モンスター/ゾラ・マグダラオス

Last-modified: 2024-03-04 (月) 23:06:40
種族
古龍種(古龍目 山龍亜目 熔龍下目 ゾラ科) 
別名
熔山龍(ようざんりゅう)
英語表記
Zorah Magdaros
登場作品
MHWorld, MHW:I
狩猟地
大峡谷, 地脈回廊

目次

生態・特徴

概要
島と見紛うほどの規格外の巨体を誇り、大地にそびえる火山を思わせる姿を持つ超大型の古龍種。
確認された「巨大古龍」の中でも最大級と言える巨躯を誇るモンスターであり、
これまでの目撃報告や公式の資料には全長200m級の個体の記録も存在する。
その外観と性質から「火山を背負う龍」とも呼ばれ、《熔山龍》の別名を持つ。
太く強靭な四肢と尾を有し、所々に高熱を帯びた艶めく鱗が見られる。
全身の大部分は岩山を想わせる漆黒の岩殻に覆われているが、
最大の特徴は背部を覆い隠すように形成された火山のような外殻である。
超巨大外殻の各所に点在する穴からはマグマのような赤熱した流体が流れ出しているが、
マグマは滅尽龍ネルギガンテを怯ませるほどの熱量を誇っており、
生命活動の一環として放出されるだけで周囲に天災かそれ以上の被害をもたらす。
この巨大火山は熔山龍自身が排出するマグマ状の体組織が外気に触れて冷え固まり、
それが層状に積み重なることで形成された代物であり、外観に違わず他に類を見ないほどに堅牢。
ゾラ・マグダラオスにとってはバリスタの射撃や大砲の砲撃も虫に刺される程度の影響しかなく、
狩人の武器はおろか、強大な大型古龍の力をもってしても有効打を与えられない圧倒的なまでの防御力を誇る。
時にこの巨大外殻の一部が剥離して痕跡として残ることもあるが、
そうした外殻の片鱗さえ人間の何倍もの大きさを誇り、
その熱量に影響された周囲の大型モンスターが異常な行動を引き起こすこともある。
また、四足状態時の外殻において最も標高の高い位置には「火口」と呼ばれる巨大な排出器官があり、
この火口を中心に大噴火を思わせる途轍もないエネルギーを放出する姿も確認されている。
強靭な四肢と尻尾により、四足では勿論、後脚のみで立ち上がっての二足歩行も可能
なんとその巨体から直接歩いて外海へ進出、そのまま大陸間を横断することさえも出来てしまう。
また海底でも問題なく行動可能で、突然海中からゾラ・マグダラオスが姿を現したという目撃報告もある。
二足歩行時に計り知れない重量を支える後脚は極めて強靭で、前脚と比してもかなり巨大である。
後脚の指の間に見られる水掻き状の構造は、自重を支えるとともに海中や地中での移動を補助する役割を担う。
また外殻内部にあるため目視は難しいが、ゾラ・マグダラオスの肩部には一対の巨大な翼が存在する
その形状は翼というより巨大な樹木の幹に近く、被膜が存在しないため飛行に用いられることはないが、
外殻内部に支柱のような形で聳え立ち、規格外の外殻を支える要となっている。
背部中央付近の外殻が最も分厚く標高が高いのは、この翼が柱の役割を果たしているためである。
ゾラ・マグダラオスは爆発性の物質を含んだ鉱物を摂取することが判明している。
体内に取り込んだ爆発性の鉱物から高純度のエネルギーのみを吸収し、
内核部と呼ばれる特殊な体内器官でその出力を増幅させることで
規格外の巨体を支える膨大無比なエネルギーを確保しているのである。
鉱物からエネルギーを抽出する際には超高温のマグマ状の物質が発生するが、
これこそが前述した外殻から排出されるマグマ状の体組織である
マグマの排出はエネルギーの抽出と蓄積に伴って上昇した体温を下げる役割を担っており、
噴射されたのちに体表に付着し、外気によって冷やされながら時間を掛けて蓄積することで
火山のような複雑な形状をした外殻が形成されていく。
こうした生態から、ゾラ・マグダラオスという種は外殻の蓄積度合いで成長を図れるとされており、
外殻の層を観察するとその個体のおおよその年齢を推測できる可能性がある。
また巨大な火山のような外殻の各所には、排出口の他に『排熱器官』と呼ばれる器官が点在している。
一見すると赤熱した岩石のようにも見える外観の器官だが、
これは体内の内核部に直結しており、主として特に高温のマグマを放出することで体温を調節するほか、
体表を循環するマグマ状の体組織の流れを司っている。
このため、排熱器官を機能停止に追い込んで体温調節に支障を生じさせることで、
ゾラ・マグダラオスの体力を減少させ、動きを鈍くできる可能性が指摘されている。
非常に穏やかな性格の持ち主であり、周囲に集まるバルノスを含め他の生物に害をなすことは皆無に近い。
だがその規格外の巨体と放出する熱量、体内に保有する莫大な生命エネルギーによって
移動するだけでも天災かそれ以上の被害をもたらす存在であるため、
ゾラ・マグダラオスの到来はその一帯の環境や生態系に極めて甚大な影響を与える
また、自身の進行を阻む物体に対しては攻撃を加えて突破を試みることもあり、
調査団の総力をかけて築かれた空前の規模の巨大障壁をその巨躯で以って容易く破壊してのけ、
口内に集約した熱エネルギーを砲撃の如く解放して猛烈な爆発とともに一帯を火の海と化すなど、
障害物の排除に伴って凄まじい規模の破壊活動を巻き起こす姿も確認されている。
更にその巨体から物理的に文字通りの地殻変動を発生させることも珍しくなく、
大峡谷を引き裂いて巨大な亀裂を作り上げることで他の生物の往来を可能とし、
大陸の地図と生態系そのものを変化させてしまった例すらある。
堅牢極まる外殻を備え、危険なマグマを際限なく放出しながら進行する熔山龍にダメージを与えるのは
強大な大型古龍であっても不可能に近く、正に「生ける火山」と呼ぶに相応しい圧倒的な存在である。
ゾラ・マグダラオスの幼体に関する記録は極めて僅少ながら存在しており、
希少な目撃証言からその謎も少しずつ明らかになっている。
生まれたばかりの熔山龍は強固な外殻を持たず、エネルギーを増幅する内核部も未発達である。
そのため誕生地点から殆ど動かず、周囲の鉱物を直接取り込み力を蓄えることで成長していく。
そして成長過程で内核部が形成されると、巨大で高純度のエネルギーを効率よく摂取できるようになり、
ようやく食料を求めて移動を行うようになる。
成長に伴って必要となるエネルギーは増加の一途をたどるが、同時に内核部の増幅機能も上がり、
大量の鉱物を効率的に巨大なエネルギーに変換できるようになる。
一方、鉱物の摂取量が増加するためにマグマの排出量も多くなり、
常に外殻からマグマ状の物質が排出される一般的な形態へと変化していくという。
なお、現大陸においてもゾラ・マグダラオスの目撃報告は非常に少ない。
これは個体数の少なさや海底も含めた地中に長く潜んでいることに加え、
その巨体から大規模な地上移動を行わないことに由来するのではないかとされている。
生物として突出した巨体に加えて岩肌のような外殻を持つことから、
その外観が火山と誤認されたまま見過ごされていた可能性は否定できず、
これまでハンターが駆け回っていた地に本種が身を潜めていたこともあったのではないかとされている。
ゾラ・マグダラオスと「古龍渡り」
近年10年に一度の非常に短い周期で観測されるようになった「古龍渡り」。
「古龍達が遥か彼方の新大陸を目指して海を渡る」というこの現象については、
ギルドや新大陸古龍調査団によって積極的な研究が続けられていたが、
本格的な調査が開始されて40年以上が経過した現在も謎の解明には至らず、調査は難航していた。
そんな中、近年出現したゾラ・マグダラオスの一個体が「古龍渡り」を行っている事が確認され、
これを機にギルドは新大陸古龍調査団の第5期団を結成、「古龍渡り」の真相をいよいよ解明すべく、
新大陸へ向けて進行するゾラ・マグダラオスの大規模な追跡調査を開始した。
ゾラ・マグダラオスの存在が以前よりギルドや一部のハンターにも認知されていたのは前述のとおりだが、
今回渡りを行った個体はこれまでに確認されたいずれのゾラ・マグダラオスよりも巨大であり、
ギルドの公式の観測で判明した全長は25764.59cmという桁外れの数値を記録した。
その体躯は誇張抜きで巨大な船数隻をそのまま背負えてしまえるほどであり、
実際に航行中だった5期団の船が海中から現れた本個体の背中に乗り上げてしまうという事故も発生している。
その後の調査で本個体は間もなく天寿を全うし切る、極めて老熟した個体であることが判明。
このたび史上最大の個体が確認されたのは、新大陸へと渡りを行ったゾラ・マグダラオスが
これまでの確認されたどの個体よりも老齢だったためであることが明らかになった。
そしてまた、件の個体が渡りを敢行したのは自分の寿命を悟り、死地へと向かう為であり、
その死地こそが新大陸に存在する「瘴気の谷」と呼ばれる地底領域であると結論付けられた。
新大陸の生態系が非常に豊潤である理由については、
「渡りを行った古龍が解放した生体エネルギーを太古の昔から受け続けた結果」であり、
瘴気の谷で命を終えたゾラ・マグダラオスもまた、体内に溜め込んだエネルギーを死と共に放出し、
過去に眠りについた古龍らと同様に新大陸の巨大な生態系を循環させる源となるとの予想が立てられた。
この説は後述する古代竜人の証言と合致する部分が多く、信憑性は非常に高いものと思われ、
長い間謎のベールに包まれていた「古龍渡り」の真相に一つの決着が付けられたと言える。
ゾラ・マグダラオスの最期
しかし、「古龍渡り」の調査もついに佳境に入ろうというタイミングで、
渡りのゾラ・マグダラオスは誰も予想だにしていなかったアクシデントを引き起こした。
死地であるはずの瘴気の谷に痕跡を残して立ち去り、そのまま行方不明となってしまったのである。
そして懸命な調査の末、新大陸古龍調査団は新大陸に古くから住む古代竜人とコンタクトを取ることに成功。
渡りのゾラ・マグダラオスは「地脈回廊」と呼ばれる地脈の奥部へ向けて進行を続けており、
それは新大陸全土に「終焉」を齎す事態を引き起こしかねないという恐るべき事実を確認するに至る。
天寿を全うするまでに老熟した熔山龍が内包するエネルギーは極限まで極まっており、
仮に新大陸中の地脈に直結している地脈回廊の奥地で件の個体が絶命すれば、
解き放たれたエネルギーが各地の地脈を駆け巡り、新大陸そのものが火の海と化すという
未曽有の大惨事を引き起こす可能性が極めて高かったのである。
そして本個体の寿命から考えて、その危機は一刻の猶予も無い段階まで迫って来ていたのだった。
本個体の死地を外れた終生が災厄のトリガーとなる以上、そのまま放置しておいても、
無理を通して討伐に持ち込もうとも齎される結果が「終焉」である事は変わらない。
一時は最早万事休すかと思われたが、地脈回廊に隣接する海に本個体を誘導すれば、
エネルギーは地脈を駆け巡ることなく海中に放出され、最悪の事態を回避できる可能性が浮上。
調査団は総力を結集して地脈回廊内にて本個体を迎撃し、海へと誘導する一大作戦を決行した
動ける人員、使える兵装の全て、更には環境や地形までも利用しての激戦の末に作戦は成功し
本個体は地脈回廊から離れ、ついには海原の中へと消えていった。
そして同時に新大陸古龍調査団の任務は、この作戦の成功を以て大きな区切りを迎える事となった。
なお、本個体が海中で放出したエネルギーとその遺体は、長い年月を経て新たな生態系を作り出し、
命の苗床として機能すると想定されている。

概要

  • MHWorldにて初登場した超大型古龍種。別名:熔山龍
  • 老山龍ラオシャンロンから続くMHシリーズの伝統、超巨大龍ポジションのモンスター。
    大きさは「シリーズ最大級」とのことで、その全長は圧巻の25764.59cm*1
    メートル表記に直すと約257mという驚異の巨体を誇る。
    ……無論、全長400mを超える蛇王龍ダラ・アマデュラを目の当たりにしたハンター諸君からすれば、
    数値だけで見るとモーランよりは遥かにデカイけど、まあそんなもんか」という感じであろう。
    だが侮るなかれ、ゾラ・マグダラオスは「長さ」を誇る蛇型モンスターとはまるで異なる躯体、
    全長のみならず体高も規格外スケールとなる四足・二足歩行を両立する怪獣型とでも言うべき体型を持つ。
    すなわち身長150mクラスのゴジラも同然のスケールであり、
    空間の占有率で言えばまず間違いなく
    MH史上最大となる
    • 言うまでもないが、四肢を持ち二足歩行が可能な生物としては文句なしのトップとなる
      これまで十年以上に渡ってラオシャンロンが堅持してきた『陸上歩行生物最大』の称号は、
      ここに来てその3倍近いスケールの超巨大龍によって塗り替えられたことになる。
      • ただしあまりの巨大さゆえか、本編では通常の戦闘ではなく特殊な形式で戦うことになる
        よって、ラオシャンロンやモーラン種のようにこちらが直接攻撃して討伐するタイプのモンスターではない。
        この部分での記録塗り替えにはならなかった。
    • ちなみに背負っている火の山を除いて観察してみると、
      ゾラ・マグダラオスの大まかな姿勢は件のラオシャンロンと類似している。
      公式が公開している、全身を捉えたCGやフィギュアで確認すると解りやすいだろう。
  • 名前も「ゾラ・マグダラオス」と中点が入る上に長く、かなり特徴的。
    あまりにも長いためか、公式や作中でもゾラを省いて「マグダラオス」と呼ばれることも多い。
    本記事においてもこの略称を用いる。
    • ユーザーの間では「マグダラオス」ですら言いにくく長い名前であるため、中点の前を取って「ゾラ」、
      あるいは「ス」を略して「マダオ」等と呼ばれている。
  • 見上げるばかりの巨体に加え、背部に黒くゴツゴツとした岩のような外殻が存在する。
    マグマに見えるもの(体液?)が噴出するなど「動く活火山」と呼ぶに相応しい姿をしている。
    その外殻と共に移動するため「火の山を負う竜*2とも称されることがある。
    恐ろしいことにその巨体でありながら二足歩行を行うこともあるため、威圧感は抜群。
    なお、文献などに記されたマグダラオスはここまで巨大ではなかったようで、
    MHWorldに登場する個体は悠久の時を生き抜いてきた老齢の個体ではないかと見なされている。
    • あまりの巨大さ故、公式サイトなどで公開されているビジュアルを見ても全容が判らないほどだが、
      発売されたフィギュア画像にて大まかな全体像が掴める。
    • 頭が大きいように見えるが、顔の部分は全体からすると意外にも小さい。
      顎の部分から黒い髭のようなものが無数に垂れ下がり、顔の位置がやや判別し辛いのである。
  • 初公開はMHWorldのPV第2弾ラストシーン。当初はこれ以外の情報は出ていなかった。
    動画の締めくくりに地面を割って登場する黒い巨龍というその異様さから、
    発売より大分前のタイミングでありながら「本作のラスボスではないか」という指摘まで出るなど、
    この時期で最も注目を集めたモンスターと言っても過言ではないだろう。
    • その後、TGS2017と同タイミングで名称と交戦場面が描かれたPVが公開された。
      この頃から「ゲーム序盤に戦う存在である」ということも次第に公開されていった。
    • MHWorldには「研究レベル」という概念があり、レベルが上がる毎にモンスターの情報が解禁される。
      大型モンスターの研究レベル欄には、研究の進捗を示す複数の☆マークが存在しているが、
      ゾラ・マグダラオスは序盤のモンスターと異なり研究レベル上限が4となっていた。
  • PVではゾラ・マグダラオスに対して導蟲青く輝きながら誘導している場面があり、
    マグダラオスの残した岩石のような痕跡に対しても導蟲が青く輝く姿が見られ、
    導蟲とマグダラオスには何らかの関係があるとの予想もあった。
    実際には、導蟲は「古龍種、または古龍種に影響を受けたモンスター」に青く反応する性質があり、
    マグダラオス戦後に青く反応する痕跡を発見=新たな古龍の出現をプレイヤーに予感させる、
    という流れになっている。

MHWorld

  • ゾラ・マグダラオスはMHWorld序盤のストーリーと深く紐付いた存在となっている。
    作中では10年毎に古龍種が新大陸を目指す"古龍渡り"という現象の調査が大きな目的となるが、
    主人公らが属する「第5期調査団」はマグダラオスの古龍渡りを機に新大陸へと送り込まれた。
    ギルドは5期団による古龍渡りの謎の解明を期待しており、マグダラオスはその調査対象となるため、
    序盤から中盤にかけての任務クエストは大多数がマグダラオス絡みとなる
  • キャラクターメイク終了直後にいきなり登場するという衝撃的な顔見せがある。
    MH4(G)において豪山龍ダレン・モーランとゲーム開始直後に交戦する展開が存在しているが、
    あちらと同じく、移動など初歩的な操作のチュートリアルとしても機能している。
    なお、この時点ではモンスター名は明らかにされない。
  • その後はゲーム序盤の調査活動の中でマグダラオスに関する情報が次第に明かされ、
    アンジャナフ狩猟後にゾラ・マグダラオス調査のための任務クエストが発令される。
    そのクエスト名は「ゾラ・マグダラオス捕獲作戦」であると発売前から情報が出ていた。
    なんとシリーズ最大級の古龍を捕獲するという前代未聞の目的を帯びたクエストなのである。
    古龍目に属するモンスターは(例外を除き)シリーズを通じてシステム上捕獲不可能な存在であったため、
    実現性のほどはさておき、文面だけでも界隈では驚きが広がっていた。
    • なお、陸珊瑚の台地や瘴気の谷などの狩猟地はこの任務クエスト後に赴くことになる。
      つまりこのマグダラオスのクエストはゲーム序盤の山場に過ぎないということであり、
      超大型モンスター枠のモンスターとしてもかなり異端なクエストと言える。
    • 本当に捕獲するというよりも、あくまでマグダラオスの進行方向を変える為の足止めと言った方がいいだろう。
  • ストーリーを進めると、何故マグダラオスが古龍渡りを行ったかが明らかになる。
    その理由は寿命を悟り死に場所に向かう為という意外な理由であった。
    しかしその死に場所であるはずの瘴気の谷に痕跡のみを残し、溶岩の流れる地脈回廊に進行を再開してしまう。
    だが、余命幾ばくもないマグダラオスでは地脈回廊を抜けることは不可能な上、
    マグダラオスの命が尽きると今まで溜め込んできたエネルギーが死亡と同時に解放され、
    そのエネルギーが地脈回廊から新大陸の表面に吹き出し、大陸全土が火の海と化してしまう事が判明。
    その上、仮に討伐して進行を止めてもエネルギーが解放されることに変わりはないため、万事休すとなってしまう。
    もはや万策尽きたかに思えたが、
    マグダラオスを海中に誘導すれば解放されるエネルギーの威力をある程度抑えられる事が判明。
    そこで、急遽「ゾラ・マグダラオス誘導作戦」が立案されることとなり、
    第5期団のメンバーやギルド側の協力によって作戦は成功し、新大陸に平和が訪れた。
    • 海中で息絶えたゾラ・マグダラオスの死体は長い時を経て、新たな生態系を形成するらしい。
      息絶えた場所が瘴気の谷ではないにしろ、彼の龍が他の生命の糧となることに変わりはなかったようだ。
    • 死に場所となる瘴気の谷を通り過ぎ、地脈回廊に進路をとった理由についてはこの時点では不明である。
      だが、後に回廊を超えた先に結晶化したエネルギーが集まる「龍結晶の地」が存在することが明らかになり、
      また、龍結晶の地の奥に息づくものの存在が明るみに出ることで、
      竜人ハンターと大団長は最終的にマグダラオスが地脈回廊に迷い込んだこと、
      ひいては本来百年単位で行われていたはずの古龍の渡りのスパンが
      何故短くなっていたのかについて一つの仮説を立てる。
      永き龍生の最期を迎えつつあったマグダラオスが、瘴気の谷での穏やかな終生を途中で止め、
      地脈回廊の先へと進むことを選んだ理由は定かではないが、
      主人公の相棒こと受付嬢は「最期に大きな輝きを見たかったのではないか」という、
      とても人間的な理由でその地に向かったのではと考察している。
  • ゾラ・マグダラオスの一連のストーリーを終えることで、上位クエストが出現するようになる。
    この点でも、ストーリーの節目になっていることがうかがえる。

ゾラ・マグダラオス捕獲作戦

  • このクエストでは「大蟻塚の荒地」の先に位置する「大峡谷」が舞台となる。
    両脇を高い山に囲まれた立地は超巨大龍を拘束するには最適の場所であり、
    調査団が有する物資の大部分を投入、マグダラオスの拘束と調査を目的としたものとなる。
    ハンターたちがバリスタ大砲などの迎撃装置による砲撃を浴びせている場面が確認できる。
    本作では大砲を側面から押して向きを変えられる仕様となっており、上手く活用していきたい。
    また、所々に足場が組まれているが、これらはマグダラオスの活動で破壊されていく。
    • この段階では外殻部分以外の部位破壊を目指して攻撃したいところ。
      胸部(胸殻)はここでしか破壊できないため、バリスタなどを活用して優先して狙いたい。
      アナウンスもされるが、破壊した後の部位をバリスタで撃ち込むと通常より大きなダメージを与えられる。
    • ある程度時間が経つと第一障壁が破壊され、次のフェーズへと移行する。
      第一障壁の上、BC前、西端に「翼竜の止まり木」が用意されており、
      そこに移動して決定ボタンを押すことでメルノスに掴まり、次の場所へと移動できる。
  • 第二段階ではマグダラオスの外殻上で交戦することとなる。
    もはやフィールドそのものと戦っているようなものであり、岩肌のような場所への攻撃は無意味。*4
    MAP上に表示される「排熱器官」は破壊前には物理攻撃が通るため、ここを狙うことになる。
    排熱器官は一定周期でマグマを放つが、方向・タイミングは事前の予兆で推測できる。
    当たると大ダメージを受けるため、ある程度ヒット&アウェイを意識すると良い。
    • マグダラオスは当初四足歩行で歩んでいるが、場合により二足歩行に体勢を変化させる
      こうなると地形の位置などが変わる他、特定の排熱器官が格納され、別の排熱器官が露出する
      初見では迷子になりやすいため、MAPを確認しつつ移動すると良い。
      • 適切な破壊順は
         着地地点正面にある鋭い突起状排熱器官
        →突起の生えている傾斜を登り、崖にしがみ付いて降りた先の穴の中の排熱器官
        →二足状態移行後、身体を登った頂上の先にある頭部の排熱器官*5
        →四足状態に移行、外殻にある一番高い場所(火口)内部にある排熱器官という順になる。
        ただし時間経過でクエストは進んでしまうため、部位破壊を狙うなら急ぎたい。
    • その他に攻撃が通る部位として外殻上に色の違う「未発達の外殻」とされる部位がある。
      左右前脚近辺の外殻に二箇所あり、巨大な火薬岩のような見た目のものがそれ。
      それなりにダメージを与えられるが、すぐに部位破壊され消滅してしまう。
    • ネルギガンテが襲来し二足歩行状態になった際は頭部にも攻撃できる。
      外周部がなくエリアから落ちやすいうえ、攻撃の通りが良くないので狙う必要はないだろう。
      また、未発達部位を破壊しておけば腕にも飛び移れる。腕からは胸を狙おう。
    • また、マグダラオスの背部にはいくつか採掘ポイントが点在している。
      この段階では珍しいドラグライト鉱石なども入手できる。本筋を無視して掘るのも一手。
  • クエストが進み、第二障壁前でマグダラオスが拘束されると最終フェーズに移行する。
    上手くマグダラオスの動きを止められたかと思いきや、空から未知の影が飛来する。
    なんと、MHWorldメインモンスターであるネルギガンテがお出ましになる
    このネルギガンテに一定ダメージを与えることでクエスト達成となる。
    • 巨大古龍の上で古龍と戦うというMH史上初の展開となる。
      そもそも従来作品ではキリン以外の古龍が2体同時・同じ場所に姿を見せることなどレアケースであり、
      本作の特徴を一足先に垣間見ることとなる。
    • ネルギガンテが姿を見せる理由はこの段階では不明。
      クエスト達成後、総司令と会話することでネルギガンテのある程度の情報が得られる。

ゾラ・マグダラオス誘導作戦

  • 更にストーリーを進めると発生する任務クエスト。
    今回は舞台が変わり、地脈回廊というフィールドでの戦闘となる。
  • 大まかな仕様は捕獲作戦と同様だが、今回はBCを出た後にすぐマグダラオスの背中に向かうことになる。
    背中の上ではやはり排熱器官を狙ってダメージを与える他、
    天井の鍾乳石を落としてダメージを与えることも可能。
    アナウンスされるように先端に破壊のためタル爆弾状の火薬が巻き付けてあり、スリンガーなどで狙うことで落下させ、
    マグダラオスにダメージを与えられる。
    ちなみにBCを出てすぐに石ころを(スリンガーの弾丸として)拾える他、
    マグダラオスの背中でも石ころを拾うことができる。
  • 体温が上がると熱環境になるとともに、体のあちこちからマグマが噴き出す。
    • 熱環境はクーラードリンクで無効化できるが、初回時点でクーラードリンクは支給されず、調合もできない。
    • マグマ噴出は通常時の排熱器官のものよりダメージが大きく、回復を怠ると乙ることもあるので注意。
  • ある程度ダメージを与えるとこれまたネルギガンテが襲来してくる。
    ただ、今回は一切戦闘しなくても時間経過で退却していく。追うのが面倒なら無視するのも手。
    • この時に頑張れば尻尾を切断することも可能で、剥ぎ取りも出来る。
      …出来るのだが、剥ぎ取れる素材の中に、なんと骨【大】が含まれている。
    • ネルギガンテを撃退した場合はゾラ・マグダラオスの落とし物が出現し、マグダラオスの素材が拾える。
      マグダラオス関連の落とし物は「ゾラ・マグダラオスの破片」と表示されているので、
      システム的に別のものとして扱われている。
      ネルギガンテがマグダラオスの破片を落とす事そのものが、
      後に判明するネルギガンテの特異な食性を示唆する伏線だとも考えられる
      が、竜骨の件も含めて素材の先取りを防ぐためのメタ的措置であることは間違いないだろう。
  • ネルギガンテが退却してから少しすると、今度は障壁の上でマグダラオスと相対することになる。
    障壁の耐久力が無くなる前にマグダラオスの体力を一定量削ればクリア。
    逆に障壁の耐久力が先に尽きてしまうと失敗となる。
    耐久力は画面右にゲージとして表示されるのでそれで確認できる。
    また一定以上減少すると編纂者からのメッセージが入る。
    ストーリーの展開上、障壁が破られると非常にマズイ事態になるはずなのだが、
    実際にクエスト失敗となっても重大なペナルティーが科される等はなくクエ受注前に戻るだけである。
    大陸と一緒にセーブデータが消し炭になったりはしないため安心して挑戦しよう。
    体力を減らしていくと編纂者の台詞が「まだまだ不十分」「まだ不十分」「不十分」と変わっていくのが目安。
    前回と同じようにバリスタや大砲で迎撃する他、新たに撃龍槍を使用することが可能となっている。
    一定時間経過後でないと使えないが、大砲の10倍以上のダメージを与えられるのは大きな魅力。
    また、オトモやNPCも積極的に大砲に弾を込めてくれるが、
    彼らは弾を込めるだけであり、大砲を撃つにはプレイヤーが大砲まで移動して操作する必要がある。
    流石に自動でダメージを与えてくれるのはやりすぎと判断したのだろうか。
    バリスタの弾が10個纏めて入手できるようになったので、端から端へと大砲を移動する際についでに拾っておくと
    自動装填の大砲と併せて結構なダメージソースになる。
    • バリスタの弾の他に、「単発式拘束弾」を拾ってバリスタで撃つことができる。
      当てると一定時間マグダラオスの動きを止めることが可能。
    • その辺を飛んでいるバルノスに邪魔されることもあるので、余裕があれば掃除しておくと良い。
    • 時折障壁の上にマグダラオスのかけらが落ちてくることもある。移動がてら拾っておこう。
  • 初見だと撃龍槍のスイッチがどこにあるか分かりにくいが、*6
    障壁の一番左から○ボタンで船に飛び降りて舳先(障壁から見て手前)で使用するようになっている。
    使用後は船にいる翼竜に掴まって移動できるが、この時の回廊内の景色は壮大である。
    • なお、撃龍槍によってマグダラオスの残存体力が一定以下の水準に達すると、
      BGMが「英雄の証(MHWorldアレンジ版)」へと切り替わるギミックが存在している。
      シリーズに登場する超巨大龍ではお馴染みの演出であり、マグダラオスの立場を示している。
      ただし、体力が十分減らないと聞けない一方、撃龍槍でクリアするとやはり聞けないため、
      この手の超大型モンスターの中では意識しないと聞くタイミングが無い部類に入るだろう。
  • 最終攻防移行後でも、マグダラオスの外殻へと移動できることがある。
    障壁にマグダラオスが頭突きをするとしばらく動かないが、この時に頭の上に乗れる。
    マグダラオスが元の体勢に戻ればそのまま外殻へと移動できる。
    この段階では四足歩行は行わないので、二足状態で破壊できる場所が残っているなら乗り込もう。
    • 腕を使用した攻撃の際にそのまま腕の上に乗る事もできる。この際も体勢を戻す前に外殻へ移動可能。
      また、直接胸殻を攻撃することも可能。
      部位破壊後の胸殻は肉質が柔らかいため強力な武器を持っているならそのまま攻撃を続けるのも有効な一手。
      • ただし胸殻には太刀の気刃突きやガンランスの竜杭砲などモンスターに当たることで
        次の技に派生する技が反応しない性質があるので、それが主力の太刀やハンマー使いは注意。
    • 外殻の一部地点にメルノスが配置されており、近付くと船まで連れていってくれる
      このクエストのみの挙動であり、公式でも意図された仕様だと考えられる。
  • ラストは総司令の号令と共に撃龍槍が撃ち込まれて任務達成。
    演出の都合上仕方ないが、直前に撃龍槍を使っていたとしてもこの時はしっかり作動する。
  • 任務クエストなので初回クリア後は受注できないが、その後クエストや探索から拠点に戻った際に、
    ランダムで「懐かしきアーべントロート」というフリークエストが発生するようになる*7
    このクエストは誘導作戦と全く同じ仕様及び流れになっているが、ラストの総司令の号令だけはカットされている。
    このクエストが発生すると「ゾラ・マグダラオス出現中!」とお知らせが出る他、拠点のBGMも変化する。
    また、ハンターランクが高い程クエストが出現しやすくなるようだ。
    • ストーリーにおけるラスボス、ゼノ・ジーヴァを討伐するとそちらのクエストも同様のシステムで出現する。
      ただし同時に出現はしないため、片方が狩りたいのにもう片方が出る……といった事態も。
      やはりこれもやつの仕業か。
      救難信号を密にチェックするなどして他人のクエストに参加する、
      マグダラオス素材が十分集まるまでゼノ・ジーヴァの討伐を控えるなどで対策が必要。
    • その後、イベントクエストで「モルゲンロートに見ゆ」が配信されたため、
      上記のようなことは防げるようになった。
  • 「超巨大古龍の砦突破を防ぐ防衛戦」というのはある意味モンハン伝統のクエスト形式であるが、
    それ故にというべきか、数ある先達らと同様の難点を抱えてもいる。
    クエスト中にメッセージが差し挟まる、ネルギガンテが乱入を行うなど
    臨場感を煽る演出によって最大の問題点であった「強烈な作業感」はかなり軽減されているのだが、
    突き詰めると「排熱器官を攻撃して大砲を撃つ」を繰り返すことでクリアできる仕様であるため、
    慣れた後は同じパターンで行動するパズル形式の狩猟になりがちである。
    • もっとも、この辺りはイベント戦的な狩猟形態となるモンスター全般に言えることなので、
      シリーズの伝統という意味である程度の割り切りは必要ではある。
      実際、排熱器官への攻撃にしても一定時間経つと爆発する形で反撃を仕掛けてきたりもするので、
      思考停止で腹を斬り続けるだけでも討伐可能なMHP2G以前のラオシャンロンと比べれば
      ある種の感動を禁じ得ない程の進展ぶりである。
    • ただ、ゾラ・マグダラオス戦ならではの問題点も存在しており、
      • 本体の色と背景の色が同化しているので、姿勢変更ギミックが若干わかりにくい
      • スリンガーで落石を発生させるよう指示されるが、落石を起こせるポイントがマップに明示されない*8
      • 巨大すぎるがゆえにマップがあまり機能しておらず、そもそもどこに行けばいいのかわからない
      • 「排熱器官」と言われても何のことを言っているのかよくわからない
      • 頼みの綱のはずの導蟲もこのクエスト中はまったくの無反応
      • よくわからないまま排熱器官を壊しても、砦に着くまで防衛戦は始まらない
      など、初見では間違いなく戸惑うであろう仕様が散見されるのも事実である。
      この辺りは単純な説明不足、そしてラオシャンロンを遥かに上回る巨体を誇るが故の弊害といえようが、
      現時点でも細かな改善の余地が存在するモンスターであるといえる。
  • ストーリー終盤以降にこのモンスターを撃退する場合、かなりの死に間が発生してしまう。
    武器やスキルが強力になり、武器による攻撃でダメージを通せる箇所がすぐに破壊されてしまうため、
    それ以外では落石を狙うぐらいしかすることがないのである。*9
    しかし、攻撃判定がないわけではない為、肉質無視の砲撃などで攻撃を加えてやるとしっかりダメージが出る。
    最終攻防の体力にも関係するため、できればそのようなことができる手段で挑むと時間短縮につながる。
    ……なお、それに適した攻撃、つまり肉質無視のガンランスの砲撃で最適な武器は、
    皮肉にもゾラ・マグダラオスのガンランスである。
    • 上記の通り、マグダラオスの背部には採掘ポイントが点在しているので、
      排熱器官を破壊し終えたらピッケルを片手に採鉱巡りを楽しむのも手ではある。
      マグダラオス自身、移動し続ける一つのエリアと言っても過言ではない存在なので、
      いざ探検してみると景観の移り変わりなどが見られてなかなか面白い。

歴戦王

  • 2018年9月26日、「東京ゲームショウ2018」内で行われたステージイベントにて、
    歴戦王ゾラ・マグダラオスが登場するクエスト「不滅のアルペングリューエン」の配信が発表された。
    初回配信期間は10月19日AM9:00~11月2日AM8:59まで。
    • 同イベントでのスライドにもあった通り、通常個体と同様に撃退がクリア条件になる。
      討伐してみたかったという声もあるが、彼がその場で息絶えたら新大陸が消滅しかねないので仕方ないことである。
      他の歴戦王クエストと同様、
      クリアすれば「ゾラマグナγシリーズ」と重ね着装備「オリジン」衣装が入手可能になる。
    • ゾラ・マグダラオスには通常の歴戦の個体が存在しておらず、
      歴戦王のみが実装されるという初の事態となっている。
      また同時に超大型モンスターとしては初の歴戦王でもあり、ファンに大きな衝撃を与えた。
  • 観測史上最大級の個体とされたゾラ・マグダラオスの"歴戦"王とは奇妙な話にも思えるが、
    推察するに「古龍渡り以前ないし渡りの最中に、通常個体を上回る数々の死闘を経験した個体」ということだろうか。
    通常個体はストーリー上でネルギガンテを事実上撃退していたが、
    同じように襲い来る強敵を次々に返り討ちにしてきた猛者なのかもしれない。
    • その性質上、ストーリー上のそれとは異なる個体であることが確実視される歴戦王だが、
      世界観的には「第二の渡りのゾラ・マグダラオスが確認された」ことになるはずである*10
      故にその実力のみならず、クエスト開始時のムービーやNPCからのメッセージなどが
      通常個体のそれから変化しているのかどうかについても注目されていた
      ……のだが、蓋を開けてみればムービーはもちろんセリフまで完全に使い回しであった。
      今更既存の追加コンテンツに新しいムービーや演出を用意する余裕はないということだろうか、
      ともかくマグダラオスや歴戦王の設定の掘り下げを期待していたプレイヤーにとっては残念な結果となった。
      • このクエストは「あの時出現した渡りのゾラ・マグダラオスが更に強大な個体だったら」という「if世界」、
        あるいはそういう想定で仮想的に再現された「感想戦」の体裁が採られたクエストという可能性も考えられる。
        そもそも別個体のゾラ・マグダラオスが渡りをしてきたのなれば、
        それこそ本編ストーリー並の、1クエストにしておくにはもったいない物語が繰り広げられそうだし。
      • もしくは歴戦王ゾラ・マグダラオスは世界観的には存在しておらず、
        あくまでゲーム性を高めるコンテンツとして存在しているものであり、
        ストーリーには一切関わっていないという事なのかもしれない。
  • 特に通常個体と大きく異なるのが、チャージブレスの頻度。
    通常個体では普通に攻略していればまずお目にかかれない技だったが、
    威力自体は凄まじく高く、
    1発で障壁の耐久値の4割程を削る=3発食らうと失敗が確定するほどのダメージを誇る。
    そして、厄介なことに歴戦王マグダラオスはこのチャージブレスの頻度が大幅に増えており、
    障壁に近づいた時点で挨拶代わりとばかりに一発かまし
    以降は頭突き(稀に張り手)とチャージブレスを交互に行い続けるという恐るべき行動パターンを持つ。
    何もしていないとあっという間に砦を破壊されてしまうので、
    単発式拘束弾及び撃龍槍での妨害はほぼ必須と言ってよい*11
    単発式拘束弾は「障壁の右端」と「撃龍船」の2箇所に配置されており、
    リポップを交互に回収していけば一人でも完封する事は可能なので、隙を見て回収しに行こう。
    • ただし、編纂者が予備動作をアナウンスしてからの時間は少々シビアな為、
      次の攻撃が来そうな頃合にすぐ対応出来るようバリスタの近くで行動する必要がある*12
      また、チャージブレスの予備動作中に調査班リーダーが単発式拘束弾を使ってくれることがある。
      調査団リーダーが使う拘束弾はチャージブレスを止めてくれるだけでなく、
      プレイヤーが使う物よりも長時間マグダラオスを拘束してくれるので是非とも有効利用しよう。
      予告から使用までの時間があまりに短いためプレイヤーの拘束とかぶってしまうことが多々あるのが難である。
  • 障壁攻防戦での頭突き行動が顕著になっており、頭から外殻に乗り込むことが容易になっている。
    排熱器官の肉質は非常に柔らかいので、機会があれば積極的に頭部に乗りたい。
    ただし排熱器官は破壊すると大幅に肉質が硬化する(=攻撃する意味がなくなる)のみならず、
    頭部自体もかなり狭いので、複数人で寄ってたかって攻撃する必要性は全くない。
    一人が攻撃を行い、破壊出来たら即飛び降りるくらいの感覚でいいだろう。
    • カプコンTVの前情報ではマグダラオスに乗り込み、頭及び再生した排熱器官を破壊するのが必須とされていた。
      ただし破壊しなければクエスト失敗になるといった特殊条件などはないので、
      あくまでダメージ効率がいいというだけの話だと思われる。
    • 排熱器官は、頭の排熱器官を含めた全ての排熱器官を破壊したあと再生する。
      NPCのセリフが入るのでわかりやすいだろう。
      ただ、頭の排熱器官は耐久値こそ低いが、
      マグダラオスのあらゆる行動で振り落とされる位置にあり破壊が困難。
      そして排熱器官を再生させてもチャージブレスはお構いなしに放つため、
      ソロでは障壁の防衛面で、マルチではそもそも再生させるのが困難なのでやっぱり大砲を撃つ方がいい。
  • 最大の変更点の一つが、クエスト時間が25分に短縮されていること。
    あの極ベヒーモスより短く、障壁での迎撃戦が本番と考えると制限時間はさらに短い。
    ソロはもちろんのこと、マルチでも誰か一人がもたつくだけであっさりとクエスト失敗になってしまう。
    火力を出すためには大砲を効率よく撃ち続け、適宜拘束し、撃龍槍を2回使えることがカギとされている。
    また、嗜みとして砲撃手Lv2は発動させていこう。
    障壁防衛では必然的に大砲を撃ちまくるので、撃てば撃つほど与ダメージに雲泥の差が出る。
    • さらに、クエスト途中でネルギガンテが乱入するのは共通なのだが、
      このクエストの個体は時間経過では退却せず、しっかり体力を減らし撃退しなければならなくなっている
      そして、このネルギガンテを撃退しない限りマグダラオスも進行しない為、
      ここで時間を掛けすぎると制限時間も相まってクエストクリアが困難になる。
      なお歴戦王のクエスト受注はストーリークリアが前提になっているため、
      ここでの落とし物や剥ぎ取り等では普通にネルギガンテの素材を得ることができる。
      • ネルギガンテとの戦闘中には、マグダラオス自身もネルギガンテを追い払わんと頻繁にブレスを放ってくる
        着弾範囲がかなり広く、交戦中のハンターもまとめて吹き飛ばされてしまうので要注意。
        この時カメラを上に向けると、口元に炎を溜めながら頭をこちらに向けているので結構怖い。
      • ちなみに、実装前からここで歴戦王ネルギガンテのチラ見せが来るのではないかと
        期待が寄せられていたが、実際のところは歴戦の個体どころか通常個体だった。
        残念がるハンターも少なくなかったが、後に実装された歴戦王ネルギガンテは
        まさしく歴戦に相応しい超強化を施された強敵であった。
        撃退が必須になっている本クエストに出現していたら阿鼻叫喚の様相を呈していただろう。
  • 他の歴戦王と同様に攻撃力が跳ね上がっており、マグダラオスの上で力尽きる事態が発生することも珍しくない。
    通常個体では余程のことがない限り大ダメージを食らうことはなかった排熱器官からの炎噴出も
    余裕で体力の半分近くを削ってくる大火力になっており、うっかり気絶してしまうと危険。
    また、序盤で使ってくる力を溜めてから全範囲に攻撃判定を発生させる「大噴火」は
    攻撃そのものに加えて降ってくるマグマの威力もしっかりと上がっているため、
    体力増強無しで連続で喰らってしまうとHP満タンから乙る事もある。
    • 大噴火は通常個体と同様、鍾乳石の柱を破壊することで怯ませて防ぐことが出来る。
      ダメージソースとしても有用なので、是非とも利用したい。
  • 排熱器官は溶岩によるダメージが上がっているだけではなく、噴出頻度もかなり上がっている。
    噴火やチャージブレスは打たせず防ぐことも可能ではあるが、こちらに関しては防ぐ手段がないため、
    排熱器官の破壊の方に手間取った、破壊しようとしたらマグマにやられたという声も少なくない。
    ガードは可能なので、ガード可能武器は欲張りすぎなければ比較的安全に立ち回れる。
  • 通常個体と違い、何故か未発達部位が2箇所とも最初から破壊されている。
    そのため、未発達部位を破壊しなくても、頭から乗り込み腕に乗ることが可能となっている。
    そんな部位があったことに気づいていたハンターすら希少なのだが。
  • クエスト報酬の熔山龍チケットは長期戦になる事を考慮してなのか確定報酬は1枠で2枚となっている。
    ここから更に確率でチケットが報酬欄に並ぶ事があるのは他のイベントクエスト同様である。
  • 今までの歴戦王は通常の歴戦個体よりも見た目がメタリックになっていたが、
    歴戦王マグダラオスはどちらかと言えば「黒ずんだ」とか「青みがかった」様な変化が認められる。
    キリンやヴァルハザクの歴戦王個体で顕著な、独特の光沢である。

MHW:I

  • 新たにマスターランクのクエストに登場することはなく、
    従ってゾラ・マグダラオスのマスターランク素材も存在しない。
    もし仮に別個体が現れたら再び新大陸消滅の危機になるかもしれないから仕方ないね
    • 気になるのが武具の扱いだが、後述する導きの地関連で得られる素材により、
      武器の強化、およびEX防具の生産が可能となっている。
  • 上位の話だが、アイスボーンの環境で大きく変化した点が2つある。
    • 砲撃手のスキルが大幅に強化され、通常個体、歴戦王共に撃退難易度が大きく低下した。
    • アイスボーンで描画の仕方に変化があったからか、
      フレームレートがワールドより低くなっており違和感を感じやすい。
  • 本作で登場した導きの地の瘴気領域には、ゾラ・マグダラオスとほぼ一致する形状の超巨大頭骨が存在している。
    そのサイズは史上最大とされた件の個体の頭部よりも二回り近く巨大であり、
    生前にどれほどのスケールを誇っていたのか興味は尽きない。
    • ゾラ・マグダラオスのMR武具は、導きの地における採取で入手出来る素材で作成することになる。
      導きの地で入手出来るこれらの素材は、
      もしかするとこの地で眠りについたマグダラオスに由来しているのかもしれない。
    • 瘴気地帯に存在する超巨大古龍種の骨というシチュエーションは、
      瘴気の谷とそれを形成するダラ・アマデュラの骸を思わせる。
      上記のゾラ・マグダラオスも同様に古龍渡りの末に眠りについたものだとすれば、
      導きの地における瘴気地帯もまた、古龍の死地としての性質を持っているのだろうか。

余談

  • 名前からダラ・アマデュラグラン・ミラオスゴグマジオスを連想する人も多い。
    偶然か狙ったかは不明だがいずれもナンバリング作品のラスボスを務める超大型モンスターである。
    特にグラン・ミラオスは火山のような見た目、海から姿を見せる、ゴジラ扱いされるなど類似点も多い。
    • 「マグダラ」というとキリスト教における聖人「マグダラのマリア」が広く知られている。
      マグダラは「塔」という意味。
      ただし綴りには差異がある(マグダラオスは"Magdaros"、地名は"Magdala")。
      "zorah"も地名として存在し、旧約聖書に記された町ツォルアが該当するが、関係は不明。
    • 誘導作戦の一幕を見る限り、「マグダラのマリア」が元ネタの一つである可能性は十分ある。
    • ゴグマジオスも同じ旧約聖書に登場する伝説の巨人「ゴグマゴグ」が由来となっている。
  • 前述の「死後、今まで溜め込んできたエネルギーが死亡と同時に解放され、
    そのエネルギーが地脈回廊から新大陸の表面に吹き出し、大陸全土が火の海と化する」という設定、
    そして本作においては当該個体以外のゾラ・マグダラオスは出現しない事から、
    モンスターハンターシリーズ初の討伐及び剥ぎ取りが不可能な超大型モンスターである。*13
    ストーリー内では即討伐を提案するものもいたが、上記の点から却下されている。
    • 編纂者も、当作戦については「討伐」や「倒す」といった言い方をせず
      「見送る」という詩的な表現を用いている。
    • この設定はきちんとバウンティにも反映されており、○○(古龍種、大型モンスター)の狩猟数にカウントされない。
    • 「懐かしきアーベントロート」ではゾラ・マグダラオスに再度挑めるが、
      これは上述した展開がほぼ完全に再現されることから、別個体が出現した訳ではなく、
      依頼文でも示唆されているように誘導作戦の追想といった趣が強い。
  • クエストのタイトルはドイツ語から来ており、登山に関する用語として用いられている。
    「アーベントロート」(abendrot)は夕暮れの日が差す山のこと。
    「モルゲンロート」(morgenrot)は朝焼けが差す山のこと。
    「アルペングリューエン」(alpenglühen)は日の出前や日没後に燃え上がるように輝く山を指す。
  • MHWorldではシリーズ恒例の火山系フィールドが発売前に正式告知されることはなかった。
    そして、火山のごときゾラ・マグダラオスは「フィールドを背負っている」と形容されている。
    このことから「マグダラオスの外殻こそが火山フィールド枠扱いなのではないか」という
    とんでもない推測がなされていた時期すらある。
    • 実際には龍結晶の地という火山の特徴をもつフィールドが存在しているため、
      この推測は間違いであったことが判明している。
      当のマグダラオスの背の上は、絶え間なく火山弾が降り注ぐのみならず
      定期的に発生する大噴火やブレスの影響をもろに受けるという危険地帯なので、
      火山帯に棲むモンスターも登場は願い下げだろう。
  • ゲーム内のとある会話イベント内で思いっきり「」と呼ばれている。
    しかも複数回そう言われているので誤植という訳でもなさそうである。
    他の会話ではそんなことはないので、この人物のみがそう呼んでいるだけなのかもしれない。
    • 本作に頻出する「五匹の竜の話」との関わりは不明だが、かつては龍も竜と呼んだのだろうか。
  • このゾラ・マグダラオスは開発が難航し、製作時期の終盤まで調整が行われている。
    MHWorldゲーム開始直後に遭遇する関係で背中のフィールド部分は早期に用意されていたが、
    実際にクエストで対峙する際には調整が必要となり、背中部分にも変更が加えられたという。
  • ビジュアルや設定などから怪獣王ゴジラを連想する人も多い。
    実際、海外のインタビューではマグダラオスを指して「ゴジラなのか」と直球で指摘されている
    海から現れる、黒く光る体表、二足歩行でのしのし歩くなど、確かに怪獣王との共通点は多い。
    辻本氏は半ば認めていたが東宝に叱られないだろうか。
    • 発売後は設定などを含めてゴジラ最期の姿そっくりだとも指摘されている。
      大変なネタバレであるが、その終生が破滅ではなく新たな命の始まりに繋がった点も共通している。
  • 操虫棍を用いて排熱器官にエキス採取を行った際、何の色のエキスが取れるかがランダムとなっている。
    いままでのモンスターの中でランダム採取というモンスターは居なかったので、初となる。
    そのため情報がない頃は排熱器官の上の方から採取すると○色になるとか、下側なら○色とかいう憶測があった。
    何回虫をぶつけようと全く赤エキスが取れないこともままある。
  • ゾラ・マグダラオスの活動によって、本来の調査目的である古龍渡りの目的解明の他に、
    • 大峡谷に亀裂を発生させ陸珊瑚の台地への道を拓く
    • そのお陰で3期団との合流及び瘴気の谷の調査が可能に
    • 地脈回廊への到達によって龍結晶の地及び収束の地が発見される
    など、人の手だけでは成し得なかった大発見がもたらされている。
    実は調査団の誰よりも新大陸の調査に貢献していたかもしれない…。
    又、上記の事柄から偶に「5期団の超大型新人」と称される場合もある。
    厳密には調査対象として追いかけていた存在なので、少し語弊はあるがそれはそれとして。
    • 実際、誘導作戦直前の受付嬢も、マグダラオスを「第5期団の一員」と例えていた。
  • その大きさと外見に目を奪われがちな本種だが、
    用いられているのはラオシャンロンのそれと同じ骨格である。
    尤も、こちらは非常に巨大に成長している上に、背中に火山を背負っているという姿から、
    よく注視しないと気づきにくく、独自骨格と勘違いしてしまいやすいだろう。
  • 「翼を持たない」外見であるゾラ・マグダラオスであるが、設定上翼は存在している
    翼膜などは存在せず、巨木の幹のようにも見える形状の翼があるという。
    場所はいわゆる「火口」のすぐ側、四足歩行時に頂点に位置する部分になる。
    この場所にある排熱器官は最も巨大であり、マグマ状の排出物も大量に放たれる。
    その排出物が翼を柱として大量付着し、山のように蓄積されたものが外殻の正体である。
    • 翼は殆ど動かせないようだが、超重量の外殻を支持する役割を担っている。
    • 設定資料では外殻を纏わないゾラ・マグダラオスの外観が見られるが、
      巨大な鳥の脚のような物(=翼)が背中から伸びているという少し不格好な姿となっている。
      また、ラオシャンロンとは違って外殻を抜きにした背中は平べったく、
      いつもの姿とは180度違ったほっそりした印象を受ける。
      対して四脚は胴体に比べて長く、これが巨大な火山の甲殻を支えられる一因とも思える。
  • 骨格に加えて規格外なまでの巨躯と、ラオシャンロンとの類似性が数多く指摘されていた本種だが、
    最新の生態樹形図*14にてラオシャンロンと同じ山龍亜目に属する近縁種であると判明した。

寒冷群島の龍骨について

  • MHRiseにて初登場したフィールド:寒冷群島の中央部(エリア7)には
    巨大な古龍のものとされる巨大な骨が鎮座している。
    当フィールドのランドマークとも言えるこの龍骨は大いにプレイヤーの関心を集めたが、
    その中で頭蓋骨の形状が本種に類似しているとの指摘がなされ、ファンの間で考察の種になった。
    • 公式サイトの紹介画像と比較すると、
      鋭利な鼻先や角の位置など、頭蓋骨についてはかなりの共通点が見受けられる。
      大きな特徴でもある巨大な下顎の牙らしきものも確認でき、類似の指摘も尤もと言えよう。
  • 一方で、隣接エリアに横たわった胴体部分と思しい骨については
    ゾラ・マグダラオスのものと寒冷群島のものとで形質的差異が見受けられる。
    • ゾラ・マグダラオスは外見からは想像もつかないものの、肩付近に存在する脊椎から
      胴体部分を凌駕するほど巨大な一対の翼(形状としては腕に近い)を生やしている*15のだが、
      寒冷群島に存在する龍骨からは翼やその痕跡と思しい部位は確認できない
      また、寒冷群島の龍骨の尾は扇状の突起を備えて大きく波打つように長々と横たわっており、
      設定資料集などで確認できる外殻を排した状態の本種のものとは趣が異なる。
    また、公式から明かされているゾラ・マグダラオスの生態設定を踏まえると、
    寒冷群島に鎮座している状況や経緯についても本種らしからぬ点が散見される。
    • 成長したゾラ・マグダラオスは食料を求めて地中や海中を移動し、
      爆発性の鉱物を大量に摂食・エネルギーを抽出することで生命を維持しているとされている。
      件の巨龍は公式サイトの解説から寒冷群島を根城にしていた種であることが判明している*16が、
      マグダラオスが爆発性の鉱物が一切採取できない寒冷群島を訪れるとは考え難く、
      更にその寒冷地を巣窟として定住するという行動は尚のこと不自然である
      (加えて寒冷地に現れた場合、放出するマグマと巨大な熱によって気候や環境が激変する可能性も高い)。
      また、設定資料集ではマグダラオスは「非常に穏やかな性格をしている」との言及があり*17
      異国の兵士に追われる身であり、また挑んだ数多の強者たちの命を散らしたという巨龍とは
      些か性質を異にしているように思える。
  • そんなこんなで公式からに設定開示が待ち望まれていたが、後に発売された公式設定資料集では
    「巨龍の躯の正体はいまだ解明されていない」と言及されており、
    上記の導きの地の龍骨とは異なりゾラ・マグダラオスとの関連の指摘はなされなかった。
    このため、現時点では件の巨骨の正体はプレイヤーの想像に委ねられる形となっている。
    • マグダラオスとの直接的な関連性が示されなかったことや先述した差異などを踏まえると、
      寒冷群島に存在する巨骨はゾラ・マグダラオスと同じ山龍亜目に属する近縁種という推測もできる。
      比較的近縁の種であれば本種と似通った形状の頭骨を持ちながら翼が存在しないことにも説明がつき
      (実際に同じ山龍亜目に属するラオシャンロンは翼を持たない)、
      寒冷地を根城とする性質や比較的凶暴と思われる性格についても進化の過程で得たものと解釈できる。

素材

熔山龍の岩殻
熔山龍の主に落し物や採掘で入手できる素材。
硬い材質で、防具によく使われる。
熔山龍の熱鱗
熔山龍の主に報酬で入手できる素材。
汎用性が高く、幅広い用途に使われる。
熔山龍の背甲
熔山龍の主に報酬で入手できる素材。
堅固な材質で武器によく使われる。
熔山龍の胸殻
熔山龍の胸殻の部位破壊で入手しやすい素材。
重い材質で、防具によく使われる。
熔山龍のマグマ
熔山龍の頭部の部位破壊で入手しやすい素材。
特殊な材質で扱うには技術が必要。
このマグマが体表に蓄積していくことで、特徴的な黒い外殻が形成される。
熔山龍の宝玉
熔山龍の体内に生成される宝玉。計り知れない力を秘めた逸品。
上位クエスト(★6)以上でのみ排出される素材はこの宝玉だけとなる。
下位クエスト「ゾラ・マグダラオス捕獲作戦」では入手できないため注意されたし。

関連項目

武器/マグダ武器
防具/ゾラマグナシリーズ
フィールド/大峡谷
フィールド/地脈回廊
クエスト/ゾラ・マグダラオス捕獲作戦
世界観/古龍渡り
世界観/新大陸古龍調査団 - 本種の渡りに合わせて第5期調査団が派遣された。
モンスター/ネルギガンテ
モンスター/ゼノ・ジーヴァ
モンスター/ラオシャンロン - 分類上の近縁種。拠点防衛タイプの超大型モンスターの先輩でもある。
シリーズ/モンスターハンター:ワールド
世界観/ガイアドラゴン - 没モンスターの一種。一部特徴に類似が見られる。


*1 サイズ変動はなく、このサイズで固定である。
*2 ゲーム内でも"龍"ではなく"竜"呼称である。こう称した人物はギルドとは無関係であるためか。
*3 他メディア参加者(電撃など)はアンジャナフなどに苦戦しマグダラオスまで到達しなかったとのこと。
*4 後述するが外殻上にも攻撃可能部位が少数点在する
*5 ゲーム開始直後にマグダラオスから飛び降りた場所。鼻先をイメージすると良い。
*6 一応船の先端にあるというヒントは聞ける
*7 一度出現すると2クエストの間は出現している。
*8 鍾乳石の位置自体は示されるものの、マグダラオスのサイズや入り組んだマップ構成故にどの位置からスリンガーを撃てば鍾乳石に当たるのかが分かりにくい。
*9 つまりは、任務クエストとして挑む時期と、のちに装備が強化された時期とで移動フェイズに稼げるダメージ量がほぼ変わらない。それでいて移動フェイズにかかる時間はほぼ固定されているので、武器を強化したからと言って時間短縮がそれほど望めないということである。
*10 後述もするが、「懐かしきアーベントロート」は誘導作戦の追想という趣であるため、実質的にはストーリー上の個体と同一だと考えられる。
*11 一応砲弾でも怯みが発生すればブレスを止めることは可能だが、確実性に欠ける。
*12 船に飛び降りている最中にアナウンスが来た場合は、最速で最寄のバリスタまで走ってマグダラオスの体に撃ち込めば一応間に合う。
*13 討伐が不可能な古龍は後に追加された(角からの剥ぎ取りは可能。)が、マスターランク個体の登場で遂に討伐可能となったため、メインシリーズではやはり唯一である。 又、小型モンスターは獣人族がシリーズ当初から完全な討伐(殺害)及び剥ぎ取りが不可能であり、大型モンスターはMHFの『彼岸島』とのコラボクエストで登場した魚人型邪鬼が該当する。
*14 モンスターハンター 超生物学~モンスターvs生物のスペシャリスト~掲載
*15 外殻の支柱として発達し、普段は火山外殻に覆われているため非常に目視しづらい。設定資料集では確認可能。
*16 「極寒の寒冷群島は、かつて巨大な龍が巣窟としていた場所。数多くの強者たちがその龍に挑み散っていったという、果ての死地である。」という説明が掲載されている。
*17 作中での攻撃も障害物の排除を目的としたもので、人間や他の生物を襲撃する意図はない。