Kongo

Last-modified: 2024-04-28 (日) 13:53:39

金剛型巡洋戦艦 金剛

Screenshot_20221004-215112_Warships Blitz_0.jpg

性能諸元

編集時 ver.4.2

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

Tier5
生存性継戦能力36624
抗堪性・防郭防御10%
・火災浸水耐性12.5%
・装甲防御12%
・魚雷防御12%
平均装甲厚・艦首19mm
・艦尾19mm
・甲板75mm
・舷側225mm
主砲射程12.21km
副砲射程5.28km
機動性最大速力29.31ノット[kt]
最大出力への到着時間20.43秒
転舵速度5.6度/秒
転舵所要時間13.8秒
隠蔽性11.34km



・派生艦船

派生元Ishizuchi
派生先Fuso



・兵装

主兵装口径,搭載基数×門数最大ダメージ(火災率)(防郭率)装填時間砲塔旋回速度
356mm L/45 41, 4基×2門HE弾 986(12%)
AP弾 1400(250%)
21秒5度/秒


副兵装口径,搭載基数×門数最大ダメージ(火災率)装填時間砲塔旋回速度
152mm L/50 41, 14基×1門HE弾 426(4%)9秒10度/秒


対空砲種類平均ダメージ射程
大口径
小口径
108
60
3.60km
1.50km


・艦艇スキル

種類効果持続時間クールタイム使用可能回数
精密照準装置Ⅰ
Screenshot_20180304-055008.jpg
砲撃精度+25%20秒間75秒2回

ゲーム内説明

金剛はイギリスに発注した高速戦艦で、2連装356mm主砲4基を搭載していた。快速打撃力を有していたため、30年間日本海軍の現役だった。

解説

河内から進んできた諸君。前のティアで遂に第一次世界大戦ゾーンは終了。お疲れ様でした。ここからは有名な艦艇ばかりが登場するウハウハゾーンである。
その中でもこの鑑は30年間日本海軍の一員として奮闘してきた鑑である。性能もティア5の割にはかなり良いので、この辺はサクサク進んで次のティアに行こう。
・主砲
・45口径35.6cm連装砲 4基計8門
 前級石鎚が搭載した305mm砲から一気に砲口径を拡大させ、356mm砲を搭載したことから単発火力と貫通力が強化された。AP弾ダメージは同クラスの砲を持つ米戦と同じ1400と同格トップクラス。砲弾重量もニューヨーク(635kg)に次ぐ625kgを有するため、貫通力も相応に高いと予想される(格下戦艦であれば襖の如くバイタルを貫通できる)。HE弾ダメージはアイアン・デューク(1064)に次ぐ986と優秀で、発火率12%も英戦と同レベルである(とはいえ手数の少なさから放火勝負では比較にならないだろう)。このように、非常に優秀な砲となっている。
 ただし代償として前級から砲塔1基を減じて居るため、砲の搭載数8門は同格内で最低となってしまった(他国同格は概ね10門搭載、中には12門や14門搭載する艦も)。このため、同格戦艦同士で無策でボクシングを演じると手数の少なさ故に撃ち負けてしまう事になる。格上にも通用するからといって無暗に喧嘩を売りまくるとフルボッコにされてしまうだろう。
 本艦の砲は他国同格よりも装填時間がやや短く(21秒)、射程距離がやや長い(12kmを超えるのは本艦とケーニヒのみ)という特徴を持ち、さらに艦橋付近に余分な構造物が無いため射角が優秀である。よって、日戦の基本である「距離はお友達」に忠実に、やや遠めの間合いから「防御姿勢と攻撃姿勢を的確に切り替える」ことで装甲面の不利を補いつつ、堅実に敵にダメージを与えていく作戦が使える(注:決して芋れと言っている訳では無い)。そして敵の体力が削れてきたら、艦をキツ目の角度に立てたまま速度を活かして接近し斉射を躱しつつ決戦を挑む等、メリハリのある戦い方を心がけたい。また、他国戦艦よりも速度に優れることから、敵をおびき寄せて引き撃ちに転じつつ遅滞行動を取ったり、他の戦艦では難しいヒット・アンド・アウェイを狙ったりと高速戦艦ならではの戦術も使える。敵に有利な中・近距離での殴り合いに固執することなく戦況に合わせて柔軟な運用を行う事でその真価を発揮する事ができるだろう。なお、砲旋回が5度/秒と船体の機敏さに比べるとやや遅めであるが、苦手な駆逐艦に対してはHE弾を装填して一撃必殺を狙う事もできなくはない(当てられるとは言っていない)。

・副砲
・15.2cm50口径単装砲14基(片舷7門)
前級と同じ口径の152mm砲を片舷に7門づつ、両舷合わせて14門搭載(前級より2門を減じている)。砲配置は艦中央構造物をぐるりと囲むように艦本体の砲郭に埋め込まれており、1門は前向き、4門は横向き、2門は後ろ向きとなっている。砲配置に隙は無く、砲旋回も10度/秒と標準的。さらに単発ダメージは426と強力で、片舷の斉射火力は2982とスペック上は優秀であり、敵駆逐艦を弾幕内に捉える事ができればそこそこ効果を期待できる。しかし、実際には射程が5.28kmと非常に短く、さらに精度も劣悪なので積極的に扱いたいとは思えない(それでも前級の152mm砲の45口径よりは砲身が伸びており少しはマシになっている)。

・対空
素の対空値168はツリー艦の中では優秀な方である(ただし、プレミアム艦を含めて考えると上位陣は対空値300を超えてくるので、文字通り比較にならない)。また、大口径対空砲の射程が3.6kmありダメージも108あるので、建造年代を考えると日戦としてはかなり恵まれている。しかし、現実には単艦でマッチする空母の艦載機を何とかできる性能を持っている訳では無く、せいぜいが頭上を飛ぶ航空機を落して敵の攻撃効率を下げられればラッキーといったレベルである。狙われたら機動力で回避を心がけたい。なお、火災浸水コンボを狙ってくるインディ、ボーグには注意が必要。

・装甲
装甲12%は他国同格戦艦の平均的な数値である。また、防郭防御10%も同様に平均的な値である。これは元の設計が巡洋戦艦(BC)であり、そこに装甲を増して戦艦(BB)に準ずる性能を与えてあるのでやむを得ないところ。前級(BC)から艦種がBBに変更されたことで、姿勢によっては同格戦艦の砲も跳弾できる可能性もあるという程度には装甲が強化されているので、悲観するよりもまずは「与えられた装甲」を活かす事を考えよう。火災浸水耐性12.5%、対水雷防御12%もこれまた特筆すべきものは無い。

・機動性
 最高速度は29.31ノットと同格戦艦内で随一の速度を誇る。戦艦でありながらこの速度を出せる利点は、試合開始と共に味方駆逐艦・巡洋艦に追従し他国戦艦がまだ展開して居ない段階で敵の一群に対して火力を発揮できる点にある。いち早くマップの要衝(占領サークルだったり、砲戦に有利を取れる地形だったり色々あるだろう)を抑えた上で敵を蹴散らし、味方戦艦の到着を待つことが出来るため本艦が1隻チームに居るだけで序盤の展開が大きく違ってくる。また、味方の到着前に優勢な数の敵艦隊を発見した際も、普通の戦艦と違って回頭さえ成功させれば(無論敵主力の発砲の合間を縫う必要はあるものの)、他国戦艦と違って悠々と脱出する事が可能。脱出の際にも得意の引き撃ちを駆使して敵を削る事もできる。試合の中盤以降も停滞している戦線の敵側面に横やりを入れる等、本来巡洋艦のやるべき仕事を請け負うこともできるので、本艦ができる仕事は巡洋艦並みに幅広いと考えて良いだろう。よって、本艦に乗る艦長は「戦場全体を広い視野で見渡し」敵味方の弱点を良く観察しそこを突く・守ることを考えたい。
 停止状態からの加速力も20.43秒と同格トップクラス、舵の効きも5.6度/秒と同格トップクラスを誇る(戦艦であっても狙いの甘い敵魚雷を回避できる場合もある)が、その速度故に転舵所要時間は13.8秒と同格内では最も時間を要する。よって、回頭中に弱点である側面に敵の斉射を食らいやすいので注意が必要である。

・艦艇スキル
精密照準装置I
20秒間、精度が25%向上する。使用出来る回数は2回でクールタイムは75秒である。装備、エリート、消耗品などで装填時間を縮めれば、効果時間中に2回斉射する事が可能。効果時間中は集弾性が向上するので、ここぞというタイミングで使用すれば与ダメを増したり、バイタル貫通を誘発する事ができるだろう。ただし、このティア帯の砲は精度がそれほどでないので、狙撃するというよりは弾がばらけないお守りといった所か。

・生存性
素のHPは36000台と同格トップクラスである(体力のみに限って言えば、一部の虚弱なティア6戦艦に匹敵する)。しかし、元が巡洋戦艦であるためか装甲面では同格平均でしかなく、撃たれるとHPが容赦なく減るので見た目ほど優位性がある訳では無い。しかし、本艦には他国艦には無い速度面の優位があるので、活用できれば最終局面まで生き残る事も可能である(半面、序盤で敵の群れに突っ込んで即沈してしまう場合もある)。とはいえ、火災や浸水に対する耐性は普通なので、生存性は乗り手の技量に依存すると言えるだろう。火がつきやすい気がするのはなぜだろうか。

・消耗品
高級船員食糧を推奨。ディーゼルや予防整備を積めば長所を伸ばせるだろう。

・装備
 ・兵装 主砲旋回
 ・防御 舵か加速かダメコン
 ・適正 舵か魚雷防御

・エリート特性
各部位を上限までアップグレードすると下記の3つから1つ選択することが出来る。
 ・戦艦近代化改修 HP+3% 小口径対空兵装ダメージ+5% 対水雷防御+5%
 ・エリート砲術員 主砲装填時間-3% 主砲塔旋回速度+7%
 ・功績 EXPアップ+10%

・総論
 速度に優れた船体に、砲門数こそ少ないが装填速度と射程に優れた砲を搭載し、同格平均クラスの装甲と耐性を備えている。守に不安を抱えるものの、走と攻についてはよく考えた配分が行われており、総合的に観ると非常に優秀なバランスを保っている。特にこのティア帯ではトップクラスの威力を持つ砲を持ちつつ、30ノット近い速度で航行できるという点は大きく、乗り手の技量次第では敵を常に後手に廻させる一方的な試合展開に持ち込むことも可能である(史実で30年間現役を務めた経歴は伊達では無い)。
 反面、素人が扱うと速度故に突出して集中砲火を浴びたり、手数の少なさから押し切られたり、防御の弱さを突かれる等の「特性を活かすことができずに、逆に敵に利用されてしまう」ケースも見受けられる。このため、本艦に乗る艦長は「艦の性能に振り回される」のではなく「艦の性能を最大限生かすためにはどのような戦い方をすべきか」を考えた上で、戦局に応じた柔軟な立ち回りを心がけて欲しい。特にボトムティアの際は防御面の弱さが露見し易く、ちょっとした操船のミスが大ダメージに繋がり易いので特に慎重な読みと操船が求められる。とはいえ、その経験は高ティア日戦を扱う際に必須なので今のうちに多くの失敗を経験し自身の技量をレベルアップさせておこう。

戦闘名誉賞

レベル123
報酬艦艇exp2500
シルバー50k
艦艇exp2500
シルバー50k
艦艇exp2500
シルバー50k
ミッション内容10戦プレイ10回勝利巡洋艦15隻撃沈

史実

史実

日本の国産戦艦は、最新の河内型であっても英国に追いつけず、それどころか河内と摂津が竣工した1912年には既に13.5in(34.3cm)砲を搭載する超弩級戦艦の時代に突入しており、日本独力では建艦競争を制するに敵わない事が明らかになった。
そこで、イギリスの超弩級戦艦建造技術を学ぶべく当時進めていた「伊号装甲巡洋艦」18,000t級巡洋戦艦の計画を放棄し、代わりにその設計・建造を英国のヴィッカーズ社に発注、それを基に同型艦を国内で建造することによって、素早くその技術を吸収することを目論んだのである。

 

金剛型戦艦(1931年までは巡洋戦艦)は、1911年から1915年にかけて建造された日本海軍初の超弩級戦艦である。
英国ヴィッカース社の軍艦設計部長ジョージ・E・サーストン卿が設計総括を担当、同氏が設計したオスマン帝国海軍戦艦「レシャド5世(途中でレシャディエに改称、更に英国の接収後はエリン)」を元に巡洋戦艦に描き直した設計である(ゲーム内説明でライオン級を基にとなっているが厳密には誤り)。
基本設計番号「B-46」、1910年夏の段階での予想完成図においては、主砲50口径30.5cm連装砲5基10門、副砲50口径15.2cm単装砲を舷側砲郭(ケースメイト)に片舷8門ずつ計16門、速力は28ktとされているが、主砲が45口径14in(35.6cm)連装砲4基8門に置き換えられた以外はほぼこの予想図のままで仕上がっている。
一番艦金剛は英国ヴィッカース社で1911年1月に起工、日本に設計図が渡されると、二番艦比叡を横須賀海軍工廠で起工(同年11月)、3番艦榛名は神戸川崎造船所、4番艦霧島が三菱長崎造船所にて翌年3月に起工した。民間造船所での主力艦建造は帝國海軍初の出来事であり、建造技術習得の為に川崎・三菱重工両社から多数の技術者・工員がヴィッカーズ社に派遣され、身を以って実務を体感し、その結果建艦技術に極めて絶大な効果を齎した。我が国を一級の建艦国家に押し上げたのはこの技術導入に拠る所が大きく、軍事史上のみならず技術史的にも大変重要な艦であるといえる。
14in砲を世界で初めて搭載した艦型であり、それを収めつつ高速力を得るためそれまでに見られない大型艦となった。全長214m、全幅28m、基準排水量26,330tは当時最大の規模であり、竣工当初は世界最強の巡洋戦艦であった。1次大戦ではこの4隻の第三戦隊が組まれ、こちらも世界最強の戦隊と云われた。

 

1922年にワシントン軍縮条約が締結されると、主力艦保有枠に合わせて旧式艦が処分されたため現役内では最古参の戦艦となった。この金剛型に限って言えば条約末期に艦歴20年を迎えるので代艦建造が可能であったが、1923年の関東大震災、更に1929年アメリカに端を発する世界恐慌で国家経済は相当の打撃を受けており、魔改造レベルの大改装を行うことで手を打つことになった。
金剛、榛名、霧島の3艦は1927年から1931年に1度目の大改装が施された。内容としては、主砲最大仰角の引き上げ(20°→33°)、前楼の大型化、ボイラーの更新、3本の煙突を2本に削減(2本目に統合して大型化)、水雷戦とバランス対策の為にバルジを追加、ジュットランド海戦の教訓から甲板装甲(水平装甲)の大幅増強、航空機対策に8cm高角砲4基と7.7mm機銃3挺の追加と多岐にわたる。ボイラーの更新は行ったものの総出力は据え置きで重量が大幅に増し速力が25kt強まで落ち込んだ(このゲームでの初期機関はこれを意識したものと思われる)為、本型は類別を戦艦に変更された。
なお比叡は条約に則って処分が必要だったため、4番砲塔、舷側装甲を全廃し主缶基数を削減して練習戦艦となった。装備撤去で艦内空間が広がり、艦隊所属から外れて時間が取りやすいことで御召艦を務めている。
本艦型はその後1934年榛名から順に再度の大改装を受けた。更なる砲戦距離伸長から主砲最大仰角を33°から43°に引き上げ、測距儀の大型化、他設備も拡張され艦橋は更に大きくなり前檣後部に大型の支柱が添えられた。副砲も最大仰角を30°に引き上げられたが、他装備が重量との兼ね合いで2基削減され14門になった。後で述べるが艦尾延長によって拡大され余裕が出来た艦後部の作業甲板にカタパルトを増設、水偵3機を搭載。対空兵装として25mm連装機銃を10基追加、高角砲4基は40口径八九式12.7cm連装に置き換えられている。一方第一次改装まで非常に高かった後檣は遠距離砲戦時の被発見率の関係で背をかなり低めに改められた。
だがこの改装の最も特筆すべき点は速力面の大幅増強である。艦尾延長により喫水線長が7.4m延長され抵抗を軽減、新たに装備された新型の主缶・主機は136,000馬力の大出力を生み出し、速力は30ktとなった。かくて金剛型は日本戦艦随一の高速戦艦として生まれ変わったのである。なおこの改装によりやっと高速航行に適した重油専燃缶に全て置き換わったのだが、缶の置き換えを船体を輪切りにして行った。
1937年の条約脱退に伴い条項に従って練習戦艦にされていた比叡も、即座に改装が施され現役復帰を果たした。この改装によって既に第二次改装を受けた姉妹艦とほぼ同様のスペックを与えられた他、別の改装で得られた経験や新装備、また大和型の艦橋に採用予定だった塔型艦橋が盛り込まれ、各種技術のテストベッドとしての役割も果たした。

 

太平洋戦争開戦時には艦齢は30年に達しようとしていた。巡洋戦艦として建造された金剛型は装甲の薄さから艦隊決戦における主戦力として期待されておらず、したがってさまざまな戦場に惜しまず投入された。真珠湾攻撃、ミッドウェー海戦、ヘンダーソン基地艦砲射撃、第二次・第三次ソロモン海戦、マリアナ沖海戦、レイテ沖海戦等様々な作戦に出撃し、終戦までに全艦が沈没もしくは大破着底によって失われた。
しかし、皮肉なことに日本海軍で最も旧式であったこの戦艦4隻は、多くの出撃機会を与えられたことによって、日本海軍の象徴であった長門型や史上最大の戦艦大和型以上に活躍の場を得たのである。

 

豆知識

  1. よくある話としてアイオワ級は金剛級の対抗馬として作られたとあるが、設計当時アメリカは金剛級が30ktも出るとは知らずせいぜい26kt程度と考えていた。なのでノースカロライナ級やサウスダコタ級で十分対抗できると考えていた。また、その高速性から空母機動部隊の護衛用とみられる場合もあるが、米海軍としては純然たる水上戦を想定しており、将来建造されるであろう日本の新型戦艦に対し速力の優位により戦闘を優勢に立たせようとするコンセプトから来たものであるから上記の話は間違いである。
  2. 金剛型の1隻霧島は1942年の第三次ソロモン海戦にて、霧島就役から27年後の1942年に就役した米国戦艦「サウスダコタ」と交戦することになる(霧島のほかに愛宕などの随伴艦がいた)。当時としては最新型であるサウスダコタに対し砲撃戦を交えサウスダコタを射撃不能の状態にするまで追い詰めるほどのとんでもない大和魂ぶりを見せている(しかし付近にいた米国戦艦ワシントンの砲撃を受け霧島は大破、自沈することになる)。電子機器満載のサウスダコタに対し、霧島はほぼ人力なのだから恐ろしいものである*1
  3. 戦艦金剛の就役の4年前に「金剛」というコルベット艦が退役している(同型艦に比叡がいる)。別段この船からとったわけでもなく関係がないと思われる(しかし建造はどちらもイギリスが行っており、どちらも1番艦金剛、2番艦比叡となっている。最もコルベット艦の方の金剛、比叡は日本・トルコ友好のきっかけでもあるエルトゥールル号遭難事件に一役かってはいるのだが)。

小ネタ

御召艦

観艦式で天皇陛下が座乗される「御召艦」といえば比叡が最多経験であり、榛名や霧島も観艦式で御召艦を務めたことがある中で、金剛のみは「観艦式で天皇陛下の御召艦」を務めたことがない。

  • ただ、広義の意味での御召艦になったことはある。
    大正時代に時の皇太子(後の昭和天皇)御座乗の御召艦として、比叡と霧島を供奉艦として引き連れて台湾を訪問したことがあるのだ。
本艦に乗艦した有名人
  • 大正6年頃、横須賀の海軍機関学校で英語を教えていた縁から芥川龍之介が巡洋戦艦時代の金剛に乗艦し「軍艦金剛航海記」という体験記を書き残している。
艦歌「軍歌金剛」
  • 艦歌「軍艦金剛」は、ポリドール社によってレコードに吹きこまれ発売されている。
    「敷島艦行進曲」などの例を除いて、軍艦の艦歌が一般向けに発売されるというのは極めて稀なことであり、金剛がいかに国民に親しまれていたかが窺える。
    • ちなみに先代金剛の方は艦歌こそないが、「日清談判破裂して 品川乗り出す東艦 続く金剛、浪速艦…」と欣舞節に歌われている。
      後には手毬唄となって広く人口に膾炙したのでご存知の人も多いだろう。初代・二代目ともに、不思議と歌で国民に親しまれた艦でもあった。
しごきについて
  • 戦艦乗組員の「しごき」は苛烈なものだったと言われているが、金剛型もその例に漏れず4隻ともにおどろおどろしいあだ名が与えられている。
    ある戯れ歌にいわく「地獄榛名に鬼金剛、羅刹霧島、夜叉比叡」。別のあだ名では「鬼の山城 地獄の金剛 音に聞こえた蛇の長門」とも。
    「一国の象徴たる戦艦が生半可であってはならない」という帝国海軍精神の表れである。
本艦のモデリング
  • 史実の金剛とは艦橋の形が違い、Blitzでは比叡のものとなっている。また、このモデリングのように比叡の艦橋は大和型と酷似しているが、これは大和型のプロトタイプとして実験されたためである。当時最新鋭の98式主砲射撃方位盤などを採用していた。

編集用コメント

編集用のコメントはこちら
  • 一部数値が装備品、迷彩ありの設定になっていたので現在のフル強化数値に修正。 -- 2020-02-18 (火) 09:50:15
  • 主砲、副砲等を一部増補 -- 2021-02-13 (土) 23:18:58
  • 性能と書式を修正、戦闘名誉賞を追加。 -- 2021-06-03 (木) 01:57:46
  • 主砲解説の、砲弾重量というのは、データベース上からの引用ですか?それとも史実を元にした物ですか? -- 2021-08-18 (水) 11:22:16

コメント欄

  • 多少のリスクはあるが、HPにも余裕があり接近戦になり副砲範囲内に駆逐艦が飛び込んできたらシメたものですね。魚雷を喰らっても動じず副砲、副砲、主砲または副砲、主砲、副砲で葬る事ができます。横腹に球磨を搭載してる様なものだから、ティアⅤ程度の駆逐艦となら巴戦で勝てる時もある。 -- 2022-04-25 (月) 02:24:34
    • 副砲精度ゴミ過ぎて当たらんくない?俺が下手なだけ? -- 2022-04-25 (月) 19:01:30
      • まぁ副砲は主砲装填完了までの穴埋めですから、とにかく多くの門数を有効にさせての攻撃です。相手には絶え間なく砲火が飛び心理的な効果もあるのではないでしょうか?次は副砲かと安心させて主砲を撃ったり、そんな使い方もできますね。 -- 2022-04-26 (火) 00:27:24
    • 魚雷を受けて敵戦艦を倒せますか?敵駆逐を倒しただけで沈んだらポイント差で味方が不利になりますよ。 -- 2022-04-25 (月) 20:41:43
      • 駆逐艦を倒して生存して勝ったのだけど…。大体駆逐艦が飛び込んできたら戦うしかないでしょ。修理班も後2回分残ってる状態だし陣地も渡すわけにはいかないので。 -- 2022-04-26 (火) 00:21:58
      • 足が速いんで逃げながら後部砲塔で削って仕留めたり味方が居るところに逃げたりできますね。占領し続けないと勝てなかったのなら貴方の判断は正しかったと思います。 -- 2022-04-26 (火) 00:47:59
  • T5戦艦の中でもこいつだけT5.9位の強さだわ…毎試合5万ダメぐらい出せるのもこいつだけだし、速度特化31ノットで高精度の主砲振り回せるのがまた強い… -- 2022-06-10 (金) 13:09:40
    • 戦艦が足速いことの強みって何 -- 2022-06-10 (金) 13:42:51
      • 序盤で巡洋艦を早く押さえられる、陣地転換が容易、駆逐から逃げやすい、巡洋艦を追いかけて仕留められる など -- 2022-06-10 (金) 14:48:14
      • ①前線到着が早いので、火力投射タイミングが増える=試合全体での総火力アップ ②頭を押さえるなど、有利なポジションがとりやすい ③不利な戦況から離脱しやすい=生存性アップ→最後まで火力投射できる=総火力アップ ④有利な戦況を維持しやすい(逃げようとする敵を逃がさない)⑤雷撃を回避しやすい ⑥場合により積極的にエリア占領に参加できる -- 2022-06-10 (金) 16:06:09
      • それが巡洋戦艦の任務ですね、占領もできるし、駆逐艦の占領支援もできる、重巡の戦い方が可能な戦艦ですね。更には駆逐艦とも戦えます。金剛は黄金マップで積極的に前に出て戦えば真価を発揮します。私は大体どのマップでも巡洋艦と同じ様な感じで開幕占領に向かいますよ。そして駆逐艦を狙う巡洋艦を牽制したり沈めたり…何でもできる艦ですね。 -- 2022-06-14 (火) 02:54:56
  • この艦のベストな使い方は序盤から速力を活かし占領戦に参加、湧き出てきた巡洋艦や戦艦に打撃を与えて味方駆逐艦や巡洋艦の行動をしやすくする、そして近付いてきた駆逐艦も撃破するというやつかな。芋ってたり、後方に居るだけじゃ何も活躍できない。戦艦でクラッシュゾーン獲るとなかなか気分いいよ。 -- 2022-07-17 (日) 03:09:16
    • え、それ普通じゃない? -- 2022-07-17 (日) 07:44:18
      • そうなの?そんな味方にも敵にも多く当たらないんだけど。長門よりはアクティブに動いてくれますけど、突っ込まないのが殆どで勿体ない。 -- 2022-07-17 (日) 07:53:31
  • 重巡乗りが扱うと素晴らしく活躍できる扱い易い戦艦です。駆逐艦も然程脅威には感じない。対駆逐も副砲があるので基本的に主砲はAPのままで不都合はないです。金剛の醍醐味は米戦であれば不可能な速力と主砲火力を活かした敵陣への突撃占領ですね、上手く行けばそれで試合終了なので気持ちいいです。 -- 2022-11-04 (金) 02:15:01
  • こいつの主砲撫順の榴弾で破壊できたけどモジュール耐久値低い方なん? -- 2022-12-30 (金) 10:56:08
    • モジュールの弾種によるダメージ判定の違いや各耐久値はデータベースにも公表されていないので誰も答えられない。モジュール耐久値が累積によるものなら、それまでに他で減っていた耐久がその1発で削れただけで、フーシュンの榴弾が強いとも、金剛の主砲耐久性が低いともわからない。 -- 2022-12-30 (金) 11:06:59
  • 金剛はゴミ。こいつ使ってる奴やばいのしかいねぇー -- 2023-02-02 (木) 13:00:18
    • 船自体は強いのにねー -- 2023-02-02 (木) 13:06:30
    • 船関係なくて笑った -- 2023-02-02 (木) 13:09:49
    • 何に乗るのかというのも腕のうち。金剛が好きで乗っているのならば、味方に迷惑をかけない程度には習熟すべきだよね。足は速いが装甲は薄く、万人向けではないから、弱いという印象はある程度頷けるものではあるかな。アイアンデュークやケーニヒのような、誰にでもある程度の戦果が作れる艦艇ではないが、しかしそれゆえに強いというのもまた理解はできる。そう言わしめるプレイヤーが、tier5にいることは少ないが。 -- 2023-02-02 (木) 14:54:53
      • 結構万人向けだとは思うんですけどね、少なくともtierⅤでの中では下手糞でもそれなりには勝てる艦です。迷惑というよりは戦艦の基本となる艦だから、金剛でダメだったら戦艦で戦うのは諦めた方が良いレベルですね。 -- 2023-04-29 (土) 00:51:47
  • 今さらなんだが、第3砲塔の前方射角が第4砲塔よりわずかに悪い事に気が付いた。ゲームを始めて1年強、大和まで開発してるにも関わらず、今さら…ちょっと恥ずかしい、 -- 2023-03-07 (火) 22:15:35
  • こいつくっそ強いわ -- 2023-03-23 (木) 17:35:42
  • 精密照準使ってラガリソニエールのバイタル2枚抜きの全弾命中で即沈させた時は脱水症状でるかと思ったほど脳汁出た -- 2023-04-13 (木) 12:56:23
    • フルへルスからワンパンしたんですか? -- 2023-04-13 (木) 21:59:28
      • フルヘではなかったけど半分以上はあったはず 即沈って言い方がよくなかったかな -- 2023-04-18 (火) 09:59:27
  • うほ~ニューヨークのバイタル4枚抜きは美味しい~ -- 2023-04-25 (火) 22:35:53
  • 金剛最強!金剛最強! -- 2023-08-12 (土) 13:11:41
  • 隠蔽悪過ぎない -- 2023-12-05 (火) 18:51:20
    • 戦艦... -- 2023-12-06 (水) 06:30:32
  • つおい -- 2024-02-12 (月) 10:39:40
  • コイツで7万4千ダメージ出た。強すぎる -- 2024-03-02 (土) 09:18:45
  • 定期。レジェンドリーグ以外の日本艦を信用するな。レジェンドでもしばしば地雷がいる -- 2024-04-28 (日) 07:54:02
    • それはお前の事か? -- 2024-04-28 (日) 13:53:39

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*1 余談だが海戦の後、サウスダコタとワシントンの艦長が互いの悪口を言い合った事がきっかけとなって、両艦の乗員が繁華街で大乱闘を起こしている。