MHST、MHST2に登場する特殊なアイテム。
目次
概要
- 本来はビンの内容物が零れないようにするための栓(フタ)となるもの。
既に本来の役目を終えており、一見するとゴミにしか見えないが、
これを専門的に収集するマニアが存在し、取引が行われているらしい。- 現実にも王冠や牛乳瓶のフタを集めているマニアは居る。
MHST
- 持っていても特にこれといった用途は無く、当然素材としての需要も無い。
売却価格も僅か1zと、そのままでは限りなく無価値に近いアイテム。
しかし、ギルデカランのギルドマスター『マッホ』がこれの熱心なコレクターの一人であり、
彼からサブクエストという形でこれの収集と受け渡しを依頼される。
一定数を集めて彼の下へ届けると、一定の経験値とそこそこの報酬金、そしてナビルーの衣装が貰える。
最終的には報酬金のみになってしまうが、それでも金額はかなり大きい。
他に用途も無いので溜まってきたら定期的にマッホに受け渡そう。- なお、マッホ自身はビンの王冠の収集に執心する一方で
このアイテムの価値が周りに理解されないことに心を痛めている様子があり、
MHSTの主人公だけが数少ない理解者であると半ば強引に認めている節がある。 - ただし、一方のMHST主人公自身もこのアイテムに対する思いはまんざらでもないのかもしれない。
というのも、マッホと出会う以前からこのアイテムを手に入れることができ、
いざ入手したビンの王冠をゴミとして捨てるわけでもなく、わざわざ自身の持ち物にしているからだ。
ゲームシステムの都合上と言ってしまえばそれまでだが、
ストーリーズ主人公にももしかしたら、このアイテムに対し強く興味を惹かれるものがあったのだろうか。
- なお、マッホ自身はビンの王冠の収集に執心する一方で
- しかし、いざ集めようとなるとなかなか骨が折れるアイテムである。
「ビンの王冠」ということは即ち人工物であり、
フィールド上で手軽に採集できるものではないし、普通のモンスターを狩猟しても入手できはしない。
何らかのサブクエストを達成したり、フィールド上の宝箱の中に入っていたり、
モンスター図鑑を埋めたご褒美などで入手する形となる。
ストーリーを進めながらでもぼちぼち集まってはくれるが、
それだけだと初めは順調でも間違いなく途中で足りなくなってくる。
一応の救済策はあるが、こちらもこちらで骨が折れるものであり、完全達成は簡単ではない。- その救済策とは、サブクエスト『蓋とフタの等価交換』。
タルの蓋5個を納品すると、報酬としてビンの王冠が5個貰える。
ただし経験値や報酬金、他のアイテム報酬などは一切無いという異色のサブクエストである。
タルの蓋もタルの蓋で集めにくいアイテムであるが、
タルアイルーの討伐(?)報酬として(一応は)無限に入手する手段がある。
- その救済策とは、サブクエスト『蓋とフタの等価交換』。
MHST2
- 本作でも続投。
今回はメラルー商会にかかわるアイテムとなっており、様々なアイテムと交換してもらえる。
特によく使用されるのは、オトモを預ける厩舎のスロットを増やせる「厩舎増築手形」、
オトモン探検隊のスロットを増やせる「探検隊増員手形」、
そして、何よりも古龍・二つ名の卵を入手するために不可欠な「探索チケット【SR】」だろう。- メラルー商会曰く「ある人物」の依頼を受けてこのような商売を始めたらしいが…
十中八九、ギルデカランのギルドマスターであるマッホからの依頼だろう。
- メラルー商会曰く「ある人物」の依頼を受けてこのような商売を始めたらしいが…
- 基本的には古代巣の宝箱に隠されており、最初は古代巣を探索しながら入手していくことになる。
古代巣は一度探索を終えるとそれ以上王冠を手に入れることはできないが、当然それ以外の入手方法も存在しており、
竜の拠り地の特定の場所にある宝箱(こちらも最初の1回のみの入手)、サブクエストの達成報酬、
通信バトルでの参加賞などの形で入手することができる。
- ストーリークリア後に一番効率的に入手できるのは、実を言うと共闘討伐クエストだったりする。
方法も難しくなく、隠密行動のライドアクションを持つナルガクルガ系統を用意して、
敵モンスターに接触しないよう注意しながらフィールドを探索していくだけ。
フィールド内の宝箱をすべて調べ終えたら、あとは「ロビーに戻る」を選択して撤収すればよい。
基本的に「【討伐】白疾風ナルガクルガ」を受注→宝箱回収→ロビーに戻るを繰り返すのが効率がいいとされるが、
経験値や報酬金も欲しい場合、効率は落ちるが倒しやすい「【討伐】紫毒姫リオレイア」を回すのも悪くない。- 共闘討伐・探索クエストでは、宝箱を調べると一度に5~10個のまとまった数が手に入ることに加え、
フィールド内に置かれた箱のうち最低2個から必ず王冠が出るようになっている。
つまり、1回の探索につき最低でも10~20個の王冠を手に入れることができるのだ。
1回の探索で何個の王冠が手に入るのかは多少の運も絡むものの、
この工程をだいたい5~10回程度繰り返せば、探索チケット【SR】1枚分の王冠が手に入る計算になる。
片手間にやる分には悪くない回数と言えるだろう。
副産物として各種オフダや大タル爆弾G、気合のカタマリ、いにしえの秘薬といった
何かと便利なアイテムが手に入ることがあるのも美味しい。 - ちなみに、共闘クエストでは通常のダンジョンやモンスターの巣と異なり、
ジャンプ等のライドアクションが必要な場所に宝箱は置かれないため、
隠密行動以外は自由にパーティを編成できる。
ただ、たまに狭い通路を図体のデカい奴が塞いでいることがあるため、
それをスルー出来るように咆哮持ち位は用意した方がいいかもしれない。 - 主目的は王冠集めである訳だが、青宝箱を調べると探索チケット【SR】が手に入ることがある。
もちろん王冠と比べると確率は非常に低いため、手に入ったらちょっとした儲けもの程度に考えておくこと。- 一応、豊作のオフダを使うと青箱の出現率が上がるので相対的に入手しやすくなるが、
それでもあくまで気休め程度。 - ちなみに、通常の宝箱からも探索チケット【N】が手に入ることがある。
こちらは【SR】とは異なり、それなりの確率で入手ができるので、
気が付いたらかなりの枚数が手元に溜まっていることも。
ある程度枚数が貯まったら、これを活用して共闘探索クエストで王冠集めをするのもよい。
というのは、共闘探索クエストではフィールドの宝箱に入っているものに加えて、
報酬でも10個の王冠が確定で手に入るため、共闘クエストと比べて多くの王冠が手に入るからである。
- 一応、豊作のオフダを使うと青箱の出現率が上がるので相対的に入手しやすくなるが、
- 共闘討伐・探索クエストでは、宝箱を調べると一度に5~10個のまとまった数が手に入ることに加え、
余談
- 「プレイヤーにとってはほぼ無価値のアイテムだが、一定数を集めてある人物に渡すと報酬が貰える」という要素は、
ある意味RPG作品では定番である。
最も有名なのはドラゴンクエストシリーズでの『ちいさなメダル』だろうか。
- MHシリーズではある意味でビンは欠かせない要素の一つとなっていたが、
MHSTでは弓、スラッシュアックス、チャージアックスの何れも登場しないため、
このアイテムの存在が唯一の「ビン」要素であった。
が、MHST2で弓が登場したため、システムとしてのビン本体も登場したことになる。
相変わらずアイテムとしてのビン本体の出番は無いが。
関連項目
アイテム/ホーンズコイン - やや立ち位置が似ているMHXXの収集系アイテム。