防具/キノスシリーズ

Last-modified: 2023-08-15 (火) 00:43:48

MHFに登場するオリジナル防具。

目次

概要

  • MHFでもかなりの初期から存在するオリジナルの防具であり、
    最も古い記録ではMHF2周年記念のイベントで登場している。
    それ以降、MHFではアニバーサリーイベントの定番として2012年まで毎年作成イベント
    「ハンターズフェスタ」が配信されていた。
    逆に言えばアニバーサリー以外のタイミングでキノスシリーズを入手することはできず、
    そこそこレアリティの高い防具としても認識されていた。
    • ちなみにPS3版とWiiU版のローンチ時に開催された「狩猟解禁祭」でも同防具を入手することができた。
      逆に言えばPS3版・WiiU版プレイヤーがキノスシリーズを入手できたのはこの時が最初で最後である。
  • 外見は男性ハンターがゴシックな軽鎧風の装備となっている。
    いわゆる「マント」がある装備だが、何故かこのマントは頭防具の付属品だったりする。
    女性はいわゆる「ゴスロリ」風の装備であり、可愛らしい外見から見た目の人気は非常に高かった。
    なおこちらにはマントはない。
  • キノスシリーズは黒ベース配色の剣士・ガンナー共用防具であり、
    強化によって同カラーの剣士防具「ブレシスシリーズ」、赤ベースの剣士防具「ヒメロスシリーズ」、
    白ベースのガンナー防具「カリエンシリーズ」に派生する。
    いわゆる、防具の派生強化が可能なのである。
    逆に言うと、キノスシリーズのまま次の強化段階に進むことはできない。
  • キノスシリーズから派生できるのは上記の3種類だけだが、
    この防具は外見の人気が非常に高かったこともあってか、恐ろしくカラーバリエーションが豊富である
    当初はゴスロリ戦隊とかキノスレンジャーなどと呼ばれていたのだが、
    2013年の時点でその種類は上記4シリーズを含めると何と15種類*1
    最早追加戦士どころの次元ではない。
  • 2013年以降新たな追加戦士シリーズの追加は行われておらず、
    G級への派生を持つ防具も一切存在しない。
    2014年12月より登場したライオスシリーズがキノスシリーズの意匠を継承しており、
    今後は新番組としてライオスシリーズの系統がメインになっていくのだろう。
  • 2017年の10周年記念イベントでは久方振りに「ハンターズフェスタ」が登場。
    防具自体は入手できないが、キノスシリーズ各種の外装の素材を入手できるクエストが配信。
    実装から3年の月日を経て明らかになった「竹林奥部の汎用BGM」や、
    当初のMHF-G計画における「本来の狩猟地」で大暴れするゴウガルフなど、
    話題性に富んだクエストでMHF古参の外装防具が手に入るという、
    10周年のトップバッターに相応しいものになっている。
    • HR帯でも参加可能なクエストの解説によると、
      「工房の親方が当時を思い出して外装防具として作ってみた」という設定になっている。
    • このイベントでは色違いの個別の防具の外装解放券を入手できるが、
      同アップデート以降「クラフトC」というシンボルカラー対応の別バージョンも
      工房のリストに存在している。

装備の特徴

キノスシリーズ
原点にして元凶(?)。「キノス秘石」というアイテムで生産する。
上述したようにキノスシリーズは強化で別シリーズに派生するため、
この防具はあくまで下位防具止まりとなっている。
スキルも、絆、暑さ半減、ひらめきと当時の基準でも使い物になるものではない。
外装の「キノス解放券D」は、HR5のクエストで入手可能。後述するようにガンナー限定なので注意。
ブレシスシリーズ
キノスシリーズから、「穿突の宝玉」というアイテムで派生する。
上述したようにキノスシリーズのカラーリングを受け継いでいるが、共用防具ではなく剣士専用となっている。
スキルはガード性能、風圧無効、回避性能などランス向け。
しかしこのスキルがMHFでいろんな意味で有名な防具と非常に良く似ておりネタにされていた。
2010年にはブレシスFシリーズが追加。破撃の大宝玉を使って派生する。
更に2011年にはFX、2012年にはHCシリーズが追加。それぞれ穿突の秘宝玉穿突の超宝玉を使う。
キノスと同じカラーリングのため、外装券は存在しない。
ヒメロスシリーズ
キノスシリーズから、「剛閃の宝玉」というアイテムで派生する。
こちらも剣士防具で、赤と薄ピンクのカラーリングが特徴的。
達人、攻撃、スタミナとかつて双剣に好まれるスキル構成だった。
ブレシスシリーズ同様、F・FX・HCシリーズが存在する。
それぞれ、剛閃の大宝玉剛閃の秘宝玉剛閃の超宝玉を使う。
外装券はキノスと同じクエストで入手可能。
カリエンシリーズ
キノスシリーズから、「破撃の宝玉」というアイテムで派生する。
このシリーズのみガンナー防具となっており、反動・装填・装填数などボウガン向けスキルが揃っている。
ブレシスシリーズ同様、F・FX・HCシリーズが存在する。
それぞれ、穿突の大宝玉破撃の秘宝玉破撃の超宝玉を使う。
  • ここまで書いて「あれ?」と思った方もいるかもしれない。
    そう、ブレシスFシリーズの強化素材とカリエンFシリーズの強化素材の名前が逆なのである。
    更にアイコンの色も逆である。
    入手クエストと素材の用途自体は正しく対応しており、
    恐らくはアイテム自体のIDナンバーと名前およびアイコンを対応付けるデータが逆になっているものと思われるが、
    この誤記は未来永劫修正されることはないだろう。
外装券はキノスと同じクエストで入手可能。武器指定はガンナー3種と、元々のカリエンシリーズと同じ設定である。
同じクエストが割り当たっているため、ブレシスと同色のキノスと逆にしようにも逆になりようがない
アリエッタ・テンペスト/ヴェント・ミストラルシリーズ
謎のクエストで作成できるキノスシリーズデザインの防具。
剣士のアリエッタ(強化でテンペストに派生)、ガンナーのヴェント(強化でミストラルに派生)の2系統があるが、
カラーリングは共通。
キノスシリーズよりも明るい配色になっている。
初期の謎クエスト防具ということで性能はお察しであり、当時の難度の高さから作成者は極めて少ない。
外装の「アリエ解放券D」はG級のクエストで入手可能。双剣・太刀・ハンマー・狩猟笛・穿龍棍限定なので注意。
元々のイベントを考えると穿龍棍ではなくスラッシュアックスFが対象になりそうなものだが*2
ルディア・ルルディシリーズ
猟団のイベント補助券で作成可能なシリーズ。深緑色のカラーが特徴。
心と運の強さを必要とされるハンターの為に作られた装備らしい。
スキルは剣士・ガンナー共にFシリーズ一式で運気が発動する。
それ以外のスキルがぱっとしない上に一式でも激運が発動しないというなんとも言えない微妙な装備。
ただしルディアFヘッドだけは匠+2、聴覚保護+4となかなかのもの。
2017年のハンターズフェスタでは、唯一このシリーズのみ外装が用意されていない。
クラフトシリーズ
「チカラの証」というイベントで作成可能な防具シリーズ。
このシリーズから剣士とガンナーで名前が変わらなくなった。
青紫と薄ピンクをベースにしており落ち着いた、しかしどこか華やかな外見。
チカラを求めるハンターのために作られた装備、ということでスキルはガッチガチの戦闘向けとなっており、
剣士頭のクラフトFヘッドは当時珍しかった斬れ味・匠・攻撃を両立する装備であった。
元々斬れ味はあまり重要視されていなかったためこの装備もスルーされる傾向にあったのだが、
シーズン8.0で業物+2が実装されたことで一転してこの装備の需要が高まり、
更に相性の良いベルFXグリーヴの登場に伴って、当時入手していなかったプレイヤーが阿鼻叫喚となる
(現代風に言えば「クラフト難民」)事態が起こった。
また、このイベントはターゲットが当時空気に等しかったアクラ・ジェビアであり、
いざ再配信されて突撃したところ、尻尾を切断できないという報告が随所で相次いだという…
外装券はアリエ解放券と同じクエストで入手できる。
シエリーシリーズ
2010年に実施された狩人塾!というイベントクエストで作成可能な防具シリーズ。
淡い青色が特徴的。
だがどうにも使いどころに乏しいスキルということであまり話題にならなかった。
2012年にはFXシリーズの派生が追加されたが、やはり使いにくいのには変わらなかった。
外装券はアリエ解放券と同じクエストで入手できる。
プペンシリーズ
狩人祭の勝ち組クエストで作成可能な防具シリーズ。
紫色のカラーが特徴的で、シーズン10プロモーションムービーの終盤、
ガンランスの属性砲を放っているハンターが装備しているのがこのシリーズである。
FXシリーズの派生がなく、性能としてはかなり微妙であり作成者も多くはなかった。
勝ち組クエストの「祭典の思い出」という入手に運が絡むアイテムが必要なのも厄介である。
外装の「プペン解放券D」はGR200の辿異クエストで入手可能。
このクエストの武器指定は片手剣・大剣・ランス・ガンランスと(なぜか)スラッシュアックスFである。*3
モスカバシリーズ
イベントクエスト「エキシビションハント」で作成可能な防具シリーズ。
紫と深緑のカラーリングが特徴だが、如何せん地味。
スキルも特筆して強力なものはなく、
名前があのモンスターを連想させるということで話題になった程度である。
外装券はプペン解放券と同じクエストで入手できる。
エクセレシリーズ
「華麗なる狩人たち」というイベントクエストで作成可能な防具シリーズ。
実装順で言えばキノス系列の末っ子。
全部位を身に纏うことを想定していると記載されているが、実際のところ全部位装備してもメリットは薄い。
パーツとしては弓用などとして活用されていたようだ。
外装券はプペン解放券と同じクエストで入手できる。

余談

  • 上述したが男装備のマントは頭防具の付属品であり、
    頭防具にこのシリーズを選ぶと様々な装備にマントを着せることができる。
  • 非常に多彩なバリエーションを持つこのシリーズだが、
    ライバルとしてサービス開始初期から存在する「スマート」シリーズがある。
    スマートシリーズと同デザイン別カラーの防具は10種類と、
    こちらもキノスに劣らないバリエーションを持つ。
    キノスレンジャーVSスマートレンジャーという劇場版が作れるかもしれない
    • なおスマートシリーズも現在は「トリートシリーズ」という系統に後釜を託している。
      HR100突破褒賞で貰える「コルーデFY」シリーズがトリート系統の防具であり、
      近年始めたプレイヤーであれば1度は見ることができるだろう。
      • ちなみにこちらも「トリートC」というシンボルカラー対応の外装防具が確認されている。

*1 派生元のキノスを除外し、同カラーのアリエッタ、ヴェント、ミストラル、テンペストシリーズ、及びルディア・ルルディシリーズをそれぞれ1種類としてみなすなら10種類
*2 元々のイベントではヒメロスシリーズの側に分類されていた双剣・太刀・ハンマー・狩猟笛の共通項として「(地ノ型において)ガードができない剣士武器」ということが挙げられるが、穿龍棍は元々ガード可能である。一方のスラッシュアックスFは地ノ型ではガードができず、嵐ノ型においてガードに類する動作が用意されている。
*3 元々ブレシスシリーズのクエストにおける武器種指定として存在していた片手剣・大剣・ランス・ガンランスは「(地ノ型において)ガードが可能な剣士武器」という共通点がある。