KV-5

Last-modified: 2024-03-08 (金) 20:02:43

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Tier 8 ソビエト連邦 重戦車 (課金戦車)

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)180/150/140本体価格(ゴールド)7,500
最高速度(km/h)前進40マッチング範囲(戦闘Tier)8~9
後退11シルバーボーナス(%)50
隠蔽率静止時0.05経験値ボーナス(%)15
移動時0.03搭乗員経験値ボーナス(%)無し

パッケージ

KV-5
7,500G

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
KV-5M500107 mm ZiS-6MKV-5KV-51,78010RKM
1,20018 / [14.18]180/180/180730
11.981.26/1.60/2.8621350

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。

 

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
107 mm ZiS-6MAP
APCR
HE
270
11G
280
167
219
54
300
300
360
7.322,1962.300.40
3.13
1.01
60+22
-7

解説

  • 概要
    Tier8ソ連プレミアム重戦車
    戦間期にソビエト連邦で計画された超重戦車の一つ、開発時のコードはオブイェークト225。
    当時の設計者達は『重戦車に副砲塔は要らない』という結論には達していたが、常軌を逸した超重戦車に対しては未だ必要であると考えていたようだ。
    その結果がこのKV-5である。
    マッチング優遇を持ち、Tier10とはマッチングしない。
     
  • 火力
    • 107 mm ZiS-6M
      KV-4の最終砲…ではなくT-150の最終砲と同じものである。
      Tier6の最終砲をTier8たる本車が扱うことの意味を理解出来ない同志諸君ではないだろう。
      APの貫通力は167mmで当然同格最下位、課金弾のAPCRでやっと219mmと同格の標準的な通常弾と同等になる。
      そのため運用の際はAPCRを最低20発は持って行こう。
      ダメージは300とやや低いが、発射速度が高いためDPMに優れる。
      IS-3などとは違い、装填中の隙を突かれにくいのが救い。
      しかし、前線での疑似ターン制の撃ち合いではDPMよりも単発火力がものを言うので、不利に感じられることもあるだろう。
      重装甲の車輌に弱点を隠されると、こちらの攻撃はほとんど通らないことも多い。
       
  • 装甲
    HD化されてはいるものの、PC版とは違い車体後面の弱点は据え置きである。
    • 車体
      前面は上部下部共に180mm、中部が205mmとかなりの重装甲。
      ただし弱点が存在しており、それが正面から見える機銃塔及び操縦手用視察塔の二つだ。
      某宇宙映画のキャラに似ているため、R2-D2と呼ばれている。
      機銃塔は全周140mmで防盾のみ150mm。
      操縦手用視察塔は前面180mm、側後面140mmと機銃塔よりは厚めになっている。
      側面は全部150mm。
      後面は上部90mm、中部230mm、下部140mmとなっている。
    • 砲塔
      全周180mm、しかしTier8HTで前面180mmはむしろ薄い方であり、同格には殆ど通用しない。
      ならば格下キラーかと思えば、なんとこちらにも大きな弱点が二つ存在する、車長用視察塔と機銃塔である。
      キューポラは仕方ないとしても、機銃塔 ま た お ま え か 。
      どちらも装甲厚は150mmで格下にすら貫通されてしまう。
       
  • 機動性
    エンジン出力はKV-4と同様、1200馬力になっており、出力重量比は大差ない。
    しかし、履帯性能が高いためか最高速度は10km/h上回っており、開幕時などの出遅れは少なくて済む。
    また、速度を出した時の体当たりが侮れない威力になっている。
    ただし加速力や旋回速度は低い。
     
  • 総論
    スペック上では、高いDPM、隙のない装甲、重量100tとしては高い機動力、と非の打ち所のない重戦車に見える。
    しかし、同格以上には通用しにくい貫通力の主砲、判りやすい正面の弱点と、実際は長所と短所がはっきりしている。
    マッチング優遇があり、Tier10との戦闘は免除されているとはいえ、日常的に対戦しなければいけないTier9戦車に対しては1対1では苦戦は必至である。
    どの車輌でも言えることだが、味方と歩調を合わせ孤立しないようにしよう。
    他にも無視できない欠点として、同格に比べて無線機の性能がかなり低い点が挙げられる。
    700mクラスの無線機を常用している場合は、運用に際して普段より味方との距離に注意したい。
    他の同格ソ連HTと同様、視界が350mしかないため、開けた場所では一方的に撃たれる危険が高い。

KV-5 ゴルイニチ

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公式紹介ページ

  • 解説
    Tier8ソ連プレミアム重戦車
    KV-5のモンスター仕様。
    ハロウィンイベントの際に実装された。
    ゴルイニチとは東欧伝承に登場する、三つの首を持ち火を吐くドラゴンの名前である。

史実

KV-4とKV-5はいずれも107mm F-39(107mm ZiS-6の車載型)を装備する点では同一だったが、KV-4が最大装甲厚150mmを想定していたのに対し、KV-5はKV-4より大型の車体を持ち、最大装甲厚は180mmに達する予定だった。
この二つの戦車に対しては第2特別設計局から22もの設計案が提案されたが、ゲーム中に登場するKV-5に近いものはM.ツェイツ技師が設計したものである。
このプランでは巨大な砲塔に107mm F-39を搭載し、車体銃塔と車体前面、そして砲塔上部銃塔にそれぞれ機関銃を装備していた。
砲塔はそれだけで人の背の高さほどもある非常に巨大なもので、その周囲と砲塔直下の車体に弾薬を収納していた。
装甲は車体前面で170mm、砲塔前面で180mmに達し、側面ですら150mmが確保されていた。
その巨大な砲と重厚な車体によって、重量は100tの大台に乗っていた。エンジンなどの詳細は不明であるが、この大重量を支えるため、おおよそ1200馬力が想定されており、転輪は片側8個だった。

 

多くの戦車関係者は、仮に実用化したとしても、この戦車の運用が極めて困難であることを認識していた。
それ以前に開発されていた55t~60t級の多砲塔重戦車であるSMKとT-100ですら、1939年から1940年のフィンランドとの冬戦争において運用に大変な困難を生じていたのである。
その2倍弱の重量を持つ怪物戦車を、KV-1すら移動が困難なソ連のインフラで運用するのは無理な相談だった。
このような形で設計案が提出されたKV-4とKV-5だったが、1941年6月には独ソ戦が始まり、それに伴って設計局や工場がウラルに疎開する中、ドイツ軍の保有する戦車が喧伝されていたほど強力ではなかったことが判明した。
そのため既存の戦車の生産・改良が最優先で行われることになり、1941年8月までに二つの超重戦車は試作すらされずに開発が中止された。

コメント

  • ひゃ、167ミリ?ISよりも低いじゃないか。175ミリでもティア9どころかティア8でも苦労すんのに日常的にティア9と当たるってちとやばくないか? -- 2017-10-23 (月) 01:56:37
    • それが我らのソ連さ。共産党万歳!スターリン万歳! -- 2017-10-23 (月) 14:05:23
    • こっかほあんいいんかいのこわいおにいさんがあなたをしべりあおくりにしたそうなめでみている。どうしますか?1、祖国の勝利を信じこの車両で戦い続ける。2、疑問を感じたが1を選ぶ。 -- 2017-10-23 (月) 14:23:30
      • 変換し忘れたw -- 2017-10-23 (月) 14:42:31
    • これ、自分が撃つ戦車ではなく、味方の他人に撃たせる戦車ですから。。。 -- 2017-10-23 (月) 15:40:08
      • 履帯切り美味しいです。装填早くてはめやすいのも良い。そして動けなくなった敵戦車の転輪を淡々と撃つ -- 2017-10-23 (月) 22:57:31
  • 今年のハロウィンで貰ってみたが金弾オンリーでもそんなに赤字にはならないな -- 2018-10-28 (日) 18:01:42
  • 主砲ずっとKV-4のと同じのだと思ってた。今度からタイマンで会ったらオラオラしてあげよう(ニッコリ) -- 2019-08-28 (水) 23:19:27
  • ゴルイニチなんかやたら敵強いんだけど。解説みるとネタと思った、さっきから連続三回ゴルイニチ使いに撃破されて泣ける。 (--; -- 2019-10-25 (金) 20:14:01
    • 3つの首を持ち(迫真) 実際こいつは無駄に堅いからなぁ。副砲塔も格下だとしたちゃんと垂直に撃たないと普通に固いし。…実際同格であれば楽な相手だけど。 -- 2019-10-25 (金) 21:24:54
    • 割と弱点箇所が至る所に点在するも弱点から外れると結構弾かれるという意味では丁寧な対処が求められる地味ながら面倒な戦車。豚飯を決められても副砲塔や砲塔の弱点のどちらかを必ず露出することになるのでそちらをきっちり狙い撃とう。あと、貫通こそ低いが単発火力の割に装填が速くDPMも高めなので装甲で弾けない戦車で相対してしまった時は素直に距離を取って一方的に撃つ体制を取らないと予想外に苦戦する -- 2019-10-25 (金) 22:05:26
      • こっちを向いてるなら防盾下の垂直部分が180mmだっけ?そこは抜けるかな。ちょっと角度つくだけでかなりカチカチだからそこ撃つくらいならキューポラでも撃ったほうがいいかもだが。 -- 2019-10-25 (金) 22:20:22
  • 俺の中ではダメージブロックOps御用達車両。直近100戦の跳弾率が50%超という怪物カチカチ戦車。車長スキルにオフロード走行と迅速な照準つけるとかなり快適なので、脳死状態で暴れたい時に乗ってます。 -- 2022-06-04 (土) 22:42:07