Tier 8 中国 中戦車 59‐Patton
Type 59の車体にM48 Pattonの砲塔を取り付けた、奇抜な構造の車両。
車体に対して大柄な砲塔は、各戦車長に様々な印象を与える。
もちろん、砲塔上の副砲塔は弱点になっている。
2018年6月20日までガチャコンテナ形式で販売された。
恐るべきハイブリッド戦車 59-Patton
I have a pen, I have an apple… 新しい中国プレミアム車輌 59-Patton は、Type 59 と M48 Patton の性能を兼ね備えています。この個性的な戦車の詳細をお教えしましょう!この戦車は、ソ連や中国車輌の車体とアメリカ車輌の砲塔を兼ね備えています。この想定外の組み合わせにより、興味深い戦車が生まれました。59 Patton は、エキゾチックな外観だけでなく、素晴らしい車輌性能も有しています!この戦車の車体およびサスペンション部分は、Type 59 と同一です。100 mm の傾斜装甲、低い車高、そして良好な運動性は健在です。M48 Patton 由来の砲塔は、装甲が薄く車長キューポラが付いた旧バージョンのものです。しかし、この欠点を完全に補ってくれるのが、優れた安定性と素晴らしい仰俯角を備えた、射撃速度の速い主砲です。中国の高 Tier 車輌の中で仰俯角が大きな強みとなるのは、10 度の俯角を有する 59-Patton のみです。
アメリカ製の主砲から発射される AP 弾の平均装甲貫通力は 180 mm です。貫通力 268 mm の HEAT 弾は、大半の敵を容易に貫通できるでしょう。ご存知のように、与ダメージが大きいほどクレジット獲得量も増加し、プレミアム車輌では更にボーナスも加わります。59-Patton でそれを改めてご確認ください!
直近90日の平均勝率:51.27%(2023年8月30日現在、ver10.1.5)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。
まだ豚飯、ハルダウン、マップ、味方や敵の構成、などの把握ができていない方はそもそもTier8車両(戦場)はオススメしない。自分も勝てずにイライラする上に、味方にも迷惑をかけてしまう。まずは低Tierで腕を磨き、基本的なプレイができるようになってから高Tier車両に乗れば、より楽しい戦車ライフがあなたを待っているだろう。
基本性能(v5.7.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高速度 前進/後退 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (ゴールド) |
59-Patton | VIII | 中国 | 中戦車 | 1400 | 100/80/50 | 50/20 | 36.26 | 12,500 |
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実用出力重量比(hp/t) | 14.34 |
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武装
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
VIII | 90 mm Gun M41 | 9.23 | AP HEAT HE | 180 268 45 | 225 190 270 | 2077 1754 2492 | 0.34 | 2.1 | 54 | 255 3600 9 255 | 1,075 | +17° -10° |
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砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
VIII | 59-Patton | 178/76/50 | 40 | 250 | 8,500 |
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射界 | 全周 |
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エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
VIII | NORINCO 12150L | 520 | 12 | 750 |
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履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
VIII | 59-Patton | 39.00 | 52 | 7,700 |
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乗員
- Commander
- Driver
- Gunner
- Loader
関連車両
解説
概要
ver4.10.0で追加されたTier8の中国課金中戦車。
Type 59の車体にM48 Pattonの砲塔を搭載した……とされる計画案(詳細は歴史背景を参照)である。
装甲
M48 Pattonの旧砲塔を使っている為、堅牢な砲塔を有するType 59やT-34-3と比べるとキューポラや防盾脇、ターレットリングなど弱点箇所が増えている。
総合的な防御力は見劣りしているが、それでも同格中戦車程度であれば十分に通用する防御力を持つ。
- 砲塔
M48 Pattonの砲塔を流用しており、正面は全体的に250mm程度の装甲が確保されており中々強固。砲塔はお椀状になっており、外縁部に行くほど傾斜がキツく弾を弾きやすくなっている。
俯角もアメリカ戦車の砲塔らしく10度取れ、基本的にはハルダウンで被弾面積を減らして戦う戦法を得意とする。
防盾も最低で250mmの装甲が保証され強固であるが、防盾脇の傾斜が若干緩くこの辺りはペネ約240mm程度から貫通してしまうので気を付けること。
砲塔には巨大な機銃塔が鎮座しており(元車両の方は撤去済み)、以前はこの部分の装甲は76mmとかなり薄く、ハルダウンをしても15榴が貫通する不安が付きまとっていた。
・・・がバフによって機銃塔の装甲が177mmに強化され、現在は格下や貫通の低い同格の通常弾程度までなら弾く程度の装甲が確保されている。
しかし、当然のことながら課金弾を使用されると貫通されてしまうので、ハルダウン中も前後運動を欠かさず行い安定感を高めよう。幸い主砲の拡散は低いため砲塔をフリフリしていても射撃に与える影響は小さい。砲塔側面は約80mm、背面は約60mmと中華戦車の様に硬くなく、砲塔の大きさも相まって高貫通榴弾には難なく抜かれるので位置取りには気をつけよう。
- 車体
正面上部は100mmの60度傾斜で190~200mm程度、格下軽・中戦車相手の通常弾は安定して弾ける。もちろん課金弾や同格以上の砲には容易に撃ち抜かれるので注意。
下部も57度の傾斜が掛かって実質180mm程度とかなり硬く、他の戦車のように車体下部は弱点ではない。
側面は80mmと軽・中戦車に豚飯するには十分な数値であるものの、精度の良い戦車には大型砲塔の搭載によって飛び出したターレットリング部を撃ち抜かれる可能性もあるので過信は出来ない。
背面は50mm程度、15榴はおろか122mm砲の榴弾も貫通するので注意。
主砲
- 90 mm Gun M41
M48 Pattonの史実砲。
90mm砲であるので、単発火力は225と同郷のType 59やT-34-2に劣っているものの、発射速度が早くDPMが高め。
貫通力は通常弾が180mmとやや低く、手越などの格上中戦車等には弱点を狙撃しない限り貫通を狙いづらい。
一方で課金弾のHEATは、貫通力が268mmとかなり高く重装甲車両にも余裕を持って対抗が可能。砲弾調整をすれば貫通力は295mmまで伸びるため、格上重戦車相手にも貫通力不足に陥る事はまずないだろう。DPMを伸ばすメリットと貫通を伸ばすメリットどちらもかなり大きいので、拡張の選択は自分のプレイスタイルと相談して決めよう。
また課金弾はHEATであるにも関わらず弾速が1143m/sと通常弾のAPよりも弾速が速い。空間装甲に弱いという弱点こそあるものの、HEAT弾は距離による貫通力の減衰が起こらないので遠距離の戦車にも安定して貫通を狙うことができる。
照準速度は口径を鑑みれば平均的だが、精度はこちらも同格3位と優秀なのに加えアメリカ砲らしく拡散も低く抑えられており、弱点狙撃や履帯切りなど正確な射撃をすることが可能である。
俯角も10°取れるため中国戦車らしくない射撃自由度を誇り、硬めの砲塔と合わせてハルダウンが有効である。
機動力
出力重量比はT-34-3やType 59と比べて劣っており、加速は中戦車にしてはかなり鈍め。
さらに、巨大なM48の砲塔を積んだためか、同じ車体・同じエンジンのType 59から最高速度が6km/h落とされて最高速度は50km/hとなっている。
その代わりに旋回能力が54.24度/秒(舗装地)と非常に高く、加速こそ鈍いもののスピードに乗ればかなりヌルヌルと動き回ることが可能。
後退速度は20kmとかなり早く素早い後退やハルダウン時の細かな動きに役立つだろう。
総論
中国戦車としては癖が少なくバランスの良さを活かした立ち回りができる熟練者向けの課金戦車である。
ちなみにPattonの名がついてはいるものの、Pattonシリーズにはカウントされないため、撃破しても「パットンの谷」の勲章は貰えないので注意。
特徴
長所
- 発射速度に優れDPMの高い主砲
- 高い課金弾貫通力
- 固めの砲塔
- 俯角が10度取れ、中華戦車なのに地形対応力が非常に高い
- 旋回能力が非常に高く、咄嗟の移動がしやすい
- 後退速度が20km/hと速め
- 良好なクレジット収支
短所
- 巨大な弱点の機銃塔部
- 鈍い加速力
- 弱点の多い装甲配置
- かなり悪化した隠蔽率
歴史背景
1960 年以降、中国政府は新型戦車の開発を開始しました。その開発過程においては、それまでに生産されていた 59式戦車 (Type 59) 戦車を活用した各種の技術試験車輌が製造され、その中の 1 両には、アメリカの M48A3パットン戦車の砲塔、主砲、火器管制装置が搭載されていました。
…と解説はされているが、1960年当時は冷戦真っ只中であり、中ソ関係悪化という情勢変化に伴い提案があったことしか確認されていない。
あくまで提案レベルであり、技術的交流の実態については秘密主義体制の中国兵器産業の都合上不明である。
更にターレットリングの直径が合わない(砲塔と車体が繋げられない)という物理的な問題があり、仮に実現したとしてもこの戦車が作られるかは疑問が残る
資料提示は中国企業「Kongzhong」によるとされているが、信憑性が低く調査不可能な資料に基づく車輌であり、詳細な史実的背景は計画案の存在も含めて不明である。
ファンの間ではWOT捏造オリジナル戦車の筆頭として真っ先に名前が挙がる程コアな人気を得ている。
ちなみにユーゴスラビアではT-55の車体にM18ヘルキャットの砲塔を搭載した車両があり、実戦も経験している。
そちらはM18のリング径が1750mm、T-55が1800mmであることによって成し得たものであるが、尚の事M48の砲塔は2160mmなので不可能である。
せめて朝鮮戦争から流れたM26~47を流用、という設定であれば…
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ツリー化、枝化とは?
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