クエスト/サンドのメシよりドスガレオス

Last-modified: 2023-08-03 (木) 14:21:31

MH4GおよびMHXに登場するクエストの一つ。
旧砂漠でドスガレオスを2頭同時に狩猟するクエストなのだが…。

 
作品クエストレベルクエスト種別目的地報酬金契約金条件
MH4G大老殿G★1狩猟クエスト旧砂漠<昼>10200z1100z受注:G★1許可証
参加:G★1許可証
MHX集会所上位★55700z600z受注HR5~
参加HR4~
 

目次

概要

MH4G

  • このクエスト、一見ただの同時狩猟だと思いきやG★1における難関クエストとして名を馳せている。
  • 問題となるのはドスガレオスの移動エリア。
    旧砂漠でドスガレオスが出没するエリアは2、3、7の3つだけであり、
    さらに3のオアシス地帯には弱らない限り滅多に移動しない。
    よって、2頭のドスガレオスは2と7を往復して頻繁に合流する。
    一方を相手にしていたらもう一方の転ばせてからの突き上げや不意の飛び出しからの麻痺で横槍を入れられ、
    そのままあっという間にハメ殺されたハンターは数知れず。
    音爆弾こやし玉を持っていなかった場合、漏れなく阿鼻叫喚の地獄絵図が描かれるだろう。
    • 所詮はドスガレオスなどと思うなかれ
      ドスガレオスの記事が詳しいが、今作のドスガレオスは旧作とはワケが違う。
      獣竜種もかくやというスピードでダッシュしてきたり、ホーミングブレスを撃ってきたり、
      ディアブロスも真っ青の地中突進コンボを繰り出してきたりする強敵である。
      はっきり言って、初見上位防具で調子こいていると冗談抜きで死にかねない
      間違っても「ドスガレオスなどサンドの朝メシ前だぜ」などとタカを括らないように。
  • こんな面倒なクエストはできれば避けて通りたいところだが、そうは問屋が卸さない
    あろうことか、このふざけた名前のクエストはキークエストとなっている。
    G級上がりたてで挑もうものなら、強化されたドスガレにG級の厳しさを叩き込まれるのは間違いない。
    装備の強化をその段階で可能な限り行ってから挑むようにしたいところ。
    オンラインやローカル通信で仲間を募って出発するのも勿論ありである。
  • 旅団クエストを先に進めたプレイヤー達は上位ドスガレオスと先に相見えることになるが、
    ほぼ間違いなく「1回クリアしたらそれっきり」であるために、
    ロクにドスガレオスと戦わないままG級に進み本クエストに突入する。
    なぜそんなことがわかるかというと、「上位ドスガレオス素材の需要がほぼ皆無」だからである。
    なにせ大半の素材は上位ドスジャギィ素材と交換できる上に、
    MH4Gから登場したので唯一交換非対応となっている「砂竜の鋭牙」にしても、
    たった1つの片手剣の生産に3本使うだけというあまりにも限定的過ぎる需要しか無いのだ。
    というわけで片手剣以外のプレイヤーが上位ドスガレオスを積極的に狩るという事がまず有り得ない。
    というか、片手剣使いでも積極的に狩ることはあまりないだろう。
    そしてもちろんG級を期待して大老殿を先に進めようとするプレイヤーは本クエストが初見ドスガレオスとなる
    当然ながら行動パターンを把握できていないことに加えて、まだ上位装備であることが多いため、
    上記の難易度と相まってネット上ではドスガレオス如きに敗れ去ったという報告が次々と挙がることになった。 
    二頭狩猟・旧作から変更&強化されたモーション・旧砂漠の地の利の全てがシナジーしたことで
    多くの精鋭ハンターを返り討ちにしてきたこのクエストのドスガレオス達はさながらG★1専属処刑人の如し。
  • 武器が軒並みリストラされ防具も微妙な今作でそんな需要があるかは知らないが、
    どうしてもG級序盤にドスガレオスのG級素材が欲しい場合、
    モンハンフェスタ2015で配信された「モンハン部・砂漠の応援特訓」がおすすめ。
    但し、このクエストのドスガレオスは最小金冠確定で、かつ周辺のガレオスと見分けがつきにくく、
    また違うベクトルで難易度は高いと言える。
    • 普通のサイズの個体を狩猟したいなら一応「旧砂漠(昼)の採取ツアー」に確定で乱入してくるのだが、
      採取ツアーの出現条件がこのクエストのクリアなので…。
    • また一応、狂竜化個体はG2の「高難度:大脱走はお静かに」で確定で登場する。
      しかし、狂竜化した鬼嫁ゲネル・セルタス亜種との連戦になるのが厄介で
      更に、高難度なので常に貼り出されるわけではない。
      そのため、狂竜ウイルス研究所の拡張以外の目的でこのクエを受けようとする人がほとんどいない。
  • 2頭同時にドスガレオスが現れるということから、
    狩猟数を稼ぎたい場合や最大金冠を狙いたい場合には、このクエストが役に立つだろう。
    ただし、難易度は上述の通りG級序盤としてはかなり高めのため、
    しっかりとした装備が整ってから挑戦する方が望ましいことは言うまでもない。
  • 特に武器種にこだわりが無いのであれば、ボウガンを担いで散弾を使うのがオススメ。
    ドスガレオスは全身の弾肉質が軟らかいため、適当に銃口を向けて乱射するだけで面白いように怯む。
    鬱陶しい周りのガレオスも牽制できるし、二頭目が合流してしまっても、
    こやし玉で分断できるまでの間、まとめて攻撃できるために危険性が少ない。
    G1で作れる散弾の装填数が多いボウガンを適当に一つ用意し、
    散弾を快適に扱える程度に装填速度や反動軽減といったスキルを盛れば、
    ソロでも比較的簡単にクリアすることができる。
    様々な理由で散弾が使いにくいとされるMH4Gにおいて、散弾が輝く数少ない場面の1つと言えるかもしれない。
    • ガンナーが苦手ならば、
      この段階ではぶっちぎりで強力なデッドリィポイズンを用意するのが無難だろう。
      このクエストで必須となる音爆弾やこやし玉を抜刀状態で出せる上に、
      そうでなくともそもそもドスガレオスと片手剣の相性がそこそこ良好なのである。
      その為、近接武器としては比較的楽に倒せる部類となる。

MHX

  • MH4Gで多くのハンターを阿鼻叫喚の地獄へ叩き込んだこのクエストが本作でも続投。
    筆頭ルーキーから依頼された、同じ★5のドスランポスの2頭クエストを達成すると、
    ドスゲネポス、ドスイーオスの2頭クエストと一緒に解禁される。
  • 相変わらず2頭の行動エリアが被っている為合流されやすく、難易度はそれなりに高い。
    しかし今回はドスガレオスの動きに慣れているユーザーも多かったこと、
    G級ではなく上位クエストであるため凶悪な地中飛び出しコンボを使ってこないこと、
    何よりキークエストではない(=スルー可能)ことから、前作とはうって変わってあまり話題になっていない。
  • クリアすると虹色鉱石が手に入るが、ドスランポスの2頭クエストで稼いだ方が早くて効率的。
    ただし、今作では鈍器運用する武器としては珍しく水属性のサンドヘルアンカー
    意外に高性能なデザートテンペスト等、結構使えるガレオス武器が存在しており、
    更に防具も一線級とまではいかないが使い所を選べば十分実用的な性能となっているため
    一応それらの素材集めに適しているという面はある。
    また、大きめの個体と小さめの個体が1体ずつ出るので、金冠などの勲章埋めや討伐数稼ぎ等にも使える。
    少なくともMH4G時代よりはこのクエストの需要はあるだろう。

余談

  • このクエストの依頼主の「まぬけな起業家」は、旧砂漠を人気スポットにしようと、
    サンドボードなる名前の遊びを考え付き、広めようとしているらしい。
    具体的にどんな遊びなのかは不明だが、名前から察するに板に乗って砂丘を滑り降りるような遊びだろうか。
    遊びを広めようにもドスガレオスたちが危険でどうにかしてくれ、というのがこのクエストの依頼文である。
    • ドスガレオスが狩猟された後もザボアザギル亜種ネルスキュラ亜種といったモンスターのせいで、
      準備がうまく進まず、その都度彼はハンターに狩猟を依頼してくる。
      果たしてサンドボードが流行る日は来るのだろうか。
      そもそもこんなモンスターだらけの危険な砂漠で遊びを流行らせること自体が間違っている気もするが…
      だから、まぬけなのかもしれないが。
      • ちなみに彼が出すザボアザギル亜種とネルスキュラ亜種のクエストは
        MH4Gではどちらもキークエストなので受けなければ事は進まない。
        密かにギルドはサンドボードの普及を応援しているのだろうか。まさか、スポンサー?
      • ここまで来るともはやどうでもいいかもしれないが、彼が提示するクエストは、
        駄洒落を交えた宣伝のつもりなのか、どれも名前にサンドと言う言葉が必ず入っている。*1
    • その後、MHSTでは砂丘サーフィンなる、サンドボードを彷彿させるスポーツがあることが判明した。
      サーファー曰く「字の如く砂の上のサーフィン」らしく、サンドボードとほぼ同じようなものだと思われる。
      しかし、こちらもこちらで練習場所であるクバ砂漠にガレオスがたくさんいるせいで練習できないらしい。
      何なんだこのデジャヴは。
      • さらに時は流れてMHRiseにて、水上で行う通常のサーフィンの存在が示唆された。
        ただ、MH世界では水中に危険な連中が蔓延っており、
        討伐しきって安全を確保するのは砂上以上に困難なのだが、色々と大丈夫なのだろうか…。
    • なお、サンドボードという名のスポーツは実在している
      端的に言えば上記の推測通り砂丘でスノーボードをやるような感じである。

関連項目

モンスター/ドスガレオス
クエスト/双魚竜 - MHP2(G)において移動エリアに問題があるせいで高難易度な魚竜二頭同時狩猟、こちらの相手はガノトトス
クエスト/孤島の相撲大会 ー 3Gの『G★1専属処刑人』の職場。
クエスト/火の国を訪れし危機 - 4Gの『G★2専属処刑人』
クエスト/沈め掻臥せ戦禍の沼に - 4Gの『G★3専属処刑人』


*1 ザボアザギル亜種とネルスキュラ亜種、クエスト名はそれぞれ「砂地と虎鮫、私をサンド!」と「サンドめのネルスキュラ亜種」。どこまでもサンドを推してくる。