Enseigne Gabolde

アンセーニュ・ルー級駆逐艦　アンセーニュ・ガボルド

性能諸元

･基本性能

･アップグレード

･消耗品

ゲーム内説明

アンセーニュ・ガボルドは、新種のタービンを搭載した実験的な駆逐艦であり、一次大戦の開戦前に起工され、終戦後に竣工しました。戦時中の戦訓を活かして兵装の強化が図られており、恐るべき 550 mm 魚雷発射管を搭載していました。

解説

• 主砲

中ティア以降のフランス駆逐艦特有の強力な火力はまだなく、10cm砲3門と見るからに貧弱。だが装填が速いためDPMはそこそこ。UmikazeやTatraには優位に立てる程度の砲戦能力を持っているがその他の同格が相手の場合はおおむね互角程度になる。要するにどんぐりの背比べ。

逃げ込める煙幕を持たないという仏駆ツリーの性質上、砲戦を仕掛ける相手と状況は慎重に選ぶべきだろう。

• 魚雷
  2連装2基の魚雷発射管を持ち、射角は広い。素の状態でも余裕をもって隠蔽雷撃が可能。雷速やダメージもこのティアとしては優秀で総合的に優れた性能を持つ。

装填時間は同格比では長めになっていることが短所といえるが、中ティア以上と比べるとまだ短いので気軽に流していける。

• 対空
  皆無。豆鉄砲すら装備しておらず文字通り皆無。マッチング上ティア2ではほぼ航空機と出会わないため余程のことが無い限り対空砲がなくても問題にはならない*1。

• 抗堪性
  仏駆特有の区間HP配分（船体中央部のHPが少ない）が適用されており、船体中央部に集中してダメージを受けた場合に早期に区間HPがゼロになる。
  区間HPが0になるとゲームシステム上、以降はその部位に被弾した際のダメージが軽減される。
  これにより他国の駆逐艦と比べてダメージを受けるペースが遅くなるという利点がある。
  ダメージが蓄積していない状態での被弾や、相手が的確に船体中央を外して砲撃してきた場合は意味は無い。

ダメージを受けにくいとはいえ、HP自体は同格ワーストの7600ポイントしかないので特別に優れた生存性を発揮できるとは言い難い。

また、煙幕を使用できないので、見つかったときにすぐに逃げれる位置にいないとひとたまりもない。

• 機動性

速力は31ktで同格中ではあまり速くない部類。
舵は軽いので敵弾の回避は得意。

• 隠蔽性
  5.8km同格中では僅差でワースト二位タイ。煙幕もないので前に出すぎると危険。

• 総評
  砲撃力は特別に高いものではなく、強力な魚雷をメインにした雷駆運用が中心になる。
  煙幕が無い上に素の隠蔽も悪いのが厳しいが、隠蔽雷撃が可能な魚雷射程はあるので、無理のない一歩引いた位置で雷駆として戦うことになるだろう。

史実

小ネタ

編集用コメント

コメント欄