WZ-132

Tier VIII 中国 軽戦車

公式紹介ページ

スペック

詳細

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。

解説

• 概要
  Tier8中国軽戦車。
  WZ-131を堅実に正統進化させた車両。
  軽戦車の例に漏れず、装甲には期待できないものの、車体性能はいずれも高い水準。
   
• 火力
  WZ-131の最終砲である85mm砲と単発火力に優れる100mm砲がある。
  いずれの砲でも俯角は-6度しか取れないので、欲張って身を乗り出し過ぎて発見されないよう注意したい。
  • 85 mm 64-85T
    WZ-131の最終砲。
    前身の時より装填速度が上がっているが精度が悪化してしまっている。
    通常弾貫通や単発火力は100mm砲に劣るものの精度に関してはこちらの砲が高い。
  • 100 mm 59-100TA
    中間砲。
    85mmから貫通、単発火力が上がり中戦車の砲に近くなる。
    しかし、その代償に装填速度、精度、照準が犠牲になり、特に精度面は同格軽戦車の全砲を並べても最下位という体たらくである。
    後述の最終砲はその部分を改善したものであるため基本的には開発次第載せ換えることになると思うが、こちらの砲は最終砲より金弾貫通に優れるということは頭の隅に入れておきたい。
  • 100 mm 60-100TA
    最終砲。
    中間砲の問題点であった精度が多少改善され、装填速度も上がりDPMも他の軽戦車と大差なくなった。
    さらに、AP貫通は中間砲から上がり同格1位に。
    精度に多少不安が残るものの総合的には高水準の砲である。
    ただし、金弾貫通は他の砲より低いことには注意したい。
     
  • 装甲
    相変わらず正面から榴弾が貫通しかねない薄さ。
    中国車両はモジュール耐久力が低いため、貫通すれば他国の軽戦車以上に大変なことになりかねない。
    軽戦車は被弾を前提としないとは言え、榴弾貫通の可能性は常に頭に入れておくべきだろう。
• 機動性
  加速は十分、最高速は64km/hと、地味だが一番進化を体感できるだろう。
  旋回速度はかなり高く、慣れないとコケてしまうレベル。
  さらに加速性能も結構高い。
  隠蔽率はさすがにBat.-Châtillon 12 tに一歩譲るが、軽戦車として十分なレベルにある。
  旋回はスペック上ではM41 Bulldogと並ぶ。
   
• 総論
  機動力や隠蔽を活かす非ローダーの正統派軽戦車としてHWK 12・LTTBと競うこととなるが、視界や最高速度・精度はHWK 12、DPM・装甲はLTTBに譲る形となっている。
  旋回・隠蔽・単発や通常弾貫通力が勝っており、総じてバランス型の車輌といえるだろう。
   

史実

WZ-132は、1964 年に発注された。
WZ-131(62式軽戦車)をベースとし、火力と装甲が強化されている。
1960年の計画中止までに、若干数のプロトタイプが制作されている。
全プロトタイプが中国の核兵器実験で破壊された。

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