BZ-58

Last-modified: 2024-04-27 (土) 23:05:57

Tier7 中国 重戦車

BZ_58_0.jpg
↑ BZ-58 + 85 mm Type 58

 

BZ_58_1.jpg
↑ BZ-58-1 + 100 mm Type 59M

スペック(v1.19.1)

[括弧内]はジェットブースター使用中の性能
車体

耐久値1,150⇒1,250
車体装甲厚(mm)70/70/50
最高速度(前/後)(km/h)30/12
[45/1]
重量(初期/最終)(t)51.12/51.56
実用出力重量比(hp/t)13.58
[33.94]
ジェットブースター回数3
ジェットブースター持続時間(s)10
本体価格(Cr)1,500,000
修理費(Cr)
超信地旋回可/不可
ロール攻撃的重戦車
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
85 mm Type 588⇒8.57AP
APCR
HE
165
220
43
220
220
280
1,760⇒1,8860.382.5792
990
792
60285
4,000
165
1,750-10°/+20°
100 mm Type 59M4.62⇒4.8AP
APCR
HE
195
240
50
320
320
420
1,477⇒1,5360.422.7792
990
792
36530
4,400
360
2,257
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
BZ-58170/80/503833011,000
BZ-58-1220/90/602835011,500
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
NORINCO 12150LM600
[1,500]
12750
V-2-54SCG-2650
[1,625]
121,045
8V135-M700
[1,750]
12740
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
BZ-585224
[3.6]
11,000
BZ-58M5426
[3.9]
11,000
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
9RM52540
A-22060040
 

乗員

1Commander(Radio Operator)2Gunner3Driver4Loader
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class2装填棒Class2砲垂直安定装置×改良型旋回機構Class2改良型照準器Class2追加グローサーClass2
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造Class2改良型装甲材Class2内張り装甲Medium
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時8.15%1.79%
移動時4.05%0.89%
 

派生車両

派生元Type 58(MT/56,000)
派生先BZ-166(HT/96,400)
 

開発ツリー

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85 mm Type 58
(初期/79,000)
100 mm Type 59M
(26,000/110,000)
BZ-58
(初期/)
BZ-58-1
(12,900/31,400)
9RM
(初期/)
A-220
(7,000/38,000)
NORINCO 12150LM
(初期/30,000)
V-2-54SCG-2
(13,500/44,000)
8V135-M
(19,000/58,000)
BZ-166
(96,400/2,650,000)
BZ-58
(初期/)
BZ-58M
(12,300/22,500)

車両に関する変更履歴

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v1.19.1新規実装

解説(v1.19.1)

  • 概要
    v1.19.1で追加されたTier7の中国重戦車
    本車両よりジェットブースター機能が搭載される。
     
    ジェットブースターについて
    • 基本仕様
      ジェットブースターを使用すると前進速度が1.5倍、エンジン出力(出力重量比)が2.5倍になり瞬時に移動速度が上昇する。これらの効力は拡張パーツや消耗品、野戦改修などで強化した数値にも反映される。そのためエンジンが破損している状態で使用するとその分だけ最高速度や出力も低下する。悪路で使用した場合もしっかりと影響を受けて減速するので注意。
      エンジン出力は上昇するが砲塔の旋回速度には影響しない。また、下り坂でも最高速度は履帯性能の制限を超えることはない。

      反面、後退速度は1km/h程度に、旋回速度も1/3程度まで低下してしまうため細かい機動はできなくなる。このため障害物に向かって使用するとほぼ身動きが取れなくなり無防備な状態となる。

      ジェットブースターの効果時間は10秒間であり途中で停止することはできない。試合開始直後は使用までに5秒間、使用後は毎回4秒間の充填時間が発生する。使用回数には限りがありTierが上がる毎に使用回数が増加する。
      使用中は移動速度が上がるため照準拡散も大きくなるが、拡散や精度の値自体が悪くなるわけではないため停車すれば通常通り砲撃が可能。
      当然履帯が破損している状態ではジェットブーストを使ったところで移動はできない。また、火災中や水中ではジェットブースターを起動することはできない。
      ジェットブースター使用時には炎や轟音が生じるが特に隠蔽率の低下などは発生しない。

       
    • 活用方法
      長距離移動の補助、登坂の補助、突撃、危険地帯の通過、体当たりの強化、軟弱地の踏破、自走砲の砲撃回避、など様々な場面での活用が考えられる。代表的なものとしては序盤の要所の確保があるが、効果時間が短い上にインターバルも発生するため移動距離が長くなるほど効用は小さくなる。短距離の移動であっても途中で方向転換が必要な場面には適さない。このためマップや状況ごとに使用の判断が必要になる。

      一方で、エンジン出力が大幅に上昇するため登坂時でも速度が落ちにくいという特性がある。長距離移動に取り入れる際は平地よりも登り坂などで使用する方がより多くの恩恵を受けられるだろう。逆に下り坂では履帯性能による速度の限界があるため恩恵が小さくなる。
      また、通常時ならば動かせないような撃破車両の残骸も高いエンジン出力で押すことが出来るようになる。当然敵に密着しての押合いなどでも威力を発揮してくれる。

      前進速度が上昇することから体当たり時に使用するのも有効だが、離れた位置から使用すると旋回能力の低下から簡単に回避されてしまい背後をとられかねない。ジェトブースターは平地ならば発動後1秒程度で最高速度に達するため、体当たり時に使用する場合は直前で発動すると当てやすくなる。ただし、体当たり後は基本的に敵や撃破した残骸が正面にあるため、直前でブースターを機動するほど長時間身動きが取れなくなってしまう。体当たりの威力が上がることで受けるダメージも増えるため使用には細心の注意が必要。

     
  • 火力
    最終砲は高い火力を手に入れる一方で砲性能に問題を抱えており、中国車両らしい調整となっている。高めの単発火力と低い砲性能の組み合わせは本ルートの特徴であるためここで慣れておきたい。
    俯角は-10°と中国車両としては破格の性能。ただし背面方向では-4°の制限かかかる
    • 85 mm Type 58
      初期砲。貫通力と単発火力はTier7重戦車としては平均より少し劣るが戦えない値ではない。課金弾を使えば格上戦場でもある程度は戦果を期待できる。各種砲性能は平均的で扱いやすい。
      通常弾の弾速は低く遠距離での狙撃などは難しい。課金弾の方が弾速は高くなる。総弾数は60発と十分な量を搭載できる。
    • 100 mm Type 59M
      開発することで搭載出来る100mm砲。次車輌の開発に必須ではない。
      貫通力と単発火力が一気に上昇し同格重戦車と比べても高い火力を獲得する。
      一方で初期砲からはDPMと精度、照準時間が低下してしまう。同格重戦車とくらべて精度と照準時間特が特に劣っているというわけではないが、DPMに関しては最下位レベルの低さであり削り合いなどでは不利になる。拡散に関しては火力の割に平均的な値で比較的優秀といえる。
      弾速は初期砲から据え置き。
       
  • 装甲
    優秀な前面装甲を持っており優れた俯角からハルダウンとの相性が非常に良い。一方で多くの部分で傾斜装甲に頼っているため防御力を発揮出来るのは正面のみである。自走砲の砲撃には弱く機動力の低さからも狙われやすいので注意。砲塔旋回時の拡散は比較的良好。
    耐久力は1250と同格重戦車では最下位グループであり、攻撃的重戦車にしてはかなり打たれ弱い。
    中国車両の弱点である弾薬庫の耐久力はしっかり低いので搭乗員スキルなどで強化したい。
    • 砲塔
      いずれの砲塔も正面で防御力を発揮するが、左右両端は傾斜で防御力を稼いでいるため余所見は厳禁。
      • 初期砲塔
        初期砲塔の正面装甲は傾斜込で190mm前後の防御力を発揮し、同格車両の通常弾までならばある程度防いでくれる。左右両端は傾斜がきつく格上の砲弾でも弾く可能性がある。*1大きな防盾は200mmの空間装甲で大抵のHE弾を吸収してくれるが、背面に装甲がないため角度をつけてもこの部分の防御力は変化しない。
        キューポラは80mmの弱点でそこそこ大きいため狙われやすい。砲塔の端に設置されているため左壁で隠しやすくなっている。
        正面装甲の傾斜の少なさや防盾特性から俯角を取っても実質装甲厚は余り変化しないが、キューポラは隠すことが出来る。
        初期砲塔の特徴として、砲塔旋回速度が38°/sと重戦車にしては異常に速い点が上げられる。拡散も良好であるため砲性能の良い初期砲とは相性が良い。
        砲塔側面は80mm、背面は50mm。初期砲塔ではただでさえ低い耐久力が1150と中戦車並になるので注意が必要。
      • 改良砲塔
        改良砲塔の正面装甲は傾斜込で220mm前後の防御力を発揮し、同格車両の通常弾ならば十分に防ぐことが出来る。ただし中央の垂直部分の隣にある傾斜部分は対AP弾では装甲厚200mm程度の防御力であり*2、中央部分よりも弱くなる。左右両端はきつい傾斜がついており跳弾になりやすい。
        左右にキューポラがあるが向かって左のキューポラはかなり薄く至近距離でないと狙えない。向かって右のキューポラは比較的大きいが初期砲塔に比べれば小型化されており、こちらも俯角を取ることで隠すことが出来る。壁に隠れるときも左壁を意識すると良いだろう。
        砲塔側面は80mm、背面は60mm。
        砲塔旋回速度は28°/sと初期砲塔よりも低下するが、それでも重戦車としては優秀な値。
         
    • 車体
      車体正面上部の装甲厚は70mmしかないがきつい傾斜がついており跳弾し易い。HEAT弾に対しても実質装甲厚260mm前後の防御力を発揮するため弱点とはならない。
      車体正面下部はゆるい傾斜の70mmであり面積も広いため最大の弱点となっている。車体上部との接する部分にはアーチ状に200mmの装甲が広がっているので狙うときは注意。
      車体側面装甲も70mmと重戦車としては少し心許ない。自走砲の砲撃で大ダメージをもらいかねないので注意。
      車体正面と側面の間に85mmの細い傾斜装甲があるが、範囲が狭いため距離があると狙うのは困難。このため角度はシビアだが豚飯の姿勢を取ると広い車体下部を隠して中々の防御力を発揮する。
      車体背面は50mm。
       
  • 機動性
    機動力は重戦車としても鈍重な部類であるためジェットブースターで補いたい。
    前進速度は30km/hと重戦車の中でも遅い部類。反面、後退速度は12km/hと重戦車の中では平均的。
    車体の旋回速度は平均よりも良いが初期状態ではかなり低い。
    次車輌に進むためにはエンジンの開発だけが求められる珍しい研究ツリーとなっている。
     
    ジェットブースターの使用回数は3回。移動速度とエンジン出力が強化されるため、拡張パーツのターボチャージャーや消耗品の速度制限の解除などの機動力を強化する要素と相性が良い。基本的に足回りの良くない本車両にてってジェットブースターは貴重な移動手段であり、ジェットブースターの使用自体もリスクを伴うため此処ぞという場面で使いたい。
    ターボチャージャーで前進速度を強化した状態でジェットブースターを使用すると前進速度は51km/hに達する。これは同格中戦車並の速度であり、同格重戦車ではこれに追いつける車両はない。平地で使用すると過程して、連続使用した場合はインターバルが発生するため前進速度の平均は47km/h程度となる。一回の使用で移動できる距離は140m程度、3連続で使用した場合は500m程度とマップの半分程度になる。また、使用の有無で一回に生じる移動距離の差は50m程度である。長距離移動に取り入れる際はこれらを判断の目安とするとよいだろう。
    車重は50t程度と重戦車としては平均的な値であるため、ジェットブースターを使った体当たりをする時は相手や残り体力をしっかりと把握した上で使用を判断したい。
     
  • 偵察性
    視界は350mと短い。基本的に前線で戦うことが多いので問題にはならないが、試合終盤や開けたマップなどでは一方視認されかねないので注意。
    同格重戦車の中ではトップクラスの隠蔽率だが、当然強化している余裕はない。
     
  • 総論
    癖はあるが優れた火力に正面限定の高い防御力、低い機動力を補うジェットブースターなど、条件付きだが高い性能を持った重戦車である。
    最終状態の性能全般は同格のアメリカ重戦車T29に酷似している。
     
    短所を見ると、火力に関しては貫通力と単発火力こそ優秀であるが、DPMは非常に低く単独での戦闘を難しくしている。防御面に関しても側背面の装甲の薄さに加え、耐久力の低さから非常に打たれ弱い。加えて機動力の低さは選択肢を制限しており、弱点を突かれると何もできずに撃破され兼ねない。
    多くの攻撃的重戦車は低いDPMや鈍重な足回りと引き換えに、全体的に厚い装甲と高いヘルスを持っている。しかし本ルートはDPMと機動力はそのままに耐久力は伸び悩み正面以外の装甲は心許ない。また、車両を乗り換えるとそれまでなかった弱点が突然追加されることもある。
     
    基本的に単独行動は慎み常に味方の援護を得られる位置取りをすべきであり、単発火力や砲塔装甲、ジェットブースターといった独自の強みを生かして戦いたい。

史実

情報提供

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マスター(M)バッジ報告専用スレができましたのでそちらへお願いします
使用感や装備など、アーカイブスペック解説に表記されています。
アーカイブ重複内容が無いか確認し、考えてから書き込みをしましょう。
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  • 開幕ジェットダッシュで自分だけ突貫して孤立し、早々に爆散する姿をよく見る。公式などでも言っているがスタートダッシュだけじゃなくて緊急の離脱や裏に回ったり色々な使い方が出来るので考えた方がいいと思う。もちろん周りに味方が多いなら元々の足の遅さを補うためにダッシュしてもいいし、安全に通行料を取れる場所を知っているならマップによってはアリだけど… -- 2023-01-11 (水) 08:10:42
  • 解説追加しています。 -- 2023-01-11 (水) 22:00:40

*1 ちなみに正面装甲厚で170mmあるのは防盾部分の出っ張りを囲む細い線状の部分だけでありスペック詐欺である
*2 対APCRならば220mm程度で中央と同等になる