Tier 4 ソビエト連邦 軽戦車
スペック
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 旋回速度 | 視認範囲 | |||||
初期状態 | V-2 | 37 mm ZiS-19 | A-20 mod. 1938 | A-20 mod. 1938 | 450 | 9R | |
480 | 45 | 25/25/25 | 325 | ||||
27.46 | 45 | 340 | |||||
37 mm Automatic SH-37開発時 | V-2-34 | 37 mm Automatic SH-37 | A-20 mod. 1941 | A-20 mod. 1938 | 450 | 12LL | |
500 | 45 | 37/37/25 | 615 | ||||
28.56 | 50 | 370 | |||||
45 mm VT-42開発時 | V-2-34 | 45 mm VT-42 | A-20 mod. 1941 | SP-3 | 480 | 12LL | |
500 | 46 | 37/37/25 | 615 | ||||
28.21 | 50 | 370 | |||||
76 mm L-11開発時 | V-2-34 | 76 mm L-11 | A-20 mod. 1941 | SP-3 | 480 | 12LL | |
500 | 46 | 37/37/25 | 615 | ||||
27.67 | 50 | 370 |
主砲性能 | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 [装填時間:単] [装填時間:倉] | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
37 mm ZiS-19 | AP APCR HE | 35 2G 10 | 58 92 19 | 40 40 50 | 30.00 | 1,200 | 1.90 | 0.37 | 150 | +25 -7 | |
37 mm Automatic SH-37 | AP APCR HE | 35 2G 10 | 46 62 19 | 40 40 50 | 59.02 単[0.30] 倉[4.6] | 2,361 | 2.30 | 0.45 | 140 [6×23.3] | +27 -7 | |
45 mm VT-42 | AP APCR HE | 35 3G 19 | 75 110 23 | 55 55 65 | 27.91 | 1,535 | 1.90 | 0.37 | 77 | +25 -7 | |
76 mm L-11 | AP HEAT HE | 56 7G 56 | 68 75 38 | 110 110 156 | 10 | 1,100 | 2.70 | 0.46 | 50 | +25 -7 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概要
Tier4ソ連軽戦車。 - 火力
武装はBT-7のものが流用可能だが、実質的には新たに追加された76mm L-11か45mm VT-42が必須。
以前の初期砲だった45mm 20Kは削除されて、37 mm ZiS-19が新たに初期砲となった。- 37 mm ZiS-19
前身で頼りになった37mm砲。
Tier5を相手取るにはさすがに力不足。
金弾で弱点を狙えば貫通を狙えるものの、精度は良くないため遠距離から狙撃というのも難しい。
とはいえ、次の砲もそこまで頼りになるものではないので長く付き合うことになるだろう。
フリー経験値に余裕があれば、一気に45mm砲まで開発するのも良いだろう。 - 37mm automatic SH-37
3発x2と連射可能。
リロード時間が4秒と短い上、全弾貫通で240ダメージと時間火力が高い反面、このTier帯では完全に貫通力不足で基本的に格下戦車専用と思った方がよい。
必然的に機動力を生かした裏取りと接近戦が多くなるので立ち回りが難しく、よほど慣れたプレイヤーでもない限りお勧めは出来ない。
課金弾を前提に運用する場合、1セット10G=4000Crと財布への負担は大きいものの同格相手には十分な貫通を得られる。 - 45mm VT-42
別ルートのTier3軽戦車T-46の砲で、BTルートでは本車から搭載可能になる。
このクラスの砲では貫通力・照準時間・装填時間・精度のいずれもトップクラスの優秀さで、NDKに有効な他、ちょっとした遠距離支援も可能で痒い所に手が届き、APCRの性能と価格のバランスも良好と、総合性能は高い。
難点は単発火力の低さ。平凡なDPMにより真っ向からの殴り合いには弱い点に注意。 - 76mm L-11
精度・収束こそ劣るが、口径の大きさから威力が45mm砲の倍の110あり、AP弾貫通も68mmと同格相手であれば中々の数値。HEも威力が高めで、装甲の薄い相手にはもちろん、格上戦車でも履帯にダメージを与える目的で使用するのもよい。
問題は発射速度の遅さで、DPMがたった1,100しかない。これは同じ砲であるはずの格下軽戦車のT-46やBT-7 artilleryのものに劣る値である。
HEATも貫徹力は僅か75mmと論外で、打撃力は全く期待できない。
一撃離脱戦法に特化した武装と言えるが、運用には慣れが必要である。
- 37 mm ZiS-19
- 装甲
BT-7から申し訳程度に増強されただけであり、このTier帯では紙装甲どころかもはや無いに等しいレベル。
全面的に強く傾斜しているものの実装甲厚が薄く実質30mm程度しかない為、Pz.I Cの機関砲にすら意味を成さない。
この薄い装甲は小口径の榴弾さえ脅威となっており、格下相手でも殴り合いは極力避けたい所だ。 - 機動性
軽装甲と引き換えに、機動力はTier4戦車としてはトップクラスの性能を持つ。
孤立した敵を囲んだり、側背面からちょっかいを仕掛けて注意を向かせたりといった支援はお手の物。敵の戦線に穴があれば十字砲火も容易く、裏取りやNDK、ヒット&アウェイを常に選択肢に入れておこう。
同武装の車両の中では最も機敏であり、この足回りがこの戦車の評価の鍵を握っていると言っても過言ではない。 - 偵察性能
視界は370m*1とソ連LTとしては優れたものを持っているため、同格軽戦車T-50、T-80とは違い、偵察は十分に行える。
置き偵察も可能だが、少々不安な隠蔽率と車体がやや大きい事に注意。被発見を前提にした行動や、距離を問われないポイントの偵察、状況次第では強行索敵も選択肢に入れておこう。 - 総論
大雑把に言えば装甲で劣るかわりに優れた足と視界を持ち味としているが、やや大柄な車体と紙装甲という難点を抱える本車は一般的に運用が難しく、無闇な特攻や撃ち合いではまともに戦果を出す事は困難である。
実際、機動力に優れるとはいえそれ以外は特に目立たない性能の本車は、大抵の戦場で虫を払うようにあっさり撃破されている場面をよく目にする事だろう。
従って、本車に求められる戦い方は一にも二にも機動力を用いた支援となる。
機動力を活用できれば強襲支援や撃ち合いに差し込める武装の相性は良好で、敵との距離調整や要所を押さえた堅実な偵察行動、敵の隙を突いた自走砲の襲撃、主力対面の敵の側背強襲、果ては敵戦力の釘付けや釣り出す囮役まで幅広く運用していきたい。
本車を乗り越えれば、次はいよいよT-34である。
史実
A-20はソ連の試作戦車です。 BT快速戦車の後継として、A-32と共にトライアルにかけられました。
BT-20の別称を持つA-20はBT戦車の系列の通り8x6の装輪・装軌併用式で、舗装路では時速85km/hでの走行が可能でした。 エンジンには、V-2ディーゼルV12気筒エンジンを採用して、車体に装甲厚16~25mmの全方向傾斜装甲を先駆けて採用していました。
主砲は45mmM1934砲を搭載していました。
1939年クビンカの試験場で性能試験を受けたA-20は、主砲威力が小さいことと、装輪併用にメリットが見いだせなかったことに加えて、重装甲でもA-20と同等の機動性が出せるA-32に負けて採用されませんでした。後にT-32としてA-32が採用されますが、すぐにT-34に交替されることになりました。
コメント
- こいつクソ弱い。走り回るだけで自分の力では何もできない。 -- 2020-04-23 (木) 00:27:18
- 辛い。T-34開発しようとしても軽戦車から開発だから余計辛い。 -- 2021-10-01 (金) 17:21:38