MHFに登場する剛種武器で、オルガロン素材を用いた片手剣。
趣のある祭器のようなデザインに似合わず、最強クラスの牙獣の力を宿した神々しくも美しい剣。
概要・性能
- 雲を模したかのような特徴的な刃を持った片手剣。
この金属質に見える物質がどこから来たのか、我々には知る術がないが、
古龍種の剛爪を加工したものなのだろうか。
盾も目を引くデザインであり、その形状はまさに「勾玉」。
青色だった通常武器から一転して、赤色の勾玉の盾となっており、
盾の縁はオルガロンの毛で装飾されている。
強大なモンスターの攻撃を受け止めてなお、全く傷つく気配のない勾玉の盾も驚きである。
- 基本性能は以下の通り。
- 攻撃力350&会心率20%とトップクラス
- 片手剣らしく非常に高い氷属性530
- 斬れ味レベル+1発動で白ゲージと紫ゲージを獲得
- 地味に役立つスロット1
その後、ガロヴァンディエットという強力なイベント武器のライバルが登場し、
フォワード.4にてようやく刻竜剣【氷結】が一般化するまで、
ほぼ一強の氷属性片手剣として君臨していたオルガロン武器。
属性片手剣としては驚異の物理火力を併せ持つため、
肉質の柔らかいモンスターに対して特に高い効力を発揮する。
- 天狼剣【東雲】⇒天狼剣【叢雲】と強化するのだが、
剛種オルガロンは必ず二頭同時に相手をしなければならないため、
強力なモンスターたちが犇めく剛種クエストの中でも最高難易度の域に位置している。
よって、「響狼討伐の証」を30枚(現在25枚)も集めるのは非常に骨が折れる。- また、天狼剣【叢雲】への強化にはあの「古龍種の剛翼」をも要求される。
天狼剣【叢雲】に使用するこの古龍種の剛翼、少し特徴があり、
実は全ての剛種武器片手剣を作成したとしても、
要求されるのはこの天狼剣【叢雲】だけだったりする(=総合計でもたった3枚)。
その代わり、「古龍種の上翼」の要求数は通して見てみると非常に多い傾向にある。
片手剣好きの方はご注意を。
- また、天狼剣【叢雲】への強化にはあの「古龍種の剛翼」をも要求される。
余談
- 天狼剣【叢雲】という武器名から連想されるは「天叢雲剣」。
「アマノムラクモノツルギ」と読む*1これは、
須佐之男命が討伐を果たした八岐大蛇の尻尾から出た刀で、
「"天叢雲"剣」という名称は八岐大蛇の頭上に叢雲*2が掛かっていたためとする説がある。- 実際、オルガロン武器のうち、太刀の剛種武器は、
天狼刀【八岐大蛇】⇒天狼刀【須佐之男】という関連性のある銘を持つ。 - なお、後に同じ【叢雲】という名を冠する大剣がMHP3にて登場しており、
こちらも2017年11月より、遷悠武器の一つとしてMHFに登場を果たしている。
更に、2018年4月からはその名もズバリ「天叢雲剣」という太刀が、伝説級武器の一つとしてMHFに登場した。
- 実際、オルガロン武器のうち、太刀の剛種武器は、
- オルガロン片手剣は【】内に雲の漢字を含む熟語を多く持つ。
【叢雲】は注釈の通り、【東雲】は「東の空がわずかに白むころ。明け方。」、
通常武器の【峯雲】は積乱雲の別称を表し、
その強化である【彩雲】は、巻積雲や高積雲、または層積雲にみられる雲のふちなどが
ピンクや緑などに美しく彩られる現象をいう。
彩雲は昔から端徴とされており、景雲、慶雲、紫雲、端雲などとも呼ばれる。