Congress

コングレス級巡洋艦 コングレス（アラスカ級巡洋艦計画案「CA-2F」）

性能諸元

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

・兵装

・艦艇スキル

ゲーム内説明

コングレスは「大型巡洋艦」計画における案のひとつ。主砲として7門の305mm砲を搭載し、その他の性能諸元はアラスカ級に類似していた。

解説

2022年9月15日13時よりイベント報酬として交換可能になった、アメリカTier8大型巡洋艦。本来はTier9であるアラスカ級の性能を落としTier8相当として調整されている。

・主砲
TierⅧの巡洋艦としては最大口径となる305mm砲を2連装で2基、3連装で1基搭載。計3基7門構成であり、元になった「アラスカ(3連装3基9門)」よりも2門を減じている。主砲射程こそやや短くなったものの装填時間や砲弾のダメージはアラスカ搭載砲と同等であり、貫通を見込める敵巡洋艦に対しては容赦ない一撃をお見舞いできる。また数値に現れない利点として一部の砲塔が連装になった事から前後共に射角が良くなった*1。しかし性能を落として調整された部分として影響が大きいのが砲の数が減じた事である。他国同格の巡洋艦は重巡ですら8門以上を搭載しており、203mm砲以上を持つ艦としては同格内で最低ランクである*2。その上でアラスカ砲と同モデル…の割には砲弾がバラけ易く、期待する程の信頼性は無い。一応艦艇スキルの「精密照準」はあるもののLVが1つ落とされ使用できる数も減じているので使用するタイミングに気を使いつつ砲の機嫌を取っていきたい。射程についても同格巡洋艦よりは長いが、大型巡洋艦として考えるともう一声欲しいのでエリート特性や課金迷彩で補ってやって欲しい所である。

・副砲
127mm砲を連装砲塔に収めて6基12門搭載。砲配置は艦の中央構造物を囲むように亀甲配置となっており、前向きの砲が3基6門と後ろ向きの砲が3基6門。片舷指向可能数は4基8門である。亀甲配置のお陰でどの向きにも最低2基4門を指向できる反面、分散配置により肝心の火力はやや薄め。砲性能自体は「アラスカ」搭載砲と同じで一見すると心強いが、単発火力が400未満で射程も短く積極的に使える代物ではない。さらに砲塔に搭載されている割にはモジュールの耐久性が低い様で被弾により頻繁に壊れる事から、実用性は低く敵駆逐艦に対する威嚇用のオモチャと考えた方が良い。

・対空
素の対空値は416とそこそこ。大口径対空砲のダメージは227(3.6km)と元になった「アラスカ」と同一なので僚艦防衛能力はティア比を考慮すると上である。しかし小口径対空砲のダメージが「アラスカ」の371から大分削られた189となっており、艦艇スキルの「対空警戒」を使用してなお自衛能力は劣っている。とはいえツリー艦の標準からすると大分恵まれており、積極的に狙われる可能性は低いだろう。だが実際に狙われてしまった場合、後述する機動性の低さや船体の大きさ故に被雷し易く、回避は容易ではない。

・装甲
船体各部を観ていくと艦首・艦尾は標準よりやや厚めの27mmを誇る。側面の主装甲帯も229mmと他国同格の平均の倍近い分厚さを持ってはいるが、恐らく水線部付近のある程度の高さまでしかカバーされていない。それより上は普通に貫通を許すし、何より上部構造物の面積は大きいので側面を曝しているとあっという間に体力が無くなってしまう。甲板の厚さも60mmとそこそこをキープしているが重巡砲以上に撃たれると抜かれることもしばしば、戦艦砲に対しては無力である。そして艦首部こそややスリムなものの砲塔付近から上部構造物・艦尾砲塔・艦尾部までが幅広く、艦立て後退していても被弾面積の関係で命中弾を貰い易い。カタログデータこそ優秀だが本艦は本物の戦艦ではない…油断すると沈み易いので注意が必要である。耐性は火災浸水耐性が米巡の標準である20%より劣って居るものの、それ以外は概ね平均以上をキープしている。

・機動性
素の最高速度は32ノット台。米巡でありながら「英巡速度を出せる」とポジティブに考える事もできるが、要は平均以下の速度しか出せない。また見た目の通り加速はかなり鈍く、加速度は同格最低クラス。舵の効きも巡洋艦というカテゴリとしてはかなり重く、どちらかというと戦艦よりの機動性である(本来はTier9の船体だから仕方が無いね)。

・隠蔽性
素の被発見距離は9.6kmとTier9の船体を持つ大型巡洋艦としては非常に優秀*3。ただし同格の重巡には劣っているので先手を取られないように注意。

・生存性
HPはTierⅧ巡洋艦としては唯一4万を超え体力面ではトップクラス。また装甲の項で触れたように巡洋艦としては破格の防御を備えるため、複数の艦に狙われていないという条件下においては体力と装甲の面で優位を取れるだろう。ところが船体の大きさや鈍重さは戦艦クラスであり…複数の艦に狙われて攻撃を集中されると豊富な体力を誇っていても逃れる前に削り切られてしまう。状況によっては本艦の特性がかえって裏目に出るという事も覚えておかないと試合終盤まで生き残る事はできない。このため生存性は乗り手の大型巡洋艦を扱った経験に左右されると考えて欲しい。

・消耗品
「高級船員食糧」「改良型ディーゼルエンジン」「予備整備パック」の搭載を推奨。しかし対空を重視するなら「追加対空弾」への積み替えも考慮して良いだろう。

・艦艇スキル/艦長スキル
艦艇スキルは「精密照準装置Ⅰ」を2回、「対空警戒Ⅰ」を2回、「レーダーⅡ」を2回使用可能。

・装備
　・兵装　
　・防御　
　・適正　

・エリート特性
　・新型砲撃照準器　主砲射程+4%
　・エリート砲術員　主砲装填時間-3%、主砲旋回速度+7%
　・功績　EXPアップ+10%

・総論

戦闘名誉章

史実

CA-2F案では、前方に連装2基、後方に3連装1基という配置になっているほか、煙突が2本になっていたり船体の大きさが違ったりと若干の違いが見られる。
…

小ネタ

Congressは米国連邦議会の意味。

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