アクション/ケルビステップ

Last-modified: 2023-07-28 (金) 00:42:05

草食種型のモンスターに見られる特有モーションの通称。

概要

  • 草食種のケルビが時折見せる、左右に大きくジグザグと跳ねていく動きの事。
    また、MH2から登場した同骨格のガウシカも行う。
    彼らを討伐しようとした際にこのステップで逃げられ、地味にイラッとしたハンターは少なくないだろう。
  • 骨格が共通している古龍のキリンもこの技を使用するが、
    ケルビやガウシカが使うそれとは大きく違う。
    まずケルビとガウシカは左右に跳ねて逃げるのだが、キリンは向かってくる
    動きはケルビのそれと同じである為、キリンが「ドスケルビ」とも呼ばれる所以である。
    動き自体は同じだが移動距離がとても長く、突進の存在も相まって
    キリン戦で追いかけっこが発生しやすい一因ともなっている。
    • ただしMH4以降はステップ⇒即座に振り向いて突進、というコンボを繰り出し、
      何も考えずに追い掛けてきたハンターを蹴散らすようになったため注意が必要。
      また、MH4での怒り時および4G以降のG級個体は通った場所に雷を落としてくる
      ステップから若干遅れて発生するため追い掛けていると接触しやすいのに加え、
      厄介なことにダメージ+吹っ飛びではなく感電するタイプの雷となっており、
      避け損ねると上述の突進コンボをモロに食らうことになるため非常に危険。
      最悪の場合、雷で大ダメージ+雷属性やられ→突進で追加ダメージを受け気絶→更に追撃という
      無慈悲すぎるオーバーキルでキャンプに戻されることになる。
    MH4以降は接触してもノーダメージになっているが、MHP2G以前とMHFでは攻撃判定が存在していた。
    もちろん無属性であり、雷耐性を上げても軽減できないのが地味に厄介。
    • MHFに登場する特異個体は、ステップ⇒120度振り向き⇒ステップ⇒120度振り向き⇒ステップ⇒……
      というコンボを使用してくる。
      ドスベースであるため攻撃判定が存在しており、また動きがかなり変則的なので、
      近くにいた場合は次にステップする場所を正確に見極める必要がある。
      G級個体はステップに合わせて雷を落とす行動が追加されているが、
      G級の特異個体は変則的なステップ攻撃でも同様に雷を落としてくるのでそちらにも注意したい。
      また、このケルビステップそのものに吹っ飛びはなく、SAで無視できる尻餅の効果しかないことは周知の通りだが、
      狩煉道の高ステージで攻撃力が上がったキリンに至近距離で使用されると
      ハンターがSA付きの行動中だった場合、ケルビステップ→落雷のコンボで即死するため警戒が必要。

類似の技

  • あのラージャンも似たような動きをする
    ネタ的な意味もあり、ネット上ではこちらの方がケルビステップと呼ばれやすく有名である。
    ジグザグという点は同じだが、流石にケルビのような動きではなく、
    発達した前脚と後脚を用いてダッシュするように跳ねてくる。
    始点で左に跳ねる為、常に時計回りに動いていれば当たらない上に
    この技の後は高確率でバックジャンプを使うので隙だらけである。
    • しかし、あのラージャンが使う技ゆえ直撃するとかすり傷で済まされず、激昂すれば危険性は大いに増す。
      近接戦では振り向き際にノーモーションケルビステップを行ってくることもあり、
      油断するといつの間に吹っ飛ばされてしまうこともしばしば。
      この技の後に繰り出すバックジャンプも当たり判定が広いので、立ち位置の見誤りには要注意。
    • MH4Gの最高難度コンテンツであるギルドクエストLV.140に登場する個体は、
      ケルビステップの威力が凄まじく体力の半分以上を確実に持っていかれる
  • ステップとはやや違うが、ラングロトラは体を丸めて左右に飛びながらこちらに迫る技を持つ。
    1回ごとに溜めを入れるため、総合的にはケルビやラージャンよりは遅いが、
    溜めによる弾力を活かした瞬発力と正確さから意外に避けづらい。
    威力もそこそこあるため、動きをよく見て対処したいところ。
  • MHXに新登場したドスマッカォも、ジグザク移動でハンターを翻弄する行動が多く見られる。
    そのバリエーションはケルビやキリンほどでは無いが「ステップ」と呼んで齟齬が無いぐらい軽妙で、
    絶妙な角度からハンターとの間合いを詰めて来て、隙の小さい小技で至近距離から牽制して来る。
    また、多彩な蹴り技の中にもジグザグ軌道を活かしたものが多く、
    直線接近からの小キック、やや離れた間合いからのジグザグ二段の跳び蹴りと間合いに応じて使い分け、
    初心者は回避やガード角度の見極めが難しいのみならず、ベテランハンターでさえペースを崩され易い。
  • 同じくMHXに新登場したホロロホルルもジグザク移動を多用するものの、
    「ステップ」とはとても呼べない鈍重な動きでヨロヨロとハンターに徒歩で近づいて来るが、
    このジグザク移動はダメージこそ小さいが尻餅判定があるため、引っ掛かるとコケる。
    その起き様を正確に狙って大ダメージの回転攻撃を合せて来ると言う、極めて極悪な攻撃となる。
    また、ジグザグの幅が大きい上に翼や尾の範囲が想像以上に広いため避けたと思って引っ掛かる事も多い。
  • MHF10周年記念モンスターであるエルゼリオンも類似したジグザグ突進を使用するが、
    予備動作の短さやホーミング性能の高さ、繋げて派生する攻撃の存在などにより、正面では大きな脅威の1つとなる。
    さらに、強化個体である極み灼き凍るエルゼリオンにおいては、覚醒後にこの突進がさらに強化され、
    最初の着地時に広範囲に炎と氷の攻撃エフェクトが発生するようになる。
    これにより、位置関係次第では被弾が確定する対処不可能な攻撃となっており、
    当モンスターにおける最も凶悪な攻撃技としてこの覚醒後突進を挙げるハンターも多い。

関連項目

モンスター/ケルビ
モンスター/ガウシカ
モンスター/キリン