Tier 9 ソビエト連邦 駆逐戦車
スペック
車体
HP | 1,530 |
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車体装甲厚(mm) | 100/80/45 |
最高速度(km/h) | 48 |
重量/最大積載量(t) | 36.33/37.25 |
本体価格(シルバー) | 3,510,000 |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
初期状態 | V-2-54 | 122 mm D-49 | SU-122-54M1 | SU-122/54 | 1,530 | 9RM | |
620 | 38 / [32.15] | --/--/-- | 525 | ||||
17.02 | 1.1/1.3/2.3 | 38 | 390 | ||||
122 mm M62-C2開発時 | V-14 | 122 mm M62-C2 | SU-122-54M2 | SU-122/54 | 1,530 | 10RT-26E | |
700 | 40 / [40.23] | --/--/-- | 760 | ||||
18.83 | 1.0/1.1/2.2 | 40 | 390 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
122 mm D-49 | AP APCR HE | 1,025 12G 608 | 246 311 65 | 390 390 530 | 8.33 | 3,249 | 2.10 | 0.34 ? 0.71 | 35 | +16 -4 | |
122 mm M62-C2 | AP HEAT HE | 1,065 13G 630 | 258 340 68 | 440 440 530 | 7.06 | 3,106 | 2.30 | 0.32 ? 0.67 | 35 | +16 -4 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概要
Tier9ソ連駆逐戦車。
TankHunterで追加された。
SU-101と比べると、若干機動力が低下し、砲のラインナップも同じだが、砲性能・装甲が改善し、バランスが良い。
中戦車のような特性をもった駆逐戦車で、SU-101と同じく使いこなすにはクセのある駆逐戦車でもある。 - 火力
以前は前身から100 mm D-54Sが中間砲として引き継げたが現在は削除されており、代わりに最終砲を前身から引き継げるようになった。- 122 mm D-49
新型の122mm砲だが、威力はTier6から変わっていない。
最終砲搭載までフリー経験値が足りなければこれで出撃しなくてはならない。
単発390ダメージ、貫通311mmはTire9駆逐戦車としてはやや苦しいものがある。3000超のDPMを頼りに戦って行こう。 - 122 mm M62-C2
前身では精度が悪くDPMは低めと散々だったが、こちらでは発射速度が改善されDPMは3,106と十分、照準時間も改善され、精度に関しても100 mm D-54Sを上回っている。
各性能が上手く纏まっており、様々な局面で活躍できるだろう。
- 122 mm D-49
- 装甲
このTierではほぼ頼りにならないが、正面は良好な傾斜を備えており、格下の狙いの甘い弾なら跳弾も期待できる。
特に、側面に回り込むようにさらなる傾斜が設けられている部分は217mm相当と同格も弾く場合がある。
防盾も200mmの空間装甲となっており、中央部を狙われない限りまず貫通されることはないだろう。
ただし、SU-101と比較した場合、防盾周辺がむしろ弱点となっていることには注意が必要だ。
防盾付近は137mm相当と傾斜が緩く、貫通されやすい。このため『車体だけ隠して撃ちまくる』運用は出来ない。
さらに、車体正面の向かって右側の車体下部に弾薬庫が配置されており、正面から弾薬庫を貫通される恐れがある。
防盾周辺はそこまで広くはないので、機動力をしっかり活かし、せめて弾薬庫は狙われないようにしよう。
最低限の単発火力もあるので、射撃後に待避しても十分な戦果を上げられるはずだ。 - 機動性
前身から機動力が低下しており注意が必要だ。
駆逐戦車としては高い機動力を誇るが、機動力にものをいわせて回避したり迅速な陣地転換が可能というレベルではないため、通常の駆逐戦車としての立ち回りが必要である。
なお、旋回性能についてはむしろ改善しており、下手な重戦車の砲塔よりも速く旋回できる。接近してくる軽戦車の大半を返り討ちに出来る他、市街戦では十分に裏取りも可能なレベルとなっている。味方中戦車の集団に追従して戦うことも可能であり、戦局に対する柔軟性は高い。
また、隠蔽率も向上し、同格TDは勿論、軽戦車さえ上回る数値である。
それでもこのTier帯では一方的に撃つ事は難しく、隠蔽率は安全に射撃位置につくためのものと考えよう。
見つからずに射撃位置について敵の弱点を狙撃し、その機動性で素早く退避できるのが本車のTDとしての強みである。 - 総論
本車の最大の強みは、良好な機動力を備えながら、高い隠蔽率とDPMを誇っている点にある。さらに駆逐戦車としては広い視界を持つため、視界と隠蔽率を強化して最終砲を装備すれば、自身の視界でもそれなりの戦果を上げることができる。
一見、全てのスペックが高性能にまとまっているように見えるが、純粋な駆逐戦車として運用すると、物足りないのも事実だ。
本車で戦果を上げるためには、駆逐戦車という車種にこだわらず、状況に応じて様々な役割を果す必要があるだろう。
狙撃はもちろん、偵察、重戦車のフォロー、果ては市街戦まで、あらゆる局面で安定した働きを求められる先入観に反して扱いの難しい戦車と言える。
史実
SU-122-54は90mm砲を装備する米戦車をアウトレンジから攻撃できるように、1949年からObject600の名称で開発が開始されました。
T-54の車体を少し改良し、固定式戦闘室を設けて122mm戦車砲D-49(35発)を搭載しています。
乗員5名で全体的なレイアウトはSU-100に似て(ヤークトパンターにも似ています)、同軸機銃と戦闘室上面右のハッチに14.5mmKPVT機銃(600発)1丁ずつを搭載し、戦闘室上面右に操縦手用ハッチがあり、その後方の車長用ハッチにはTKD-09基線長式測遠機が装備されています。
砲手は戦闘室左側前寄りに座り、その後方に対空機銃マウント付き装填手ハッチがあります。
装填手は2名で、機械式装填補助装置も搭載しており、発射速度は毎分5~6発と言うものでした。1954年に制式化されて生産が始まりましたが、対戦車ミサイルの完成と共に突撃砲の存在が無用となり、1956年には生産が打ち切られてしまいました。
運用は1970年代までで、主砲を外して回収車として1980年代まで使用されていました。
生産が2年と短いので総生産数は100両に満たないそうですが、詳細は分かっていません。
全長9.97m、全幅3.27m、全高2.06m、重量36t。最大装甲厚100mm。
エンジンはV-2-54ディーゼルエンジン(520馬力)で、最大速度48km/h、航続距離400kmを発揮。
1960年代になって西側に確認され、SU-130などと呼ばれていたこともありました、SU-100YもSU-130と呼ばれたために、後の資料で誤認されることもあるようです。
コメント
- pc版では削除されたんですね、こっちではどうなるんだろう? -- 2018-03-05 (月) 10:12:06
- YAZIでよくね?ってなる。というよりYAZIの方がツヨイ -- 2019-03-03 (日) 19:23:09
- こりゃダメだ。なにもかも中途半端で強みを活かせない。機動性良いと言っても、それならFochとかで良くね?ってなるわ。 -- 2019-12-25 (水) 02:47:17