MHPにて初登場したアイテム。
当時はトレジャーハンタークエストで入手できるトレジャーの一つだったが、
後に通常のアイテムとして再登場し、新たなポジションの確立に成功した稀有な存在。
概要
- 主にミナガルデ近郊で産出される貴重な鉱石。
武具の素材としてではなく、装飾品用としての需要が非常に高いという。
ハンターが武具の強化のために欲するような「鉱石」というよりも、どちらかと言えば「宝石」に近い代物。
- MHPでは森丘のレアトレジャーの一つ。
レアトレジャーに指定されているだけあって入手できる場所は限られている。
鉱石であるため、入手法は採掘になるのだが、ただその場所が少し分かりにくい。
肝心の採掘できる場所はエリア11。
このエリアの採掘ポイントは一カ所しかないのだが、
段差を上った先にある小さな滝の裏側に隠れるように位置している。
森丘というフィールドを隅々まで知っていないと、この場所を探し出す事すら難しいだろう。
ただ、この採掘ポイントは何故か決して資源が枯渇しない。
ピッケルが全て壊れるまで、何回でも鉱石系トレジャーを掘り出せるのだ。
ミナガルデナイトが出る事を祈りながら、一心にピッケルを振るおう。
- MHP2(G)のトレジャーハンタークエストでもレアトレジャーとして再登場。
また、MHP2(G)では同じように各地の地名を含んだ名前の採掘系トレジャーが多数登場した。
- MHP2Gを最後にトレジャーハンタークエストは登場しなくなってしまい、
それと共にトレジャーというアイテム枠は失われてしまった。
勿論ミナガルデナイトも出番を失い、いずれ忘れられていく哀しい存在と化してしまった……かと思いきや、
MHWorldにてまさかの再登場を果たした。
作品の舞台は海を隔てた新大陸だが、"現大陸"からもたらされた輸入品として入手できる。
「ゾラ・マグダラオス誘導作戦」の達成で上位に昇格すると「交易船」が利用可能になり、
「調査ポイント」を支払うことで輸入されてきた物資を得ることができる。
観賞用の宝石であり、素材などには利用できないため、もっぱら換金用のアイテムとして扱われている。
換金用アイテムとしては最も売却価格が高く、5000zで売却可能。
調査ポイントが有り余っている一方で金が足りない……といった時には役立つだろう。
- MHRiseでも交易船による掘り出し物としてドンドルマリン、ロックラック鉱、バルバレクォーツ、ベルナストーンが続投。
MHWorld同様に換金用アイテムという位置づけだが、売却価格が大きく上昇している。
また、Ver.2.0のアップデートでミナガルデナイトも遅れて登場。
カムラポイント1000ptで購入でき、その売却価格はなんと20000z。
巨万の富が得られると噂の金のたまごと同等である。
前作と比べると実に4倍と凄まじい価格高騰を起こしている。
本作は何かと金欠に陥りやすいので、交易船はこまめにチェックするといいだろう。
MHR:Sで追加されたウラ交易でも、低確率で入手できる場合がある。
類似トレジャー
フラヒヤモンド
- フラヒヤ山脈の雪山で採掘される鉱石。
非常に高い硬度を誇り、決して砕けないと言われる。フラヒヤモンドは砕けない
ポッケクォーツと比べるとやや価値は低いが、ポイント的には決して無駄になどならない。
ジャンボカイト
- ジャンボ村周辺で採掘される鉱石。密林のトレジャーハンタークエストで入手可能。
幾何学的な模様が見られ、それが人々を魅了してやまないという。
名前の由来は紅亜鉛鉱:ジンカイト(Zincite)か。
テロストーン
- テロス密林で採れる鉱石。
テロストーンという一見物騒な名称だが、あくまでテロス密林の地名から取られたもので、
決して犯罪的な意味はない…はず。
ジャンボカイトよりも貴重で価値が高いが、レアトレジャーとして認定されるほどではないらしい。
どことなく危険な輝きが見る人を魅了するというが、
どういった意味で危険なのかは不明。…やっぱりテロストーン?
ドラコクルムアイ
- ドラコクルム渓谷にて採掘されるという鉱石。砂漠のトレジャーハンタークエストで入手可能。
その美しさからか、思わず見つめてしまうほど魅力的であるという。
なお、ドラコクルム渓谷がどの辺りにあるのかは現在不明であるが、
渓谷と似た響きの峡谷との関連性を指摘する声もあるようだ。
もっとも、峡谷が解禁されたのはMHP2Gの発売後なのだが。
因みにこの手のトレジャーにしては珍しく、採掘ではなく採取で入手できるポイントがある。
リーヴェルビー
- シュレイド地方の都市リーヴェル近郊で採れる鉱石。
リーヴェルから遠く離れたクルプティオス湿地帯でも採れる。つまり沼地で入手できるトレジャー。
「ルビー」という名称の通り、燃えるような赤色が特徴。
採掘できるポイントは少ないが、その代わりに他の同ポジションのトレジャーよりも入手率がやや高め。
シュレイドタイト
- 本来はシュレイド地方で採掘されるらしい鉱石。
リーヴェルビーと同じく沼地のトレジャーハンタークエストで入手できる。
ある伝承によれば、古龍の力が宿ると言われているらしい。
シュレイドで古龍と言えば……
リーヴェルビーよりも貴重で、入手難度はレアトレジャーに比肩するものの、
沼地にはもっと価値の高い鉱石が眠っており、シュレイドタイトはレアトレジャーとしては扱われない。
ココットライト
- ココット村近郊で採れる鉱石。森丘のトレジャーハンタークエストで入手できる。
癒し系の光を放つために人気らしい。
元々森丘は採掘できる箇所が少なく、入手率自体もあまり高くはないが
ミナガルデナイトを狙ってピッケルを振っていると、いつの間にかいくつか入手できていたりする。
ドンドルマリン
- ドンドルマ近郊で採れる鉱石。火山のトレジャーハンタークエストで入手できる。
ドン「ドルマリン」(トルマリン)の名の通り穏やかな海を彷彿とさせる青色が特徴。
火山は採掘できるポイントが多いだけでなく、ドンドルマリン自体の入手率もやや高めなので、
他の鉱石系トレジャーよりも少しは集めやすい。
- MHWorldでは久方ぶりに登場している。こちらも"現大陸"からの輸入品。
鑑賞用の宝石であるため素材としては使えず、専ら売り払ってお金に換金する用途となる。
所持数上限は99、売却額は800z。
- MHRiseでは交易船の掘り出し物として登場。
こちらでも鑑賞用の宝石ということでお金に換金する用途となるが、カムラの里周辺では新大陸以上に貴重らしく、
500ptで購入できるこれをなんと10000zで売却できる。
同額で購入・売却できるバルバレクォーツ共々金欠ハンターの心強い味方となるため、
見かけ次第購入しておきたいところ。
ぶっちゃけこれとバルバレクォーツを買うためだけにクエスト終了毎に交易船の掘り出し物を見に行く価値はある。
ラティオベリル
- ラティオ活火山で採掘できる鉱石。
その美しさから社交界ではステータスとして評価されるという。
採掘できる場所が限られており、尚且つ入手確率も低いが、レアトレジャーではない。 - ベリルとは緑柱石のことであり、エメラルドなどがこれに含まれる。
樹海結晶
- バテュバトム樹海で採掘される鉱石。何故かこれだけ名前が漢字表記。
淡い緑色に輝き、見た者の心に平穏を齎すという。
採掘系トレジャーの中では僅かばかりポイントが高めで、入手確率も低くはない(高くもないが)という
良い意味でいろいろと異色なトレジャー。
メゼポルトパーズ
- メゼポルタで発見された鉱石。樹海結晶と同じく、樹海のトレジャーハンタークエストで入手できる。
ナウなヤングの間で流行中…らしい。
樹海結晶と比べて入手できる確率は低いが、その割にポイントの差が小さく、
積極的に狙っていく意味は少々薄い。
無論、ポイントにならないわけではないので、入手できたなら納品しよう。
因みにドラコクルムアイと同じく、これも採取によって入手できるポイントが存在するが、
極端なまでに入手確率が低い。 - 一般的なトパーズのイメージと違いアイコンはオレンジ色に近いが、
トパーズは必ずしも黄色をしているわけではなく、茶色みがかったものも存在していたりする。
余談
- 「ミナガルデ」という街の名前の後ろに「ナイト」という言葉が付いているが、
当然ミナガルデで活躍するギルドナイトのことを指しているわけではない。
そもそも英語ではつづりが異なる(ギルドナイトはGuild-knight。ミナガルデナイトはMinegarde-n-ite)。