Brindisi

重巡洋艦ブリンディジ(装甲巡洋艦試案VIII-203・VII-152)

性能諸元

･基本性能

ゲーム内説明

ブリンディジは先行する計画を発展させたものであり、4 基目の主砲塔を追加することで砲熕火力が強化されていました。この 203 mm 砲は仰角が大きいという特徴がありました。

解説

イタリア巡洋艦ツリーのTier9艦。

• 主砲
  Amalfiからシンプルに砲塔が一つ増えて計12門に。なお次Tierでも更に追加される。
  しかし装填時間が伸びているので、投射量としての増加は1割弱に留まっている。
  また射程が1km伸び17km台になり、高Tier戦場でだいぶ戦いやすくなる。
  　
  Tier9で解禁されるUGスロット6は特別な理由がない限り、装填時間短縮か射程延長のどちらかを選択することになる。装填時間を短縮すれば約18秒弱で斉射を行えるようになり単純に火力が上昇する。後者であれば射程が19.8kmになり戦艦と同等の距離で戦うことが出来る。後述するバイタルの問題があるため筆者は後者をオススメするが、その部分をカバー出来るなら装填短縮も悪くない。

• 魚雷
  射程13.5kmの長射程魚雷に更新。ネックだった遅い雷速も少し増える。
  Veneziaと同じ魚雷であり、同解説にある通りユニーク艦長のLuigi Sansonettiのボーナス付き雷速向上スキルと相性が良い。
  　
• 対空
  気持ちレベルの差だが、長距離対空はAmalfiよりむしろ弱体化している。
  T8艦載機相手には悪い性能ではないが、期待しすぎないほうが良いだろう。
  　
• 抗堪性
  ついに待望の修理班が解禁され、150mmの装甲帯と合わせて巡洋艦としては高めの抗堪性をもつ。
  　
  ...しかしTrentoの悪夢再び。バイタル部が喫水線上に高々と出てしまっている。
  またYamatoやAzuma同様の角が切り落とされた形状となっており、斜めからの被弾も怖い。
  Trentoと異なり船体に占めるバイタルの全長が短いことは不幸中の幸いと言えよう。
  ただし、イタリア巡洋艦特有の高い機動力と全長の割に細い船体も相まってそもそも弾が当たらない場合も多い。早い話がバイタルに当たらないように弾は避けよう。

装甲レイアウト

• 機動性
  Amalfiから気持ち下がった36.7kt。相変わらず足が速く、並の駆逐よりも速い。
  旋回半径も少し悪化しているが、やはり大柄な船体には似合わないほど良好。
  推力改良2と操舵改良2を採用するいわゆる推力転舵ビルドの場合、加速力の大幅強化と転舵所要時間が6秒になることにより敵の弾をスイスイ避けることができるようになる。これは転舵に8秒かかるVeneziaよりも回避盾適性が高いということでもある。是非一考を
  　
• 総評
  Amalfiから射程が伸び、修理班がついたことにより粘り強く戦うことができるようになった。
  しかし他の進歩は大きくない。序盤で沈んでしまうのではTier8並の価値しかない。
  　

史実

本来のアンサルド社の設計案では、連装203mm砲を4基8門（VIII-203）あるいは三連装152mm砲を4基12門（VII-152）を装備するデザインだった。
このゲームではTier9巡洋艦として、三連装203mm砲を4基12門と史実の計画より強力な武装を搭載している。

小ネタ

ブリンディジ（イタリア語: Brindisi）は、イタリア共和国プッリャ州にある都市で、その周辺地域を含む人口約8万7000人の基礎自治体。ブリンディジ県の県都である。

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