数珠丸れん

型録No.31
	数珠丸れん(じゅずまる-)		希少度 ★★★★★
	真剣少女ステータス(※練度1なまくらの初期値)
	気力値	184	攻撃力	19
	防御力	18	素早さ	18
	気	19	剣	12
	体	12	運	12
	眼	10	足	12
	胆	16	力	13
	分類
	熱量	17	間合い
	属性	火
	種類	太刀
	奥義
	奥義名	久遠伽藍（くおんがらん）
	効果	全エリアの敵：ダメージ（大）
	後方支援	効果なし
公式説明
本日の転入生はこの若さにして信仰に篤い「数珠丸れん」（じゅずまるれん）さん。 平安時代の刀匠、青江恒次（あおえつねつぐ）の作といわれる天下五剣（てんがごけん）の一振り 「数珠丸恒次」（じゅずまるつねつぐ）と縁を結びました。
加入時コメント
うふふふふ…私、数珠丸れんと申します。これも何かのご縁、お見知りおきを…うふふふ

イラストレーター：ゼンマイブック　（クリックで画像一覧が開きます）

白目部分が潰れてみえる所為で、おどろおどろしい



衆生を救う微笑み

真剣少女について

• 2015年6月19日のメンテで実装。

• 初のレア5にして、全エリア攻撃の奥義を持つ真剣少女。
  名前の「れん」は所持者であった日蓮宗開祖・日蓮からか。

• 奥義名にある伽藍（がらん）とは、僧侶が集まり修行する清浄な場所の意味であり、後には寺院または寺院の主要建物群を意味するようになった。久遠は日蓮宗の総本山である久遠寺の事だと思われる。
  余談だが、久遠寺は文政4年（1821年）と明治8年（1875年）の二度に渡る火災で伽藍や寺宝を焼き尽くしたが、74世日鑑の尽力とその後の法主等の力により現在に至る。

• 公式ツイッターにて背面設定画が公開された。
  背面設定画
  打ち掛けの内部が分かりやすい透視図
  肩から背中にかけて、後ろ髪を省略した図・その1
  肩から背中にかけて、後ろ髪を省略した図・その2

• 妖刀少女化した場合、むしろ憑き物でも落ちたかのように、台詞や声など凛々しくなる。
• 高好感度時は、気持ちの変化に戸惑う若干穏やかになったれんの台詞が聞ける

• 2016年12月28日のメンテナンスで数珠丸れん（妖刀鬼女）が実装。
• 2017年7月21日のメンテナンスで衣装替え（水着）が実装。
  • いろいろな意味で衝撃的なおみ足を拝むことができる。

刀の正式名称

太刀
銘　恒次
数珠丸

逸話

日蓮上人の遺品として身延山の久遠寺に保管されていたが、享保年間には行方不明になっており、大正9年ごろに発見されるまでの間はどこでどうなっていたのか不明。宮内省・刀剣御用掛を務めていた杉原祥造氏が某華族の競売で発見し、海外流出を防ぐために競り落とした。それから久遠寺に返そうとしたのだが上手く話がまとまらず、結局、杉原氏の自宅前にある本興寺(兵庫県尼崎市)に奉納された。

作風

備中の刀工・青江恒次(あおえ つねつぐ)の作と言われる。
刃の長さ二尺七寸七分(82.1cm)。

歴史

天下五剣(室町時代以降の刀で、特に優れた名刀とされた五本の刀。ちなみに昔の刀剣書物にこのフレーズが使われることは一切なく、所謂自然発生した俗称である。)の一つとされる。
『享保名物帳』の記述によれば、日蓮宗の開祖・日蓮上人が身延山を開山する折、麓の信徒大檀那(おおだんな＝有力檀家)で、地頭・波木井三郎実長より寄進されたものだと言う。
日蓮上人は、この太刀を破邪顕正の剣とし、太刀の柄に数珠を巻いて佩いていた。そのため、いつしかこの太刀を「数珠丸」と呼ぶようになったのだそうだ。
日蓮上人の没後、身延山久遠寺に保管されていたが、享保年間(1716年～1735年)に数珠丸は寺から姿を消し、大正9年に宮内省・刀剣御用掛の杉原祥造に発見されるまで行方不明となっていた。
現在は、逸話に記載の通り兵庫県尼崎市の本興寺に寄進され、保管されている。

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