Indefatigable

Last-modified: 2024-01-30 (火) 15:33:58

インディファティガブル級巡洋戦艦 インディファティガブル

スクリーンショット 2023-09-08 11.41.07.jpg
IMG_0809.jpg

ヒストリカル迷彩

[添付]
[添付]
効果:

性能諸元

編集時 ver.x.x.x.x

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

Tier3
生存性継戦能力25070
抗堪性・防郭防御10%
・火災浸水耐性10%
・装甲防御9%
・魚雷防御9%
平均装甲厚・艦首10mm
・艦尾10mm
・甲板30mm
・舷側254mm
主砲射程10.16km
副砲射程4.52km
魚雷射程5.40km
機動性最大速力25.29ノット[kt]
最大出力への到着時間18.05秒
転舵速度5.90度/秒
転舵所要時間11.70秒
隠蔽性7.92km



・派生艦船

派生元Bellerophon
派生先Queen Mary



・兵装

主兵装口径,搭載基数×門数装填時間ダメージ(火災率)(防郭率)砲塔旋回速度
305mm L/45, 4基×2門21秒HE弾 796(10%)
AP弾 1090(250%)
5度/秒


副兵装口径,搭載基数×門数(片舷指向可能門数)装填時間ダメージ(火災率)砲塔旋回速度
102mm L/50, 16基×1門(8門)7秒HE弾 218(2%)10度/秒


魚雷口径,搭載基数×門数(片舷指向可能門数)雷速装填時間ダメージ浸水率魚雷管旋回速度
450mm MkⅦ, 2基×1門(1門)61.13kt66.50秒218010%25度/秒


対空砲種類ダメージ射程
大口径
小口径
0
0
0km
0km



・艦艇スキル

種類効果持続時間クールタイム使用可能回数

ゲーム内説明

イギリスにおける典型的な初期の巡洋戦艦。兵装とサイズが弩級戦艦並みである一方、速力と装甲は巡洋艦並みであった。

解説

・主砲
305mm砲を連装砲塔に収め、4基10門搭載。砲配置はこの時代に典型的な「梯形配置*1」だが、第2・第3砲塔の位置を前後にずらす事で角度制限こそあるものの全ての砲を片舷に指向可能となっている。砲射程はそれなりだが本艦は船足が速いので特段不足は感じにくい。しかし遠距離では散布が悪い事から射程ギリギリで撃ち続けてもダメージを出す事が難しく、効率良くダメージを出せる距離まで詰める必要がある。AP弾はダメージが優秀HE弾は発火率が優秀なのでどちらの砲弾を選択しても戦果を挙げられるだろう。

・副砲
102mm砲を片舷に8門搭載。舷側に砲郭を設けて艦上構造物をぐるり取り囲むタイプではなく、艦上構造物に砲郭を設けるという珍しいタイプ。ところが単装砲の上に配置が分散されている事から相手との距離を詰める際のサブ火力としては頼りにならない*2。とはいえ射程は格上並みにあるので近接戦闘においては忘れずに使用したい。

・魚雷
450mmクラスの魚雷を片舷辺り1基、両舷合わせて2基2射線搭載。とはいえ片舷1射線の単射魚雷なので対駆逐艦・巡洋艦に対する防御用としては使えない…自分より鈍重な戦艦に対する牽制用と心得よう。一応射程が5kmを超え、AP弾2発分の威力があるので当たれば相手がビックリする。

・装甲
結論を先に言うと巡洋戦艦の装甲に期待するのはやめた方が良い。現時点では各部の装甲厚が不明だが、敵の砲弾が命中すれば漏れなくダメージが入る上に装甲値による軽減も期待できない。各種耐性も本物の戦艦とは比較にならない。

・機動性
素の最高速度は約26ノット弱。ティア帯と艦種(巡洋戦艦)を考慮すると十分に優秀と言える。加速力や舵も戦艦というカテゴリ内においては非常に優秀。

・隠蔽性
素の被発見距離は8km未満と非常に優秀。巡洋戦艦お得意の「味方駆逐艦・巡洋艦に追従して敵に痛撃を与えてから引き撃ちに移行する」作戦がやり易い。

・生存性
素のHPは25000台と体力的には劣っている。更に艦種の特性故に防御面には全く期待できない事から、普通に考えれば生存性は低いと言わざるを得ない。しかし本艦には優秀な隠蔽と速度が備わっている為、鈍重な戦艦とは異なった運用が可能である。乗り手がフィッシャー提督の考案した巡洋戦艦向けの戦術を実現できれば結果は異なってくる筈だ。

・消耗品
「改良型ディーゼルエンジン」「高級船員食糧」の搭載を推奨。残り1枠は「予備整備パック」「高品質石炭」のうち好みのものを搭載すると良いだろう。

・艦艇スキル/艦長スキル
本艦に艦艇スキルは搭載されていない。

・装備
 ・兵装「主砲改良Ⅰ」がお勧め。
 ・防御「操舵装置改良Ⅰ」「推力改良Ⅰ」
 ・適正「操舵装置改良Ⅱ」「推力改良Ⅱ」

・エリート特性
 ・防雷網 魚雷防御+7%
 ・エリート砲術員 主砲装填時間-3% 主砲旋回速度+7%
 ・功績 EXPアップ+10%
※消去法で「エリート砲術員」を推奨。

・総論
 英国第2戦艦ツリーの魁となる本艦は、ライバルであるドイツの第2戦艦ツリーの「副砲が強い巡洋戦艦」とは全く異なる味付けがなされている。本艦の戦い方はむしろ速度開花した後のフランス戦艦のそれに近く、まずは敵の一群のうち火力と装甲に劣る巡洋艦を撃破、続いて残った敵を掃討しつつ敵戦艦は最後に皆で囲んで叩くのがお勧めである。ティア帯を考慮すると破格の攻撃力を備えている為、敵が体制を整える前に先制できればそれだけで敵を混乱に陥れる事ができるだろう。ただし本艦だけでなくツリー全体を通して防御面に関しては本当に脆く、機動性と隠蔽に優れるという特徴を持つため、これらを活かした攻防の知識が必須。間違っても初心者にはお勧めできないが、英国面に魅入られた紳士にはもってこいのツリーと言える。本艦を手に取ってまずは手慣らしをしてみよう。

史実

格納

 「インディファティガブル (HMS Indefatigable)」は1908年度計画により建造された英国海軍の巡洋戦艦の1番艦である。本艦級は世界最初の巡洋戦艦といわれた「インヴィンシブル級」巡洋戦艦の改良型として建造され、本艦の起工は1909年2月、進水は同年10月、竣工・就役は1911年2月であった。就役後は1番艦である本艦のみ本国艦隊に所属していたが、後に2番艦および3番艦が所属する地中海艦隊に移動。1914年8月にはドイツ巡洋戦艦「ゲーベン」と軽巡洋艦「ブレスラウ」の追撃戦に参加、一度はこれらを補足するも機関不調により取り逃がしてしまう。第1次世界大戦中には英国海軍の主力艦隊であるグランド・フリートに所属、翌1916年5月末の「ユトランド沖海戦」に参加。この時本艦は英国海軍の巡洋戦艦群6隻の最後尾に位置しており、ドイツ巡洋戦艦群5隻と砲戦に入った。15時48分にドイツ巡洋戦艦群が砲撃開始、本艦を含む英国海軍の巡洋戦艦群も応戦に入ったが正確な照準ができずにいた。16時頃にドイツ巡洋戦艦「フォン・デア・タン」の主砲2発ないし3発が艦尾に命中、続いて艦首にも2発命中した。この艦首の命中弾により弾薬庫が爆発、誘爆により轟沈した。1019人の乗組員のうち、救助された生存者は2人だけであった。

小ネタ

艦名の由来

 本艦の艦名は英語の形容詞である「indefatigable(疲れ知らずの・不屈の、という意)」から採られている。
 この命名法そのものは英国海軍の巡洋戦艦としては一般的なものであったが…本艦の場合は史実における艦の最期(轟沈)故にその名が「皮肉」と取られてしまうのはやむを得ないだろう。

編集用コメント

編集用のコメントはこちら
  • 史実と小ネタを記載 -- 2023-07-28 (金) 16:56:43
  • 性能諸元を追加 -- 2023-07-28 (金) 22:17:43

コメント欄

  • 今回のイベントで最終的には<鍵>を2個手に入れ、回したらコレ!が出てきた。艦長も載せずにひとまずランダム戦に出動、初回TIER3・4の組み合わせでTIER4はBOT3隻 ダメージが52,000も出ていい感じ、2回戦目もTIER3・4の組み合わせでTIER4は有人艦4隻(味方はTIER4 有人艦3隻) ダメージ32,000と順当?!な感じ。ほぼHE弾で砲撃していたが、主砲/副砲ともによく燃えてくれます。魚雷も片側2本だけだが、敵艦もギョッとしんじゃない まさかのTIER3戦艦が魚雷をぶっぱなすもんだし、雷足も意外に早い。主砲の遠距離弾はバラケてしまうのは、このTIERでは仕方のない事。乗ると意外に楽しいです。でも戦闘名誉賞がある訳でもないので、滅多に乗る事はないかも。セントルイスに乗り慣れている方は、セントルイスの方が頼りになると思います。 -- 2023-08-03 (木) 11:44:23
  • これ派生元はベレロフォン? -- 2023-09-16 (土) 12:03:18

過去ログ

過去ログ一覧

*1 梯形とは平行四辺形の事を指す。
*2 艦後部に後ろ向きに集中配置されているので敵駆逐に後ろから肉薄された場合等には役に立つのかもしれない。