Harbin

哈爾浜級巡洋艦 哈爾浜 <ハルビン> (防空巡洋艦計画案「MK-6」)

性能諸元

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

・派生艦船

・兵装

・艦艇スキル

ゲーム内説明

1930年代の変わり目にソ連で計画された小型巡洋艦(MK-6)。両用法を搭載し、主に対駆逐艦任務を想定して設計されていた。

解説

本艦は既にプレミアム巡洋艦として実装済のDalianと同型艦である。あちらはTierⅨなのに対し、Tierが一つ下がっている。また通常魚雷で武装した黒哈爾浜も存在する。

・主砲
130mm砲を10門搭載。前級とはちがいスモレンスクと同じソ連砲のため弾道、弾速が非常に優秀で偏差は取りやすい。アレに比べれば射程はTier相応に短くなっているが、砲塔旋回速度も早いため取り回しは非常に良いだろう。また余談だがAP弾とHE弾のダメージはこのツリーで一番高いという特徴も有している。だがDPMが低い。そして体力の低さから撃ち合いはオススメできない。なお次級の世宗ではまたアトランタ砲の弾道弾速に戻る。

・魚雷
片舷3連装を2基で6門、装填ブースターを使えば9門発射できる。当然、当ツリーの例に漏れず深度魚雷である。1基あたりの面制圧力は低下したが、本艦から魚雷装填Ⅱを使えるようになるので、装填ブースターを使う機会は増える。

・対空
大口径対空は前級より下がってしまったものの、小口径対空は1.5倍ほど増加した。だが防空巡洋艦というには物足りなく、個艦防空はイマイチ。

・装甲
Tier9と同型…だがそもそもTierⅦクラスのペラペラなので期待してはならない。

・機動性
速力は普通。加速、転舵速度、転舵所要時間はトップクラスで曲がりやすい。かなり思い通りに動くことができるだろう。

・隠蔽性
平均よりは少しいい程度だが、重巡である高雄と同じ値になっている。隠蔽がかなり重要である本艦には少し痛い。

・生存性
HPが同格巡洋艦に比べ、約1万低く撃たれ弱い。駆逐艦にはもちろんスポットされ続ける、だがスポットされ続けたら生存性の低さからよく撃たれるので立ち回りがかなり重要になってくる。だが機動性は良いのでそこでカバーできるところもある。

・消耗品
高品質石炭、高級船員食糧、改良型ディーゼルエンジン、追加対空弾からプレイスタイルに合わせて選んで欲しい。

・艦艇スキル/艦長スキル

・装備
　・兵装　主砲改良Ⅲ
　・防御　推力
　・適正　隠蔽
→シルバー不足で妥協して良いのは1、2スロ。3スロット目は隠蔽雷撃出来るかどうかにも関わってくるので隠蔽を取るのは必須である。

・エリート特性
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　・功績　EXPアップ+10%

・総論
HP,DPMより砲撃戦は苦手であり魚雷が主な火力になる。パン巡の一つの特徴である高対空が本艦はあまり強くなく頼りない。ただ機動性はかなり良く扱いやすいだろう。また、ティア8には巡洋艦を絶対許さない奴らがいたり、魚雷火力が高いことから見つかったら真っ先に狙われることが多い為ヘイト管理がとても大切である。本艦が乗れないと感じた方は他の軽巡ツリー（英軽巡がオススメ）を進めてから乗るのが良いだろう。このツリーは「無闇やたらに発砲しない」が1番大切なので、周りの状況をよく見て主砲を使って行こう。読み勝てば毎試合大口径を取れるポテンシャルを秘める良艦である。

戦闘名誉章

史実

ソ連は軽巡と駆逐艦の中間に位置する小型巡洋艦(MK)の計画を模索しており、そこでは152mm砲を連装3基(MK4)、もしくは130mm砲を連装5基(MK6)の案が出ていた。本艦と大連はそのうちのMK6案にあたる。しかし「十分な火力、要求された防御力、そして速力を両立させるにはこの低排水量では達成できない」という評価が下され、MKシリーズは最終的に放棄された。
戦後になると"Аванпроект(Avanproject)"という新艦隊計画が立案された。この中にはMKシリーズの発展形であるMLKシリーズも含まれており、そのうちの一隻がスモレンスクである。

小ネタ

名前のもとになったのは中国竜江省のハルビン市だと思われる。ロシアに統治されていた時代の名残かロシア風の建築物が多いが、満州国として事実上日本に統治されていたという歴史もあり、日本人学校などの史跡も残っている。
　

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