一文字なずみ

型録No.5
	一文字なずみ(いちもんじ-)		希少度 ★★★
	真剣少女ステータス(※練度1なまくらの初期値)
	気力値	128	攻撃力	21
	防御力	19	素早さ	11
	気	8	剣	10
	体	10	運	14
	眼	10	足	10
	胆	17	力	10
	分類
	熱量	15	間合い
	属性	木
	種類	打刀
	奥義
	奥義名	南泉斬猫（なんせんざんみょう）
	効果	敵一体：50%の確率で「即死」か「ノーダメージ」
	後方支援	敵一体：50%の確率で「即死」か「ノーダメージ」*1
公式説明
気紛れで掴み所の無い真剣少女ですが、敏捷さや集中力には感心させられる時があります。 錆び止め用の油の小瓶をいつも持ち歩いていますが、なぜか減りが早いんですよね…
加入時コメント
一文字なずみだよ！ん？なずみの尻尾は本物かって？えへへ～さあどうでしょ～

真剣少女について

• βテストから在籍。
• 一か八かだが絶対的な効果の奥義により現状筆頭クラスのエース級妖刀・格上ボスキラー。
  • バランスに配慮してイベントボス戦など要所要所では恐らくそのポテンシャルを都度封殺されるものと思われる。
  • 2015年9月1日に導入された「真剣少女の等級別ダメージ上限制」により
    「即死」とは名ばかりの「敵一体：ダメージ(大)」程の奥義に変更。初期の高待遇が嘘のようだ。
    なお例外として、妖刀少女にはダメージ上限が適用されないので、従来通り即死になる。

• 敗北絵で髪と同じ色の猫耳が露わになる。尻尾と耳は本物…？
• 容姿・キャラ付け・奥義の効果どれをとっても人気が高いが少し出づらい。
  • 打刀の出易い魂鋼50個前後で良20個位からの鍛刀報告がやや多目か？
• 公式ツイッターにて背面設定画が公開された。尻尾はまさかの本物
• 尚、中の人はしんけんOPテーマをつとめている。
  • イベント前までDMMポータルサイトのアイコンもなずみだったりなんかちょっと待遇がいい

• 2017年8月25日のメンテナンスで一文字なずみ（妖刀鬼女）が実装。
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刀の正式名称

刀　無銘 一文字　
名物　南泉一文字

逸話

その昔、足利将軍家がこの刀を所持していた。有る時、刀を研師に出したが、立てかけてあったこの刀に猫が触れたとたん、猫が真っ二つに斬れたそうな。

上記の逸話に加えて、中国の「碧巌録（へきがんろく）」という仏教書物に書かれた禅僧・南泉普願(なんせん ふがん)の故事『南泉斬猫』(なんせんざんみょう)と結びつけて「南泉一文字」と名付けられたと言う。

『南泉斬猫』の内容はこうである。(※猫が好きな方はご注意ください)
ある時、東西の堂の僧たちが、一匹の猫の所在について言い争っていた。
そこへ現れた南泉は猫を取り上げて僧たちに言った。
「禅で会得した事を答えられるならば、この猫を助けよう。答えられねば、斬り捨てる」
この問に、僧たちは誰一人答えられなかった。南泉は言った通りに、猫を斬った。
夕方、趙州という僧が外出先から帰って来たので、南泉は彼に今日起こった事を話して聞かせた。
趙州は履(くつ)を脱ぎ、自分の頭の上に乗せて出て行った。それを見て、南泉はこう呟いた。

「もし、お前があの時居たならば、猫は救えていたろうに…」

作風

鎌倉中期の備前の刀工・一文字派の作。
長さは二尺三分(61.5cm)。ただ、大磨上とあるため、本来の長さはもっと長かったと思われる。
逸話に、触れただけで猫が斬れたなどと例えられるように、一文字派の作刀でも代表的な優れた一振りである。

歴史

元々は、室町幕府・足利将軍家が所持していたが、後に豊臣秀吉に贈られる。
慶長16年(1611)、秀吉の遺児・豊臣秀頼が京都の二条城で徳川家康と会見した際、家康に贈られたと記録にある。
家康の没後は、その遺品として家康の九男で、尾張徳川家初代・徳川義直に贈られた。
現在は重要文化財に指定され、徳川美術館に所蔵されている。

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