Tier8 イギリス 軽戦車 読み:ライトウェイト・ハイモビリティ・タクティカルビークル
↑ LHMTV Mk.I + 75 mm HV L40
初期状態。空輸用に車高を下げたためか、傾斜面の上に砲塔が生えているという独特なスタイル。
その代償として砲塔後部が車体やターレットリングに干渉する箇所が仰角制限として反映されている。
↑ LHMTV Mk.II + 85 mm HV L40
最終状態。砲塔は英国式AMX 13といった外観だが、車体はGSR 3301と同じく現代の歩兵戦闘車チック。
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 1,000⇒1,050 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 30/20/15 |
最高速度(前/後)(km/h) | 63/23 |
重量(初期/最終)(t) | 4.3/4.8 |
実用出力重量比(hp/t) | 33.33 |
本体価格(Cr) | 2,520,000 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 不可 |
ロール | 万能型軽戦車 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
75 mm HV L40 | 10.34 ⇒10.71 | AP APCR HE | 180 220 75 | 135 135 175 | 1,397 ⇒1,446 | 0.38 ⇒0.36 | 2.3 ⇒2.1 | 925 1,156 850 | 50 | 165 3,200 215 | 788 | -10°/+15° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
85 mm HV L40 | 6 | AP APCR HE | 226 258 42 | 230 230 280 | 1,380 | 0.37 | 2.2 | 1,020 1,275 1,020 | 25 | 560 4,400 320 | 842 |
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
LHMTV Mk.I | 50/25/15 | 40 | 370 | 700 |
---|---|---|---|---|
LHMTV Mk.II | 60/25/20 | 43 | 380 | 900 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Jaguar J.60 | 140 | 20 | 496 |
---|---|---|---|
Rolls Royse FB60 | 160 | 20 | 744 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
LHMTV Mk.I | 5 | 40 | 800 |
---|---|---|---|
LHMTV Mk.II | 5.5 | 42 | 800 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
C.13/B.47 | 600 | 40 |
---|---|---|
WS No. 22L | 700 | 40 |
乗員
1 | Commander(Radio Operator,Loader) | 2 | Gunner(Loader) | 3 | Driver |
---|
拡張パーツ
Class3 | Class2 | Class1 | Class1 | Class1 | Class1 | ||||||
○ | ○ | Class1 | Class2 | Light |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 19.49% | 4.64% |
移動時 | 19.49% | 4.64% |
派生車両
派生元 | GSR 3301 Setter(LT/95,600) |
---|---|
派生先 | GSOR3301 AVR FS(LT/164,900) |
開発ツリー
75 mm HV L40 (初期/68,000) | ||||||
LHMTV Mk.I (初期/20,000) | ━ | LHMTV Mk.II (16,200/31,300) | ━ | 85 mm HV L40 (22,000/120,000) | ━ | GSOR3301 AVR FS (164,900/3,500,000) |
C.13/B.47 (初期/24,000) | ━ | WS No. 22L (7,200/25,000) | ||||
Jaguar J.60 (初期/30,000) | ━ | Rolls Royse FB60 (16,100/43,000) | ||||
LHMTV Mk.I (初期/17,000) | ━ | LHMTV Mk.II (16,100/31,600) |
車両に関する変更履歴
v1.6.0 | 新規実装 |
解説(v1.6.0)
- 火力
相変わらずDPMは低く、通常砲としては同格で下から2番目*2。
俯角は-10°と良好。しかし、後部砲塔であるため斜面でのハルダウン時も車体を晒しがちなので注意。
一方で本車輌はやや左側に偏った仰角制限があり、正面方向*3以外は撃ち上げが苦手である。正面であれば+15°取れるが、斜め前方から制限が始まり、後方を向くと+4.4°と非常に狭い仰角になってしまう。- 75 mm HV L40
Setterから引き継ぐ初期砲。貫通力は他国LTと比べて悪い値ではなく、総弾数や発射速度もやや改善される。
しかし、流石にこの低単発ではTier8軽戦車としては力不足であり、早急な換装が必要である。 - 85 mm HV L40
最終砲。実際の口径はCenturion Iなどが装備する20ポンド砲と同じ83.4mmである。
火力・弾速・貫通力はCenturion Iの最終砲と同値であり、同格重戦車と比べても貫通力は全く遜色ないほどに優秀。
精度は比較的良いものの、拡散を含めた照準性能はイマイチであるため走り撃ちの適性は低い。
なお、HEの貫通力は口径相応に低下しており、総弾数に余裕もないため搭載するとしても1~2発だろう。
- 75 mm HV L40
- 装甲
改良砲塔正面は60mm、車体正面は30mm+傾斜と気休め程度の装甲厚があるが、基本的には抜かれる。
車体重量がわずか4.8トンと豆戦車並みの値*4となっているため、敵からの体当たりには厳重に警戒しなければならない。
- 機動性
Tier8軽戦車の中では最高速度63km/hと遅めであり、旋回性も砲塔・車体ともに悪い。
とはいえ出力重量比は他国の軽戦車と肩を並べており、偵察に必要な足は備えていると言える。
ただし、軟路面の履帯性能がかなり悪く、水辺や湿地では機動性が大きく削がれる点には注意。
また前身のSetter以上に軽量である事から、樹木や石壁などの障害物に接触すると減速しやすい。とりわけ動き出しの時点で接触した場合、碌にスピードが出ない為、障害物回避を含めて走行ルートの選定は慎重に行おう。
なお、横転のしやすさは前身同様なので引き続き気を付けたい。
- その他
小柄な見た目どおり隠蔽性は優秀。視認範囲は並であるものの、茂みを活用しやすいので置き偵察に向いている。
- 総論
高貫通・高単発の主砲と小柄で優れた隠蔽性を長所とする軽戦車である。
ここまでCrusader、Setterと苦行性能の劣るツラい軽戦車が連なっていたが、ここに来てようやく偵察車輌としてある程度まとまった性能を持てるようになった。
Setterと比べて単発火力が大幅に上昇したのが大きく、少ない射撃チャンスでもTier8軽戦車としては破格の高貫通を活かしてダメージを重ねやすくなっているのが特徴。
もちろん隠蔽性を活かした偵察もしやすく、同格軽戦車より見劣りする機動性とはいえ、Setterから最高速度が改善された事で偵察ポジションにも入りやすくなったのが嬉しいところだ。
ただし、このルート共通の欠点である極端に低いDPMと紙装甲ゆえに単独戦闘力は低く、タイマンは大の苦手。おまけに広範囲の仰角制限や減速しやすい機動特性などに足元を掬われる可能性があり、やはり一筋縄ではいかない癖の強さがある。
それらの欠点を踏まえても、イギリス軽戦車ルートの中では強みである高貫通を発揮しやすい車輌である為、自身が得意とする領域で戦い続けられるように距離感を調節しながら火力支援と偵察で活躍していこう。
史実
容易に空輸できるように重量を最小限に留めた軽戦車として計画されました。本車輌の開発期間は3年。実際に製造されたのは試作車輌が1両でした。(ゲーム内説明より)
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