Tier8 ソ連 重戦車
↑ IS-M + 122 mm D-25T
ソ連版Chrysler Kといった趣。初期状態は上半分がISから代わり映えがない。
↑ IS-BM + 122 mm D-25BM
最終状態。史実欄のイラストと同じ装備になった。
改良砲塔は初期砲塔を上から圧縮したような外観が特徴的。
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 1,400⇒1,500 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 130/120/80 |
最高速度(前/後)(km/h) | 35/12 |
重量(初期/最終)(t) | 49.78/55 |
実用出力重量比(hp/t) | 13.64 |
本体価格(Cr) | 2,550,000 |
修理費(Cr) | 約12,000 |
超信地旋回 | 不可 |
ロール | 突破型重戦車 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
122 mm D-25T | 4.51 | AP APCR HE | 175 217 61 | 390 390 530 | 1,759 | 0.45 ⇒0.44 | 3.4 | 780 975 780 | 30 | 1,025 4,800 608 | 2,590 | -5°/+20° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
122 mm D-25BM | 4.51 ⇒5.13 | AP APCR HE | 212 240 68 | 390 390 530 | 1,759 ⇒2,000 | 0.43 ⇒0.42 | 3.4 ⇒3 | 850 1,000 850 | 30 | 1,025 4,800 608 | 2,800 |
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
IS-M | 100/100/100 | 30 | 340 | 7,500 |
---|---|---|---|---|
IS-BM | 250/140/120 | 32 | 350 | 12,500 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
M-40 650 | 650 | 15 | 1,250 |
---|---|---|---|
M-40 750 | 750 | 15 | 1,250 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
IS-M | 56 | 24 | 11,000 |
---|---|---|---|
IS-BM | 60 | 26 | 11,000 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
10RK | 400 | 100 |
---|---|---|
12RT | 625 | 110 |
乗員
1 | Commander(Radio Operator) | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Loader |
---|
拡張パーツ
Class1 | Class1 | Class1 | Class1 | Class1 | Class1 | ||||||
× | × | Class1 | Class1 | Heavy |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 6.33%⇒6.43% | 1.16% |
移動時 | 3.14%⇒3.19% | 0.57% |
派生車両
派生元 | IS(HT/58,000) |
---|---|
派生先 | Object 705(HT/144,900) |
開発ツリー
122 mm D-25T (初期/125,140) | ━ | 122 mm D-25BM (42,000/144,000) | ━ | IS-BM (14,500/33,100) | ━ | Object 705 (144,900/3,570,000) |
IS-M (初期/22,000) | ||||||
10RK (初期/18,600) | ━ | 12RT (5,600/33,600) | ||||
M-40 650 (初期/45,000) | ━ | M-40 750 (27,000/78,000) | ||||
IS-M (初期/18,000) | ━ | IS-BM (14,100/32,500) |
車両に関する変更履歴
v0.9.22 | 新規実装 |
解説(v0.9.22)
- 概要
v0.9.22で追加されたTier8のソ連重戦車。
N.F.Shashmurin技師が設計したIS-2の後部砲塔案である。
- 火力
仰角・俯角共にISから微減し、特に俯角はかなり狭い。砲塔が後部にあり、機動性もそれほど速くはないため、起伏の多い地形では有利な射撃体勢を作るのが難しい。仰俯角はTier10まで変わらないので慣れておこう。- 122 mm D-25T
ISから引き継ぐ砲で、何故か発射速度が低下している。貫通力も大幅に不足しており、なるべく早く後期砲に換装したい。 - 122 mm D-25BM
Tier8重戦車としてはDPMは高めであるものの、貫通力は通常弾、課金弾共にやや低い。加えて精度や照準時間も劣悪であるため、敵車両に近づいてよく弱点を狙う必要がある。
- 122 mm D-25T
- 装甲
Object 705Aに続く後部砲塔ルートの中でも本車両はとりわけ砲塔が後部に寄っており、豚飯が非常に有効。前面装甲を障害物で隠し、側面装甲と砲塔だけを晒すことで、格上車両の砲弾をも弾き返しつつ、砲撃を加えることができる。- 砲塔
初期砲塔はISの改良砲塔の微強化版だが、正面ですら100~130mmの垂直装甲であり極めて防御力が低い。大型のキューポラも当然弱点である。
改良砲塔は、敵に真正面を向けている限りは非常に硬く、防盾横の実装甲厚が最も薄い部分ですら250mmと、同格の通常弾・格下の金弾のほとんどを完封できる。
傾斜のきつい部分であれば実装甲厚は軽く300mmを超え、格上の攻撃も半々くらいの確率で防いでくれる。
ただし、さすがに格上駆逐戦車などに金弾を使われると分が悪いので、過信はしないように。
天板は60mmで、殆どの砲に対して強制跳弾できる。
キューポラは150mmしかなく、格下の車両にも貫通される唯一の弱点であるが、非常に投影面積が小さく、また、周辺のおでこや天板も充分に厚いため、よほど接近戦でなければ意識する必要も無い。
なお、向かって左側上部の、一見いかにもキューポラっぽい出っ張りには当たり判定が無い。
とはいえ、防御力の高さは、あくまで真正面を向けていればの話である。
斜め前から撃たれてしまうと160mm面が角度を相殺され、よそ見20°ほどで実装甲厚は210mm程度となり、一転して格下の通常弾にも貫通を許してしまう。
迂闊に十字砲火に飛び込まない事と、孤立して囲まれない事を常に意識して動こう。 - 車体
前面上部は130mm+傾斜で235mm相当、下部は170mm+傾斜で205mm相当と、標準化を含めるとやや物足りない値。
一方で側面は上部下部共に120mmと非常に分厚く、豚飯した際はTier10重戦車顔負けの防御力を発揮する。前面装甲と側面装甲をつなぐ曲面部分は全て130mmで、車体を傾けた際はここが200mm程度とやや抜かれやすい。豚飯の際は必ず隠そう。
天板は40mmありTier8HTとしては比較的厚めだが、後部砲塔故に広く晒されている。口径120mm超のAP・APCRや大口径榴弾に注意。
- 砲塔
- 機動性
一気に増加した重量によって前身のISからかなり低下するが、重戦車としては平均的な部類。
車体旋回速度が遅いため方向転換にはやや手間取りがち。
また超信地旋回ができない点も、豚飯を多用する本車輌としては地味に気になる。なおこの欠点はTier10まで続く。
- 総論
貫通力や精度は低いが、単発火力とDPMを両立した主砲、豚飯に向いた装甲を併せ持ち、近距離かつ平地での撃ち合いを得意とする。しかし、後部砲塔と狭い俯角、平凡な機動性故に、起伏が激しい地形ではハルダウンの難易度が高く、装甲を生かすことが難しい。また、防御に適している反面、精度が必要な場面や攻勢では出遅れやすい。明確な強みはあるが、乗り手を選ぶ車輛となっている。
特に深刻なのは精度と貫通力の不足であり、防御姿勢を取った格上相手には、貫通が困難な場面が多い。
機動力に優れているとは言えない本車では回り込んだりというのも難しく、なるべく多くの車両の弱点の熟知が必要となるだろう。状況が許す限り、撃ち合う相手や地形を選ぶことも必要になる。
抜かれにくい装甲を上手く活かし、しぶとく戦っていこう。
史実
IS-2Sh (IS-M) は、IS-2を大幅に改良する計画案であり、第100キーロフ工場のN.F.シャシュムリンによって1944年の前半に提案されました。この設計案は、長砲身の122mm砲を搭載し、戦闘室を後方に配置する形でしたが、IS-6(Object 252)が支持されたため、本計画は中止されました。(ゲーム内説明より)
参考
情報提供
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