Tier 5 アメリカ 重戦車
スペック
HP | 745 |
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車体装甲厚(mm) | 95/52/46 |
最高速度(km/h) | 35 |
重量/最大積載量(t) | 57.4/57.88 |
本体価格(シルバー) | 435,000 |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 弾代 | 総弾数 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
初期状態 | Wright G200 M795C9GC1 | 3-inch Gun M7 | HVSS T31 | T1D5 | 745 | 395 | |||||||
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700 | AP APCR HE | 110 157 38 | 110 110 175 | 75 | 56 7G 56 | 13.95 2.29 0.46 | 20 | 102/83/83 | 31 | 320 | |||
76 mm Gun M1A1開発時 | Wright G200 M781C9GC1 | 76 mm Gun M1A1 | HVSS T35 | T1D6 | 820 | 480 | |||||||
960 | AP APCR HE | 128 177 38 | 115 115 185 | 75 | 96 7G 68 | 16.67 2.29 0.43 | 25 | 102/83/83 | 30 | 330 |
解説
- 概要
Tier5アメリカ重戦車。
アメリカツリー最初の重戦車。 - 武装
- 3-inch Gun M7
アップデートにより76 mm Gun M7 L/50から改名となった。
AP弾の貫通力が微妙だが金弾の貫通力に優れており、Tier5の初期砲としては悪くない性能。
Tier6までなら金弾で対抗できるが、流石にTier7HT相手は分が悪い。
弱点を狙えるような精度もなく、厳しい戦いを強いられるだろう。 - 76mm Gun M1A1
M4 Shermanと同じ高DPM砲。
M10 Wolverineの準同型砲のように発射速度が若干向上しているものの、照準精度や照準時間はそのまま、Tier5HTとしては貫通力が少々心許ない。
とはいっても、同格MTの砲では通常弾・金弾共に貫通力に優れた重戦車との中間的な砲なので、悲観するほど非力ではない。通常弾で抜ける相手か否か、躊躇わず金弾を使うか、あるいは機動力を活かして側背面を突けるか、素早く判断できるようにしよう。 - 37 mm Gun M5
主砲脇についている副砲。アップデートにより追加された。
M2の初期砲であり、性能に期待してはいけない。
AP貫通力48mm、金弾貫通力70mmは貧弱としか言いようがなく、金弾を使って同格軽・中戦車の正面を抜けるかどうかというレベル。
榴弾貫通力も19mmしかなく、履帯の厚さは大抵20mmなので貫通できず履帯切りにも使いにくいというおまけつき。
格下への追撃か主砲装填中の牽制ぐらいに使うのが関の山だろう。
- 3-inch Gun M7
- 防御面
車体側背面装甲が致命的に薄いが、正面はそれなりに頑丈であり、砲塔もプレミアム以外の同格ではKV-1に次ぐ正面装甲を持つ。
砲塔正面の半円筒形の部位はTier5重戦車の中でもExcelsior・KV-1に次ぐ102mm。カタログ値の時点で標準的な同格中戦車のAP弾貫通力に匹敵する部分が広範囲を占める前記の2両には流石に見劣りするが、それでも貫通力の振れ方や距離・角度次第で十分に防御力を発揮してくれる。
前面の他部位や側背面も80mmを超えており、垂直に撃たれないよう気をつければ有効な防御力を発揮する。
車体正面もTier5重戦車の中ではそれなりに厚く、傾斜を含めば多くの部分で100mm以上に相当するが、車体上部はやや角度が緩く、さらに薄いハッチなどが配置された中央部が正面の弱点になっている。
車体側背面は履帯の上に露出した車体が50mmにも満たないうえに広く、遭遇率の高い105mm砲の榴弾にたびたび貫通される弱点となっている。
比較的隠しやすい偏りかたをした装甲配分のため、地形を覚えたり敵味方の残骸を利用して車体全体もしくは車体側面を隠すことを心がけよう。 - 機動力
重戦車としては非常に良好。最終パッケージに到達すればM4 Shermanにも勝る出力重量比でなかなかの瞬発力や登坂能力を発揮する。旋回速度は流石に中戦車ほどではないが、重戦車としてはやや高い。
また、同格最大の重量と十分な出力から障害物破壊時の減速が小さいほか、比較的近い距離からの体当たりでも痛打を与え得る。車体を晒して止まってしまうと的になるので乱用は出来ないが、非常手段として覚えておこう。 - 索敵能力
重戦車としては標準的。視界330mは同格の中戦車より少し低い程度の値なので、レンズ皮膜や双眼鏡で強化して運用の柔軟性を高めるのも良いだろう。通信距離もやや短いが、苦労するほどではない。 - 結論
頑丈な重戦車に憧れて本車に到達した時、あまりにも脆弱な車体側背面から容易に撃破されて紙装甲戦車という印象を受け、前に出ることを尻込みしてしまうかもしれないが、中戦車に毛が生えた程度の攻撃能力しか持たず大柄で目立つ本車では、紙装甲TDの真似事をしても劣化版にしかならない。
この戦車は重戦車に相応しい頑丈な砲塔を持ち、弱点を隠して砲塔装甲を活かす位置取りに十分以上の機動力を備えている。マップの理解を深め、孤立せずに起伏や遮蔽物で車体を隠しながら戦うことで、重戦車として車種相応の働きができるはずだ。
史実
アメリカ陸軍が第2次大戦参戦前に計画した重戦車で、1940年から開発を開始し、当初は世界中で研究開発された多砲塔戦車として企画されました。
しかし、多砲塔戦車は現実的とは言いがたく、流石にモックアップの段階で廃案となり、通常の戦車型としてT1重戦車のプロトタイプの開発に着手しました。
T1は5タイプが、エンジンとトランスミッション、車体によって分けられ以下のとおりになりました。
T1はライトG-200エンジンを搭載し油圧作動トランスミッションを持つタイプで、T1E2とE3はトランスミッションをオートマチックトランスミッションのツインディスク・トルクコンバーターとし、鋳造車体のE1/E2と延圧鋼板溶接車体のE3/E4に分けられ、T1E4はT1のエンジンをGM6-71ディーゼルエンジンに置き換えたものになりました。
T1E1はエンジンはライトG-300ですが、ジェネラルエレクトリック(GE)製電気変速駆動方式を搭載していました。
E4は、ディーゼルエンジン開発の遅延から、制作を中止となり、E1とE2/E3はそのままM6重戦車として正式化される事になりました。
T1E1の内の1両は、火力強化の為試験的に90mmT7砲に換装してテストされました。
結果は良好でしたが、M4中戦車の大量配備で賄えるとして、1944年3月に計画は中止されました。
またその他にもT1E1に105mm高初速砲を積む為に砲塔を新設計のものにし、M6A2E1として制式化された車両もいます。
後にT29重戦車用の105mm砲のテストベッドとして利用されました。
最終的に、メリーランド州アバディーンに所在するアメリカ陸軍兵器博物館にて展示される1輌のT1E1を除き、全車が廃棄処分とされました。
コメント
- E5まで育てたが ボトムだとどうにもならん! -- 2018-02-25 (日) 14:48:49
- ボトムHTは悲しみを背負うものやで。それはTier8でも同じ。 -- 2018-02-25 (日) 19:47:45
- oho対E4… -- 2018-02-25 (日) 20:51:06
- Tier10祭り終わった途端に 8急増したもんね -- 2018-02-25 (日) 21:27:21
- こいつ弱すぎないか…? -- 2021-06-21 (月) 21:23:55
- 車体角度が悪いのか 正面からでも スポスポ MT乗ってるみたい -- 2021-09-23 (木) 07:53:11
- 車体上側ほぼ垂直、春運用が必須 -- 2021-09-23 (木) 08:06:05
- 初心者の時は弱過ぎイ!って思ったけど今使うと中々使いやすい。機動力がだいぶ快適で柔軟な動きができる。ただ後退速度が結構辛いね -- 2023-07-04 (火) 14:16:36
- 上手く成ったからこその感想やね戦友! -- 2023-07-04 (火) 18:12:01