T-44

Last-modified: 2024-01-21 (日) 13:36:34

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Tier 8 ソビエト連邦 中戦車

公式紹介ページ

スペック

車体

HP1,200
車体装甲厚(mm)90/75/45
最高速度(km/h)51
重量/最大積載量(t)32.28/33.0
本体価格(シルバー)2,390,000

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
初期状態V-2-4485 mm D5T-85BM-1T-44T-441,2009RM
56042 / [32.71]120/90/75525
17.141.1/1.4/2.242370
100 mm D10T開発時V-2-44100 mm D10TT-44MТ-44-1001,300R-113
56044 / [35.06]190/130/100730
16.541.0/1.2/2.044380
100 mm LB-1開発時V-2-44100 mm LB-1T-44MТ-44-1001,300R-113
56044 / [35.06]190/130/100730
18.261.0/1.2/2.044380
122 mm D-25-44開発時V-54122 mm D-25-44T-44MТ-44-1001,300R-113
62044 / [38.07]190/130/100730
18.151.0/1.2/2.044380
開発完了V-54-6100 mm LB-1T-44MТ-44-1001,300R-113
68044 / [42.45]190/130/100730
20.031.0/1.2/2.044380

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。

 

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
85 mm D5T-85BM-1AP
APCR
HE
175
8G
139
160
220
44
180
180
300
10.711,9282.500.37
3.77
2.84
58+25
-7
100 mm D10TAP
APCR
HE
252
11G
252
190
235
50
250
250
330
7.591,8082.500.37
?
2.49
56+23
-7
100 mm LB-1AP
APCR
HE
252
11G
252
212
247
50
250
250
330
8.002,0002.300.35
?
2.02
56+23
-7
122 mm D-25-44AP
APCR
HE
1,025
12G
608
190
247
61
390
390
530
4.691,8693.200.42
?
2.82
26+23
-5

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。

解説

  • 概要
    Tier8ソ連中戦車
    大戦後期、T-43をベースにウラル工場が開発・量産した中戦車であり、T-54?系の大元になった車輌である。
     
  • 火力
    俯角は122 mm D-25-44のみ-5°と劣悪だが、その他の砲は-7°と平均的である。
    また、初期砲だった85 mm ZiS S-53は削除されて85 mm D5T-85BM-1が初期砲となった。
    • 85 mm D5T-85BM-1
      T-43から引き継いだT-44-85の史実砲の改良版。
      頼りないが、最低限の金弾貫通力は持ち合わせている。
      側背面への回り込み等は必要だが、かろうじて戦う事もできるだろう。
      もちろんフリー経験値を使って別の砲を搭載できるならしておいた方がいい。
    • 100 mm D10T
      T-54の史実砲。
      単発火力と貫通力が向上した。
      85mm砲よりは戦えるが、相変わらずTier8中戦車としては最低レベルの貫通力でありDPMは85 mm D5T-85BM-1より悪化している。
      こちらも余裕があればフリー経験値を使ってLB-1を搭載するようにした方が良いだろう。
    • 100 mm LB-1
      T-44-100の史実砲。
      D10Tの完全上位互換。
      通常弾のAPは貫通力212mmと高く、課金弾のAPCRは貫通力247mmとTier相応の性能を有する。
      単発火力250は他国の90mm戦車砲クラスよりも僅かに高く、それでいて優れた発射速度を両立しており、DPMはTier8中戦車の中でも高い部類に位置する。
      また精度・照準時間・照準拡散はいずれも高水準でまとまっている。照準拡散も良好で、Type 59と同レベル。
      ソ連戦車としては俯角も良好であり、総合的な砲性能はTier8中戦車トップクラスと言えるだろう。
    • 122 mm D-25-44
      単発火力がTier8中戦車としては非常に高いのが特徴。
      貫通力・発射速度・精度・照準時間・俯角は劣悪であり、使いこなすのはかなり難しい。
      同じ単発火力を持つT-34-3M4A1 Revalorisé等にほとんどの砲スペックで劣ってしまっているため、差別化のためには持ち前の良好な機動力を余すことなく生かす必要がある。
       
  • 装甲
    中戦車としてはそこそこ。格下の通常弾程度なら多少ながら耐えうるものの、駆逐戦車や同格以上に対しては基本的にあてにしない方がいい。
    • 砲塔
      改良砲塔の正面は190mm厚。防楯の裏装甲がほとんどないため重戦車並みに硬いということはないが、同格中戦車の通常弾程度までは弾ける。
      キューポラは100mm。
    • 車体
      正面上部は60°傾斜の90mmで実厚150mmとそれなりだが、撃ち下ろされたり標準化も加味すると格下の通常弾にも抜かれる可能性がある。
      正面下部は実厚120mm~130mmと上部よりも薄め。
      側面は75mmと中戦車としては厚く、さらに砲塔が車体の中央辺りに位置するため豚飯が有効である、この特性は高Tierソ連中戦車に基本的に共通するので覚えておいて損はないだろう。
      ちなみに強制跳弾を狙った豚飯になるためHEATには弱い。
      この車両の無視できない欠点として弾薬庫の脆さが挙げられる。
      車体の正面左下部や側面などの至る箇所に弾薬庫判定があり、その耐久力が低いので破損はもちろん一撃で誘爆といったことも頻発してしまう。(そのままでは122mm級以上であれば一撃で弾薬庫が大破する)
      搭乗員スキルの弾薬庫保護の取得、それでも気になるようなら拡張パーツの湿式弾薬庫の搭載も視野に入る。
       
  • 機動力
    最高速度は51km/hと中戦車としては平均的。
    履帯の旋回速度にも優れており、中戦車としては軽快な足回りを持つ。
    また、後退速度も20km/hあるため、飛び出し撃ちにも大きく適性を持つようになった。
    優れた機動性と小柄な車体を活かし、被弾を避けるよう心掛けよう。
     
  • その他
    • 視認範囲・隠蔽
      視界が改良砲塔で380mとやや控え目。皮膜レンズで補うか、主砲性能の強化に特化するかは自分のプレイスタイルと相談しよう。
      隠蔽率は中戦車としては良好な部類で、スキルや迷彩でさらに伸ばしておきたい。
       
  • 総論
    T-43を順当に強化した中戦車である。
    加速・旋回・隠蔽は優秀。加えて、中戦車としては厚めの装甲も備えている。ただし、あくまでも中戦車としてであり、弾薬庫が損傷しやすいという大きな弱点もあるため過信は禁物だ。
    T-43からT-54へ至る過渡期の車両であり、総合的な性能が高めのバランスでまとまっているため、扱いやすさはTier8中戦車の中でも随一を誇る。
    走攻守全てがまとまっているので、Tier8版のObject 140?と言うとわかりやすいかもしれない。
    Buffにより、悩みの種であった貫通力と拡散が改善し、扱いやすさが向上した。
    砲塔装甲の強化によりハルダウンを行えば、ある程度装甲を活用できるようにもなり、中戦車としての仕事をこなすだけではなく様々な局面に対応していけるポテンシャルを秘めた戦車となった。
     

オススメ拡張パーツ

  • 装填棒(ラマー)
    必須。
    装填速度が遅めなので是非積んでおくべきだろう。
  • 砲垂直安定装置(スタビ)
    Tier8になり、T-43とは違い、スタビライザーを積むことができる。
    NDKを仕掛ける時や咄嗟の飛び出し撃ちに便利。
  • 双眼鏡or薄膜レンズ
    視認範囲が400m前後まで上昇するので積んでいて損は無いだろう。
  • 湿式弾薬庫
    弾薬庫が至る所にあり、弾薬庫爆散により即死する危険が多い本車では、かなりの効果が期待出来る。
  • 換気扇
    弾薬庫があまり壊されたことが無い、あるいは当たらなければどうということは無い、と思うプレイヤーにはこちらをオススメする。

史実

T-44は、T-43試作戦車の85mm砲搭載型をベースに開発された戦車で、オブイェークト136の名称が与えられていました。
1944年2月に開発が開始され、車体の小型化と単純な箱形構造で、エンジンを横置きにしてスペースを切り詰める手法が取られているというものでした。
車体前面装甲板の左には前方視察用のバイザー付きスリットが設けられ、操縦手席上部にはペリスコープ付き乗降ハッチがあり、懸架装置はトーションバー式で車高を下げ転輪は片側5組とされ、装甲を車体前面上部が120mm60度、車体前面下部が90mm45度、車体側面75mm90度、車体後部45mm90度、車体下面20mm、車体上面15mm、砲塔前面90mm、砲塔側面90mm20度、砲塔後面75mm12度、砲塔上面15mmと強化していました。
主砲は85mm戦車砲ZIS-S-53で、副武装は7.62mmDTM機銃2挺を装備しています。
エンジンはV-44ディーゼルエンジン(520馬力)で、最大時速51km/h、燃料搭載量は500リットル+増加燃料タンク150リットル、航続距離300kmというものでした。
1944年7月には制式採用が決定、1944年11月から1947年までに1,823両が生産され、ベルリン攻防戦開始時には70両が実戦投入可能な状態にあり、戦後は極東に配備されました。
アメリカからレンドリースで供与された、M26中戦車には装甲貫徹で劣っていることが判明し、これがきっかけでT-54の開発に至りました。
T-44は主に変速機の不調が多く、1960年代にT-54/55とパーツ共用化を図った近代化改修が行われて改善され、砲安定装置を受けたものがT-44M/Sとなりました。
1980年以降、一部はトーチカにも使われていたそうです。

試作型の1モデルにT-44-100またはT-44Vがあり、車体幅を超える砲塔リング径を持つ新砲塔に100mmライフル砲D-10もしくはLB-1を搭載したタイプで、最終的にはD-10搭載型(防楯中央部から砲塔上面が盛り上がっている)が採用されました。
その他、装填手用ハッチに12.7mm重機関銃DShKを装備し、厚さ6mmの装甲スカートを装着していました。
後にオブイェークト137と呼称され、これがT-54となりました。
他にはD-25-44T 122mm戦車砲を搭載したT-44-122が1944年初めに試作されましたが、最初の試験で砲に故障が生じ、4月から5月にかけての試験でも24発という搭載弾薬の少なさ等が問題とされ、不採用となりました。

T-44は、以後のソ連軍戦車の車体の雛形となるような戦車といえますが、登場の旬を逃してしまった故に、T-54の登場までの中継ぎ役に甘んじてしまった、という評価を受けることが宿命とされていた戦車でした。

コメント

  • 苦行と思ったがM1945に成ると 凶暴に激変して楽しいな T54までまだまだ先が長いが -- 2018-10-12 (金) 22:51:16
    • 84戦 経過あと☆4万 まだまだ先が長い さっき優等ついたが 1945でも取れるんやな -- 2018-10-23 (火) 22:57:46
      • 114戦でT54買えたよ フリー無しできつかった 中間迄は戦物語で育ててデビューやね -- 2018-10-27 (土) 00:09:34
  • スタビ 速射 スムース つけたら更に良くなったよ -- 2018-10-20 (土) 16:42:33
  • 1945迄の感想だが 機動戦仕掛ける運用するにはとても良い戦車でした 売らないで取っておくよ -- 2018-10-27 (土) 00:24:11
  • 結構前の話だけど、MT-25の57mmでこいつの側面撃とうと思ったら3発で弾薬庫逝ってフルヘルスぶっ飛ばした。そのうちT-54行きたいけどこれに乗るのかぁ… -- 2019-08-12 (月) 23:22:10
    • 1945まで育てれば強いよ但し金弾+スキル4点以上のセットが前提だけど 頑張って! -- 2019-08-13 (火) 21:15:47
      • 開発終わったらクソ強い!走り回ったり頭出しだけであっさり三優等とれた。T-54の使い方はT-44みたいな感じでいいのかな? -- 2019-09-29 (日) 10:34:13
  • 今見たら前よりもナーフされてる気がする…足がもっさりしたような -- 2020-11-19 (木) 23:57:56