと思いたいところだが、そのクエストの依頼文や内容を読み解いてみると……- 氷海のガムートが作る雪玉から飛び散り、そして踏み固められた末に大地の一部となった氷
- 旧砂漠の獰猛化ボルボロスが振り落とした泥が日照りに晒された末に残される砂
- ラティオ活火山の獰猛化リオレウスのブレスを受けた後に溶岩に沈み、再び浮かび上がった岩石
- なるほど、確かに入手するのはかなり難しそうな代物ばかりである。
現地はいずれも環境は過酷だし、出現モンスターの危険度もかなり高い。
並のハンターでは護衛など全うできるかどうか分からない、高難度なクエストである。それは間違いなかろう。
だがここでおそらく全てのハンターは同じ疑問を抱く。
「そんな危険を冒してまで欲するようなものか?」と。
……まぁ個人的なコレクションは他の人から見れば無価値にしか映らないという事も珍しくはない。
彼にしか理解できない特別な価値を持った代物なのだろう。
- 危険なクエストだけあって、彼のクエストの報酬金額は高めである。
特に獰猛化リオレウスの登場する『火山のすばらしい岩』は22,800ゼニー。
件の岩は彼にとっては金のたまごすらも上回るほどの価値のある代物だというのだろうか……?