Tier6 ドイツ 中戦車 / VK 30.02 M
↑ VK 30.02 (M) + 7,5 cm Kw.K. 40 L/48
初期状態。Tier7のPantherの試作車輌だけあって、Pantherと瓜二つの外観を持つ車両である。
Pantherより車体側面に傾斜がついてるので、防御力はTier7中戦車と同じレベルになっている。
↑ VK 30.02 Ausf. A + 7,5 cm Kw.K. 42 L/70
最終状態。主砲がPantherの史実砲へ換装された。
Ausf. A(中期生産型)と言う名前の割に、Panther Ausf. D(初期生産型)のような直接視認式キューポラとなっている。
装甲厚が増えた分、VK 30.02 Ausf. A砲塔の方が肉厚になって少しだけ大きくなっている。
スペック(v1.10.0)
車体
耐久値 | 890⇒940 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 85/40/40 |
最高速度(前後)(km/h) | 55/20 |
重量(初期/最終)(t) | 39.93/42.05 |
実用出力重量比(hp/t) | 16.65 |
本体価格(Cr) | 915,000 |
修理費(Cr) | 5,880~ |
超信地旋回 | 可 |
ロール | 万能型中戦車 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 弾速(m/s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
7,5 cm Kw.K. 40 L/48 | 15 ⇒16.67 | AP APCR HE | 110 158 38 | 110 110 175 | 1,650 ⇒1,833 | 0.39 | 2.3 | 790 988 790 | 145 | 70 2,800 38 | 1,520 | -7.5°/+17.5° ⇒ -8°/+18° |
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7,5 cm Kw.K. 42 L/70 | 13.04 ⇒14.29 | AP APCR HE | 150 194 38 | 135 135 175 | 1,761 ⇒1,929 | 0.35 | 2.3 | 925 1,156 925 | 95 | 109 2,800 98 | 1,740 | -8°/+20° ⇒ -8°/+18° |
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
VK 30.02 (M) | 80/45/45 | 30 | 360 | 6,260 |
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VK 30.02 Ausf. A | 100/45/45 | 30 | 370 | 7,760 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Daimler-Benz MB 503 | 580 | 20 | 900 |
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Maybach HL 210 TRM P30 | 650 | 20 | 850 |
Maybach HL 230 TRM P30 | 700 | 20 | 1,200 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
VK 30.02 (M) | 41 | 28 | 15,000 |
---|---|---|---|
VK 30.02 (M) Ausf.A | 45 | 30 | 15,000 |
無線機
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
FuG 5 | 310 | 50 |
---|---|---|
FuG 7 | 415 | 70 |
FuG 12 | 710 | 150 |
乗員
1 | Commander | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Radio Operator | 5 | Loader |
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拡張パーツ
Class2 | Class2 | × | Class2 | Class2 | Class2 | ||||||
× | × | Class2 | Class2 | Medium |
隠蔽性
非発砲 | 発砲時 | |
---|---|---|
静止時 | 9.75%⇒9.58% | 2.24% |
移動時 | 7.3%⇒7.17% | 1.68% |
派生車両
派生元 | VK 30.01 (H)(MT/27,350) |
---|---|
派生先 | Panther(MT/53,000) / VK 30.02 (D)(MT/46,800) |
開発ツリー
7,5 cm Kw.K. 40 L/48 (初期/27,380) | ━ | 7,5 cm Kw.K. 42 L/70 (4,600/53,000) | ━ | Panther (53,000/1,380,000) |
VK 30.02 (M) (初期/10,000) | ━ | VK 30.02 Ausf. A (5,200/17,200) | ||
FuG 5 (初期/630) | ━ | FuG 7 (1,360/8,160) | ━ | FuG 12 (7,200/43,200) |
Daimler-Benz MB 503 (初期/28,500) | ━ | Maybach HL 210 TRM P30 (11,250/35,500) | ┳ ┃ | Maybach HL 230 TRM P30 (15,800/54,000) |
VK 30.02 (M) (初期/9,100) | ━ | VK 30.02 Ausf. A (5,500/15,000) | ┃ ┗ | VK 30.02 (D) (46,800/1,369,000) |
車両に関する変更履歴
v0.9.16 | HDモデル化 |
v0.9.17.1 | 7,5 cm Kw.K. 42 L/70 gunの改良砲塔旋回時の散布界を変更:0.2→0.12 改良砲塔時の砲撃後の散布界を変更:4.0→3.0 車体前面上部の装甲厚を増加:60mm→85mm 車体前面下部の装甲厚を変更:60mm→50mm |
v1.9.0 | 7,5 cm Kw.K. 40 L/48の総弾数を120発から145発に変更 7,5 cm Kw.K. 42 L/70の総弾数を79発から95発に変更 修理費用を11%ダウン 収益性を2%ダウン VK 30.02 (M)砲塔時のHPを760から890に変更 VK 30.02 Ausf. A砲塔時のHPを840から940に変更 派生先車輌にVK 30.02 (D)を追加 |
解説
- 火力
いずれの主砲もVK 30.01 (H)から引き継ぐ事ができる。
俯角は-8°とそこそこ優秀な部類である。- 7,5 cm Kw.K. 40 L/48
Pz.IV Hの史実砲。
Tier6中戦車の砲としては力不足と言わざるを得ないため、早急に最終砲を搭載したい。 - 7,5 cm Kw.K. 42 L/70
Pantherの史実砲。
高精度・高貫通で狙撃に向いており、単発が控え目で手数で稼ぐタイプの主砲である。
DPMをフルに活かせる状況を作るように心がけたいが、隠蔽が悪い為に一方的に撃つのは難しい。
また、単発火力の低さゆえにターン制の攻防は不得手であり、旋回性能が低い事もあって接近戦は得意とは言えない。
代わりに後述する装甲を活かした飛び出し撃ちを中心に使うことが基本になる。
- 7,5 cm Kw.K. 40 L/48
- 装甲
耐久値はTier6中戦車の中では最も高く、一部重戦車すら凌駕している。
また装甲は正面に限れば格下はもちろん、同格中戦車との撃ち合いまでなら十分に弾いていける装甲はあるが、所詮は中戦車のため過信は禁物である。- 砲塔
初期砲塔と改良砲塔では主装甲と防盾がそれぞれ20mmずつ違うのみで、キューポラや開口部に差はない。
改良砲塔に換装すれば大きめの防盾100mm+主装甲100mmと、この部分に限れば同格の重戦車をも超える装甲厚となる。砲身周辺のほとんどは開口部(防盾100mmのみ)だが、中戦車らしい機動や俯角の良さを活かして飛び出し撃ち、ハルダウンを積極的に行えば左右の硬い部分に当たってくれることは意外と多い。
キューポラは100mmと弱点ではないが、交戦距離が近ければ狙われることがあるので気にかけておこう。
側背面は45mmと車体同様に薄い。なるべくよそ見はせず真正面を向こう。
丸みを帯びた防盾はいかにもショットトラップが起こりそうだが、最も傾斜がある場所でも65°程度なので真正面からでは発生しない。 - 車体
車体上部は85mm傾斜で140mm相当であり、角度の付け方にもよるが格下の重戦車や同格の中戦車までなら安定して弾くことができる。
一方車体下部は50mm傾斜90mm程度と脆く、装甲配置を知っているプレイヤーにはなんなく貫通されてしまうだろう。
中戦車故に側背面は40mmと薄く、特に口径121mm以上のAPやAPCRには3倍ルールによってほぼ確実に貫通される。豚飯をするときは、相手の口径を見極める事を忘れてはならない。また、遮蔽物を使って飛び出し撃ちをする際は側面をなるべく見せない角度を心がけよう。
- 砲塔
- 機動性
総合的な機動力は他の同格中戦車と比較すると控え目な部類。
最高速こそ十分な数値だが、出力重量比がそれほど優れておらず加速は少々鈍い。
車体旋回性能も30°/sと遅い為、高速走行中の方向転換や信地旋回の際にもたついてしまう。砲塔旋回も同じく30°/sと中戦車の中では遅めの部類に入る。
とはいえ、裏取りや陣地転換といった中戦車に必要な動きは十分こなせるレベルである。
- その他
視界は改良砲塔で370mと良好な数値である。
しかし、その利点を打ち消してしまうほど隠蔽率が劣悪。
Tier6中戦車で最下位の隠蔽率*2であり、重戦車並に見つかりやすい。
茂みに隠れた置き偵察は行うべきではなく、遠距離でも見つかる危険性があることを頭に叩き込んでおこう。・エンジンの互換性について
最終エンジンであるMaybach HL 230 TRM P30(700馬力)は、互換性が高いので長い間お世話になる。
Panther・E 50系中戦車ルートではE 50の初期エンジンまで、ドイツ駆逐戦車ルートではJagdpantherからJagdtigerまでの最終エンジン(Ferdinandを除く)になっている。
メリットはここで開発を済ましておけば、E 50まではエンジンの開発をしなくて良いので開発コストが抑えられる事。
デメリットは車体重量が上がっても出力が据え置きなので、出力重量比(加速力)は下がる一方である事。
Panther系列はそれなりに動けるが、E 50やJagdtigerはかなり厳しくなる。*3なお、同格中戦車VK 30.01 (D)とエンジンのラインナップがまったく同じであるため、そちらで開発を済ませておくのも良いだろう。
- 総論
同格のVK 30.01 (D)と比べると防御に特化した性能であり、Tierトップであれば分厚めの装甲と高耐久を使って多少は前線を張ることもできる。持ち前の主砲は高貫通・高精度ゆえに中遠距離からでも有効打を与えやすく、中戦車らしい機動力でTierボトム時も積極的に動き回って敵の側背面を突くことも可能としている。
反面、中戦車としては物足りない旋回速度と劣悪な隠蔽率により偵察やNDKとは無縁であり、一般的な中戦車とは違った工夫をしながら戦う必要がある。これらの特徴はPantherルートの車輌にも引き継がれているため、そのルートを進めるのであればここである程度慣れていこう。
史実
V号戦車パンターの開発時に、MAN社の提示した設計案(VK 30.02 (M))。
車体デザインはT-34中戦車と同様に傾斜装甲を多用していたものの、レイアウトは従来のドイツ戦車と同様に後部にガソリンエンジンを置き、駆動軸を介して前部の変速・操向機を通じて起動輪を駆動する配置をしている。
競作となっていたダイムラーベンツ社案のVK 30.02 (D)は砲塔が完成せず時間がかかるばかりで、VK 30.02 (M)の方が早く生産に辿り着ける状況となっていた。
1942年5月、戦車委員会はVK 30.02 (M)を支持する結論を出した。
直ちに生産を開始、車体前面装甲が80mmに増厚され、構造上の不具合を解消しつつ1943年1月から完成した車両がV号戦車パンターD型である。
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