Tier 4 フランス 駆逐戦車 / 略称:SAu 40
↑ 75 mm APX mle. 1938
初期状態。
やたらと目立つ機銃塔には車長がおり、撃たれると当然負傷する。しかも何故かこの機銃塔は逆向きに固定されている。
M3 Leeと同様、完全に隠れたつもりで機銃塔を撃たれる事も起こりうる。
↑ 75 mm AC SA44
↑ 105 mm AC court mle. 1934 S
最終状態。
初期砲から外観はさほど変わってないが火力は大幅に強化された。
スペック (v1.10.0)
車体
耐久値 | 430 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 36/35/35 |
最高速度(前/後)(km/h) | 37/12 |
重量(初期/最終)(t) | 24.09/24.82 |
実用出力重量比(hp/t) | 10.48 |
主砲旋回速度(°/s) | 44 |
視界範囲(m) | 330 |
本体価格(Cr) | 110,000 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 可 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
75 mm APX mle. 1938 | 15.79 | AP HEAT HE | 68 100 38 | 110 110 175 | 1,737 | 0.45 | 1.7 | 570 456 570 | 60 | 46 2,800 38 | 1,020 | -10°/+30° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
75 mm AC SA44 | 15.79 | AP APCR HE | 100 129 38 | 110 110 175 | 1,737 | 0.41 | 1.7 | 735 919 735 | 60 | 70 2,800 38 | 1,400 | |
105 mm AC court mle. 1934 S | 7.06 | HE HEAT | 53 104 | 410 350 | 2,471 (HEAT) | 0.53 | 2.3 | 670 536 | 45 | 128 4,000 | 1,700 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Somua S40 | 220 | 20 | 400 |
---|---|---|---|
Somua S40 Bis | 260 | 20 | 400 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
Somua SAu 40 | 24.5 | 28 | 5,350 |
---|---|---|---|
Somua SAu 40 bis | 26 | 30 | 5,350 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
ER 52 | 300 | 100 |
---|---|---|
ER 53 | 360 | 100 |
ER 56 | 455 | 150 |
乗員
1 | Commander | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Radio Operator | 5 | Loader |
---|
拡張パーツ
Class3 | × | × | × | × | Class3 | ||||||
× | × | × | Class3 | × |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
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静止時 | 16.07% | 3.54% |
移動時 | 9.63% | 2.12% |
派生車両
派生元 | Somua S35(TD/3,100) |
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派生先 | S35 CA(TD/12,550) / AMX 13 105 AM mle. 50(SPG/15,220) |
射界
射界 | 左7°/右8° |
---|
開発ツリー
75 mm APX mle. 1938 (初期/22,360) | ━ | 75 mm AC SA44 (2,700/27,000) | ━ | 105 mm AC court mle. 1934 S (3,900/40,700) | ━ | AMX 13 105 AM mle. 50 (15,220/410,000) |
ER 52 (初期/0) | ━ | ER 53 (610/3,650) | ━ | ER 56 (650/21,600) | ||
Somua S40 (初期/10,420) | ━ | Somua S40 Bis (1,180/16,100) | ||||
Somua SAu 40 (初期/1,660) | ━ | Somu SAu 40 bis (1,115/4,760) | ━ | S35 CA (12,550/403,000) |
車両に関する変更履歴
v0.7.4 | 新規実装 |
v0.7.5 | 名称を修正 |
v0.8.9 | 外見上の問題を修正 |
v0.9.21 | HDモデル化 |
v1.9.0 | 75 mm APX mle. 1938の総弾数を40発から60発に変更 75 mm AC SA44の総弾数を40発から60発に変更 105 mm AC court mle. 1934 Sの総弾数を30発から45発に変更 修理費用を35%ダウン 収益性を11%ダウン HPを280から430に変更 派生元・派生先車輌を変更 |
解説
- 概要
v0.7.4で追加されたTier4のフランス駆逐戦車。
大戦初期、ソミュア社がS35をベースに開発・小数生産した対戦車自走砲である。
強力な高速榴弾砲と引き替えに、それ以外の性能が犠牲となっている、扱いが難しい車両である。
特に、バランスに優れる同格のHetzerと比べると鈍重な機動、薄い前面装甲、微妙な隠蔽率など悪い部分が目立つ。
- 火力
いずれも上下方向の可動範囲が広く、俯角は-10°、仰角も+30°も取ることができる。
代わりに射界はかなり狭く、被弾を免れたい本車には手痛い欠点である。
初期砲と中間砲は力不足なので、最終砲を開発するまでは非常に厳しい戦いを強いられるだろう。- 75 mm APX mle. 1938
初期砲。単発火力とDPMはそれなりにあるが、肝心の貫通力が致命的に不足している。弱点を狙うにも精度が劣悪なので、接近戦が不得意なこの車両にはまったくもって不都合な代物である。課金弾のHEATでも貫通力が100mmしかない。HEATは傾斜や空間装甲に弱いため、貫通力不足に追い打ちをかける。格上はもちろん、同格のMatilda、AMX 40、Hetzerなどにも苦戦しかねない。
機動性の低い本車にはこのままでは完全に戦力外でしかなく、早急な換装が求められる。 - 75 mm AC SA44
中間砲。ようやくHetzerの初期装備と同じ程度であり、特に褒めるべきところはない。貫通力と精度がある程度は改善されるので、一部の同格にさえ苦戦する程では無くなる。とは言え、頑丈な格上に対しては力不足を感じることも珍しくない。 - 105 mm AC court mle. 1934 S
最終砲。最終砲を装備してからこの戦車の本領発揮である。
このTier帯で猛威を振るう10榴のひとつ。他国に比べて弾速が非常に速いのが特徴。*1
高速榴弾による攻撃は非常に優秀で、榴弾砲に弱い軽戦車・中戦車を遠距離で仕留めることができるのは大きい。特にTier4戦は軽戦車が多いが、本車の高速榴弾は軽戦車にも十分命中を見込める弾速であり、しかも多くの軽戦車を一撃で仕留めることが出来る。
また、重戦車相手でも、正面からある程度はダメージを通す事が出来る。モジュールや乗員の損害も狙える。
余談だがこの砲の名前はCanon de 105 court mle 1934S AC → C. de 105 court mle 1934S AC → 105mm AC court mle. 1934 S と変遷している。
- 75 mm APX mle. 1938
- 装甲・機動性
装甲は、戦闘室・車体ともにほぼカタログスペックのとおりで頼りにならない。
機動性も、最高速度・出力重量比ともに同格駆逐戦車の中で最下位であり、旋回性も悪い。特に出力重量比は並の重戦車以下。
この弱い装甲と鈍い動きが問題で、立ち回りに失敗すると被発見→被弾→被撃破というフローが迅速に実行されてしまう。10榴を搭載した相手と戦う場面も多く、直撃すれば即死する可能性も十分ある。
敵に近づき過ぎないように注意し、地形や遮蔽および味方を最大限に利用して敵からの反撃を受けないようにしながら戦うのが上策である。
幸い、俯角は大きく取れるので、ハルダウン出来る場所に陣取り、射撃後素早く退避しよう。頭の弱点の存在を忘れず、十分な退避を行う必要がある。
- 総論
後方支援に徹する駆逐戦車のスタイルではあるものの、主力である榴弾砲は低精度ゆえにある程度は距離を詰めなければならず、かといって近付き過ぎると退避もままならず撃破されてしまうという、距離調整の難しい戦車である。
隠蔽も機動力も劣る本車では自ら近付くリスクが大きく、基本的には多少の命中率は諦めて距離を置き、リスクを避けた方が好成績を残せる事も多い。
視界は330mと駆逐戦車としては非常に良いが、隠蔽率で同格駆逐に大きく負けている。基本的に視界は味方に任せる駆逐戦車では視界の良さより隠蔽の悪さの方が際立つ。
特性を熟知したプレイヤーが使いこなせば強力な駆逐戦車になりうるが、いかんせんTier4という位置づけには不相応な扱いづらさであり、次に控えているS35 CAが乗り出しから強力な事を鑑みると、本車をフリー経験値でスキップする選択も有りだろう。
史実
1935年に騎兵戦車Somua S35の開発計画から自走砲を開発する計画が派生した。
1937年の後期には車体が完成し、1939年には遅れていた砲の試験も終了、
十分な性能であると認められSomua SAu 40として採用、1939年の11月には36台の先行量産型が製造された。
1940年にフランス戦を生き延びた先行量産型が撮影されたが、その後の行方はわかっていない。
参考資料
http://www.chars-francais.net/
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