武器/パワースティンカー

Last-modified: 2023-09-25 (月) 17:45:16

目次

概要

  • MHP2Gで突如登場したG級ババコンガのヘビィボウガン。
    MHP2Gでは他にババコンガのライトボウガンも登場しており、コンガ武器の層が一気に厚くなっている。
  • 名前の”Power Stinker”を直訳すると「強く悪臭を放つもの」といった具合。何の臭いかはお察し下さい。
    いくらババコンガの素材とはいえ、武器の名前にしてはちょっとあんまりではなかろうか…
    • ちょくちょくパワースティンーと名前を間違えられる。
      実際スティンガーという名前の武器はランスに腐るほどあるが*1、この武器はそんなかっこいいものではない。
      強化によって「ワイルド」や「デッド」といった割とかっこいい名前を冠するようにはなるが、
      スティンーは据え置きなので色々と台無しである。
    • ちなみに英語版のある作品ではなんと”Power Stinger”の銘を与えられている。
      誤訳なのか意図されたものなのかは不明だが、これはこれでかっこよすぎる気も…
      「鼻を強く突き刺してくる(ような臭い)」と解釈できなくはないが
      • 一応、現実世界には「スティンガー」と名付けられた対空ミサイルも存在する。
        ボウガンであるこの武器をあえてStingerと訳したのは、このミサイルと掛けたからなのかもしれない。
        逆にミサイルの名前に引っ張られて誤訳した可能性もあるが。
  • 見た目はいわゆるキャスト型フレームにババコンガの体毛を巻き付けたようなもの。
    牙でできた弓部分と緑色の弦はライトボウガンのそれとよく似ている。
    キャスト型フレームだけあって2Gではリロード速度はやや速いだったが、
    4での再登場以降はむしろやや遅いになってしまっている。

性能

MHP2G

  • せっかくの新武器だが、何というのか非常に地味な性能である。
    特色としては装填速度やや速いで、全LVの貫通弾に対応していることが挙げられる。
    しかし、貫通特化なら夜砲【黒風】轟砲【大虎頭】のどちらにも単発の威力、リロード速度共に劣っている。
    一応、全ての状態異常弾に対応している上、火炎弾が入るので完全劣化にはならないのは救い。
    しかし、ババコンガの弱点は火属性である。ニトロダケブレスの再現だろうか?
    • 運用としては、やはり状態異常弾を活かさないことには火力特化型ヘビィには到底敵わない。
      サポートもこなせるヘビィボウガンとして、独自の立ち回りが要求されるだろう。
  • ウカム後にはパワースティンカーGが生産可能。
    純粋に威力を底上げした物なので、無印の上位互換になる。
    ちなみに少しだけだが、ババコンガ亜種の素材を用いる。
    亜種には火属性は全く効かないので、無印版よりは火炎弾の使用に説得力がある。

MH4

  • MH4にもまさかの参戦。
    復活できなかった往年の名銃を差し置いて、MH4のキャスト系フレームとしては唯一の銃となった。
    初期段階では、各種状態異常弾が入るぐらいでさほど優秀とは言えない性能だが、
    最終強化のワイルドスティンカーは通常弾と貫通弾が全種類装填できる。
    しゃがみ撃ち対応弾はLV2散弾とLV3通常弾と、どちらも微妙。
    強化には何故かガルルガ素材が必要であり、入手は非常に面倒である。
    同期には弩首領火ッボーンブラスターなど強化が簡単で使い勝手の良い通常特化銃が多く、
    つなぎ武器としてもわざわざ作る意味は皆無だろう。

MH4G

  • MH4Gでも登場。
    今回はモノデビルキャスト系列が復活しているのでキャスト系唯一ではなくなった。
    G級素材を用いて強化・一発生産できるバーストスティンカーを経て最終強化名はデッドスティンカー。
    新たにLV1散弾のしゃがみ撃ちに対応したほか、状態異常弾3種のLV2が装填可能になっている。
    また一部装填数が増えたほか、地味に硬化弾も扱えるように。
    散弾がメインの割にLV3散弾に対応していないのも相変わらずである。
    やはり最終段階になれば火力不足が深刻であるためもっぱら攻略用になるか。
    要求素材がG級ババコンガ素材とウルクスス素材だけで済むためG1時点で最終強化までできるのが特徴。

MHXX

  • MHXにはババコンガが登場しなかったが、
    続編のMHXXで復活したことに伴いパワースティンカーも再登場。
    まずはパワースティンカーとして生産し、ワイルドスティンカーを経てデッドスティンカーとなる。
  • 本作では、しゃがみ撃ちには対応していないものの、いよいよLV3散弾へ対応することとなった。
    しかも、ほぼ全ての弾の装填数がMH4G時代よりも増加しているほか、スロットも1つ追加されスロット2に。
    ただしG級昇格直後でも最終段階への強化が可能であったMH4G時代とは異なり、
    デッドスティンカーへの強化には獰猛な重竜骨が必要、つまりHR解放後まで究極強化はお預けなので注意。
    • 一応、現在ではイベントクエストという抜け道が存在し、
      それを利用することで当該素材はHR解放前に入手可能だが、
      相手は本来HR解放後でやっと狩猟が許可されるモンスターである。心してかかろう。
      そこまでしてこの武器を強化するか、という話ではあるが……
  • さて、多くの方はこの弾の装填可否が気になるところなのではなかろうか。
    無印、MHP2G以降、MHXとことごとく登場時期がズレてきたこやし弾である。
    武器内蔵弾を見てみよう。LV1強装弾、毒煙弾に加え、しっかりとこやし弾が内蔵されている
    次にしゃがみ撃ち対応弾を見てみよう。こやし弾は対応……していない。何故だ。
    ライトボウガンの方は速射に対応しているどころか、
    同期の牙獣種のヘビィボウガンだって何故か氷結弾より先にしゃがみ撃ちに対応していると言うのに。
    • ちなみにしゃがみ撃ち対応弾は、デッドスティンカー時点でLV3通常弾とLV1・LV2散弾。
      実用性という点から考えるとこの方が遥かにいいのは明白だが、
      妙に残念な気持ちになるのはなぜだろうか。

関連項目

モンスター/ババコンガ
武器/コンガ武器


*1 スティンガー(Stinger)は「刺す」を意味するスティング(sting)の名詞形で、「刺すもの」や「毒針」を意味する。