CS-44

Tier7 ポーランド 中戦車 読み：ツェーエス・チテルジェシチチテリィ

↑ CS-44 + 90 mm armata wz. 39/44
初期状態。G1 Rの車体にKV-3の砲塔を乗せたような独特な外観。

↑ CS-49 + 90 mm armata wz. 46
最終砲候補その1。改良砲塔ではソ連風味のお椀型砲塔になるが、装甲厚はあちらほど厚くない。

↑ CS-49 + 100 mm armata wz. 49
最終砲候補その2。

スペック(v1.18.0)

車体

武装

砲塔

エンジン

履帯

無線機

乗員

拡張パーツ

	Class2		Class2		×		Class2		Class2		Class2
	×		×		Class2		Class2		Medium

隠蔽性

派生車両

開発ツリー

車両に関する変更履歴

解説(v1.10.0)

• 概要
  v1.10.0で追加されたTier7のポーランド中戦車。
   

• 火力
  90mm砲と100mm砲があるが、どちらにも利点があるため自分のプレイスタイルに応じて選択したい。
  • 90 mm armata wz. 39/44 ／ 90 mm armata wz. 46
    ほとんどの項目がTier7中戦車平均水準であり、扱いやすい90mm砲。
    100mm砲には劣るが、単発火力も十分なレベルである。DPMは平均的。
    なお、中間砲(wz. 46)は初期砲(wz. 39/44)から貫通力が4mm上がるのみで他の性能はすべて同じである。技術ツリー上でも必須ではないため飛ばされることもある。
    初期砲から十分な火力を発揮出来るため乗り出しはかなり楽である。
     
  • 100 mm armata wz. 49
    A-44やLeoと並ぶ単発火力300が魅力の最終砲。
    貫通力も90mm砲から向上し、照準時間も高単発の割にかなり良好である。
    しかし、この砲には欠点も多い。
    まずDPMがTier7中戦車の中で最低である。装填時間は12秒を超え(装填棒込で11秒弱)、射撃後の隙が非常に大きい。
    また、課金弾がHEATで弾速が遅く空間装甲に弱いほか、俯角が-6°となり地形適性も下がってしまう。
    精度も低めであることから、中遠距離での射撃には向いていないと言えるだろう。
     

• 装甲
  装甲は砲塔・車体共にTier7中戦車としては厚い部類。過度な期待はできないが中戦車・軽戦車との撃ち合いにおいては威力を発揮する。
  耐久力は平均的。
  • 砲塔
    初期砲塔は防楯の周辺部のみ200mmあるが範囲は狭い。防楯自体やお椀型部は傾斜込みで150mm前後。
    改良砲塔でも傾斜込みの装甲厚それほど変わらず、正面向き時に全体が160mm程度となる。形状が似ているT-34-1ほどの防御力はないが、同格中戦車以下の通常弾には有効。
  • 車体
    丸っこい部分の上部は傾斜で180~200mm前後あるため弾きやすい。先端部～下部は120~100mm程度で、特別薄いわけではないがこのTier帯では簡単に抜かれる。
    ドライバーハッチのある最上部は正面向きで140mm前後だが、昼飯の角度を取ると弱点となる。
    側面は均一な50mmでこのTier帯のMTとしては普通程度。サイドスカートは7mmの空間装甲。
     

• 機動性
  機動性は全体的に良好で中戦車らしい柔軟性を有している。
  出力重量比と前進速度が優秀であり、移動に関してストレスを感じることはない。
  しかし、後退速度は前身のB.U.G.I.から改善されてはいるものの、他のTier7中戦車は18～20km/hに対し、本車は15km/hと明確に劣っているため注意が必要となっている。
  車体の旋回速度はわずかに低めであるが特に不便は感じさせない。
  車重は中戦車として軽めであるため体当たりには注意。
  移動速度の強化と後退速度などの弱点を補う意味で拡張パーツのターボチャージャーとの相性が良い。
   

• 偵察性
  隠蔽率と視界は共に平均的な値である。
   

• 総論
  高い単発火力と厚めの装甲に加え十分な機動力を有する大変優秀な中戦車である。
  各種性能が平均以上であり、少ない弱点も拡張パーツなどで簡単に補えてしまう。加えて単発火力の高さなど尖った部分も併せ持っており、とにかく乗りやすい性能に仕上がっている。
  特に足回りを拡張パーツや消耗品で補えば開発初期からストレスなく運用できてしまう。
  とは言えマッチする格上には非常に強力な車両が跋扈しているため、戦う戦場をみて慎重に行動したい。

史実

1940年代後半、ソ連およびフランスの装甲車輌製造技術を下地として、ワルシャワ工科大学の学生によって進められた中戦車の開発計画。設計段階で打ち切られ、試作には至らなかった。(ゲーム内解説より)

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