Panhard EBR 90

Last-modified: 2021-08-19 (木) 13:13:53

Tier 9 フランス 軽戦車 (略称: EBR 90)

Panhard_EBR_90_0-min.PNG
↑ 90 mm CN 90 F3
砲塔は揺動式だが、EBR 75 FL 10AMX 13のFL-10砲塔と違い、どちらかというとお椀型に近い形状である。

 

Panhard_EBR_90_1-min.PNG
↑ 90 mm D. 921
最終状態。Panhard EBR 90の史実装備。
後期砲の方が砲身が短い。

スペック(v1.13.0)

括弧外は巡航モード時、[括弧内]は高速モード時の性能

車体

耐久値1,150
車体装甲厚(mm)40/16/40
最高速度(前/後)(km/h)65/65
[83/83]
重量(初期/最終)(t)14.83/14.5
実用出力重量比(hp/t)38.62
[44.14]
本体価格(Cr)3,400,000
修理費(Cr)
超信地旋回不可
ロール装輪式軽戦車
 

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
90 mm CN 90 F37.5APCR
APCR
HE
182
223
75
240
240
320
1,8000.381.61,163
1,163
930
43374
4,800
440
1,600-6°/+12°
90 mm D. 9217.69AP
HEAT
HE
185
230
75
240
240
320
1,8460.381.41,150
850
840
43350
4,000
440
1,390
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
Panhard EBR 9040/25/20663302,000
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
Panhard H-101500
[600]
20380
Panhard 12H 6000 mle. 63560
[640]
20279
 

車輪

名称積載量(t)車輪の最大
舵角(°)
重量(kg)
Panhard EBR 9014.930
[15]
3,000
Panhard EBR 90 bis1533
[15]
3,000
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
SCR 508400100
EM3/R61710100
SCR-528 F74580
 

乗員

1Commander(Loader)2Gunner3Driver4Radio Operator
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class3装填棒Class2砲垂直安定装置Class1改良型旋回機構Class1改良型照準器Class1追加グローサー×
改良型無線機車長用視覚システム改良型モジュール構造Class1改良型装甲材Class1内張り装甲Light
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時21.43%5.1%
移動時21.43%5.1%
 

派生車両

派生元Panhard AML Lynx 6x6(LT/191,800)
派生先Panhard EBR 105(LT/230,000)
 

開発ツリー

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90 mm CN 90 F3
(初期/114,000)
90 mm D. 921
(43,000/175,000)
Panhard EBR 90
(初期/50,000)
SCR 508
(初期/21,600)
EM3/R61
(6,600/38,000)
SCR-528 F
(9,300/54,000)
Panhard H-101
(初期/75,000)
Panhard 12H 6000 mle. 63
(52,500/125,000)
Panhard EBR 105
(230,000/6,100,000)
Panhard EBR 90
(初期/30,000)
Panhard EBR 90 bis
(23,700/58,900)
 

車両に関する変更履歴

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v1.4.0新規実装
v1.10.0Panhard 12H 6000 mle.63の出力を580馬力から560馬力に変更
ターボモード時の最高速度を85km/hから83km/hに変更
ターボモード時の後退速度を85km/hから83km/hに変更
車輪破損時の機動特性を変更
v1.13.0サスペンションPanhard EBR 90を搭載した際の移動時・車体旋回時の照準拡散を12%増加
サスペンションPanhard EBR 90 bisを搭載した際の移動時・車体旋回時の照準拡散を12%増加
90 mm CN 90 F3の砲塔旋回時の照準拡散を25%増加
90 mm D. 921の砲塔旋回時の照準拡散を25%増加
90 mm CN 90 F3の榴弾の貫通力を90mmから75mmに変更
90 mm D. 921の榴弾の貫通力を90mmから75mmに変更

解説(v1.4.0)

  • 概要
    v1.4.0で追加されたTier9のフランス軽戦車
    1960年代に改修された、EBR装輪装甲車の90mm砲搭載仕様である。
     
  • 火力
    Lynx 6x6まで及第点だった俯仰角はともに劣悪になってしまい、地形対応力は乏しい。
    初期砲と最終砲は一長一短であるため、好みによって選択しよう。ただし、貫通力の低さは共通。
    • 90 mm CN 90 F3
      初期砲。最終砲と比べ各種性能の数値ではやや劣り、重量も少々嵩む。
      その一方、弾種が通常弾・課金弾ともにAPCRで弾速も速く扱いやすい。
    • 90 mm D. 921
      最終砲。初期砲と長短が逆となる。
      課金弾がHEATとなり、貫通力の距離減衰がないものの空間装甲や傾斜装甲に弱く、弾速も遅い。
      ロックオン機能を使って走り撃ちをすることが多い装輪車輌とは相性が良いとは言えず、使いこなすには初期砲以上に腕前が必要となるかもしれない。
       
  • 装甲
    無に等しいLynx 6x6よりマシになってはいるが、とても頼れるものではない。
    自慢の機動力を装甲代わりにしていこう。
     
  • 機動性
    Lynx 6x6から更に強化された機動性がやはり本車の一番の強み。特に、Lynx 6x6の弱点であった高速モード時の旋回性能は大幅に改善されている。
    特に後退速度が前進速度と同じとなっており、これはEBR 105にすら勝る。
    なお、重量が増えたせいブレーキがやや効きづらくなっているので注意。
     
  • その他
    隠蔽性はLynx 6x6から上昇しており、全軽戦車の中でもトップクラス。
    また、視認範囲がLynx 6x6から20m広がったのも地味に嬉しい点であり、走り偵察で拾える相手が増えるだろう。
     
  • 総論
    基本的な運用はこれまでと変わらない。非常に高い隠蔽性とある程度の視認範囲、旋回性能が確保されており、Tier9における偵察役として相応しい車輌となっている。
    次のEBR 105では求められるプレイヤースキルが跳ね上がるので、本車輌でじっくりと練習を重ねておいた方がよいだろう。

史実

EBR_75.jpg
写真は75mm砲搭載型 写真はWikimedia Commonsより

 

1960 年代の序盤には、75 mm 砲は時代遅れとみなされていました。そこで火力を強化すべく、1963 年から 1964 年にかけて FL 11 砲塔を装備した合計 650 両が 90 mm 砲に換装されました。フランス陸軍においては、同じ砲塔を搭載しながらも主砲が旧式のままだったその他の車輌は退役しました。(ゲーム内説明より)

EBR装甲車について

EBR装甲車は、Panhard(パナール)社が開発・製造した偵察戦闘車(装輪装甲車)である。
このEBR装甲車の大きな特徴の一つは、8輪ある車輪のうち中央寄りの4輪を持ち上げることが可能であり、必要に応じて4輪式車両にも8輪式車両にもなれるという点である。
4輪走行←→8輪走行の切り替えは停止時での切り替えとなる。
これにより、市街地などの整地では高速走行が可能な4輪車となり、不整地では接地圧が低い8輪車になることで両方の利点を必要な時に選択することが可能である。

走行中は4輪走行でも8輪全てが駆動しており、中央寄りの4輪は空転している感じ4輪走行では最高時速100Kmでの走行も可能だが8輪走行では高速走行は出来ない。
中央寄りの4輪は泥炭な不整地での走行を目的に作られていて、ゴム製のタイヤでは無く鋼鉄製の車輪となり、8輪走行では乗り心地が悪くなる。

なお、同じパナール社が後に設計した6輪式装甲車ERC 90や、ソ連製のBRDM-1およびBRDM-2装甲偵察車も同様の機能を有する。

この車両の最大の特徴は、前後対称の車体にそれぞれ運転席が存在することである。
エンジンは全高の低い水平対向エンジンが砲塔の下部に配置され、乗員の配置は前後の運転席に1人ずつ(後部操縦士は無線手を兼任)、砲塔に車長と砲手という
配置となり、前後端側の車輪は前後側が共に操行する四輪操舵方式となっている。
後に西ドイツが開発したルクス装甲車も車体の前後に運転席を配置しているがエンジンは後端部にあり完全な前後対照ではない。

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  • 後期砲は課金弾がHEATだから側面を取っても、ソ連重戦とかが相手だとオートエイムでの貫通安定しないし初期砲も選択肢に入るのかな -- 2019-01-16 (水) 19:03:30
    • HEATでも7㎜の差異しかないから初期砲の運用も充分視野に入ると思う。 -- 2019-01-16 (水) 19:09:45
  • 史実Wikipediaのコピペはやめろよせめてリライトしろよ… -- 2019-02-07 (木) 05:22:20
  • 格下のLTでもカチ会うと脅威。逃げるしかない。相手チーム側がT49だったりすると味方に申し訳ない気持ちになる。 -- 2019-03-01 (金) 02:32:15
    • 逃げるが正解だと思う。しかし、そこまで卑屈になるほどではないよ。会敵の仕方によって状況は変わってくる。開幕でカチ会う状況なら、両方共に敵からの射線が通ってるから回避行動をとることになる。その点離脱しやすい装甲車は敵LTを嵌めやすいとも取れる。その場で勝とうとしなくていいんだよ。 -- 2019-03-02 (土) 13:03:36
    • 視界も短いし通常のLTと同じ動きしていてはだめだねやはり.自分は開幕はLTが来ない(間に合わない)ような場所か偵察をつぶせる位置取りを意識して動いてる. -- 2019-03-28 (木) 12:01:51
  • LT432あたりは天敵だし。そのうち新型砲が追加になるのじゃなかろうか。武装が貧弱すぎる。 -- 2019-03-02 (土) 02:46:53
    • 確かにLT432、T54Lwは脅威だと思う。装甲車が攻撃面で優れている走り撃ちの精度、榴弾によるDPM補強が通じないからね。Tier6から順当に装甲車をプレイしてきたけれど、どのTierも相対的な火力はコレと差異は無いと感じた。必要な時に必要な場所にいることができる強みは敵の車両がなんであろうと打ち消されることは無いので火砲ではなく速力に活路を見出していただきたい。 -- 2019-03-02 (土) 13:14:14
  • ストウジャンキで開幕中央取りに行く時にこいついると嫌だなあ.. 駆逐の車線切るために谷に対して斜めに走ってくと大抵走り撃ちで榴弾ぶち込んで来る 絞りが早いから射撃機会を逃しにくいんだね -- 2019-03-02 (土) 16:03:06
    • でも、コイツちっとも怖くないな。たいていのMAPじゃ障害物や起伏に足とられてすぐ足が止まる。あとは撃ってもよし、ぶつけても良し。カモだ。 -- 2019-03-02 (土) 22:10:50
    • でも、コイツちっとも怖くないな。たいていのMAPじゃ障害物や起伏に足とられてすぐ足が止まる。あとは撃ってもよし、ぶつけても良し。カモだ。 -- 2019-03-02 (土) 22:10:51
  • 稜線で大ジャンプしたら着地点に破壊可能の民家があって,腹をもろぶつけたら耐久力を半分持っていかれた,,,.破壊可能でもダメージ貰うのね. -- 2019-03-25 (月) 20:46:25
  • なんか6X6に比べてモード切替時の減速が少ない気がするんだけど,他の人はどうだろうか? -- 2019-03-28 (木) 10:26:10
    • 実際そんな感じする。攻撃力は低いけど挙動が素直で扱いやすい。 -- 2019-03-28 (木) 10:33:59
      • やはり.切り替え時間のステータス値は誤差のようなものかと思ってたけど結構影響してるんだね.6X6乗ってるときは勝率が伸び悩んでたけど,こっちは扱いやすくて勝率が手持ちの車両の中でも屈指の成績になってる.速度と旋回能力が合わさるとやはり強いね. -- 木主 2019-03-28 (木) 11:57:54