T1 Cunningham

Last-modified: 2018-02-05 (月) 23:43:35

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Tier 1 アメリカ 軽戦車

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)10/6/6
最高速度(km/h)41
本体価格(シルバー)0

パッケージ

T1 HMC
E:?
S:3,300
M2 Light
E:120
S:3,400
T1
E:0
S:0
T1E1 Cunningham
E:30
S:1,900
T3 HMC
E:110
S:3,000
T2 Medium
E:120
S:3,500

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比旋回速度視認範囲
T1Cunningham V837 mm Gun M1916Cunningham E2Cunningham D2123SCR 200
1325110/6/6265
17.3841280
T1E1 CunninghamCunningham V837 mm Semiautomatic Gun M1924Cunningham E2Cunningham D2123SCR 200
1325110/6/6265
17.4741280
 

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ発射速度
[装填時間:単]
[装填時間:倉]
AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
37 mm Gun M1916AP
APCR
HE
0
2G
8
28
45
19
30
30
36
247202.500.54104+20
-7
37 mm Semiautomatic Gun M1924 AP
APCR
HE
0
2G
8
33
53
19
30
30
36
28.57
単[0.50]
倉[8]
8572.500.51100
[5×20]
+20
-7

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。

解説

  • 概要
    Tier1アメリカ軽戦車
    撃破されても修理代がかからず、初期砲であれば弾薬代もかからない。
    同格戦車に比べると装甲が非常に薄いが、Tier1随一の機動力を持つ。
     
  • 火力
    リロードタイムが長く、注意して扱おう。
    最終砲は射程が400m程度と短く、基本は接近戦だ。
    砲塔が後ろにあるため、遮蔽物の影から撃つ時は車体の後ろを出して攻撃する方が良い。
    全弾撃ち尽くす前に隠れ、手動リロードで弾を補充する事を頭に入れておいてもいいだろう。
    また、以前は20mm砲が使えたが、現在は使えなくなっている。
    • 37mm Semiautomatic Gun
      初期砲を5発連続で発射し、貫通力も上がるためTier2にも通用する。
  • 装甲
    あまりにも薄く、特に機関砲が全弾命中すると呆気なく撃破されてしまう。
  • 総論
    砲塔配置の都合上、初心者には優しくない、攻撃面に強い癖を持つ車両。
    それを除けば全体にクセが無く、アメリカ戦車らしく扱いやすい。
     

史実

T1 Cunningham

1922年に陸軍省が兵器局に対して開発を要請したのが始まりで、5tカーゴトラックに積んで輸送可能、37mm速射砲と7.62mm機銃装備、対7.62mm徹甲弾防御、路外速度32km/h、航続距離80km、乗員2名といった要求が出されました。
この時は兵器局が開発に熱心でありませんでしたが、1926年に歩兵委員会が第1戦車群用歩兵用軽戦車(ルノーFT17の後継)として.50口径・.30口径機銃交換可能、戦闘重量6t以内、最大速度32km/hといった要求を出し、1927年の陸軍次官によるイギリス陸軍実験機械化部隊視察で軽戦車の必要性も認識されたため、1928年に72両を製作することになりました。これに応じて陸軍省兵器局自動車部のラムベル少佐が開発したのがアメリカ陸軍T1歩兵用軽戦車です。
1927年1月21日から設計を開始、3月末からジェームズ・カニンガム・モーター社で、社内名称G1T1の名で試作が始まりました。
車体前部に機関室、車体後部に操縦室があり、車体後部上に1名用砲塔が搭載、車体の砲塔搭載部は一段かさ上げされていて、その中央前部が前に張り出しており、操縦手の頭が収まるようになっています。 その部分の前面と両側面には視察用スリットが設けられていました。
エンジンはカニンガム製V8水冷ガソリン105馬力、トランスミッションはコータ型摺動選択式、操向装置はクラッチ・ブレーキ式、エンジンは車体中央、トランスミッションは車体後部に搭載されていて、操縦手はエンジンを足で挟み、車長はトランスミッション上の椅子に腰掛ける形になるというものです。
サスペンションは農耕トラクター用の硬式懸架方式で、転輪は片側8枚、起動輪は後方に位置しています、履帯はヘビー・グローサー付き鉄製スケルトン型リング式で信地旋回可能となっています。
兵装は37mm短戦車砲M1918が1門と、7.62mm同軸機銃M1919が1挺、装甲厚は車体前部9.5mm(7.62mm機銃弾防御)、側面6.4mm、砲塔前面9.5mm、側面6.4mmでした。

 

T1E1は、T1のテスト結果を受けた改良型で、社内名称G1T2が1928年から製作されました。
車体前方を履帯よりも後ろに引っ込め、車内の燃料タンクを車体後部両側面に移すなどして、エンジン出力も110馬力に強化し、車内冷却空気の循環を改善しました。
1929年までに4両が製作され、一応M1軽戦車として制式化もされましたが、量産はされませんでした。 
また、騎兵部隊に配備するという話もありましたが、こちらも消滅してしまいました。

 

T1E3は、T1E1のサスペンション改良型です。
T1E2のリーフスプリング式サスペンションが性能不足だったので、垂直コイルスプリング式サスペンションと油圧式ショックアブソーバーの組み合わせに変更したものです。1931年に製作されました。
早速、T1E3をテストしましたが、エンジンの熱気と排気ガスにより操縦手の視野が妨害され、機関スペースも無駄に大きくなっているというクレームが歩兵部隊から出されたため、陸軍兵器局は英ヴィッカーズ・アームストロング社製ヴィッカーズ6トンA型軽戦車との比較試験を1931年夏に1ヶ月間行いました。

その結果、ヴィッカーズ6トン戦車A型の方があらゆる面で優れていたため、T1E1の車体を前後逆にして機関室を後部に持って行き、サスペンションをヴィッカーズ6トン戦車A型と同じリーフスプリング付きダブルロッカーアーム式に変更、履帯を幅337mm・履帯ピッチ101.6mmの新型に変更するなどの改良を加えたものがT1E4となりました。
エンジンはカニンガムV8水冷ガソリンエンジン140馬力に増強で、トランスミッションは摺動選択式、兵装は37mm戦車砲M1924が1門と変わりませんが、7.62mm同軸機銃がM1919A4へ変更されました。
装甲厚は車体前面16mmに増えています。
T1E4も全般的な耐久性に問題があり、制式化されませんでした。
次いで、T1E5はT1E1の操向装置を二重差動式に変更したもので、1932年に製作されましたが、やはり正式化には至りませんでした。

コメント

  • 弾が当たらない -- 2016-10-22 (土) 10:02:02
    • 離れた距離で狙って当てようと思っちゃダメだ、ばら撒いて当たればいいと思うんだ! -- 2016-10-22 (土) 11:43:58