モンテクッコリ級軽巡洋艦1番艦 ライモンド・モンテクッコリ
性能諸元
・基本性能
Tier | 5 | 種別 | ツリー艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 巡洋艦 | 派生元 | Alberto Da Giussano |
国家 | イタリア | 派生先 | Trento |
生存性 | 継戦能力 | (A) 23,800 (B) 26,500 | |
装甲 | 6-100mm ・防郭 60mm ・艦首・艦尾 13mm ・砲郭 22-70mm ・装甲甲板 13mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | 16% | |
機動性 | 機関出力 | 106,000馬力[hp] | |
最大速力 | 37.0ノット[kt] | ||
旋回半径 | 610m | ||
転舵所要時間 | (A) 10.7秒 (B) 7.6秒 |
隠蔽性 | 通常 | 副砲 | 主砲 | 火災 | 煙幕 | |
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海面発見距離 | 11.6km | - | - | 13.3km | 5.5km | |
航空発見距離 | 6.1km | - | 9.1km | 9.1km | - |
射撃管制装置 | 船体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
A-B | SDT 5 mod.1 | 13.5km | 118m | |
SDT 5 mod.2 | 14.9km | 126m |
主砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 | 弾種 |
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A-B | 152mm/53 | 4基×2門 | SAP弾 3850(0%) AP弾 3000 | 14.3秒 | 30.0秒 | proiettili CS 1926 mod.1 proiettili AP 1926 mod.1 |
副砲 | 船体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
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A-B | 100mm/47 | 3基×2門 | HE弾 1500(6%) | 6.0秒 | 4.0km |
魚雷 | 船体 | 口径 | 基数×門数(片舷) | 最大ダメージ(浸水) | 装填 | 射程 | 雷速 | 発見 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 533mm Si 270 H | 2基×2門(2門) | 12667(220%) | 55秒 | 10.0km | 51kt | 1.0km |
対空砲 | 船体 | 距離 | 口径 | 基数×門数 | 爆発数 | 秒間ダメージ | 命中精度 | 有効ゾーン | |
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爆発半径内 | 継続的 | ||||||||
A | 短 | 13.2mm/76 Breda 1931 | 10基×2門 | - | 112 | 85.0% | 0.1-1.5km | ||
中 | 37mm/54 Breda 1932 | 4基×2門 | - | 105 | 90.0% | 0.1-3.5km | |||
長 | 100mm/47 OTO 1928 | 3基×2門 | 1 | 980 | 32 | 90.0% | 0.1-4.6km | ||
B | 短 | 20mm Oerlikon Mk4 | 10基×1門 | - | 98 | 85.0% | 0.1-2.0km | ||
中 | 37mm/54 Breda 1932 | 4基×2門 | - | 105 | 90.0% | 0.1-3.5km | |||
長 | 100mm/47 OTO 1928 | 3基×2門 | 1 | 980 | 32 | 90.0% | 0.1-4.6km |
・アップグレード
スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 | スロット5 | スロット6 |
○ | ○ | ○ |
搭載可能アップグレード
1 | 主砲兵装改良1 | 主砲および魚雷発射管の機能停止発生率 -20% 主砲および魚雷発射管の抗堪性 +50% 主砲および魚雷発射管の修理時間 -20% | |
副兵装改良1 | 副砲の抗堪性 +100% 対空砲座の抗堪性 +100% | ||
弾薬庫改良1 | 自艦の弾薬庫誘爆率 -70% | ||
2 | ダメージコントロールシステム改良1 | 浸水発生率 -3% 対水雷防御ダメージ軽減率 -3% 火災発生率 -5% | |
推力改良1 | 主機損傷確率 -20% 主機修理時間 -20% | ||
操舵装置改良1 | 操舵装置損傷確率 -20% 操舵装置修理時間 -20% | ||
3 | 主砲改良2 | 主砲装填時間 +5% 主砲旋回速度 +15% | |
副砲改良1 | 副砲最大射程 +20% 副砲弾の最大散布界 -20% | ||
射撃システム改良1 | 主砲弾の最大散布界 -7% 魚雷発射管旋回速度 +20% 副砲最大射程 +5% 副砲弾の最大散布界 -5% | ||
対空砲改良1 | 長距離対空兵装の斉射による爆発数 +2 |
・消耗品
ゲーム内説明
ライモンド・モンテクッコリ級軽巡洋艦は、コンドッティエリ(傭兵隊長)型巡洋艦の第3弾です。前級よりも装甲防御力が強化され、よりバランスの良い性能を実現していました。
解説
- 主砲
伊巡の構成であるAPとSAPの二種類。射程14.9kmは標準的だが、消耗品「着弾観測機」が使えるため一時的には同格トップまで射程を伸ばすことができる。8門あるため斉射火力はあるが、装填は14.3秒と152mm砲としてはかなり遅い。同格152mmで最も遅いどころか180mm砲であるはずのキーロフにすら負けている。オマハやケーニヒスベルクといった手数の多い艦には分間投射弾数で二倍以上の差を付けられている。1発で決める確かなエイムが求められる。
SAPは駆逐艦との相性が抜群であり、初速950km/hとT5最速クラスであり、偏差も取りやすい。
APは初速850km/hと少し遅くなるため、偏差は少し大きめになる。
- 魚雷
射程10kmは優秀であるが、雷速は51ノット、方弦2門と使いにくく、メインウェポンになれるほどの性能ではない。射角は優秀であり、引き撃ちでの牽制がメインとなる。
- 対空
信頼できるほどではなく、艦隊での連携が必要。
- 隠蔽
素で11.6kmと優秀。奇襲をかけやすい。
- 抗堪性
機動力と引き換えに装甲は薄く、こちらも信頼性には欠ける。艦首艦尾は13mmのため200mm以上のAPに強制貫通され、戦艦、重巡のAPでたやすくバイタルを抜かれうる。危ない時は素直に消耗品「排気発煙装置」で隠れて引こう。
- 機動性
素で37ノットと駆逐艦である睦月にも並ぶ程の速力を発揮する。舵は重めだが旋回半径も優秀であり、同格巡洋艦屈指の機動力を持つ。装甲の薄さもあり、この機動力で砲弾をかわすことが重要である。
また主砲の装填が遅いため、リロードの時間は回避に専念できる。つまり、敵に腹を見せる時間を最小限に留めることができるということである。防御姿勢を今まで以上に意識しよう。
- 総評
典型的な高機動軽装甲の巡洋艦であり、砲弾を「かわす」技術が求められる。主砲は火災を狙えないため、駆逐艦や戦艦の上部構造物など、装甲が薄い部分を正確に撃ち抜くエイムが求められる。幸い主砲の弾速は速いため、エイムはしやすいだろう。
正面切って撃ち合っても、軽巡相手には主砲のレートで、重巡や戦艦相手には装甲の薄さで圧倒的不利に陥ってしまう。速力で敵の側面に回り込み、駆逐艦を逃さず、有利なポジションを狙い縦横無尽に駆け回る操艦が重要である。
史実
イタリア海軍が建造したコンドッティエリ型軽巡洋艦の第3グループがライモンド・モンテクッコリ級軽巡洋艦。
基本的な火力と機動性は第1グループと変わらないが、数十ミリの装甲は流石にまずいと思われたのか舷側や主砲の装甲は70mmクラスに強化されている。
1番艦であるモンテクッコリは1931年に起工、1935年に就役した。1937年の上海事変勃発時にはイタリア東洋艦隊旗艦として上海へ出動しており、1939年6月にはなんと日本への親善訪問も行っている。長崎、別府、神戸、横浜を訪れたモンテクッコリは同年11月にはイタリアに帰還した。
第二次世界大戦ではカラブリア沖海戦に参加したほか、1942年6月には連合軍の輸送作戦「ハープーン作戦」妨害のために出撃。英トライバル級駆逐艦ベドウィンを大破に追い込み、タンカーも1隻撃沈した。しかし同年12月のナポリ空襲で44人の死者を出して大破してしまうことになる。
修理のためパレルモに回航されるも1943年8月に連合国へ降伏。イタリア艦籍に戻ったあとは訓練艦として1964年まで在籍していた。1972年には解体されているが、主砲等その一部はペルージャ郊外のチッタ・デッラ・ドメニカという公園に保存されているという。
後部マストと主砲のストリートビュー
小ネタ
編集用コメント
- 港画面を見ながら随時加筆中 -- 2019-10-19 (土) 10:03:58
- 史実加筆。 -- 2019-10-20 (日) 16:03:29
- 画像追加 -- 2019-10-21 (月) 23:03:14
- この艦の煙幕について、特殊アップグレードによる煙幕展張時間延長は使えないとの指摘あり、括弧書きを消去 -- 2019-10-28 (月) 11:57:54
- 初心者ですが解説を書きました。随時加筆修正して頂けたら嬉しいです -- 2019-11-07 (木) 09:37:47
- 煙幕アイコンを通常の物から排気発煙装置の物に変更 -- 2019-11-19 (火) 14:26:55
- 馬力が一桁小さかったので修正 -- 2019-12-30 (月) 20:02:15
コメント欄
- でかい防郭が堂々と出てるトレント君に比べればめっちゃ使いやすい。 -- 2021-05-05 (水) 00:22:57
- 防郭があるちょっとデカい駆逐艦ぐらいのイメージで使えば使いやすい(?) -- 2021-06-06 (日) 14:19:27
- 戦艦3隻相手に逃げまくりつつSAPでジワジワ削って行くの楽しかったわ -- 2021-06-10 (木) 11:04:03
- 搭載してる艦載機ってなんていうやつだ? -- 2021-09-05 (日) 14:53:17
- 観測機はマッキM.41、戦闘機はフィアットCR.32にフロート履かせた架空機…っぽいけど確証は持てない -- 2021-09-09 (木) 12:11:27
- モンテくっ殺 -- 2021-10-26 (火) 17:03:35
- 間違えて乗っちゃったけど悪い意味でポケット戦艦だった -- 2022-03-28 (月) 23:41:48
- 船体が長いせいかよくわからないとこでVP引っかける、そんな御船。 -- 2022-04-22 (金) 22:50:02
- ランクで駆逐やってからのとんずらで大体勝てる。 -- 2022-10-15 (土) 22:19:58
- 上のリンクにあった公園に残ってる部分の扱いが酷すぎるw -- 2022-10-16 (日) 07:58:52
- 連装砲こんな感じなんや(ストリートビュー) -- 2022-10-23 (日) 20:14:37
- 巫女やんをSAPの斉射で残りヘルス100にして涙目で「くっ殺せ!」って言わせる為の船 -- 2023-01-02 (月) 17:11:27
- 速度旗載せたら39ノット。煙幕しながら肉薄する駆逐殺すマンになった。SAPは駆逐にはよく効くし、エミール・ベルタンより装甲があって耐えてくれる。使いやすい。ソ駆の使い方に近いと考えている。 -- 2023-05-13 (土) 18:44:36
- 10km以上の駆逐艦は狙いずいが5000ダメ入ったりするSAPはかなり使い勝手が良くて、10km以上離れた戦艦は避けながら引き撃ちで削れる。見た目以上にポテンシャルがある。重巡洋艦には気を付けないとな。 -- 2023-05-17 (水) 19:36:42
- こいつ操作性変更された? 舵の戻りが異常に悪くなったと感じる -- 2023-07-09 (日) 22:13:29
- マリモッコリ!! -- 2024-03-31 (日) 18:39:34