T-127

Last-modified: 2024-02-26 (月) 11:13:29

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Tier 3 ソビエト連邦 軽戦車(課金戦車)

公式紹介ページ

スペック

HP395
車体装甲厚(mm)40/30/30
最高速度(km/h)38
重量/最大積載量(t)12.6/14.0
最大出力重量比20
本体価格(ゴールド)850

パッケージ

T-127
(850G)

詳細

パッケージ名エンジン武装履帯砲塔
出力弾種貫通力ダメージ総弾数弾代発射速度
照準時間
精度
旋回速度砲塔装甲旋回速度視認範囲HP通信範囲
T-127D-74445 mm 20KLT-127T-12739571-TK-3
250AP
APCR
HE
51
84
23
47
47
62
10414
2G
14
26.25
2.06
0.43
3440/30/3046320300

解説

  • 概要
    Tier3ソ連プレミアム軽戦車
    マッチング優遇があり、Tier4までとしか当たらない。
    プレミアム車輌なのでクレ収入は多いが、このTierでは資金稼ぎに向いているとは言えない。
     
  • 火力
    • 45 mm 20KL
      APは貫通力、ダメージ共に残念な性能で格上相手には完全に非力。
      MatildaAMX 40は側面すら貫通できず、Luchsなどは天敵に近い。
      APCRの貫通力は84mmで、Tier4戦車の大半には十分な効果が望める。
      幸い、クレジットボーナスによりAPCR数発で赤字になる事はないので、必ず積んでおこう。
      ただし格上の戦車に対してはこちらの装甲は役に立たないので、課金弾を乱発するより味方に任せた方がいい事も多い。
      基本に忠実に、射線を意識した連携で対処しよう。
       
  • 装甲
    • 車体
      前面は40mmとTier3にしては厚く傾斜もあるので、貫通60mm以下には多少強引な攻め方ができるのが最大の特徴。
      正面の傾斜は一律40mmではなく、ハッチ部分や下部は30mmとやや薄めだがそれでも傾斜装甲の恩恵で貫通45mm程度は防げる。
      20度程の昼飯を行えば同格以下のLT・MTにはかなりしぶとく耐え、DPMの良い砲でごりごり削れる。
    • 砲塔
      防盾は20mmで、開口部が狭く裏にほぼ隙間無く砲塔装甲があるため、砲塔40mmと合わせ実質60mmとかなり堅い。
      ただし、同格のLT・MTでもイギリス戦車やT-46T-70や、Chi-Haといった高貫通砲を持つ相手には装甲が通用しない。
      Pz.ICにも課金弾を使われれば手痛い反撃を貰う事になる。
      またTDは当然貫通してくるので例え同格の1対1でも装甲頼みの突撃は相手を選んで行おう。
       
  • 機動性
    やや悪い、とはいえ加速力はそれなりにあり、最低限の速度は出るため速度の上限と旋回性能の低さを意識して身の丈に合った運用をすれば十分な戦果が上げられるだろう。
     
  • 視界・無線
    視界は320mとあまり良くはないが、決して偵察できない値ではない。
    隠蔽率は優秀な部類なので、迷彩ネットを利用した置き偵の適性は良好だ。
    足回りの悪さから走り偵察は論外だが、出る時はきちんと出て偵察する事も必要だ。
    弱点として、無線の範囲が非常に狭い点が挙げられる。
    離れた箇所の戦況が把握できないため、気付いたら圧倒的優勢or戦線崩壊なんて事も多いが、これは予測でカバーするものとして諦めるしかない。
     
  • 総論
    装甲に比重が置かれ、どちらかといえばMTに近い運用が求められるLTである。
    マッチングによっては盾や偵察の役割もこなす事ができ、攻撃に転じる時はやや低めの精度をカバーする為に近距離でガンガン押して行くとよいだろう。

史実

T-127(T-126SP)試作軽戦車は、A-20と並行開発が進められていましたが、BT快速戦車よりのA-20とは対極のT-26の直系として代替になるように開発されました。
トーションバーサスペンションや、A-20でも取り入れていた傾斜装甲を採用していましたが、装甲厚は45mmと速度を求めない分、厚くされていました。
主砲は45mm戦車砲と7.62mmDT機銃を搭載していました。
試作車は1939年に完成しオブイェークト125とされました、1940年まで試験が行われたものの、重量の増加に対してエンジン出力の強化が不十分であり、機動性は満足のいくものにならなかったため、結局は採用されませんでした。
そのため、本車をベースとしてエンジン強化を含む改良を施した、T-50軽戦車が開発されました。
現在は、ロシア郊外のクビンカ戦車博物館に保存されています。

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