Dicker Max

Last-modified: 2021-08-24 (火) 13:26:15

Tier 6 ドイツ 駆逐戦車 (課金戦車) / 日本語表記: ディッカー・マックス

DicHD_0-min.PNG
画像から密閉戦闘室に見えるが、戦闘室後部からオープントップであり、自走砲には弱く換気扇は載せられない。

v0.9.15まで

shot_087.jpg
↑密閉式戦闘室だと思った?
shot_088.jpg
↑残念! オープントップでした! というわけで榴弾には弱い

スペック(v1.10.0)

車体

耐久値620
車体装甲厚(mm)50/20/20
最高速度(前/後)(km/h)40/12
初期重量(t)25.04
実用出力重量比(hp/t)10.86
主砲旋回速度(°/s)26
視認範囲(m)400
本体価格2,800G
修理費(Cr)
超信地旋回
ロール狙撃型駆逐戦車
 

主砲

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
10,5 cm Kanone 186.45AP
APCR
HE
169
227
53
300
300
380
1,9350.362.3805
1,006
805
26600
4,400
650
3,000-15°/+10°
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
Maybach HL 120 TRM 11227220510
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
Dicker Max26.7355,750
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
FuG5 mit 20 WS.E.62050
 

乗員

1Commander2Gunner3Driver4Radio Operator5Loader
 

拡張パーツ

改良型換気装置×装填棒Class2砲垂直安定装置×改良型旋回機構Class2改良型照準器Class2追加グローサーClass2
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造Class2改良型装甲材Class2内張り装甲Medium
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時16.87%5.01%
移動時10.09%3%
 

射界

射界左8°/右8°
 

車両に関する変更履歴

クリックで表示
v0.7.5新規実装
v0.9.15.1HDモデル化
v1.9.0修理費用を11%ダウン
HPを550から620に変更

解説

  • 概要
    v0.7.5で追加されたTier6ドイツ課金駆逐戦車
    大戦初期、クルップ社がPz.Kpfw. IV Ausf. Eの車体をベースに開発した試作対戦車自走砲である。
    マッチング優遇は無く、Tier8戦車ともマッチングする。
     
  • 火力
    射界がやや狭く、市街地戦では特に扱いにくく感じるかもしれない。
    一方、本車両の長所の一つとして俯角が-15°と極めて優秀であり、これはStrv 74と並んで同格トップタイの数値である。装甲の薄さから非貫通や跳弾は厳しいものの、急斜面でもハルダウンを行えるため、積極的に被弾面積を減らしていきたい。
    逆に仰角は+10°とNashornの半分しかなく、撃ち上げがしづらい点には注意しよう。
    俯角の参考画像

    shot_049kai.jpg

    • 10,5 cm K 18 L/52
      同格駆逐戦車Nashornの8,8 cm Pak 43 L/71と比べて貫通力・精度・弾速・装填速度などで劣っているが、単発火力では上回っている。
      貫通しさえすれば格上戦車に対しても十分なダメージソースとなり、それにもまして装甲を貫ける格下戦車や駆逐・自走砲に対してはめっぽう強い。
      しかし貫通力よりも重大な問題があり、それは弾数26発と、弾数60発のNashornと比べてかなり少ない弾薬しか携行できないことである。
      その上で格上の重装甲車輌には通常弾では歯が立たない相手もいるので、できるだけ課金弾は多目に積んでいきたい。
      さらに、v1.9.0で同格以下の耐久値が上昇しているため、弾切れの心配が高まっている点に注意。
       
  • 装甲
    全面の装甲が薄い上に耐久値もTier6駆逐戦車の中でWZ-131G FTと並んで最下位タイ*1であり、オープントップなので下位の自走砲すら油断出来ない存在になってしまう。
    装甲が全く当てにできないだけに、被弾面積を極力抑えられる位置取りを心掛け、前線は味方に任せて一歩引いたところから援護に徹しよう。
     
  • 機動性
    ベースとなったPz.Kpfw. IVに比べエンジン出力が大幅に低くなっているため、機動力に難がある。
    通常の移動に困るほどではないが、登坂や陣地転換を行う時は不便となる。
    また旋回性能も低く、軽戦車などに回り込まれると自分一人では対処できない事が多々あるので、味方から孤立しないよう注意しよう。
     
  • その他
    全駆逐戦車中トップタイの400mという圧倒的な視認範囲を有している。マッチング範囲内で同等の視認範囲を有するのは一部の格上軽戦車くらいである。
    他の駆逐戦車にはない長所であるため、拡張パーツや搭乗員スキルでさらに伸ばしておきたいところだ。
    また、隠蔽性もNashornと比べて最低限の数値は確保しており、静止していれば先に相手に発見されることは少ないだろう。
     
  • 総論
    同格では並ぶ物の無い視認範囲と高い単発火力、突出した地形適応力を持った駆逐戦車である。
    課金戦車であるため経験値・クレジット収支の優遇がある上、同価格帯の課金戦車に比べクセが少ない。
    俯角や視認範囲を活かした待ち伏せからの先制攻撃や遠距離狙撃で敵にダメージを与え、撃破していこう。
    弾数に不安があるものの少々の不利は軽く覆しうるポテンシャルを秘めており、それを活かせる中級者向けの駆逐戦車と言える。
     

史実

5809930676_fef9d16ffd.jpg

正式名称は「IV号a型10.5cm対戦車自走砲Dicker Max」。
「Dicker Max(ディッカー・マックス)」とは「太ったマックス」の意。

 

当初、重トーチカ陣地の攻撃破壊を主目的としたこの自走砲は、クルップ社にその開発がまかせられた。
フランス侵攻時にマジノ要塞やトーチカを破壊する目的で開発されたものの完成が間に合わず、製作された2輛の試作車は、その後ジブラルタル攻撃への投入が予定されていたが、後に第3戦車師団へ配属されてロシア戦線で使われた。
1輌は戦闘で破壊され、もう1輌は1941年10月、ドイツ本国へ戻されたが、この間対戦車戦闘でかなりの成果を上げている。

(ジャーマン・タンクス(大日本絵画)より抜粋)

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アーカイブ1

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*1 初期砲塔のM18Hellcatより上だが、改良砲塔の無い本車はHPが上昇しない