Admiral Hipper

Last-modified: 2024-03-29 (金) 19:22:24

アドミラル・ヒッパー級重巡洋艦 アドミラル・ヒッパー

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敵の誤認を狙い、かの戦艦ビスマルクやシャルンホルストに似せているため艦橋構造や主砲配置、マストなどが非常によく似ている。

ヒストリカル迷彩

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効果︰主砲射程+4%、魚雷射程+4%、最大転舵速度+4%、海面発見距離⁻4%、EXPアップ+40%、シルバーアップ+40%

変更点

Ver.6.4で主砲射程が11.58kmから12.03kmに増加。
Ver.7.0で小口径対空値が101から139に増加。

性能諸元

編集時 ver.4.2.2

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

Tier8
生存性継戦能力34456
抗堪性・防郭防御12.50%
・火災浸水耐性12.50%
・装甲10.50%
・対水雷防御12%
主砲射程12.03km
機動性最大速力32.23ノット[kt]
最大出力への到着時間17.36秒
転舵速度6.60度/秒
転舵所要時間9.30秒
隠蔽性8.70km


 
・派生艦船

派生元Yorck
派生先Roon


 
・兵装

主兵装口径,搭載基数×門数最大ダメージ(火災率)装填時間主砲旋回速度
203mm 60口径 SK C/34, 4基×2門HE弾 590(6%)
AP弾 991(200%)
10秒9角度/秒


        

魚雷口径,搭載基数×門数(片舷指向門数)射程雷速最大ダメージ装填時間浸水率魚雷管旋回速度
533mm, 4基×3門(6門)5.40km62.52kt318640秒11%16度/秒


対空砲種類平均ダメージ射程
大口径
小口径
184
139
3.30km
1.80km



・艦艇スキル

種類効果持続時間クールタイム使用可能回数
ソナーⅡ4.5㎞以内の敵艦や魚雷を全て発見する25秒間90秒3回
精密照準装置Ⅰ砲撃精度+25%20秒間75秒3回

ゲーム内説明

アドミラル・ヒッパー級重巡洋艦は他国の重巡洋艦と同等の性能を持ち、優れた射撃管制装置や高水準の生存性など、ドイツ海軍の艦艇における典型的な機能性によって大きな優位性を持っている。

解説

優秀な砲旋回と射程に優れるTier8巡洋艦。
なお、本艦には対空強化仕様の同型艦プリンツ・オイゲンのほか、本艦にレーダーを搭載するなどの強化を施した黒化アドミラル・ヒッパーも存在する。

・主砲
 203mm砲を連装で4基、計8門搭載。他国の203mm砲搭載艦は9門から10門搭載しているのに、本艦は同格最低の門数である。装填時間は10秒と平均的、砲塔旋回速度は9度/秒とこれまた平均的。
 AP弾ダメージは991と優秀でDPMは47568と他国の203mm砲搭載艦内でも第2位に付けている。貫通を見込める相手を狙って砲戦を展開すれば有効なダメージを見込めるだろう。ドイツ巡洋艦のAP弾の貫通力は優遇されており戦艦のバイタルを抜くこともそれほど難しくないし、放火魔ソ巡相手なら一斉射で2枚抜きもできる。ところが近距離の駆逐艦(だいたい6km圏内)だと過貫通してしまい砲弾ダメージが25%しか入らず、門数の少なさも仇となって有効なダメージを与えられないことがある。よってこの距離なら後述する扱い慣れた魚雷をメインの攻撃手段とする事も検討して欲しい。ソナーもあるので駆逐処理は積極的に行おう(ただし戦艦や敵空母にはお気をつけて) 。
 HE弾ダメージは590とかなり控え目で、DPMも他国の203mm砲搭載艦内で最低の28320(他は32000を余裕で上回る)しかない。おまけに発火率も低めに抑えられているのでなるべく使用しないという考え方もある。とはいえ駆逐艦に対しては6km圏内だとAP弾は過貫通でカスダメ連発になってしまうが、HE弾を装填すれば過貫通したAP弾の倍程度のダメージは入るので状況によっては弾種変更も頭の片隅に置いておいて欲しい。
 射程に関しては以前は11km前半台だったものがアップデートにより素で12kmに届くように延長された。この強化は距離を取って戦うタイプの本艦にとって非常に嬉しいところ。何故なら本艦を含めドイツ巡洋艦の主砲精度は巡洋艦としては最優秀の部類に入り、10キロ離れた腹見せの駆逐に対して命中弾多数という事も多い。一発1000近くの弾が超精度で飛んでいくため、駆逐艦や巡洋艦にとってはかなりの脅威となりうる。また戦艦相手なら艦首・艦尾や上部構造物を狙うのはお手の物であり、是非ともこの砲の弾速や弾道に慣れて欲しい。ただし、第三砲塔の射角がヨルクや同型艦であるプリンツ・オイゲンと比べて悪化しており、防御姿勢を取って射撃しようとすると3基しか撃てない。 運用の時は気をつけよう。

・魚雷
533mm3連装魚雷を片舷に2基、両舷で4基搭載。魚雷ダメージは3186で、片舷の6射線の瞬間火力は19116とそれなりに強力。装填時間は48秒と短いが魚雷発射管旋回速度が16度/秒と遅いため扱いにくく、射程は5.4kmしかない。このため積極的に撃ちに行く程のものでは無いが、接近戦の際には強力な切り札となりうるので使い所を見極めよう。

・対空
 素の対空値はアップデートにより若干強化されたが、他国同格の高対空艦と比較すると残念な値と言わざるを得ない。また本艦は対空関連の艦艇スキルを保持していない事もあって、マッチングする同格・格上空母の艦載機から見て本艦は安全に攻撃できてダメージも期待できる格好の獲物である。一応同格ツリー艦の低対空組(内訳はシャルル・マルテル、高雄、本艦、チャパエフ、アマルフィ)の中では素の対空値が高く、大口径対空砲のダメージも高めではあるが…大口径対空砲は射程が短く小口径対空砲のダメージもさほど高くはないため、攻撃目標とされ波状攻撃を受けた場合は攻撃をほぼまともに食らってしまう。よって孤立は死亡フラグなのだが、本艦は相性の良い駆逐艦や軽巡洋艦を相手取る際に味方の一群よりも前に出ることが多く、どうしても狙われ易い。かといって戦艦の対空援護が届く範囲で大人しくしていては射程距離の関係から活躍する事が難しく、試合に勝つためには航空攻撃のリスクを承知の上で前に出つつ駆逐艦や軽巡洋艦にプレッシャーをかけていく必要がある。このため空母ありのマッチの場合は周囲の警戒を怠らないようにしつつ「島を使って敵雷撃機の航空魚雷を回避する」「味方空母に戦闘機を護衛に付けてもらう」「対空が強い艦に護衛してもらう」等の対処を行って少しでも足掻こう!!あとは祈るだけである...

チャパエフの対空

 同ティアの露巡「チャパエフ」が本艦よりも低対空なのに本艦の様に「対空が低い」と言われにくいのは、12kmを超える主砲射程を持つゆえに戦艦の近くに布陣できる(戦艦からの対空援護を受けやすい)、かつ敵空母から見て遠くへ飛ばさなくてはならない(攻撃する際の往復の時間が長い)ため、効率の悪さから狙われにくいのである。

・装甲
 装甲10.5%は他国同格ツリー艦内ではトップクラスの堅固さを誇る。防郭防御12.5%も高水準であり、同格巡洋艦を相手取る場合は防御姿勢を堅持している限りは相応の防御力を誇る。ただし、接近戦や側面を真横から狙われてしまった場合は流石に貫通されてしまう。そうはいっても防郭防御の高さから意外とダメージを食らわないのでAP弾を使用しての削り合いにはしぶとさを発揮するだろう。
 とはいえ各部の装甲厚を詳しく観てみると艦首・艦尾部は同格の多くが25mmなのに対して本艦は27mmと心持ち厚い程度に過ぎず、艦の角度を適切に保って初めて「効果を実感できるかな?」といった程度に過ぎない。主装甲帯の厚みも実は127mmと他国の平均と変わらず、甲板も60mmと厚い方のグループ入りしてはいるが突出して優れている類では無い。このため姿勢を保っていれば同格よりも硬さを発揮できるものの、姿勢制御を怠るとその優位はあっという間に揺らいでしまう程度と心得たい。間違っても戦艦に対して不用意に側面を晒すことが無いように。
 火災浸水耐性12.5%は高い方のグループ入りしているものの、米巡の20%と比較すると明らかに劣っている。よってAP弾が本艦に対して効果が薄いと感じた敵巡洋艦乗りは即座にHE弾に切り替えて火災を狙ってくることが多いので注意したい。対水雷防御12%も同様で、数値としては高水準であるものの…マッチングするティア帯の空母艦載機の能力を考慮すると明らかに足りて居ない。前述の対空の低さも相まって狙われ易いことから、魚雷ダメージと浸水の双方に対して警戒する必要がある。

・機動性
最高速度は32.23ノットで他国の重巡と変わりない(日巡より遅く、英巡仏巡と同等)。加速は独巡らしく17.36秒ともっさり。(次級ローンでは21秒、ヒンデンブルクでは24秒と悪化していくため機動力を生かした回避は厳しくなっていく...)舵の効きは6.6度/秒とあまり良い方では無い。さらに転舵所要時間は9.3秒とかなり長めなので必要に応じて装備品で補ってやりたい。

・隠蔽性
被発見距離は8.7kmと平均以下である。巡洋艦の中では見つかりやすい方なので、敵の前線に隠蔽の良い艦が存在する場合、隠蔽状態からの不意打ちは難しいと考えよう。

・生存性
HPは34456と他国同格巡洋艦に比べて恵まれている。しかし本艦は射程の都合上前線に近い位置に居る上に、大柄で見つかりやすい船体に旋回性能の悪い舵、微妙に良くない対空と悪条件が揃っておりトータルで見ると敵艦および敵空母の双方から狙われ易く生存性が高いわけでは無い。

・消耗品
艦の長所を活かすなら高級船員食料、改良型ディーゼルエンジン、予防整備パックを推奨。

・装備
装備品は兵装に主武装の主砲を強化するものをお好みで。
防御は「操舵装置改良Ⅰ」あたりか。
適正は「操舵装置改良Ⅱ」「推力改良Ⅰ」「火災浸水耐性アップ(対日・ソ連・米軽巡ではHEを使われることが多いため)」を戦い方によって選択して欲しい。どうせ主砲撃てば見つかるし、被発見になればより速く駆逐の魚雷に警戒できるので隠蔽強化は必要ない。

・エリート艦艇特性
・新型砲塔 主砲旋回速度+20%
・改修済主装甲帯 装甲防御+5%、防郭防御+10%
・功績 EXPアップ+10%

・総論
 走攻守をバランス良く纏めた結果、本艦単体では「そこそこ優秀な主砲を持ち、平均以上の防御力を備えた優秀な艦」なのだが、他国同格巡洋艦が何らかのステータスに極振りしている事から「あらゆる分野において自分より強い敵艦が存在する」事になってしまい、強みを押し出しにくい艦となってしまった。
 同格の150mm砲搭載艦であれば最前線に居ても投射量で敵を圧倒できるが、本艦はその群れに入るには異端である。かといって戦艦群の中に居ても射程が足りず、両者の中間に居るしかない。ところが適正な位置を取ると大柄で目立つ艦体と長めの転舵所要時間から敵から狙われ易く、今度は生存性が危うくなってしまう。本艦を適切に操る事ができるのはドイツ巡洋艦の扱いに慣れた手練れの艦長のみだろう。史実では大した活躍を残せなかった本艦であるが、貴艦の手で戦場を自由に駆けさせてあげて欲しい。では健闘を祈る。

艦種別戦闘指南

・対駆逐艦
開幕で被発見になったらほぼ確実に魚雷が来るのでソナーを起動しよう。ただ、自陣に逃げる駆逐を追ってはならない。中盤からは周りに敵がいないのに被発見だ…とかいう時に積極的にソナーを起動して味方、自分を魚雷から守ろう。中~遠距離なら1発900ダメージの高精度のAPを降らせられるので近距離戦以外はAPでよし。とりあえず転舵しとけば魚雷は当たらない。
・対巡洋艦
「ああ?やんのか?いいよ、こいよ!」のような強気で行こう。日、イタ、仏巡の場合はソナー起動して転舵。魚雷さえ避ければ勝ちである。あとはバリバリ装甲を壊してあげよう。(チャパ蔵相手ならバイタル抜き放題なので勝ち確定)常に転舵しながら撃てば弾が当たりにくくなるのでより優位に立てる。対米では接近戦に持ち込むと副砲もあるし、砲の門数で負ける(魚雷でワンチャンあるが)ので遠距離で。
・対戦艦
独戦、格上以外なら基本APでいい。ノスカロ、モナークならバイタル抜ける。戦艦は約20秒ごとに撃ってくるのでもうすぐ撃ってくるな?と分かったら縦向けよう。(最近は高速装填持ちの戦艦が増えている。まだ20秒経っていなくても油断は大敵である。)戦艦が装填中の間は防御姿勢とりながら撃つ(甲板を狙うと抜けるかも)。ずっと進んでいると近くなってしまうので、10キロ切ったら戦艦が砲を撃ち終わったことを確認してから転舵して味方の方に戻る。そしてまた砲撃開始 を繰り返すと良い。これのために装備で主砲旋回を選んでおくと気後れなく主砲を逆舷に向けられる。対戦艦が弱いなんてことはない。この「戦艦砲だ!うおー飛んできた!よし、セーフ!」の繰り返しがとても楽しい。ただし、当たり前であるが巡洋艦が戦艦を攻撃するのは駆逐と巡洋艦を倒した後である。特に本艦は高威力APと精度で中距離以降の対駆逐、対巡洋艦処理が責務である。同格の中でも機動性の低い本艦が戦艦からのヘイトをこれ以上増やすほど余力はない。戦艦とは戦局を鑑みて撃ち合いをして欲しい。

戦闘名誉章

レベル1234
報酬艦艇exp12.5k
シルバー125k
艦艇exp12.5k
シルバー125k
カッパー1
艦艇exp12.5k
シルバー125k
カッパー1
艦艇exp12.5k
シルバー125k
カッパー2
ミッション内容15回勝利1,200,000ダメージ巡洋艦30隻撃沈75隻撃沈

史実

格納

 アドミラル・ヒッパー級重巡洋艦。全長202.8m、基準排水量14,050トン、20.3cm連装砲4基8門、10.5cm連装高角砲6基12門、533mm3連装魚雷を片舷2基ずつ計4基12門と大型巡洋艦である。
 設計思想としては、仮想敵としてフランス海軍の条約型重巡洋艦「アルジェリー」に対抗可能な砲威力と新戦艦「ダンケルク級戦艦」からは離脱できる高速性能、大西洋での作戦に参加可能な長大な航続力を念頭に置いて設計され、当初、排水量を条約の制限下にまとめることを前提に研究が進められた。主砲は英仏の重巡洋艦と同クラスのSKC/34 20.3cm連装砲4基8門が選択された。
 1934年8月にまとめられた研究では、速力32ノットで80mm程度の装甲を持つ基準排水量10,700トン程度の設計で条約制限を700トン超過していたが、更にエーリヒ・レーダー元帥の指摘で「攻撃力・防御力ともに不足している」とされ、対空火器と魚雷兵装の強化を踏まえて、砲塔防御と弾火薬庫部分の防御の強化案にまとめた結果、最終的に基準排水量は条約制限を大幅に上回る14,050トンとなり、満載排水量では約18,000トンを超えてしまった(対外的にはワシントン海軍軍縮条約に準じた10,000トンと発表)。
 その後、英独海軍協定によりドイツ海軍では大型艦の建造が可能となり、この設計を元にした第1グループ2隻の建造を開始した。それがこのアドミラル・ヒッパー級重巡洋艦1番艦「アドミラル・ヒッパー」と2番艦「ブリュッヒャー」である。「アドミラル・ヒッパー」はハンブルクのブローム・ウント・フォス造船所で1935年7月6日起工、1937年2月6日に進水、1939年4月29日に就役。
 重巡洋艦としては他国の同等の艦に比肩する有力艦であったが、残念なことにドイツ海軍が必要とした「通商破壊、及び対地支援」には向いていなかった。通商破壊戦においては、シャルンホルスト級戦艦やドイッチュラント級装甲艦に随伴可能な航続力を持たず、機関も信頼にかけていた為、不充分な戦果に留まった。対地支援においては有力だったものの代償が大きく、1940年の北欧侵攻時にドローバックにおいて2番艦「ブリュッヒャー」が撃沈され、1944年には「プリンツ・オイゲン」が衝突事故を起こしている。
 1945年5月3日、キールでの乾ドックで着底、終戦を迎えた。姉妹艦である第2グループ1番艦「プリンツ・オイゲン」は終戦まで生き残った強運艦として有名。

小ネタ

艦名の由来

 本艦の艦名の由来はドイツ大洋艦隊司令官を務めた「フランツ・フォン・ヒッパー」に由来する。彼は第1次世界大戦においてユトランド沖海戦に勝利し、イギリス本国艦隊に所属する3隻の巡洋戦艦を沈めた功績によりバイエルン王「ルードヴィッヒ3世」より騎士位(Franz Ritter von Hipper)を授与された。
 彼は1863年9月にドイツ南部のバイエルン王国のヴァイルハイム・イン・オーバーバイエルンに生まれた。出生地は典型的なアルプス前山地であり、海との関連は殆ど無かったものの18歳になるとドイツ帝国海軍に入る。士官候補生、魚雷艇の艦長、装甲巡洋艦の艦長と順調に出世を重ね、1913年にはドイツ大洋艦隊の索敵部隊の司令官に任命される。翌年に第1次世界大戦が始まると英国海軍相手に良く戦い、複数の戦果を挙げた。中でも最高の戦果は前述したユトランド沖海戦(1916年)におけるものであった。1918年にドイツ大洋艦隊司令長官に任命されたものの、この時点で既にドイツ帝国海軍の崩壊の足音は間近に迫っていた…同年10月に海軍上層部が英国海軍ともう一度決戦を行うという決定を行った。しかし海軍内部にも終わりの見えない戦争の行く末に厭戦気分が蔓延しており、11月にはキール軍港で水兵たちによる大規模な暴動が発生。彼は司令官として戦争の完遂を訴えたが、反乱が収まる事は無かった。反乱はドイツ全土に飛び火し主要都市でも暴動が発生、やがてドイツ革命へと発展する。彼は連合軍との停戦交渉に従いドイツ海軍の艦艇を全て英国の海軍基地「スカパ・フロー」に向かって出発させるとその職を辞した。その後は余生をハンブルグ郊外で過ごしたが1932年に享年68歳で死去。

プレミアム艦のプリンツ・オイゲンとの比較を行ってみよう(ただし、内容はオマケ程度である)。

1.HP
アドミラル・ヒッパーの方がHPで236高いが、誤差レベル(0.7%程度)でほとんど差は無い。

2.加速性能
プリンツ・オイゲンの方が0.06秒速く加速できるが、誤差レベル(0.35%程度)でほとんど差は無い。

3.転舵所要時間
舵の効き自体は双方とも6.6度/秒で変わらないが、アドミラル・ヒッパーが9.3秒で転舵完了するのに対して、プリンツ・オイゲンは9.6秒を要する。数値的にはわずかな差であり、装備品で補えるが使用感が異なってくるので注意が必要である。

4.射程距離
プリンツ・オイゲンの方が200m長いが、わずか(1.75%)な差と言えよう。

5.対空戦闘
数値的には同等であるが、プリンツ・オイゲンは艦艇スキルとして「対空警戒1」が使用可能であり、適時に使用することで艦載機からの被弾率を下げることが可能である。

6.隠蔽
アドミラル・ヒッパーが8.7kmまで発見されないのに対して、プリンツ・オイゲンは9.0kmで発見される。数値的にはわずかな差であり、装備品で補えるが使用感が異なってくるので注意が必要である。

総論
同条件で出撃した場合、プレミアム艦のプリンツ・オイゲンはわずかであるが隠蔽が悪く、敵に発見され易い。さらに、プリンツ・オイゲンのほうが転舵所要時間が長く、敵艦の弾を回避しずらい傾向がある。しかし、空母に狙われた場合はプリンツ・オイゲンの「対空警戒1」が有効に機能するであろう。

編集用コメント

編集用のコメントはこちら
  • 解説テンプレートの更新をしました。 -- mt34812? 2019-01-21 (月) 17:20:54
  • 主砲装填11sを10sに、機関出力を8.8万馬力から約13万馬力に修正しました -- 2020-02-12 (水) 02:22:44
  • 主砲の名称がヨルクのコピペだったので修正 -- 2020-03-10 (火) 22:47:35
  • 対空の解説変えました(対空高いと思ったら前に戻しても構いません) -- 2020-03-10 (火) 23:12:44
  • 主砲射程を変更、装甲を書き加え -- 2020-09-30 (水) 21:55:08
  • 対空に関して現環境では低対空組に転落のため解説を変更 -- 2022-01-15 (土) 22:21:17
  • 本文の対空についてを一部記載変更。 -- 2024-01-11 (木) 23:21:03
  • 主砲の文言に射程に関するものがあり、延長に伴って一部変更。 -- 2024-01-31 (水) 22:03:10

コメント欄

  • プリンツオイゲンと同じ、対空が無いだけ。 -- 2018-07-22 (日) 13:53:37
    • オイゲンよりよく曲がるから私はこっちのが好きだな -- 2019-02-15 (金) 18:58:14
  • めっちゃバイタル抜けるから楽しい -- 2019-08-29 (木) 22:05:27
    • 同格戦艦なら当てどころによってはバイタル普通にいける -- 2019-08-29 (木) 22:14:06
  • ヨルクから進んでみたものの微妙…確かにAPは強いが重巡相手で半減多いし、装甲も巡洋艦としてはあるけどそれだけだし、なにより門数か装填で負けてる艦が多過ぎる上HE性能も悪く、転舵や加速にも不満が残る感じで乗るなら他の重巡でいいやって思ってしまう。乗りこなすにはどうしたらいいんかなぁ… -- 2019-11-01 (金) 15:35:28
  • 天城の薄々バイタル抜いやったぜ -- 2019-12-14 (土) 15:25:25
  • 6%なのか9%なのか -- 2020-02-07 (金) 15:37:08
    • 火災発生率は6%です。修正しておきました -- 2020-02-07 (金) 15:49:48
      • 乙ですありがとう -- 2020-02-07 (金) 17:23:29
  • 巡洋艦、駆逐艦にはめっぽう強いのですが、戦艦相手の立ち回りがわかりません。他の味方艦の後ろからHEを撃つ、という感じでよろしいのでしょうか? -- 2020-04-17 (金) 16:33:11
    • 基本はそれでOKだと思います。ただずっと後ろにいると前にいる味方が集中砲火されて沈んでしまうので、味方がキツそうなら少し前に出てヘイトの分散ができると良いです。特にヒッパーは巡洋艦の中でもかなり硬い部類ですし、艦を傾けて防御姿勢をとれば戦艦相手でもかなり持ち堪えられるはずです。(もちろんタイマンはNGで、味方との連携は必須)魚雷も当てていきたいところですが...射程に入れるために突っ込むのは危険。(うまい人は魚雷撃つために腹晒した瞬間ぶち抜いてくる)あくまで砲撃がメインです。 -- 2020-04-17 (金) 17:01:52
    • ↑個人的な意見ですが、参考になれば嬉しいです。 (^^) -- 2020-04-17 (金) 17:05:24
      • なるほど、参考にさせていただきます。早いご返答、誠にありがとうございます。 -- 木主? 2020-04-17 (金) 17:50:16
    • 同格の戦艦が横っ腹晒してたらAPでバイタル貫通できます。甲板や艦橋狙いでもダメージ出せますし。この艦は弾の使い分けが特に重要かと。 -- 2020-07-05 (日) 08:46:10
  • 今の環境でも十分戦える。体力があって装甲も硬い巡洋艦は貴重 -- 2021-05-15 (土) 18:43:33
  • 強い、強い、強い!使いやすい!ドイツ巡洋艦進めててよかった。戦艦相手の時は絶対防御姿勢ね。ほぼ確実に抜かれるから。 -- 2021-10-07 (木) 07:57:45
  • 見た目、性能、威圧感揃って良好なりけり。同格(アマルフィは対等)、格下にはほぼ勝てる。戦艦の装甲もたまに抜く。(ノースカロライナ→2番主砲塔辺り、天城→3番主砲塔、夜戦艦橋辺り。)を狙うと良い -- 2021-10-23 (土) 18:33:10
  • 2、3番の射角微妙に悪いのなんとかして欲しい。 -- 2022-05-11 (水) 00:21:03
  • 大戦果を上げることは少ないが、持ち前のしぶとさから安定した活躍は可。目立つことは少ないがバランスの取れた重巡。 -- 2023-01-05 (木) 21:05:43

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