画像
VK-3001-(H)-Standardturm + 7.5cm KwK40 L/48
VK-3001-(H)-Grosseturm + 8.8cm KwK36 L/56
Schmalturmに似ているが、前面下部左右が切り欠かれており垂直部分がかなり小さい
スペック(v0.8.0)
車体
耐久値 | 670⇒750 |
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装甲厚(mm) | 50/30/50 |
最高速度/後進速度(km/h) | 55/20 |
修理費(cr) | 5500~ |
本体価格 | 845,000 |
初期重量(t) | 31.47 |
実用出力重量比(hp/t) | 18.88 |
武装
名称 | 発射速度(round/min) | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 100mでの精度(m) | 照準時間(s) | 総弾数 | 弾薬費 | 重量(kg) | 俯仰角 |
7.5cm KwK40 L/43 | 13.95⇒15 | 103/139/38 | 110/110/175 | 1534⇒1650 | 0.41 | 2.3 | 78⇒92 | 46/5G/19 | 1,437 | -6°/+18° |
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7.5cm KwK40 L/48 | 13.95⇒15 | 110/158/38 | 110/110/175 | 1534⇒1650 | 0.39 | 2.3 | 78⇒92 | 46/5G/19 | 1,520 | |
10.5cm KwK42 L/28 | 6.12⇒7.5 | 64/150/53 | 350/350/410 | 2142⇒2625 | 0.55 | 2.3 | 30 | 60/7G/64 | 2,100 | |
7.5cm KwK42 L/70 | 13.04 | 150/194/38 | 135/135/175 | 1760.4 | 0.35 | 2.3 | 60 | 109/5G/98 | 1,740 | |
8.8cm KwK36 L/56 | 8.11 | 132/171/44 | 220/220/270 | 1784.2 | 0.38 | 2.3 | 52 | 252/10G/252 | 2,050 |
砲塔
名称 | 装甲厚(mm) | 旋回速度(deg/sec) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
VK-3001-(H)-Standardturm | 50/30/30 | 49 | 350 | 2,500 |
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VK-3001-(H)-Grossturm | 120/60/60 | 25 | 370 | 4,600 |
エンジン
名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
Maybach HL 157 P | 585 | 20 | 580 |
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Maybach HL 174 | 610 | 20 | 670 |
Maybach HL 210 P 30 | 650 | 20 | 720 |
履帯
名称 | 積載量(t) | 旋回速度(deg/sec) | 重量(kg) |
VK 3001 (H) | 36 | 38 | 9,950 |
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VK-3001-(H)-Ketten Ausf.B | 36.3 | 40 | 9,950 |
無線
名称 | 通信範囲(m) | 重量(kg) |
FuG 5 | 310 | 50 |
---|---|---|
FuG 7 | 415 | 70 |
FuG 12 | 710 | 150 |
クルー
1 | Commander | 2 | Gunner | 3 | Driver | 4 | Radio Operator | 5 | Loader |
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拡張パーツ
隠蔽率
固有隠蔽率 | 静止時 | 0.300 |
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移動時 | 0.251 | |
発砲補正 | 0.242 |
派生車両
解説
Tier6のドイツ中戦車。
4号戦車の後継を目指してヘンシェル社が開発した試作車両の一台。
初期状態では走攻守の内、走のみに特化しており、他二つはかなり低レベル。
少なくとも走れるのでVK3001(P)の様に全く使い物にならない事は無いが、Tier相応の戦力とはとても言えない。
エンジンは初期状態から悪くない出力を持ち、比較的軽めの車体と相俟って最高速、加速ともに良好。
履帯の旋回性も換装前から優れており、足回りの換装後はIII/IV号を思わせる高機動に仕上がる。
拡張パーツAdditional grousersを装備できるので非常に優秀な足回りと言える。
砲塔旋回も換装前は58度/秒と非常に速く、運動面でストレスを感じる事はほぼ無いだろう。
小さく纏まった車体サイズはVK3601(H)とほぼ同等だが、最大50mmという薄い垂直装甲は送り込まれる戦場に比較して何も無いのも同然である。
III/IV号では60mmの傾斜した前面装甲が与えられていた事を考えると、装甲防御という面ではむしろ弱体化している。
HPも初期状態で670と高い方ではなく、防御面は実に頼りない。
砲塔の換装後は砲塔前面120mm、HP750と大きく改善されるが、車体は変化しない為、車体を撃たれる状況が厳しいのは同じである。
武装は、IV号戦車に近いラインナップに8.8cm KwK36 L/56が加わっている。
Tier相応の火力を持つ装備は限られている上にどの砲も性能のどこかに偏りがあり、優れた機動性でそれをカバーしなければならない。
上位砲塔の旋回速度の低さと仰俯角の狭さも相変わらずなので機動戦を仕掛ける場合には注意したい。
以上の様に、優秀な機動性と紙の様な防御、それなりの火力を持つ事から、III号A型に特性が似ている。
他の車両以上に地形を意識し、車体を隠せる場所へ機動性を活かして位置取りしていく事が大切になってくる。
史実
(ティーガーIに至るまでにヘンシェル社が開発した試作車両)
1937年、4号戦車の後継となる突破用の30t級重戦車の開発が軍よりヘンシェル社、ダイムラーベンツ社、MAN社に指示された。これを受けてヘンシェル社ではDW1、その改良型であるDW2の開発を進めていたが、1941年3月、DW2をベースとした試作車としてVK3001(H)が完成した。
VK3001(H)は前面・後面50mm、側面30mmの装甲を持ち、全体的に4号戦車の拡大改良版であったが、サスペンションにはトーションバーが採用され、小径の転輪が挟み込み式に配置されて、エンジンは300馬力のMaybach HL 116であった。この挟み込み式の転輪配置は後のティーガーIやパンターを含む多くのドイツ戦車で採用されるが、接地圧をより均等にできる一方で、転輪の整備・交換には手間がかかった。
武装はクルップ社製の砲塔に7.5cm KwK37 L/24または10.5cm KwK42 L/28を搭載する予定だった。
VK3001(H)はより大型のVK3601(H)の開発が決定されたため41年5月には開発中止が決定されたが、最終的に試作車数両と10個程度の砲塔が完成した。これらのうち7.5cm KwK37 L/24を搭載した砲塔は沿岸陣地の砲塔陣地に流用され、車体のうち2両は改造されて12.8cm PaK40 L/61を搭載する自走砲となった。
参考資料
『ジャーマン・タンクス』ピーター・チェンバレン著 大日本絵画
『アハトゥンク・パンツァー第6集 ティーガー戦車編』尾藤満著 大日本絵画
加筆・整理お願いします
コメント
- かっこいいいいいいいーーーーー -- 2012-09-30 (日) 22:56:16
- Research cost of the tank VK 3002 (DB) changed from 25000 to 45000 なぜ放置されていたのか -- 2012-10-04 (木) 21:00:50
- 砲塔換装前に10.5cm積むとリロードが10秒くらいかかって乙ってしまうぞ -- 2012-10-13 (土) 16:30:00
- L70に換装したら化けるねこの戦車 -- 2012-11-05 (月) 03:00:43
- この子にはどうの砲乗せるといいだろう -- 2012-11-05 (月) 18:10:03
- 8.8cmL/56か7.5cmL/70がいいと思う。 -- 2012-11-05 (月) 18:22:32
- ty=) -- 2012-11-05 (月) 18:28:44
- ゲルリッヒ乗っけて、視界ぎりぎりの距離を敵の側面を撃てるように走り回って、終盤は突っ込んで戦うと貫通気にならないよ。それだけの足持ってるし。 -- 2012-11-07 (水) 18:39:49
- ゲルリッヒってどれ? -- 2012-11-07 (水) 19:00:22
- 3601Hと間違えたのでは。 -- 2012-11-07 (水) 19:12:05
- この子は折角足回りが良いのだから、8.8L56を搭載したいね。7.5L70でもいいけど、横とれる足回りがあるから8.8の方をお勧めしたい。 -- 2012-11-07 (水) 19:22:09
- 8.8cmL/56か7.5cmL/70がいいと思う。 -- 2012-11-05 (月) 18:22:32
- こいつの拡張を 換気 ラマー グローサー 蟹眼鏡 の3/4で迷っているんですが どれがいいでしょうか? -- 2012-11-11 (日) 23:46:41
- 多分蟹メガネは必要ないぞ -- 2012-11-13 (火) 08:31:54
- カニ眼鏡がプレイスタイル次第では使えなくはないと思うが、普通はいらないね。個人的にはグローサーのほうがいらないかな -- 2012-11-13 (火) 11:49:02
- カニ眼鏡重視しない人多いんだな。視界は武器だよ -- 2012-11-13 (火) 12:28:09
- このタイプで視界上げるなら普通は皮膜じゃないの? -- 2012-11-13 (火) 12:41:46
- 視界は武器 は確かなんだが、紙装甲のこいつで足を止めることが良い事だとは思えないんだよなあ。Tier6MTの中じゃ一番隠蔽良いみたいだから相性はいいんだろうけど足止めなくてOKな光学機器に目が行っちゃう。 -- 2012-11-13 (火) 12:43:21
- なるほど 自分は基本アンブッシュ、T7以上がいるときは発砲は控えるプレイなんですが 被膜のほうがいいのでしょうか とりあえずラマー 換気 をつけてとりあえずは眼鏡 あとで被膜に換装しようかと思います ありがとうございました -- 2012-11-13 (火) 13:25:36
- 特段視界がいいわけじゃないし機動がいいから偵察なら皮膜付けて走り回る方がいいかもね。足があるからすきを見てHTに脇から攻めるようとする時に皮膜は便利だし -- 2012-11-13 (火) 23:48:39
- 多分蟹メガネは必要ないぞ -- 2012-11-13 (火) 08:31:54
- この子は、機動力で接近戦と狙撃どちらの方が良いんだろ?機動力で接近戦なら、10.5cmのHEAT弾を買い占めようと思うんだが・・・微妙かな -- 2012-11-26 (月) 18:57:48
- 機動戦で敵側面を取れる位置を取って8.8を使うのがいいと思う。8.8だったら狙撃も接近時のダメージも両方期待できるしね。 -- 2012-11-26 (月) 19:29:11
- なるほど。確かに、10.5cmだと精度の粗さと照準絞る時間の関係で、活躍の場が限られますもんね・・・ありがとうございます。 -- 木主 2012-11-26 (月) 19:34:21
- 機動戦で敵側面を取れる位置を取って8.8を使うのがいいと思う。8.8だったら狙撃も接近時のダメージも両方期待できるしね。 -- 2012-11-26 (月) 19:29:11
- 追加グローサーを積むと速度は上がるが加速が落ちるって話を聞いたんですけど本当なんでしょうか?実際に使った人の意見が聞きたいです。 -- 2012-12-10 (月) 15:52:52
- そりゃアレは重量1tあるからね。付けていない時より若干加速が落ちるよ。 -- 2012-12-10 (月) 18:46:12
- では加速は落ちるが傾斜やコーナリングでの減速を防ぐことが出来るパーツだという認識でいいんですよね?パーツの説明を見ててっきり加速も上がるものだと思っていました。 -- 2012-12-10 (月) 19:05:23
- グリップ力が上がるから理論上加速は上がるはず。ただ重すぎて加速が鈍くなるってだけ。 -- 2012-12-16 (日) 13:24:23
- 別人ですけど体感できるくらい変わりますか? -- 2012-12-16 (日) 13:48:57
- グローサーは軟弱地での機動性低下を抑えるパーツだと思った方がいい -- 2012-12-16 (日) 15:23:56
- 意外と重要性は高くないパーツなんだね。敏捷性重視の人は積まない方がいいのかも。 -- 2012-12-17 (月) 18:54:20
- そりゃアレは重量1tあるからね。付けていない時より若干加速が落ちるよ。 -- 2012-12-10 (月) 18:46:12
- 8.8cm砲の弾速が遅いのが地味な欠点。偏差撃ちをするには慣れが必要。 -- 2012-12-16 (日) 13:21:44
- 追加グローサー有りと無しで乗り比べてみたけどやはり瞬発力やコーナリング性能は明らかにグローサー無しの方が高い。理論上の性能はどうかわからないけどグローサーを積むと動きがもっさりしてしまうし、より実戦的な機動力を求めるなら無くてもいいパーツだと思う。 -- 2012-12-18 (火) 20:13:45