キャラ攻略/多々良小傘

Last-modified: 2012-12-28 (金) 05:17:34


ルート概要

不遇な過去を感じさせない明るく愉快な少女。しかし心の奥では忘れられること、忘れてしまうことに恐怖を抱いている。居なくなってしまった親と忘れ形見の傘を基本として生きる彼女は失くした過去を取り戻す為に生きていると言える。主人公は彼女の過去に決着をつけ共に歩く未来をつかむことができるのか?

キャラ設定

  • 常に変わったデザインの傘を持ち歩き、事あるごとに人を驚かせて注目を得ようとする変わった娘。
    ただし、本人に迫力が無く、成功する方が稀なので最近では一芸で驚かす方向にシフトしようかと画策中。
    最近のターゲットは悪目立ちしている主人公と何かと評判のいい白蓮さんらしい。
  • 地に足が着いていないというか、見ているこっちが不安になってしまうような頼りない性格。
  • なぜか左目が赤、右目が青のオッドアイだが小傘も理由は知らない。
  • 奨学金で学園に通っている苦学生。女子寮の住人の一人。
    学費の足しにするため、暇を見つけては自室で傘張りの内職をしている。
  • 学園で似たようなことをやっているカナとは盟友関係にあり、ぬえに驚かし方を師事している。
  • 幼少期に両親に捨てられ、孤児院で育った。同じ孤児院で育ったスコールを兄として慕う。
  • 傘は捨てられた際に唯一持っていた物で、それ以来肌身離さず持っているようだ。
    なぜかやたら頑丈。戦闘時は容赦なく振り回して戦う。お前それでいいのか?
    一つ目ワッペンと舌のように見える真っ赤な留め具が付いている。時々一つ目が動く気がする……
  • 人を驚かしているのは、そうすればその人達の記憶に残りやすく、両親の耳に自分の事が届くかもしれないと考えたから。

出現条件

  • 主人公の学園内知名度が一定以上になると、主人公がソロの時きょうきょPOPして驚かせてくる。以降校内で一人で居ると稀に良くPOPするようになる。
  • 学園内知名度は友好度・好感度が「友人」以上の人数に素行補正をかけて算出される。素行補正は素行が「とても良い」以上、または「とても悪い」以下のときに加算される。しかし後述のフレリス登録イベントのため素行は良くしておくべき。
  • 主人公のストレスが高いと怒りが有頂天になり小傘にお説教を始めてしまう。小傘は素直に言うことを聞いてそれ以降主人公を驚かせなくなり、それ以降の小傘イベントは起こらなくなる。

フレリスト登録条件(戦闘参加)

  • 小傘と出会った後、中庭で昼食をとると風紀委員が会合を開いているところに出くわす。サイファーの話を盗み聞きすると、最近小傘が学園の風紀を乱している、粛清が必要だ、などと物騒な事を話している。だんだん頭がヒットしてきて過激なことを言い出すサイファー。ちょとsYレならんしょと思った主人公は風紀委員の会合に割ってはいる。この時、主人公の素行が良いとサイファーに代わりに小傘を更正させるように言われる。逆に素行が悪かった場合はサイファーを実力で黙らせて小傘への指導権を奪う流れになる。勝てない相手ではないが、それ以降学園内でサイファーに粘着されるようになるので素行はよくしておいた方がいい。
  • 風紀委員に代わり小傘を指導することになった主人公。痛めつけるのもどうかと思い逆に驚かしてやることにする。主人公は逆襲用にのっぺらぼうマスクを製作し、ソロで学園をうろつきながら小傘を待ち受ける。何も知らず背後から驚かせてくる小傘に対し、主人公はのっぺらぼうで振り向く。すると、驚いた小傘はバランスを崩し転倒、気絶してしまう。ここで選択肢「保健室へ連れて行く」を選択すると小傘を保健室の永琳先生に預けてその日は帰宅することになる。翌日、登校すると小傘が現れ、介抱してくれたお礼を言い、逆に驚かされたことで主人公の驚かしスキル(?)を認め、協力してほしいと言ってくる。気絶までさせられてまだ懲りないのかとあきれが鬼なる主人公だったが、小傘の勢いに押されて協力することになり、フレリス登録される。
  • ちなみに小傘が気絶した際「服を緩めてあげよう」を選択すると服をはだけた小傘の一枚絵が入手できる。しかし直後にきょうきょスコールがPOPし「一級SEEDである俺の妹分に対してareに及んだことで俺の怒りが有頂天になった!」系のことを言い粘着してくる。ここでのスコールは驚異的なステータスを誇り毎ターン固有WS連続剣で大ダメージを与えてくる。他人との対戦でマルチジャンクションつかうなよ……。小傘POPイベントから連続するためソロで戦う必要があり撃破は困難だが、周回を重ねてスキルを身に着けていれば撃破も可能であるらしい。戦闘終了後、勝敗にかかわらず主人公は退学処分となる。途方にくれる主人公の前に崖下高校の生徒たちがPOPする。「幻想少女に直接手を出すとは、うらやまけしからん奴め……お前には山ほど説教がある 楽しみに待っていろよ」そういって崖下紳士たちは主人公をどこかへ連れ去っていった……。そして数日後、そこには元気に崖下高校へ通う主人公の姿があった!

    オレはようやく上り始めたばかりなんだ……このはてしなく険しい紳士崖をよ……。(未完)
    システムメッセージ:次週より入学校・崖下高校が選択できるようになりました。(ウソウサ!)
    GAMEOVER

ミニゲーム「必殺傘張り浪人!」

  • フレリス登録後、所持金が一定値以下だと小傘に内職を手伝わないかと持ちかけられる。
    学生寮の小傘の部屋まで案内された主人公は部屋に所狭しと広げられた乾燥中の唐傘に驚く。
    以後小傘の部屋を訪ねることで傘張り浪人をプレイすることが出来るようになる。
  • 次々と画面に表示されるコマンドを制限時間内に入力していくミニゲーム。
    ジョブが侍か忍者、もしくはDEXが高いとコマンドが簡単になる。
    クリアするとスコアに応じて報酬金が支払われるほか、参加したPTメンも含めてDEXが上昇する。
    クリアスコアにより称号が得られる。
    スコア称号
    50~100「傘張り浪人」
    101~200「傘張り親分」
    201~300「傘張り同心」
    301~400「傘張り奉行」
    401~500「傘張り老中」
    501~「傘張り将軍」
    50未満を取ると傘張り称号が剥奪されるので注意
  • 一部ミーハー系ヒロイン(早苗など)にフラグが立っている時、称号が傘張り浪人以下だった場合
    「彼氏が傘張り浪人だった……別れたい」といってフラグが解消される。
  • 条件を満たすとミニゲーム終了後にイベントが発生する。
  • 特殊イベント
    • 早苗、幽香がPTにいる
      内職の暇つぶしに雑談をする早苗と幽香。見事なサディスト2りだと関心はするがどこもおかしくはないな。
      2りのやりとりに内心ひああせかきながらも感心した小傘は「人を驚かせるにはやっばSじゃないとだめかー」と言って狂化「さでずむ」の封印がとけられる。
      効果はバーサクと同様。攻撃力アップ、防御力ダウン。
  • ぬえ、カナがPTにいる
    内職の暇つぶしに全国のちびっ子がびっくりしたというおすすめポケモンアニメを鑑賞しようと言うぬえ。電脳戦士の圧倒的なP(ポケモン)スキルの前に、どうしてフラッシュがこんな攻撃力をもっているんだと絶望が鬼なって次々倒れていくPTメン。みんなを驚かせることが出来たことに満足しつつ、ぬえもまた気を失った。
    後光「からかさ驚きフラッシュ」の性能アップ
    通常のフラッシュの効果である命中率低下に加え、スタン、ショック、混乱、のステータス異常を与える。ちなみに画面の前のプレイヤーに状態異常を与えることはないので安心。
  • 早苗、諏訪子がPTにおり、早苗が刹那もしくはグラハムと友人である。
    内職の片手間に早苗が借りてきた「機動騎士ブロント 逆襲の汚忍」を視聴する。「カリスマボスはファンネル使えないとだめかー。使えるひとあこがれちゃうなー」と洩らす小傘。
    suwako<使えるよ
    kogasa<えっ
    suwako<神通力で余裕
    漏斗「洩矢の金の珠」が入手できる。装備すると毎ターン通常攻撃ダメージの20%の追加ダメージを自動で与えるアクセサリ。コストとして毎ターン最大MPの10%を消費する。小傘か早苗が装備可能。AC学園関係者との戦闘で使用すると、「あんなものを浮かべて喜ぶか、変態共が!」と罵られる。傘がフラガラッハもしくはアンサラーのときに装備すると名称が「ソルディオス・オービット」になり、若干威力があがる。
  • 早苗、スコールがPTにおり、上のイベントとゆうかりんの花イベントがすでに発生済み
    今日も傘張りをしつつアニメ鑑賞会を行っていた。今回上映しているのは「機動騎士ブロントF⑨1」。「露骨に傘の中に触手を仕込んでくる・・・いやらしい」と急にもじもじしだした小傘。一方主人公とスコールは暴れ回る触手を見て「花なんだ……ゆうかりんの花なんだよ!」と急にトラウマがきたらしくアワレにもヒーローの役を果たせず頭がおかしくなっていた。
    傘改造レシピに「ラフレシア」追加される。
  • スコール、早苗がPTにおり、スコールの友好度が非常に高い。AC学園に潜入し購買部でACfAを購入している
    傘を張りながら主人公とスコールは小傘の傘改造案について相談していた。いくら頑丈とはいえ所詮傘、小傘の身の安全のためにもう少し戦闘力を上げたいと話す主人公。スコールからガンブレード主要部を移植する案も出たがいまいちパッとしない。ふと横をみると傘張りに飽きた早苗がロボットゲームをしていた。ゲーム内では傘のような機動要塞がミサイル、レーザーで弾幕を張り早苗の操る自機を撃墜していた。それをみた主人公とスコールはこれだと顔を見合わせ図面作成に取り掛かった。
    傘改造レシピに「フラガラッハ」追加

傘改造

「必殺傘張り浪人!」をクリアし、傘張り同心以上の称号を所持していると小傘の部屋で傘改造が行えるようになる。改造には材料となるアイテムが必要。

  • ナス傘
    • 必要アイテム
      ナス、サツマイモ、ブルーベリーのうちどれか5個
    • 通常攻撃時追加効果
      低確率でスタン、鳥系にテラーの状態異常
    • note
      初期状態。ナス色の傘に目玉と舌のワッペンが付いている。目玉効果で鳥系に結構な確率でテラーを与える。アントシアニン配合で目にやさしい。
  • ラフレシア
    • 必要アイテム
      幽香の花、モルボルの触手×4、触手付きコントロールロッド、バイドルゲン×20
    • 通常攻撃時追加効果
      AGI低下、バインドの状態異常。1.2倍攻撃。まれに臭い息も追加
    • note
      ピンク色をした花びら状の傘。傘の内側には無数の触手が仕込まれている。なぜか生物的に蠢いており、大変……いやらしい。怪しげな新素材配合で防御時、弾属性攻撃を無効化する。
  • フラガラッハ
    • 必要アイテム
      フラガラッハ(片手剣)、リボルバー、ミサイル×20、レーザー砲×20、ジェネレータ
    • 通常攻撃時追加効果
      1.5倍攻撃。必中。
    • note
      傘とガンブレードを要塞風に組み合わせた全く新しい武器。ガンブレラとかそんな中忍病な名称ないから。ガンブレードとしての攻撃性能に加え最大MPの10%を消費することですべてのダメージを20%カットする。さらに防御時レーザー(光属性)とミサイル(火属性)でカウンターを行う。絶大な戦闘力を誇るが突属性が弱点で2倍ダメージを受け、突属性クリティカルだと即死するデメリットがある。
  • アンサラー
    • 必要アイテム
      不明
    • 追加効果
      不明
    • note
      傘AF。詳細不明。

ルート攻略

フレリス登録までが若干面倒だが、PTに誘えるようになると素直な性格のため、驚かしクエをこなしていくだけで好感度は鯉のぼりになる。ただし驚かしクエは小傘と2りPTである必要があるため、別キャラとの同時攻略には向かない。また、TRUEエンドのためには終盤のバトルイベントをクリアする必要があるため、レべリングや傘改造を積極的に行おう。

序盤

小傘POPのため積極的に山脈を築くべし。各PCそれぞれ初期友人、部活動などをうまく活用し、どこかのコミュニティで友情を育むといい。だいたい1~2つのコミュニティ制覇ぐらいで小傘がPOPするようになる。フレリス入りしてからしばらくするとスコールを紹介して貰える。しかし、スコールはあまり友好的ではなく、主人公に小傘を面倒に巻き込むんじゃないぞと釘をさして去っていく。小傘いわくちょっと人見知りが激しいかららしい。以降素行がある程度悪くなるとスコールがPOPし粘着してくるようになる。フレリス登録後は白蓮を驚かせクエストを行うことになる。

  • 小傘フレリス加入後、主人公が遅い時間に下校すると校門脇で隠れている小傘を見つける。小傘に話を聞くと、次の驚かしターゲットは白蓮で、定時制に彼女が登校してくるの待っているらしい。白蓮を慕うものも多く何か問題が起こるとまずいと心配した主人公は小傘を止めるが小傘は聞き入れない。仕方なく主人公は小傘を物陰から見守ることにする。日が完全に落ちた頃、白蓮が登校してくる。電灯がない場所を通過するタイミングを見計らい、小傘はしのびあしで背後から近づき大きな声で白蓮に声をかけた。小傘にしてはなかなかの手際だと感心する主人公。しかし、穏やかに振り返った白蓮は全く動揺しておらず、逆に元気よく挨拶してきた小傘を気に入ったらしく名前を聞いてきた。予想外の展開で固まってしまう小傘。仕方ないので主人公も白蓮に挨拶して小傘を連れて退散した。
    後日、小傘からどうすれば白蓮を驚かすことができるかと相談を受ける。先日の出来事で白蓮の胆の太さを痛感させられた主人公には良い手段が思いつかない。仕方なく知り合いに相談することにした。相談は主人公の友人(好感度・友好度が高ければフレリス入りしていなくてもよい)+カナに限られる。
  • 相談相手
    • ブロントさん
      「ほう俺にタイマンの作法を聞きにくるとはお前わかってるようだな俺はこの眼力で多くの不良を沈めてきた学園のファイヤーさんですねといわれたこともある」
      何か誤解しているブロントさん。メンチのきり方を丁寧に教えてくれる。小傘が早速白蓮相手に試してみるが目に力が入りすぎて涙目になってしまってもうだめ。いきなり目の前で泣かれたと思った白蓮はちょっと驚いて困り顔で小傘の頭をなでてくれる。(見事に驚かせたと関心はするがどこもおかしくないな。さすがナイトは格が違った!)
  • 汚忍
    「協力すると思ったか!しないよ(笑)」
    汚いなさすが忍者きたない。だがイベント進行条件の3りにはカウントされる。この辺の心配りが人気の秘訣。
  • リューサン
    「そうだなぁ。昔テレビで見たハイジャンプ金メダリストが座ったままの姿勢で膝だけで跳躍したときはホントに驚いたよ。俺がジャンプに魅入られたのはあの時だったのかもな・・・」
    勝手に過去語りに入ったリューサンをその場に残して立ち去る主人公と小傘。校舎裏で2りで必死に特訓するがなかなか上手くいかない。そこに白蓮が通りかかり、2りの必死の特訓を見て「誠に熱く、一所懸命である!」と関心が鬼なりジュースを奢ってくれる。2りは「懐があまりに深すぎた」「これじゃ何もできない」系の事を言ってみたがもうだめしゃがみジャンプ作戦は校舎の裏世界でひっそりと幕をとじたらしい。
  • ファイナルタツヤ
    「最近人をファイナル驚かしてまわっているファイナル不良学生とはお前らのことか。まあしかし今のところファイナ(ry実害はファイ(ry幸いにして出ていないからな。ファ(ry生徒会長としてはフ(ry苦言を呈したいところだが、(ry俺個人としてはそのひたむきさには(rエールを送りたい。」
    そういってファイナルタツヤは立ち去っていった。結局相談には乗ってくれなかったがその自信あふれる姿に小傘は何かをつかんだらしい。その足で白蓮の元へ向かうと真正面から言い放つ。「やいファイナル聖白蓮!今日こそファイナルあなたを驚かせてファイニャル泡をふぁあいたっ……!」舌を噛んだようだ。白蓮は口内炎になると困るからといってビタミンC配合アメ(レモン⑨個分で良い)をくれた。やさしいなーあこがれちゃうなー。
  • 内藤
    「うはwwwwwwwおkwwwwwwwwww」
    白蓮を驚かせたい旨を伝えると内藤はとんずらでカカッっと行ってしまった。追いかけると「俺wwwww様wwwwwww西京ww催促wwwwwwww君のwwwwお知りにwwロックオンwwwwww」と言って内藤が白蓮の背後を取っていた。おろおろと白蓮がくるくる回るが見事に背後を取り続ける内藤。しかしフッと短く息を吐いて落ち着きを取り戻した白蓮は次の瞬間見事な体術で内藤の後ろに回っていた。「いきなりなんなんですか?」若干青筋を立てながら尋ねる白蓮。だが内藤がそれくらいでひるむ訳もなく「うはwwwwそwれwwはwwwwざんwwwwwぞうwwwwwだwwww」といって再び背後を取り返す。さらに白蓮が裏周り「後ろです」「後ろだwwwww」「やりますね」「BeHinD yOUwwwww」…… 二りはそのまま高速で背後を取り合いながらどこかへ行ってしまった。その場にはアワレにも目で追うのがやっとなヤムチャタイプの主人公と小傘だけが残された。AGIすごいですね。
  • 師範)
    「うおおおおおおおおおおおおおお!」
    どうやったら驚かせるかを師範に尋ねると彼は雄叫びを上げながらその場で両腕を広げ回転し始めた。次の瞬間師範は宙に浮き、そのまま飛び去ってしまった。あまりの迫力に主人公と小傘は本来の目的も忘れその場に立ち尽くすのだった。……すごい漢だ。
  • 早苗
    「人を驚かすのに常識にとらわれてはいけないのです!だいたいあなたはフォームから掛け声から古典的すぎるんですよ!」
    よくわからないが心に火がついたらしく小傘に熱心に指導する早苗。指導は深夜まで続き、そして完成したのが……。パンを尻にはさんで右手の指を鼻の穴に入れて左手でボクシングをしながら「いのちをだいじに!」。目の前で美少女2りが繰り広げる退廃的な光景に主人公は目の前が真っ暗になった!……どこからか主人公の名前を呼ぶ声がする。気がつくと小傘が主人公を揺すって呼びかけていた。どうやら指導が長引いたため主人公は眠ってしまったらしい。さっきのが夢でよかったと安堵する主人公。小傘の話では早苗の協力によってついに新フォーム&決めゼリフが完成したらしい。自信満々の早苗に促され小傘が実演してくれることになった。が、小傘の左手にはボクシンググローブ、右手にはパンが……。恐怖にとらわれた主人公はその場から一目散に逃げ出す。翌日小傘に聞いた話によると、結局驚かせるのには失敗したらしい。なぜ昨日急に帰ったのか小傘に尋ねられるが、主人公は知らないほうが良いこともあると言って拒否する。納得いかない小傘だったが主人公のネガがオーラとなって見えそうになっている様子からそれ以上は追求してこなかった。
  • カナ
    「驚かせる基本はやはり視覚聴覚への刺激じゃないかしら」
    小傘の盟友カナの助言のもと、小傘の全身に太鼓、笛、鈴、カスタネットなど楽器が手当たりしだい鈴なりに取り付けられ、傘にも大量のミラーボールが装備された。発想の起点はまともだったのに終点が何かおかしい。さすが小傘の盟友だなとあきれが鬼なる主人公。自慢げなカナに連れられ白蓮の元へ向かう。小傘はいつもどおり背後から接近して驚かせる作戦をとるが、歩くたびフル装備の楽器類が音をたて白蓮に気づかれてしまう。振り替えって小傘の姿を確認した白蓮は、みごとなちんどん屋姿だと関心はするがどこもおかしくはない系の賛辞を送る。なるほどこういう目立ち方もあるのかと小傘とカナは大変満足したようだった。お前らそれでいいのか……
  • スペランカー先生
    とにかく拷問だ 拷問にかけろ!?
    スペランカー先生に驚かせる方法について尋ねると予想だにしなかった返答が帰ってくる。
    見覚えのある職員室
    見覚えのある先生
    だけど......
    .........なぜ?
    きょとんとする小傘。しかし次の瞬間ニヤリと口元を歪め「わかりました先生!」といって走り去っていく。スペランカー先生の豹変を疑問に感じつつも小傘を追う主人公。しかし一瞬の逡巡により小傘を見失ってしまう。小傘がどう理解したかはわからないが本当に白蓮を痛めつけるようなことになれば小傘の学園での立場はなくなってしまう。主人公は学園中を探し回った。
    そこに突然悲鳴が聞こえる。最悪の状況を予想しつつ、主人公は悲鳴の上がった方向へ向かう。そこにはなんと仰向けに倒れた白蓮と馬乗りになっている小傘が。しかも白蓮は息も絶え絶えだ。遅かったかと感じつつ小傘をとめるため2りに駆け寄る主人公。しかし近づいてみると様子がおかしい。よく見ると小傘は痛めつけているのではなくくすぐり倒しているようだ。もみくちゃにされ着衣が乱れ、涙目で荒い息を吐く白蓮の姿に思わず固まってしまう主人公。(ちゃんとCGもあるぜイャッホーーーイ)しかし白蓮に助けを求められ我に返り小傘をひっぺがす。起き上がった白蓮は顔は笑っているが怒りがオーラとして見えそうになっていた。身の危険を感じた小傘はすぐにいたずらが過ぎたことを謝った。白蓮が「ほう謝罪が生きたな。すぐに謝ったのででこぴん一回で許してあげます」というと小傘は「やっと許しがでたか!心が広大だなーあこがれちゃうなー」と大歓迎状態だった。その直後一瞬で間合いをつめた白蓮は小傘の額に強烈な一撃を見舞う。もんどりうって倒れ気絶する小傘。ちゃんと加減して打ったのですぐに気がつくと言う白蓮だが主人公にはめがとんでこぴんにしか見えなかった。顔に出ていたのか、「でこぴんでよかったなこれがめがとんでこぴんだったらお前もう死んでるぞ」とか聞こえた気が、聞こえてない。何か言ったの?俺のログには何もないな。
    白蓮にどうしてこうなったのか説明を求められた主人公はスペランカー先生の様子がおかしかったことを話す。心配した白蓮は職員室に向かう。気絶したままの小傘も白蓮も放っておけなかった主人公は小傘を負ぶって白蓮の後を追った。白蓮と一緒に職員室でスペランカー先生に具合でも悪いのか尋ねると、先生は「俺はイつもどうリだよ?」と答える。主人公が先生の口調がいつもと違うことをいぶかしんでいると、「せんセイをうたガウのか…?」と突然襲いかかってくる。ここで戦闘に入るが小傘は気絶しているのでPTは主人公と白蓮の2り、白蓮のジョブは赤/モであり、主人公は小傘を背負っているので打撃不可かつAGI半減。実質白蓮単騎での戦闘となる。スペランカー先生は普段の肉弾戦主体の戦闘法ではなく、なぜかおだまじゃくし状の弾幕を展開してくる。ステータスも大幅に強化されておりオートリジェネまで付いているが、落下により即死する特性はいつもどおりのため、白蓮の打撃系スキルでふっとばすと1ターンで勝負がつく。逆に魔法攻撃を行うと倒し切れず圧倒的攻撃力の前に圧殺されてしまうので注意。スペランカー先生を倒すと死亡するが残機を使って復活する。復活した先生は正気に戻っている。一体どうしたのか尋ねると、昨日ふしぎのダンジョン深部で未確認のNMを討伐して帰宅してから記憶が曖昧だという。そのNMに取り付かれていたのだろうか?先生は迷惑をかけたお詫びとしてそのNMのドロップアイテム「触手付きコントロールロッド」をくれる。白蓮に改めてお詫びをして別れた後小傘が目覚める。しかしまだ衝撃が残っているのか上手く歩けないので仕方なく主人公は小傘を学生寮の部屋まで送っていく。小傘は今日は白蓮さんにお仕置きされたけどなかなか手ごたえがあったと満足げに話す。白蓮より自分のほうが驚いたとげんなりした表情で語る主人公を見て、小傘は複雑な表情で笑うのだった。

3り以上に相談済みで白蓮の好感度が一定値以上ならイベントが進行する。

  • VS白蓮最終決戦
    いろいろな人に相談するがなかなか白蓮驚かし作戦は上手く行かない。そこにぬえがPOPし小傘がぬえを師匠と呼んで尊敬していることがわかる。
    小傘がぬえに協力を要請すると、ぬえは昔白蓮にせわになったことがあるので白蓮の弱点は知り尽くしている、良い考えがあるので任せろという。だがその作戦のためには主人公の協力が必要不可欠であるらしい。非常に嫌な予感がして乗り気でない主人公。ぬえは嫌ならやめてもいいんじゃよというような態度だが、小傘が「師匠のいない作戦に未来はにぃ」「お手本がいなくなる」と必死に頼み込んでくる。主人公はしぶしぶ協力することにする。
    協力を申し出るとぬえは主人公の顔をがっしりと掴み顔を近づけてなにか正体不明の言葉をブツブツとつぶやいた。30秒ほどそうした後、ぬえは主人公を解放する。何をしたのかわからなかったがぬえは仕込みは済んだと言い、主人公の役は白蓮に声をかけて注意を引き付けることだと言う。主人公がタゲを取っている隙にぬえが必殺の作戦を実行するらしい。ちなみに小傘の役割は特になかった。(弟子を信用しない恥知らずな師匠がいた!)それ位なら簡単だと主人公は安堵し、3りは白蓮の所に行く。
    白蓮を見つけると小傘とぬえは物陰に隠れる。さて何と声をかけようかと考える主人公。結局、ぬえには特別指示されていないので定型文で声をかけることにした。
    「こんにちは白蓮さん」
    「何か用でしょうか」
    しかし主人公が意識せずに次いだ二の句はテンプレを大きく逸脱したものだった。
    「好きです付き合ってください。」
    「それほどでもありませ……」
    「「「おいィィィィィィィィィ!!!」」」
    突然の告白に驚いた主人公、白蓮、小傘、の絶叫があたりに響いた。「えっと、いきなり言われても、嬉しいですけど、そんな、でも、お友達からなら……」かつてないほどに動揺し赤面してたどたどしく答える白蓮。しかし目の前の主人公ともうひとつ叫び声が聞こえたことに気づいた白蓮は、物影に隠れた小傘とぬえを見つけ捕まえる。
    やはりぬえの仕業だったかと納得する白蓮に対し訳が分からない主人公が説明を求める。白蓮曰く、ぬえには他人に暗示をかけて物事の道理を分からなくさせることができ、今回は主人公のテンプレ会話の法則を乱して告白させたようだ。
    白蓮がぬえにどういうつもりでこんなことをしたのか詰問する。はじめははぐらかそうとしたぬえだったが、白蓮の力強いまなざしにごまかし切れないと感じたのか正直に話し始める。
    小傘が白蓮にちょっかいを出していると聞いて心配になり密かに様子をうかがっていたこと。なんだかんだで小傘のバカに付き合ってやる主人公がひどいお人よしであることが判ったこと。白蓮も主人公のことを嫌っている訳じゃないし、勢いで引っ付けてしまおうと思ったこと。自分のせいで昔不幸になってしまった白蓮を支えてくれる人になってほしかったとぬえは語る。
    それを聞いた白蓮はぬえを一喝、そんなに幸せにしたいなら他人任せにせず、自分でしてみろと言う。自分がそばにいるとまた迷惑がかかると言うぬえに対し、勝手にいなくなられるほうが悲しいと白蓮は返す。感極まって泣き出すぬえを白蓮は優しく抱きしめる。
    あまりの急展開に理解が追いつかない主人公たち。白蓮によると、2りは10年前の不幸なすれ違いから長い間疎遠になっていたらしい(詳細は白蓮ルート・ぬえルートで)。白蓮は主人公たちに自分たちの厄介事に巻き込んだことへの謝罪とぬえと打ち解けることができた礼を述べ、ぬえを連れて立ち去った。
    主人公はとりあえず小傘に声をかけ帰ろうとするが小傘の様子がおかしい。身体が震えているうえ少し涙ぐんでいる。どうしたのか尋ねると小傘は「いきなりいなくなったりしないでね」とお願いしてくる。「何を馬鹿な」と「約束する」が選択肢として出るがもちろん「約束する」を選択しよう。いなくならない約束のためゆびきりをすると小傘は涙をぬぐって頭を振るといつもの明るい小傘に戻った。一体何なのか尋ねる主人公だったが、小傘ははぐらかして答えてくれない。そんなことより早く帰ろうといって小傘は主人公の手を握って引っ張っていく。主人公は急なことでちょっと驚くが、手を握ってずんずんと先を行く小傘が何故かまだ震えているように見えて、つなぐ手にちょっとだけ力を込めた。結局その日は小傘を寮まで送ってから別れる。
  • ぬえと白蓮の和解の翌日、小傘がまた相談にやってくる。白蓮を攻略(?)したので新たな驚かしレベルへバーションアッポしたいらしい。
    主人公たちが驚かし作戦について話し合っていると、楽しそうに会話しながら歩いている白蓮とぬえを見かける。10年の空白を感じさせない2りの姿を見て主人公たちは思わずほほえみが鬼なってしまう。その光景を見て小傘は何か思いついたようだ。
    「我が師匠の恩人なら白蓮さんはわちきの恩人も同然!」
    白蓮を見習って困っている人をきょうきょ助けることでびっくりさせるつもりらしい。それならサイファーに約束した小傘の更正クエは早くも終了ですねと思った主人公だったが、小傘に人助けの経験はないから改めて協力してほしいと頼まれる。
    ここで「はい」と「いいえ」の選択肢がでるが、「いいえ」を選ぶと「そんな ひどい。やっぱり昨日の白蓮さんへの告白は本心だったんだ……」と急に涙目でもち焼き始める。否定すると「じゃあ手伝ってくれるよね?」と再び選択肢が出る。「はい」選択するまでループし、「いいえ」を選んでも好感度低下はないので、さでずむあふれる紳士は全力でいいえを選んでいいぞ。「はい」を選ぶと小傘は善は急げと言って主人公の手を引いて町へ困っている人を探しに突撃する。楽しそうに先を行く小傘を見て、先日の弱りきった小傘を思い出した主人公はやはり泣き顔より笑顔だなと心のなかでつぶやくのだった。このイベントで小傘の好感度は大幅アッポしデートに誘えるようになる。

中盤

シナリオ本筋として、街で困っている人を助けていくイベントをこなすことになる。平行して、TRUE関連のサブイベントが発生する。メインの人助けクエストが終了すると、サブイベントでのフラグ回収が出来なくなるので、TRUEENDを目指す場合は注意が必要である。

  • TRUEフラグ回収
    • まずデートで『迷子の小傘』、『相合傘の散歩道』を発生させよう。
    • 相合傘の散歩道以降、相合傘で下校すると、小傘の過去と傘への思いを聞ける。

      • 相合傘で下校すると、下校中の学生達の注目を集めてしまう。ただでさえ奇妙な傘で注意を引きやすいのに、小傘が主人公を雨に濡れさせないよう必要以上にぴったりと寄り添って歩いているためだ。主人公は小傘にもう少し離れて歩いても大丈夫だというが、小傘は断固拒否する。ならもう少し普通の傘にしてくれと頼む主人公。それを聞くと小傘は少し悲しそうな顔をした。いつも持ち歩いているが何か思い入れがあるのかと主人公が尋ねると小傘は自分の過去を語る。
        10年前に親に捨てられ孤児院で育ったこと。親と離れ離れになったショックの為か孤児院に来る前の記憶がないこと。傘は捨てられた時に持っていたものだから、その傘を持って人の注目を集めればいつか親に気づいてもらえるかも知れないと思ったこと。
        「実はこの傘名前もあるんだよ~その名も『カラカサ』!」
        冗談めかして過去を語る小傘だったがアワレにもその寂しさはバレバレだった。主人公は、じゃあもっと目立たないといけないな、と言い訳しつつ横を行く小傘の肩を抱いて身体を引き寄せる。小傘は若干驚いたようだったが主人公の腕を振り払いはしなかった。
        別れ際、主人公は小傘に親を探しに行く気はないのかと尋ねる。小傘は、親を見つけてもし自分がいらない子供だと言われると立ち直れないから探しに行くのは怖いと語る。主人公を家まで送り届け一人道を行く小傘を見送りながら、主人公はなんとか小傘の力になりたいと思うのだった。
  • 人助けクエスト中は、街に何か困っている貧弱一般人がPOPするようになる。(例:コンタクト落とした・オデノカダダハボドボドダ・ヤマメちゃんが可愛くて生きるのがつらい…など)
    普通ならまだ着かない時間にきょうきょ手助けして、ああヒーローは偶然常に近くを通りかかるもんだなと驚き顔にさせよう。
  • ある程度人助けをしていくと、紳士学園の男子生徒2り組から強引なナンパを受けている早苗に出会う。
    ただし、すでに『紳士学園の復讐』を起こしている場合は似非紳士はPOPせず、イベント進行はここでストップする。小傘GOOD以上のエンディングにたどり付けなくなるので注意。
    頭がヒットした紳士達から早苗を救うため戦闘になる。紳士2りの戦闘力はそれほどでもないので簡単に勝てるだろう。負けた紳士達は「おぼえてやがれ!」とよくある捨てゼリフを吐いて逃げていく。
  • 早苗を助けてから数日後、『紳士学園の復讐』が発生し小傘がさらわれる。だだしイベント内容は通常と若干異なる。
    主人公が登校すると下駄箱に小傘のヘンテコ傘が置いてある。肌身離さず持ち歩いているはずの傘が置いてあることを不審に思い調べると、手紙が挟んであるのを見つける。その手紙には「小傘を預かった、町外れの廃工場に一人で来い」と書かれてあった。怒りが有頂天になった主人公は傘を持って一人で廃工場に向かう。(このルートでは『助けを呼ぶ』の選択肢は出ないため、ソロで助けに行くことになる。)主人公が廃工場に着くと、そこには紳士学園一級廃人生徒達と捕らえられた小傘がいた。
    ここでTRUEフラグの回収状況によってイベントが分岐する。
TRUEフラグを取り逃している場合
通常のイベントと同じように小傘救出後、ナメタ態度をとった似非紳士達をフルボッコにする。
TRUEフラグを全て立てている場合
隙を見て小傘を救い出した主人公。しかし、長時間拘束されていた小傘は思うように体を動かすことが出来ず、小傘を庇いながら戦う主人公は徐々に傷を負っていく。似非紳士達はその弱みに付け込み、小傘を集中攻撃する。回避が間に合わない小傘を主人公は体を張ってかばい、深い傷を負う。勝利を確信し下卑た笑いを浮かべながら近づいてくる紳士達の前に主人公は最後の力を振り絞って立ちはだかる。
傷だらけでもなお小傘を守ろうとする背中を見て、小傘にいつのことだか判らない記憶がフラッシュバックする。記憶の中の『彼』もまた小傘をかばい、そして……。訳の判らない感情に突き動かされ、小傘は傘を振り上げる。すると傘の一つ目と小傘の左目が真っ赤に輝き、次の瞬間巨大なからかさお化けのような召喚獣が姿を現した。召喚獣は辺りに大嵐を呼び似非紳士達をなぎ倒していく。主人公が呆然と見守るなか、召喚獣は全ての紳士を打ち倒すと消えていった。
敵がいなくなり主人公が安堵したのもつかの間、小傘が糸が切れたかのようにその場に崩れ落ち気を失う。主人公がいくら声をかけても小傘は反応しない。先ほどの召喚獣が呼んだ嵐で携帯電話が壊れていたため、主人公は小傘を背負って病院に向かおうとする。しかし主人公の傷も深く、廃工場を出るとすぐに倒れてしまう。そこに先ほどの召喚獣を見たスコールが駆けつける。状況を察したスコールが救急車を呼ぶ声を聞いて安心した主人公もまた気を失った。

終盤

以下ではTRUEフラグを回収して『紳士学園の復讐』を終えた場合について記述する。
TRUEフラグを回収できなかった場合は日常の学園生活にもどるので思う存分小傘ちゃんとイチャイチャして好感度を稼いでくだしぁ。

『ジャンクション』

紳士学園との戦いで傷つき倒れた主人公は病院のベッドで目を覚ます。どうやら戦いで体力を使い果たし半日ほど眠っていたらしい。状況を思い出した主人公が小傘を探すと、隣のベッドで穏やかに眠っていた。そのベッドの脇には、スコールとリノアが控えている。スコールは主人公が目覚めたのに気づくと、小傘がこんなに傷つくことになったのは主人公が不甲斐ないせいだと言って掴みかかってくる。すんでのところでスコールはリノアに止められた。リノアに説明を求められ、主人公は似非紳士に呼び出されてから小傘が召喚獣を呼び紳士たちを蹴散らすまでを説明した。話を聞き終わったリノアは何か納得したようにうなずくと自分のことについて説明を始めた。


自分は古代より受け継がれてきた『魔女』の力と知識を持っている。魔女の力を奪ってを悪用しようとするものも多く、魔女は敵に対処するため、G.F.(ガーディアン・フォース)と呼ばれる特殊な召喚獣を操る知識を受け継いできた。G.F.は一般の召喚獣とは違い、ジャンクションという技術で自分の身に宿すことで自身の戦闘力を何倍にも高めることができる。ただしその代償として、ジャンクションを多用すると過去の記憶を少しずつ失ってしまう。そしてリノアを守るため、スコールもG.F.を使う技術を身につけている。


話の内容もさることながら、どうして今そんな説明をするのかと主人公は尋ねる。するとリノアは寝ている小傘の毛布を一部ずらしてその右手を露出させた。眠っていてもなおいつもの傘をしっかりと握っている小傘を見て呆れとともに微笑みが鬼になった主人公だったが、リノアがその傘に手を伸ばすと傘から光が放たれてその手を弾き飛ばした。驚く主人公にリノアは告げる。

今、彼女にはG.F.がジャンクションしてるの。

リノアによると、今まで分からなかったがあの傘にはG.F.が宿っており、潜在的に小傘にジャンクションしていたらしい。確かに改めて考えるとただの傘とは思えない強度を持っていた。それが今回の騒動で小傘の感情の爆発により発現し暴走、現在も小傘に触れるものを拒絶し彼女を守ろうとし続けている。G.F.を操る技術を持たない小傘がG.F.から力を引き出したため、彼女の精神は大きな衝撃を受け、その影響で今も眠り続けているとのこと。そしてこの状態が長く続けば小傘の精神がG.F.の力に押しつぶされていずれ全ての記憶を失ってしまうだろうとリノアは語る。
なんとか助ける方法が無いかと主人公が尋ねるとリノアは主人公に例の傘に触れてみるように言う。さきほどの光景を思い出して恐る恐る主人公は傘に手を伸ばすが、傘からの反発はほとんど無かった。それを見てリノアは言う。G.F.の力は小傘を守るために発現しているものなので、小傘が心を開いている相手には反発は弱くなるのであろうと。主人公に対する反発はスコールやイデアに対するものよりも弱かったらしい。リノアは主人公に小傘を助けるために協力してほしいと頼んでくる。主人公はもちろんだといって早速何をすればいいのかとリノアに詰め寄るが、リノアはまず主人公の身体と精神を休めるほうが先だという。小傘が危険な状態にあるといっても一日二日で記憶が失われていくわけではないらしい。リノアは主人公に一旦帰宅してゆっくり休み、翌日また来るように言う。小傘が心配で気が気ではない主人公だったが、小傘の様子を見るのは自分に任せろと言うリノアに促されしぶしぶその日は帰宅した。


翌日、小傘のもとへ向かおうとする主人公の前にスコールが現れる。スコールは、主人公の力が足りなかったせいで小傘がこんな目にあっている、弱い奴に小傘を任せる訳にはいかないといって主人公に刃を向けてくる。ここでスコールと戦闘になる。スコールはフルジャンクションでステータスが高い上にHPが30%を切ると専用WS連続剣で大ダメージを与えてくる。非常に強敵だが弱体は通るので十分に体勢を整えてから連続剣を撃たせる前に決着をつけよう。
勝利するとスコールは主人公の力と想いを認め、小傘を頼む、と言ってくる。主人公は戦いで負傷したスコールに肩を貸し、小傘とリノアが待つ病院へ向かった。


スコールに肩を貸して病室に入ってきた主人公の姿を見て、リノアは何があったかを悟ったようだ。苦笑してから主人公に小傘を助ける方法について説明を始めた。
リノアは語る。人間の強い想いが力になることは稀に良くある。Guardian Forceとは、その名の通り守護者の力、かつての英雄達の何かを守りたいという強い想いの力がエネルギー体となり残ったものである。つまり想いの力とG.F.とは等価なのだ。それゆえ、強い想いを持つ者を他人の精神にジャンクションすることも理論的には可能である。主人公の精神を小傘にジャンクションし、小傘の精神内で傘のG.F.を倒すことで小傘を暴走したG.F.から開放することができる。
そこまで説明してからリノアは主人公に自分の強さをイメージできる確かな『カタチ』があるかと問う。

以前の周回でOnly My Weapon!!をクリアし、各主人公ごとに対応する武器を持っている場合
武器への主人公の信頼をG.F.として形にしてくれる。このG.F.は主人公しかジャンクションできないがもともと主人公の心から生まれたものなのでジャンクションによる記憶障害は起こらない。
上記の条件を満たさない場合
強さの形を確信できない主人公にスコールが愛用のシルバーアクセサリ、『グリーヴァ』を貸してくれる。疑問が鬼なっている主人公に対し、スコールは言う。「お前の強さは俺が保証する。そいつを持っている限り、俺の信頼がお前の力になる。」普段からは考えられない彼らしくないセリフに主人公とリノアが一通り大笑いした後、リノアがグリーヴァをG.F.にしてくれる。

準備が整い、主人公が早く小傘へのジャンクションを始めてくれと言うと、リノアは最後にもう一つだけ確認すべきことがあるという。リノアは主人公にどうして小傘を助けたいのか、その理由を問う。「ほっとけないから」「自分の責任だから」等の選択肢が出るがどれを選んでも同じ、リノアの真剣な目に押されて主人公は本音で語る。くだらない驚かし作戦に一生懸命な小傘が、空回って失敗してもめげない小傘が、いつも笑っていようとする健気な小傘が好きなこと、彼女が時折見せた寂しさを解決してやりたいと思っていたのにまだ何も出来ていない、だから早く目覚めてくれないと困ると。それを聞いたリノアはやさしく微笑んで、こう言った。

ほう、見事な青春だと関心はするがどこもおかしくはないな!じゃあ早速愛しの眠り姫を目覚めさせる方法を教えよう!うん、キミ、小傘ちゃんにキスしなさい

いつもの頭の中身が軽いノリに戻ったリノアがそう言ったので主人公は冗談かと思った。リノアは本気で、「ジャンクションは想いを繋げることだって説明したよね?そりゃそれなりの接触が必要になるのは火を煮るより明らかでしょ。私はもっと【とてとて】【コリブリ】な【ジャンクション】でもいいんじゃよ?」などとニヤニヤしながら言ってきたので主人公は覚悟を決めて従うことにした。スコールは空気を読んで背を向けてくれた。リノアが役目上主人公の方を見ているのは仕方ないので主人公は無視することにした。
ただ、小傘を助けたい、その想いだけを強く持ち主人公は眠る小傘とくちびるを重ねた。その瞬間、リノアの魔力が主人公の身体を駆け巡り、主人公の意識を身体から遊離させた。


主人公が次に目覚めた時、そこはしとしとと雨がふる校庭だった。その校庭の真ん中に小傘はいつもの傘をさして立ち尽くしていた。主人公がそちらへ近づいていくと、小傘より先に傘の一つ目がギョロリと動き主人公を捉えた。一瞬ひるんだが主人公は足を止めず小傘のすぐ前までやってきた。小傘は泣いていた。自分を守るために大切な人たちがいなくなってしまったと泣いていた。呼びかけに反応しない小傘で泣き続ける小傘を見ていられなかった主人公は小傘を抱きしめた。その拍子に小傘の手から傘が落ちたが、気にせず主人公は小傘に語りかけた。
前に約束した、勝手にいなくなったりしない、はぐれても初めて会った場所で待ち合わせすれば必ず合える、小傘ががんばってくれたから、自分は今ここにいられる。守ってくれたのは小傘だ、と。
そこまで伝えると小傘の様子が変わった。目に光が戻り確かに主人公を捉えた。そして今度は笑顔を浮かべて涙を流し始めた。「よかった、死んじゃったかと思った、もう会えないかと思った、よかった・・・・・・」そういって泣き続ける小傘を主人公は泣き止むまで優しく抱きとめていた。小傘が落ち着くと主人公は小傘から離れ、警戒しながら落ちている傘に近づいた。主人公が傘を拾い上げても、特に異変は起こらない。これで解決したのかと疑問に思っているところに、傘からの思念が伝わってきた。

ありがとう・・・・・・キミにならあの娘を任せられる。でも僕の暴走は止められそうにない。僕を止めてくれ。

傘からの言葉は小傘にも伝わったらしく驚いていたが、傘から膨れ上がる気配を感じ取った主人公は傘を手放し小傘を抱えて間合いを取った。状況が理解できない小傘に主人公が状況を簡単に説明する間に、傘は巨大化しG.F.としての強大さを示す姿に変わっていった。小傘によって名前を与えられた傘、G.F.『カラカサ』と戦闘に突入する。カラカサの攻撃力はそれほどでもないが、状態異常がいやらしい。直前の傘改造状態にと同じ追加効果が通常攻撃に付加されているので、装備で状態異常を無効化すると有利に戦える。この戦闘中小傘は武器を装備していないのでアイテム使用以外の行動がほとんどとれないが、主人公がジャンクションでパワーアップしているのでそれほど苦戦することは無いだろう。
倒すと、止めを刺そうとする主人公の前に小傘が立ちはだかる。もう勝負はついてるから。これ以上痛めつけなくていいと小傘は言う。そして崩れ行くカラカサにこれまで見守ってくれてありがとうと感謝を伝える。それを聞いてカラカサが最期の言葉を残す。

キミが、優しい娘に育ってくれて、僕は嬉しい。さようなら・・・小傘・・・・・・

そういってカラカサは光に分解されて消えていった。それを見送りながら主人公は急激に意識が薄れて行くのを感じた。


主人公が気がつくと、そこは病室だった。ジャンクションが解けて現実世界に戻ってきたのだ。主人公が目覚めてすぐに小傘も気がついた。小傘が目覚めたことを確認したスコールはよほど心配していたのか感極まって小傘に抱きつく。が、すぐにリノアにひっぺがされた。リノアはぺたぺたと小傘に触れて魔力の流れをチェックし、異常が無いことを確認するとスコールを引っ張って部屋を出て行った。
長い間寝ていた小傘はさきほどまでいた世界と今の世界のどちらが現実か混乱しており、改めて主人公は状況を説明した。説明しながら主人公は違和感を感じていた、そして気づく、小傘の赤かった左目が右目と同じ青になっていたのだ。どうやら赤い左目はG.F.とのジャンクションの影響だったらしい。G.F.が消滅により元の色に戻ったのだ。
それを聞いて小傘がいつもの傘を確認すると、G.F.消滅の影響かボロボロになっていた。触れると一つ目と舌のみが光になって消えていき唯の傘に戻ってしまった。これで親に見つけてもらうための目印が無くなっちゃったと悲しそうにしている小傘。それに対し、小傘は過去を忘れてしまった訳ではない、傘がなくなろうと、記憶があるのなら探しに行ける、と主人公は言う。でも会いに行っていらない子供だって言われるかもしれないのが怖い、と小傘は言うが、いらない子供にG.F.まで宿った一級廃傘を残す訳がないのは確定的に明らかだと主人公は完全論破する。大事なのは会いたいかどうかだと尋ねる主人公の言葉に、小傘は搾り出すような声で会いたいと答えた。それを聞いた主人公は小傘の手を取り、まだ不安なら自分がついていってやると言う。小傘はうなずいて、力強く手を握り返してきた。
(To Be Continued?)

関連イベント一覧

始業式/入学式

桜吹雪の中、下ろしたての制服を着て妙に目立つ紫色の傘を差しふらふらと歩いている姿を見かけることが出来る。桜吹雪を傘で受け止めるのが楽しいらしく、放っておくと学園をスルーして桜並木沿いをどこかへ行ってしまうので声をかけてあげよう。ここで声をかけておくと小傘POP条件の必要学園内知名度が-10%される。声をかけないと後日山田映姫先生にお説教をくらって涙目な小傘を見ることが出来る。攻略上のメリットは全く無いサドい紳士用イベントである。

デート

どこに誘っても喜んでくれるが、小傘は苦学生なのでお金がかかる場所へは頻繁には誘えない。傘張り浪人で高スコアを取ると小傘の所持金が増え、気兼ね無く楽しんでもらえる。

ベヒんもスにて

パフェを注文すると小傘の意外な特技が見れる。
「そのチェリー食べないの? ガッつくようだけどわたしの好物なの……くれない?」
小傘にチェリーをあげると、レロレロ 手を使わず舌と歯だけで2つ繋がったさくらんぼの枝と種をつなげたまま食べてさらに枝を結ぶ、という離れ業を見せてくれる。心底驚いたような主人公を見て小傘は満足げだった。
このイベントの後、小傘のスキル欄に「舌使い」が追加されているが特に効果はない。没になったR-18版の残りデータだと噂されている

迷子の小傘

遊園地など人が多い所へ行くと目を離した隙に小傘とはぐれてしまうイベント・「迷子の小傘」が起こる。小傘はケータイを持っていないので自分の足で探し回らなければならない。はぐれた場所からそう遠くへは行かないが、運が悪いと見つけるまでに時間がかかってしまうことがある。しかし小傘は日付が変わろうと自分独りで先に帰ってしまうことは無いので諦めずに探し続けよう。
小傘を見つけるとうつむいてへたりこんでいる。自分のせいでデートが台無しになってしまったとネガっているので、帰るまでがデートという名ゼリフを知らないのかよ系の言葉をかけて励ましてあげよう。帰り道で、次にはぐれた時は初めてあった場所で待ち合わせようと2りは約束する。この約束がTRUEフラグの一つになっている。

相合傘の散歩道

デート中に雨が降ってきて、主人公が傘系のアイテムを所持していない場合は、相合傘で行動する「相合傘の散歩道」が発生する。
急に雨が来たので、小傘がここぞとばかりにいつも持ち歩いているヘンテコ傘をオススメしてくる。2りで肩を寄せ合って相合傘で道を行くと、目立つ傘もあいまって通行人から3回連続で見つめられる。自分から誘ったのに恥ずかしくなった小傘は主人公と距離を空けてしまい、主人公は大きく傘からはみ出して左が全身ずぶぬれになってしまう。
翌日、雨に打たれた主人公は風邪を引いてしまう。学校を休むと心配した小傘がやってきて看病してくれる。自分のせいで主人公に風邪を引かせてしまったと反省した小傘は、次から絶対に主人公を雨に濡れさせたりはしない、傘を忘れたときは任せろー(バリバリ←傘を開く音 と変な決意をする。それ以降雨天時に傘を持たずに学校に行くと小傘が家まで送ってくれるようになる。また、以降のデートでも相合傘が可能になり、相合傘中は好感度上昇にプラス補正がかかるようになる。

夏休み

臨海学校に参加すると、夜に「オススメの怪談があるんだが」とフレを集めて怪談を始める。この日のために特訓してきたらしく、怪談は雰囲気作りも見事な本格的なものだった。みんなを怖がらせることができて満足げな小傘だったが、実は物語にのめり込み過ぎて本人が一番怖がっていたらしく、好感度が高いと主人公に眠れないので付き合ってほしいと言ってくる。このゲームはいまのところ全年齢版なのでareとかはありません。
主人公は小傘に誘われカードゲームをすることになる。デッキを持っていない場合は小傘からスターターデッキを貰える。小傘に10連勝するとデュエルの熱につられてスコールがPOPしデュエルを挑まれる。アンティルールでのデュエルになるので勝つとカードを奪えるが負けるとこちらのレアカードが奪われる。スコールは一級デュエリストなのでデッキはレアカードの山だが、特に「小傘(水着ver)」はこのイベントで奪うしか入手法がない激レアカードなのでぜひ勝利したい(妹の水着カード持ってるとかこいつ絶対紳士だろ)。
スコールに勝つと鬼柳さんやエド・フェニックス、三沢らデュエリストが次々と現れ熱い戦いのロードが広がる。結局朝まで戦い続けたデュエリスト達はアワレにも貴重な臨海学校での一日を寝て過ごすことになったらしい。

学園祭(文化祭)

  • クラスの出し物が霊夢の意見を取り入れお化け屋敷になっていると、お化け役を買って出る。いつもの調子で全く迫力の無い驚かせ方をしようとするので、切れた早苗により魔改造を施される。早苗の常識に囚われないメイクスキルにより生まれ変わったニュー小傘は普段と打って変わって超怖い。SAN値がマッハな程度の恐ろしさである。文章では表現できないので気になる人は実際にプレイして確かみてみろ!
  • 早苗を支持しコスプレ喫茶になった場合もやっぱり早苗により魔改造を施されている。小傘の存在自体が早苗の嗜虐心をツンツン刺激するようだ。

修学旅行

期末テスト

冬休み

クリスマス

年末年始

バレンタインデー

やっぱりくれるのはパラソルチョコ。しかし、小傘謹製のパラソルチョコは小傘のDEXにより完成度が上下し、傘としての実用に耐えるレベルの逸品に仕上がることもある。傘張り浪人をやり込んでいると小傘のDEXは高くなりやすいため、ほぼ確実に最高レベルの傘チョコになる。完成度に比例して精巧な作りになるため質量も増すが、味は調理スキルに依存するため注意。DEX最高、調理スキル最低の状態では、ほとんど傘な物体を食べさせられることになる。食べてあげないと好感度が激減するので1月くらいから小傘の調理スキルを上げておこう。

ホワイトデー

終業式/卒業式

スコール関連イベント

どちらかというとスコール関連のイベント。

ゆうかりんの花

主人公ソロの時、ゆうかりんランドの前でスコールに粘着されると発生。


2りの戦闘の余波でゆうかりんランドはボロボロになってしまう。そこに幽香が現れ、主人公とスコールはあっさり捕まり、拷問される。小一時間ほど痛めつけて怒りが落ち着いてきた幽香は2りに問いかける。「さあ貴方達、どうして私のお花畑におイタしたのか納得の行く説明を頂けるかしら?まさか私のこと知らなかったわけじゃあないでしょう?」ここで選択肢。

  1. ……これで人生終わってもいい
    長時間苦痛を受け続けた主人公は心が折れかかっていた。もういい、早く終わらせてくれ、楽になりたい……。そう思ったのは主人公だけではなかったようだ。主人公とスコールは同時に口を開く「「臭い……息を……はきかけ、る、な」」
    その返事を聞いた幽香はしかし嬉しそうに微笑んだ。「そうね、まだまだお楽しみはこれからなんだからそのくらいの元気がないとこっちも張り合いがないわ。」そういって幽香はビニールハウスから一つの鉢植えを持ってくる。それは怪しく蠢く植物だった……。


    異常経験(あなた)+1
    異常経験(スコール)+1
    モルボルの触手4本を手に入れた!
  1. 嘘ついて……生きのびたい
    成り行きで壊してしまったなどと言った瞬間頭と胴体がサヨナラするビジョンを思い浮かべた主人公は、生き延びるため、頭を全力で回転させる。口から出た言い訳は「世界お花畑計画」。我ながら意味不明すぎる、もう終わったと主人公は思い、目をつぶり神に祈った。そこにスコールの追撃の説明がはいる。

    世界お花畑計画とは
    世界を中に花を植える→みんな花を見て心が豊かになる→
    やさしさが顔にまで出てくる。→世界平和→彼女ができる

さすがリアル中二病の妄想スキルは格が違ったと関心が鬼なった主人公は、2りで計画について熱く語り合っている内に口論になり花畑を痛めつけてしまったと幽香に説明した。
2りの説明を聞いた幽香は、みごとな計画だと関心はするがどこもおかしくはない、計画実現のため花壇を整える系のクエストを奢ってやろうと言って、主人公達に一晩かけて花畑の修復をさせる。翌朝、元通りになった花壇を見て満足げな幽香を残し立ち去ろうとする主人公達。幽香はそれを呼び止め、これからも時々でいいから花壇の整備を手伝ってねと お ね が い してくる。


以後、一ヶ月に一度程度幽香の手伝いに行かないと無敵のUSCがPOPしてゲームオーバーになるので注意。

真っ赤に燃える朝日の下、共に死線を潜り抜けた主人公とスコールの間には奇妙な友情が出来たのだった。
それ以降スコールが粘着してくることが無くなる。

スコール君と彼女

小傘の好感度が非常に高いと発生。


昼休みに屋上に行くと、スコールと小傘、それに見知らぬ女生徒1りが昼食をとっているところに出くわす。得意げに話す女生徒の話を小傘が熱心に聴く傍ら、スコールは頭を抱えてうなっている。主人公が声をかけると、小傘は跳びあがって驚いた。なぜか真っ赤になってあたふたする小傘を見て、なにごとかと疑問が鬼なる主人公だが、見知らぬ女生徒は何か得心したらしい。主人公と小傘を向かい合って立たせると、小傘に、「さあ師の教えを今こそ活かす時じゃ!」などとハイテンションでなにかを促す。
小傘は赤面したまま、説明もなく理解不能状態で立ち尽くす主人公を3回連続で見つめた後、かつてないほどの鋭い振りで主人公の眼前に傘を突きつけた。傘は主人公の眉間を打ち抜きはしなかったが、目の前で傘を開かれたことで主人公は体勢を崩し身動きが取れなくなってしまう。そこに小傘は傘をくるくると回しながら呪文のように唱える。


「私のことが……好きにな~る、好きにな~る」と。


展開についていけない主人公が呆けていると、小傘は突きつけた傘を若干ずらして片目だけで主人公を窺う。
「ダメ?」
小傘はヒットした頭が冷えてきたらしく真っ赤だった顔が今度は青くなって涙目になってくる。主人公はスコールに助けを乞おうとするがものすごい形相で睨んできているので、仕方なく見知らぬ女生徒に状況の説明を願う。彼女の名前はリノア、スコールの恋人で、今のは彼女とスコールの馴れ初めだという。
「急に小傘ちゃんがどうやってスコールを惚れさせたのか聞いてきた時はどうしたのかなって思ったけど、うんうんなるほど~。見た感じいい人そうで良かったよ。」
何か一方的に喋って納得しているリノアにげんなりした主人公は話を切り上げる。
うつむいている小傘に声をかけると、さっきのをどう思ったか尋ねられる。「驚いた」か「それほどでもない」を選ぶと好感度が上がる。「可愛かった」は、横で見ていたリノアに冷やかされて小傘の好感度が下がる罠であるので注意。
主人公は3りと別れ屋上を後にする。その日の午後の授業で居眠りをした主人公は夢の中でナス傘に見つめられながら延々と「好きにな~る」と言われ続ける悪夢を見る。

エンディング一覧

TRUEEND

GOODEND 

NORMALEND

BADEND

SADEND 『置き傘は忘れられて』

  • イベント『ジャンクション』にてVS「カラカサ」に敗北する。

    それほど苦戦することは無いイベント戦闘ですが負けるとこのエンディングになります。


    意識を失った主人公が気がつくと、そこは病室だった。
    傍らでスコールが両方の瞳が真っ赤な少女に抱きついている
    リノアは何故か悲痛な面持ちで、自分の手を引っ張って部屋を出る。
    何故、自分の手を引くリノアは泣いているんだろう?
    何故、自分は病室に居たのかな?
    違和感を感じながらリノアに尋ねる「あの目の赤い女の子は・・・スコールの知り合い?」
    失った物はもう、戻らない。

DEADEND 『血に染まる聖剣』

  • おなじみの二股発覚END、小傘ちゃんが恋人の時に他の異性と付き合っているのがバレる

    浮気が発覚した翌日の朝、小傘が首を吊って死んでいるのを寮住まいの学生が発見したと貴方に連絡が入りました。
    貴方は訃報を聞き、土砂降りの中を慌てて収容先の病院へ向かおうと傘を持って飛び出しましたが
    階段を下っていた貴方は濡れた階段で足を滑らせて
    持っていた傘で自分の胸を貫いてしまいました。
    そして、胸から血に染まって真っ赤な傘を生やした貴方の耳に小さなささやきが・・・


    「うらめしや・・・ねぇ、驚いた?」


    主人公の胸を貫いた傘はとある少女から贈られたの形見の品だったが、それとこの事故の関係を疑う者は誰も居なかった。

KOJIMA DEADEND 『折れた魔剣』

  • 白蓮驚かしクエクリア後、小傘に3ヶ月以上会わない。かつ隠しパラメタ「コジマ汚染」が一定値以上の時このエンドになる。

    授業中に最近小傘に会っていないことをふと思い出す主人公。そんな時突如地鳴りのような音が響く。何事かと驚く学生達。窓の外を見ると遠く地平線のむこうに巨大な飛行物体が浮かんでいる。それは謎の緑色の燐光を撒きながら街を蹂躙していった。その傘に似た機影になぜか小傘の姿を見た主人公は、地下シェルターへ避難するよう言う教師を無視して学校を飛び出した。途中止めてあったバイクを盗み破壊者の下へ向かう主人公。


    途中で防護服で身を固めた天狗ポリスの封鎖線を乗り越え戦場にたどり着く。その時、小型の人型ロボットが巨大飛行物体に高速で接近する。ロボットは流れるような動作で巨大飛行物体の弾幕をかいくぐるとその基部に取り付き攻撃を加える。次の瞬間、巨大飛行物体は空中分解、墜落し破壊の手を止めた。


    戦場を離脱するロボットを見送った主人公はよくわからない衝動に突き動かされるまま、墜落しあちこちからスパークを上げ、緑色の粒子を噴出す飛行物体だったものに近づく。自重に耐え切れないかのように自壊を続ける飛行物体の残骸を越え、中心部にたどり着くと、そこには墜落の衝撃で機体から投げ出されたらしいパイロットの姿があった。パイロットは気絶したのかそれともすでに事切れたのか身動きをしない。警戒しながら近づく主人公が見たものは、身体のあちこちにケーブルを接続され、変わり果てた姿の小傘だった。


    主人公は小傘を抱き上げ必死に呼びかける。かろうじてまだ息があった小傘は主人公に気づくとかつてと変わらない笑顔で、驚いてくれた?と聞いてきた。主人公が死ぬほど驚いた、帰ったら山ほど説教があるから覚悟しろよと答えると、小傘はちょっと困ったように笑い、息を引き取った。
    腕の中で、かつて心を通わせた少女のぬくもりが消えていくのを感じながら、主人公は力の限り大声で空に問いかけた。何故だ、何故明るかった彼女がこんな大破壊をしでかした。小傘にこんなことをさせたのはどこのどいつだ、と。無論答えが返ってくるはずもない。途方にくれた主人公は自分の身体が重く感じることに気づく。ここにたどり着くまでにだいぶ無理をしたことを思い出した主人公は小傘を抱いたままその場に倒れ伏す。声を出す力も失われた主人公は心の中で自問する。こうなったのも自分が小傘をないがしろにしたからなのか、もしかしたら自分にはこの事態を回避することができたのではないか、と。薄れ行く意識の中、主人公の疑問が晴れることはなかった。それは当然のことだった。巨大飛行物体、『Answerer』はすでに折れ、回答者はそこにはいなかったのだから。そこにあるのはただ、自分のあり方を見つけられなかった不器用な少女と、何も知らなかった少年の亡骸だけだった。

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  • なんで 小傘とスコール? -- 2011-06-19 (日) 11:21:37
  • ↑雨関連じゃない? -- 2012-04-01 (日) 10:57:10