VK 30.02 (D)

Last-modified: 2024-04-27 (土) 23:05:57

Tier 7 ドイツ 中戦車 / VK 30.02 D

VK 30.02 D_0-min.PNG
↑ VK 30.02 (D) + 7,5 cm Kw.K. 40 L/48
ちなみに、側面の羽みたいなものはエンジンの排気口である。HD化以前は空間装甲扱い+裏装甲0mmであったが、v0.9.17.1から判定が消滅した。

VK 30.02 D_1-min.PNG
↑ VK 30.02 (D) Schmalturm + 8,8 cm Kw.K. 36 L/56
名称こそSchmalturmだが、こちらの方が砲塔は大きい。

v0.9.17まで

VK3002DBstd.jpg

 

VK3002DBshmall.jpg

スペック(v1.10.0)

耐久値1,150⇒1,250
車体装甲厚(mm)80/45/50
最高速度(前/後)(km/h)60/20
重量(初期/最終)(t)37.29/39.72
実用出力重量比(hp/t)20.14
本体価格(Cr)1,369,000
修理費(Cr)7,216~
超信地旋回
ロール万能型中戦車

武装

名称発射速度(rpm)弾種平均貫通力(mm)平均攻撃力AP弾DPM精度(m)照準時間(s)弾速(m/s)総弾数弾薬費(Cr)重量(kg)俯仰角
7,5 cm Kw.K. 40 L/4815
⇒16.67
AP
APCR
HE
110
158
38
110
110
175
1,650
⇒1,833
0.392.3790
988
790
145
⇒180
70
2,800
38
1,520-8°/+20°
7,5 cm Kw.K. 42 L/7013.64
⇒15
AP
APCR
HE
150
194
38
135
135
175
1,841
⇒2,025
0.352.3925
1,156
925
95
⇒120
109
2,800
98
1,740
10,5 cm Kw.K. L/287.59AP
HEAT
HE
64
104
53
350
350
410
2,6580.552.3470
376
470
60120
4,000
128
2,100
8,8 cm Kw.K. 36 L/569.38AP
APCR
HE
145
194
44
220
220
270
2,0620.382.3773
966
773
80252
3,200
252
2,050
 

砲塔

名称装甲厚(mm)旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
VK 30.02 (D)80/45/45453706,000
VK 30.02 (D) Schmalturm120/60/60453807,745
 

エンジン

名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
Maybach HL 210 TRM P3065020850
Maybach HL 230 TRM P30700201,200
MB 50780015900
 

履帯

名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
VK 30.02 (D)393911,000
VK 30.02 (D) verstärkteketten434311,000
 

無線機

名称通信範囲(m)重量(kg)
FuG 531050
FuG 741570
FuG 12710150
 

乗員

1Commander2Gunner3Driver4Radio Operator5Loader
 

拡張パーツ

改良型換気装置Class2装填棒Class2砲垂直安定装置×改良型旋回機構Class2改良型照準器Class2追加グローサーClass2
改良型無線機×車長用視覚システム×改良型モジュール構造Class2改良型装甲材Class2内張り装甲Medium
 

隠蔽性

非発砲発砲時
静止時13.74%⇒12.64%3.01%
移動時10.32%⇒9.49%2.26%
 

派生車両

派生元VK 30.02 (M)(MT/46,800)
派生先Indien-Panzer(MT/81,100)
 

開発ツリー

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7,5 cm Kw.K. 40 L/48
(初期/27,380)
7,5 cm Kw.K. 42 L/70
(4,600/53,000)
VK 30.02 (D) Schmalturm
(15,120/32,570)

8,8 cm Kw.K. 36 L/56
(9,500/66,000)
Indien-Panzer
(81,100/2,420,000)
VK 30.02 (D)
(初期/19,260)

10,5 cm Kw.K. L/28
(3,800/28,000)
FuG 5
(初期/630)
FuG 7
(1,360/8,160)
FuG 12
(7,200/43,200)
Maybach HL 210 TRM P30
(初期/35,500)
Maybach HL 230 TRM P30
(15,800/54,000)
MB 507
(17,000/54,520)
VK 30.02 (D)
(初期/18,000)
VK 30.02 (D) verstärkteketten
(11,315/33,930)
 

車両に関する変更履歴

クリックで表示
v0.9.8初期履帯の移動中の散布界を9%縮小
初期履帯の旋回中の散布界を5%縮小
改良砲塔時の10,5 cm Kw.K. L/28砲の装填時間を8秒から7.9秒に変更
10,5 cm Kw.K. L/28砲の旋回中の散布界を12%縮小
8,8 cm Kw.K. 36 L/56砲の旋回中の散布界を12%縮小
改良砲塔の旋回速度を24°/sから30°/sに変更
v0.9.158,8 cm Kw.K. 36 L/56砲のAP弾の貫通力を132mmから145mmに変更
v0.9.17.1最高速度を56km/hから60km/hに変更
8,8 cm Kw.K. 36 L/56砲のAPCR弾の貫通力を171mmから194mmに変更
MB 507エンジンの馬力を720hpから800hpに変更
HDモデル化
v1.9.0VK 30.02 (D) Schmalturm砲塔時の7,5 cm Kw.K. 40 L/48の総弾数を150発から180発に変更
VK 30.02 (D) Schmalturm砲塔時の7,5 cm Kw.K. 42 L/70の総弾数を100発から120発に変更
VK 30.02 (D)砲塔時の7,5 cm Kw.K. 42 L/70の総弾数を79発から95発に変更
VK 30.02 (D)砲塔時の7,5 cm Kw.K. 40 L/48の総弾数を120発から145発に変更
10,5 cm Kw.K. L/28の総弾数を50発から60発に変更
派生元車輌をVK 30.01 (D)からVK 30.02 (M)に変更

解説(v1.9.0)

  • 概要
    Tier7のドイツ中戦車
    Pantherと競合したダイムラー・ベンツ社の試作車両である。
    初期状態でも機動性は問題無く、前身のVK 30.02 (M)からエンジンや無線機を引き継ぐ事ができ、プレミアムアカウントであれば修理費は全くの許容範囲内である為、即飛ばしてしまうには惜しいポテンシャルを秘めている。
     
  • 火力
    他ルートとの共有が多いので進捗次第で乗り出しは楽だが、いずれの主砲も貫通力不足に悩まされる。
    • 7,5 cm Kw.K. 42 L/70
      初期砲塔でも装備可能。
      VK 30.02 Mから引き継ぐ砲で、精度と発射レートに優れ、癖のない扱いやすい砲。
      ただし、発射速度が若干改善された以外に性能の向上はなく、このTierでは単発ダメージの低さが重く圧し掛かってくる。幸いDPMは改良砲塔で2,000台に乗るので、精度と手数で攻めるなら8,8cmよりこちらを選択するのもありだろう。
      共通する弱点として、AP弾の貫通が同格以上の戦車を正面から撃ち抜くには心許ない。側背面を狙ったり、必要に応じて課金弾に切り替えるなど運用の工夫で補う必要があるだろう。
       
    • 8,8 cm Kw.K. 36 L/56
      この帯のドイツ車輌で広く使用される主砲。
      別ルート下位TierのVK 36.01 (H)VK 30.01 (P)で開発可能だが、搭載には砲塔および履帯の換装(または改良型装甲材)が必要。
      7,5cmに比べて単発ダメージが220と高く、DPMもわずかながらに勝るのが特徴。
      特にDPMは同Tierの中戦車の中では上位であり、単発火力もあってダメージレースに強い。
      v0.9.15にてAPの貫通力が132mmから145mmに上昇した事もあり、十分最終砲候補になるだろう。
      しかし精度では若干劣り、遠距離狙撃や弱点狙撃を行うには少し難儀する場面もあるかもしれない。
      また、上昇したとはいえそれでも正面戦闘するには貫通が足りない。7,5cmと同様、側背面を狙ったり、必要に応じて課金弾を使用したりしていこう。
       
    • 10,5 cm Kw.K. L/28
      10榴。なぜか今さらTier5のPz. IV Hの砲が搭載できるが、使用は非推奨。
      機動性の良さから多少使い勝手は向上しているものの、発射速度が雀の涙程度に増えた以外に何の改善もないので、一部の軽装甲車輌相手にしかまともに通用しない。おまけに精度の悪さは相変わらずで、同格中戦車にすら満足な威力を望めない。
      なぜか後期砲塔専用である。
       
  • 装甲
    VK 30.02 M同様傾斜装甲が採用され、避弾経始に優れる。
    耐久値の高さも引き継いでおり、コンパクトな車体も相俟って生存性が更に高まっている。
    車体前面装甲は80mmにやや減少しているが、傾斜による恩恵もある為数値以上に敵の砲弾を弾くことができる。
    また、傾斜装甲を採用したドイツ戦車としては非常に珍しく、車体正面下部の弱点部位が殆ど無い。
    但し防御面の優秀さはあくまで中戦車として見た場合であり、位置取りの注意やこまめな退避は必要である。
     
  • 機動性
    機動性は良好で、最高速度と加速性能が良い上に旋回性にも優れている。
    超信地旋回も引き続き可能であり、機動面でストレスを感じる場面はより減少しているだろう。
    ドイツ車輌としては例外的に接近戦と機動戦に向いているといえる。
    相手を選べばやはり体当たりも非常に有効である。
     
  • その他
    視認範囲はTier7中戦車としては十分であり、隠蔽性も中戦車の中ではやや低いもののスキルで補えるレベルであるため、見えない敵から一方的に撃たれる状況も発生しにくい。
    また、欠点ではないが最終エンジンであるマイバッハMB507はディーゼルエンジンである。
    火災発生率が軽減されているのだが、その代わり、換装するとハイオクガソリンが使用できなくなる。
     
  • 総論
    防御、機動面に優れる代わりに貫通力に難のある、サポート向きの中戦車である。
    特に砲塔換装までは攻撃力が不足しがちであり、初期状態でも優秀な機動性を活かす運用を考えたい。
    貫通力以外には特に目立った欠点の無い優れた中戦車であるので、正面から戦うだけでなく機動力を生かして側面から挟撃したり、視界を確保したり、時には進撃を補助するなど工夫すれば名サポーターとして活躍できるだろう。

史実

V号戦車パンターの開発時に、ダイムラーベンツ社の提示した設計案である。
MAN案のVK 30.02 (M)と比較して、よりT-34中戦車に似通ったデザインであった。

VK30.02(M)が、後面は上部が突き出した一枚板で形成されたのに対して、VK30.01(D)では、T-34中戦車同様の上下別となっており、中央部が突き出したテーパーを持っていた。
T-34と同じリア・ドライブを採用した関係で、砲塔位置もT-34同様前寄りで、エンジンにもT-34と同じくディーゼル・エンジンを採用することになっていた。

ただし、サスペンションはリーフ・スプリング式で、転輪はドイツ的な左右が重なり合ったオーバーラップ式(千鳥足転輪)であり、砲塔はドイツ的オリジナルデザインで、後のパンターF型で採用されるシュマルトゥルム(小砲塔)に似ており、防盾はいわゆるザウコフ型をしていた。

ヒトラーはMAN社のプランよりもこちらをひいきしていたが、砲塔が一向に完成せず、結局MAN社のVK30.02(M)がパンターとして1942年に採用された。

情報提供

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使用感や装備など、アーカイブスペック解説に表記されています。

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