Tier 5 日本 中戦車 (課金戦車)
スペック
車体装甲厚(mm) | 50/25/20 | 本体価格(ゴールド) | 1,500 | ||
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最高速度(km/h) | 前進 | 38.80 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 5~6 | |
後退 | 16 | シルバーボーナス(%) | 50 | ||
隠蔽率 | 静止時 | 0.26 | 経験値ボーナス(%) | 45 | |
移動時 | 0.19 | 搭乗員経験値ボーナス(%) | 無し |
パッケージ
Type 3 Chi-Nu Kai 1,500G |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
Type 3 Chi-Nu Kai | Type 100 V-12 | 7.5 cm Tank Gun Type 5 | Type 3 Chi-Nu Kai | Type 3 Chi-Nu Kai | 750 | Type 94 Mk. 4 Hei Kai | |
240 | 38 / [30.40] | 75/50/50 | 400 | ||||
11.27 | 0.8/1.0/1.9 | 30 | 350 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
7.5 cm Tank Gun Type 5 | AP AP HE | 82 7G 60 | 124 155 38 | 125 125 175 | 12.00 | 1,500 | 2.30 | 0.37 2.87 1.78 | 52 | +20.00 -6.50 |
解説
- 概要
Tier6日本プレミアム中戦車。
この戦車は上限Tier6までのマッチングとなっている。
日本ツリーに先駆けて、ついに実装された待望の日本戦車である。
なお、ランダム戦では戦力値が+20%され、重戦車と同じ扱いでマッチングされる。 - 主砲
- 7.5 cm Tank Gun Type 5
同格の日本中戦車Type 3 Chi-Nuの最終砲とほぼ同性能。
貫通力は通常弾のAPで124mmと優秀であり、Tier5課金戦車としては最も高い。
史実で使用するのが徹甲榴弾であることが反映されたのか、1発のダメージも125と高く、このTier帯の中戦車としてはトップクラスである。
課金弾が強化AP弾となっており、貫通力が他国に比べて低いが、距離減衰が起き難いというメリットもある。
なお、マッチング優遇のお蔭でTier7とはマッチングしない事もあり、課金弾の貫通力については不安を感じにくい。
ただし75mmクラスの砲としては装填速度がやや遅い。
ここまではChi-Nuの最終砲と同性能だが、本車の砲は俯角が6.5°とかなり狭くなっているのが大きな欠点である。
それでも並のソ連・ドイツ戦車クラスの俯角ではあるが、紙装甲と低機動を地形で補う日本中戦車としては、地形への適応力の低さはかなり痛い。
因みに俯角6.5°というのは日本中戦車の中で同率最下位*1である。
- 7.5 cm Tank Gun Type 5
- 装甲
日本戦車共通の問題点である装甲の薄さ。
正面装甲50mmは、まだマシかもしれないが、側面装甲25mm、背面装甲20mmは、Tier3の軽戦車の主砲にも貫通されるぐらい薄い。
砲塔の装甲も正面はスペック上は厚いが、側面や背面はやはり薄いので、注意が必要となる。
はっきり言って、装甲には期待できないと言って良い。
また、中Tier帯でのメイン火力である10榴(貫通53mm)の直撃を食らうと、軽くダメージを負った状態では、一撃で爆散する可能性があるので、注意しよう。 - 機動性
エンジン出力が低いため、機動性は全体的に悪い。
砲塔の旋回速度も遅く、敵に対して近接戦闘を挑まれないように気をつける必要がある。
重量に比してエンジン出力が不足している都合上、高い履帯性能でも補いきれないほどに加速がかなり鈍く、中戦車に求められる側背面取りや機動戦はやや厳しい。
中戦車としては走り出しがとにかくもっさりしているので、陣地転換などの決断は早期に行いたい。
一応、ディーゼルエンジンゆえにエンジンの引火率が低いという利点はある。 - 無線
課金車両にしては珍しく無線距離が400mとかなり短い。
これは同格ではAMX ELC bisに次ぐ劣悪な性能であり、広いマップでは通信途絶にも注意を払う必要がある。 - 総論
攻撃力は高いが、それ以外の性能が劣っている。
従って、この手の戦車の定番の運用方法である一歩下がった位置からの駆逐戦車的運用をするのが、ベターな運用方法である。
迫り来る欧米列強の戦車に対して、大和魂で立ち向かっていこう。
史実
『三式中戦車改(チヌ改)』は、本来の次期主力戦車である四式中戦車(秘匿名称:チト)の開発が予定よりも更に遅れていたため、連合軍戦車との差を縮めるために既に量産が進んでいた三式中戦車(秘匿名称:チヌ)に四式中戦車の「試製七糎半戦車砲(長)Ⅱ型(制式名称:五式七糎半戦車砲)」を搭載し火力の強化を図った改良型である。
『チヌ改』の計画は昭和二十年二月時点の二十年度整備計画にて正式に盛り込まれており、同年三月十九日には愛知県伊良湖射場にて四式中戦車に搭載して行われた「試製七糎半戦車砲(長)II型」の射撃試験が行われた際、試験後に四式中戦車砲塔を三式中戦車車台に搭載し、射撃試験が行われている。この射撃試験は概ね良好であり、操作にも大きな問題は起こらなかったが、チヌ砲塔に直接搭載する場合を考慮して同月中に「試製七糎半戦車砲(長)II型」の細部に調整が加えられた。
なお、本ゲームにて課金戦車として販売されるチヌ改は、この射撃試験を行ったときの実験車の姿を再現したものであると思われる。
その後、三式中戦車は自砲塔に直接「五式七糎半戦車砲」を搭載する方針で量産計画が進められていたとされ、生産予定であった295輌のうち、昭和十九年度に生産された55輌を含む量産211号車以降の車両を「五式七糎半戦車砲」搭載型への生産転換を実施する予定であったが、この型の生産に入る前に終戦を迎えており、結局本車両を量産するに至らなかった。因みにこの型は本ゲームに於けるType 3 Chi-Nuの最終状態である。
余談ではあるがファインモールドより販売されている「三式中戦車『チヌ』長砲身型」は、前述の三式中戦車砲塔に直接「五式七糎半戦車砲」を搭載した型を再現したモデルであり、本ゲームの課金戦車として販売されるチヌ改とは砲塔形状が異なる。というか上述の通り通常戦車の方の三式中戦車の最終状態の方である。
コメント
- 戦車は良いんだが勝てねー -- 2020-07-18 (土) 21:09:50
- これ買うなら、セールの時迄待ってHeavy Tank No. VIを買うのを勧める。 -- 2020-08-13 (木) 21:29:34
- 経験値ボーナス45%?逆じゃねかと思う位育たないんだがな -- 2020-09-21 (月) 21:55:44
- 感心する位この砲は、よく当たってくれる。 -- 2021-02-02 (火) 22:01:37
- カードから出たから使ってみたが、紙装甲、重戦車並みの機動力、日本戦車なのに俯角無い、ガバい精度。優遇付きなのに何故かほとんどティアⅥ戦場に放り込まれ、10戦して1勝のみ。辛すぎて売り払ったわ。この戦車はティアⅤ最弱なんじゃないの? -- 2022-03-29 (火) 02:33:04
- 稜線射撃し辛くなっただけでそこまで悪くないのでは?俯角10°属が使うような稜線に張り付いてたら戦果は挙がりませんよ。むしろソ連やドイツ系の俯角7°前後の車輌がよく居て戦果が挙がってるポジションを利用すべきかと(もちろん速度差でたどり着ける場所は減りますが) -- 2022-03-29 (火) 17:32:38