Hornet

ヨークタウン級空母3番艦　ホーネット

自慢のB25は他の艦載機よりも艦首側に配置されている。そんな短い距離で発艦できるのだろうか？

性能諸元

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

・兵装

・艦載機

ゲーム内説明

ヨークタウン級航空母艦の1隻。性能諸元のバランスが良好で、1940年代のアメリカ海軍における航空母艦開発の先駆けとなった。

解説

2022年7月1日、アメリカ独立記念日イベント前半の目玉として実装された、エンタープライズの同型艦。史実におけるドーリットル空襲での使用機体を再現し、本来は陸上爆撃機である米陸軍のB25を使用可能。オランダ巡洋艦のように航空基地から飛来するのではなく、ちゃんと母艦から発艦させることができる。

・戦闘機
エンタープライズと全く同じもの(F4F)だが中隊数が5機1中隊と微妙に少ないため、弱体化している。
1中隊当たりの機数が増えたせいで、整備時間が伸びてエンプラのように矢継ぎ早に艦載機を飛ばすことは不可能になってしまい、日米ツリー艦の戦闘機と近い特徴を持つ。
その反面、1中隊になったことで、操作量が減少。扱いやすさが向上しているため、2中隊雷撃に集中しやすいのは利点であり、本艦の特性と噛み合っている。
性能こそ弱体化しているが、戦闘機性能には不満のないレベルに留まっており、適切に扱えれば敵戦闘機を封殺し、本艦の火力をそのまま押し付けたり、敵の艦載機を攻撃前に削ることだって可能である。

・爆撃機
本艦における最も大きな特徴であり、プレ艦らしい要素。
なんと、陸上双発爆撃機であるB25を爆撃機として装備している。
史実ではこれから上がった爆撃機は日本本土を空襲してたと思うんですがそれは　なんなら着艦も不可能なはずですがそれは
1中隊がお届けする爆弾は陸上機故の搭載量か、インドミもびっくりの16発。さらに爆弾が全弾命中した時１回以上火災が発生する確率も99.0%となり、相手の耐性を無視した値ではあるが、大型艦なら狙った敵を確実に着火出来る。 激運を持っている艦長を除く。そいつは1%の確率を引いたのである。
しかし、集弾性は良くは無いため、狙う敵は吟味すべし。
史実でも硬さに苦しめられたB25を反映してるのかHPは凄まじく、中隊HPは約21000と化け物じみた硬さを誇る。かのDZPに攻撃しても半壊くらいで済み、更には対空化け物戦艦と呼ばれるマサツーセッツにもほぼ対空無視で突っ込んでくる…かもしれない...(ただし余計な撃墜はただでさえ長い準備時間を余計に悪化させてしまうので注意)
弱点はミッドウェーもびっくりの整備時間7.2秒である点と艦載機スピードが欠伸が出るほどノロマである点である。この2つの欠点から、回転率が非常に悪いため、なるべく母艦を前に出してサポートしてあげたい。
対象方法としては、回避を心がけることに集中しよう。（まぁ、DZPとマサチューセッツやノスカロ、亜種サイパンといった対空コンビなどが入れば全滅も可能ではないが…）

・雷撃機
エンプラと同じもの(デバステーター)だが、中隊数が2になり1中隊あたりの機数が1機減ってしまった。
1中隊あたりの機数は減ってしまったが日空のように2中隊雷撃が可能であり、大きなアドバンテージとなる。エンプラには無い大きな強みで対駆逐から対戦艦までほとんどの敵に対して驚異となりうる。
だが、機体は同格でもトップレベルに脆弱なので甘い動きをすればすぐ叩き落とされてしまうのは無視できない難点である。しかし、同じ2中隊雷撃の翔鶴、インプラカブルとは異なり、非常に硬い爆撃機があるおかげで爆撃機盾が機能しやすく、高対空艦にもある程度抗う手段がある。
爆撃機でほぼ確実に火災が起こせると思われるので大型艦には火災や浸水の搦め手で対抗可能であり、非常に優秀な雷撃機となっている。
それに、ステータスに現れない強みとして、普通の空母のような雷撃ではなく、サイパン、エンタープライズのような収束雷撃であるということだ。

・主砲
型式がエンプラとは異なるが性能は同一である。AI戦などで多少の役に立つかもしれないが、普通の乗り方をしていれば出番はほぼない。
というか、姉妹艦と並び、同格で1番貧弱である。

・対空
同型艦のエンプラでは対空警戒もあったおかげでそこそこ優秀だったのだが本艦は素の対空は高くなかったエンプラより更に対空値が低く、エンプラにあった対空警戒も没収されているため、非常に弱いと言わざるを得ない。
それ故に同格空母でも最低の値となっており、あろう事か、対空が低いとして知られる日巡クラスである。

・装甲
エンプラと同型艦なのにHP、火災浸水耐性、対水雷防御が低い。エンプラとは異なり、改装前だからなのかは不明だが、対空警戒も没収されてるので粘着や終盤は要注意である。

・機動性
陸上爆撃機を載せて雷撃機の機数も追加したことで機動速度が悪化している。しかし、なぜか最高速度はミリ向上している
転舵はエンプラより悪いが元のエンプラ自体、舵の効きは非常にいい方なので本艦も平均的以上である。

・隠蔽性
9.90kmとこれまた陸上爆撃機の目立ち度合いのおかげでエンプラから60mだけ伸びた。なにこの微妙な差
優秀な類なので前に出て爆撃機の準備時間を補いたいが、エンプラより対空が低く周囲の味方艦によっては、一度敵空母に見つかると対空の低さも相まって(多少無理があっても)粘着攻撃を受け、後ろに無理やり下げさせられることもあるかもしれない。
状況を見て母艦の位置取りは吟味したい。

・生存性
空母に求めるものではないが、平均的な足と優秀な隠蔽とそこそこいい舵の効きを有効に使って逃げ切りたい。
対空が低いので敵戦闘や雷撃機に平然とスポットされかねないし、母艦の性能も頼りないので他の空母と比べてもかなり打たれ弱いのは注意である。

・消耗品
空母セット推奨。

・装備
　・兵装　
　・防御　
　・適正　

・エリート特性
　・
　・
　・功績　EXPアップ+10%
・総論
異常とも言える耐久性でほぼ確実に攻撃に移せる爆撃とその背後から迫ってくる8本の魚雷を携えた雷撃機と、攻撃に大きくリソースを振った攻撃型空母ともいえる。
しかし、戦闘機の特性がエンプラというよりは翔鶴、レキシントン寄りとなっているため、凶悪な戦闘機が増えたティア8環境で戦うには戦闘機の技量が求められる。
「エンプラの下位互換」ということは決してなく、雷撃機中隊が増えたおかげで駆逐処理能力や瞬間火力は飛躍的に向上している。エンタープライズ級ではあるが、性能は翔鶴と似ている。
だが、雷撃特化の空母の運命ではあるものの、雷撃を当てられないと、全くといっていいほどチームに貢献出来ず、持っているポテンシャルを腐らせる事になるので、空母という艦種に乗りなれていない方が安易に手にするのはおすすめできない。(基本的に高Tire空母はみんなそうだが)
空母の扱いに精通した艦長が乗ればホーネット(蜂)の如く、空を群集で覆い、刺激的な攻撃力を誇る艦載機で敵を破壊できるはずだ。

戦闘名誉章

史実

アメリカ海軍のヨークタウン級航空母艦、その3番艦である。エンタープライズは姉妹艦にあたる。
ミッドウェー海戦では姉2隻と比べて目立った活躍はなかったが、雷撃隊が零戦隊を低空に誘導し爆撃の隙を作るなど陰ながら米側の勝利に貢献している。
また、本艦はかのドゥーリットル空襲を成功させた船でもある。

そして本艦はソロモンの激闘となった南太平洋海戦において、日本軍攻撃機の攻撃を受け大破、放棄されている途中で日本軍前進部隊に発見され魚雷攻撃を受け沈没している。

小ネタ

本艦はヨークタウン級航空母艦の3番艦ではあるが、若干の変更が加えられている。
これは条約失効後の空母補強計画において建造を急ぐためにまずは条約型空母を追加建造することになったためである。
結果排水量は100トン、全長は8ｍほど延長されている。そのためヨークタウン級の改良型とする資料もある。

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