1942年 大日本帝国 戦艦 武蔵
アップデートVer.2.00.025にて実装された日本ツリー高ティア課金戦艦。
大和の姉妹艦だが、大和が対空兵装マシマシの最終時の姿で実装されているのに対して、こちらは15.5センチ副砲を四基搭載した竣工時の姿での実装である。
本艦の実装を以って、WWBに大和型三姉妹が揃い踏みした。
Ver.2.00.033における各種武装のグラフィック改善に伴い、外観が少しだけ変化している。
パッケージを購入すると附属してくる迷彩。転舵性能向上+4%に加え、被雷ダメージを4%軽減する効果を持つ。
迷彩『捷号作戦』。隠蔽率を8%高める効果がある。
以下、Ver.2.00.032までの画像。
基本性能
※括弧がある欄は【改修後の数値(初期値)】
年代 | 1942 | 国家 | 大日本帝国 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
艦種 | 戦艦 | 対潜 | × | ||||
耐久値 | 33850 | 戦闘成績(BR) | 500 | ||||
基準排水量(t) | 65014 | 最大排水量(t) | 72809 | ||||
最大速力(kt/h) | 28.6(26.3) | 最大舵角 | 48.3(42.0) | ||||
可視距離(km) | 13.4(12.35) | 絶対視認距離(km) | - | ||||
アンロック費 | 課金 | 購入費用 | 150000S |
装甲防御
※単位はインチ(in)表示
防御区画 | 前部 | 中部 | 後部 | 装甲重量(t/0.1in) | ||
---|---|---|---|---|---|---|
甲板部 | 7.8 | 7.8 | 7.8 | 35 | ||
舷側部 | 16.1 | 16.1 | 16.1 | 35 |
搭載武装
主砲 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 重量(t) | 貫通力 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
45口径 九四式 四六糎 三連装砲(三式弾) | 1810 | 42.03 | 30 | 3786 | 88 | |||
45口径 九八式 五一糎 連装砲 | 2100 | 43.6 | 36 | 3030 | 94 | |||
副砲 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 重量(t) | 貫通力 | ||
60口径 三年式 一五糎五 三連装砲 | 610 | 27.4 | 10 | 225 | 65 | |||
50口径 三年式 二〇糎C型 連装砲(最上型) | 790 | 29.4 | 16 | 213 | 78 | |||
40口径 八九式 一二糎七 連装高角砲 | 280 | 14.8 | 4.3 | 60 | 10 |
艦載機
機種 | 名称 | 攻/防 | 航続時間 (sec.) | 巡航速度 (km/h) | 機体重量 (t) | 格納庫容量 | 装備 | 火力 | 装備重量 (kg) | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
水偵 | F1M 零式観測機 | 50/380 | 1125 | 370 | 1 | 100 | 30kg 爆弾 | 300 | 30 | ||
E13A 零式水上偵察機 | 10/330 | 1120 | 375 | 2 | 105 | 250kg AP爆弾 | 2135 | 250 | |||
250kg HE爆弾 | 1650 | 250 |
※最大搭載数8機、パイロット数5名。
部品改修
改修段階 | 火力 | 索敵 | 速度 | 装甲 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
Ⅰ | 新式炸裂榴弾 | 新型望遠レンズ | ビルジキール | ダメージコントロールシステム | ||
Ⅱ | 砲塔旋回装置 | 電波探信儀 | 新型艦首 | 排水ポンプ | ||
Ⅲ | 照準システム | 電波探信儀 | 変速機 | 側面装甲帯 | ||
Ⅳ | 主砲装填装置 | × | 舵輪 | 傾斜装甲 | ||
Ⅴ | 新型防空火薬 | × | ボイラー | 水密隔壁 |
※スキルは『ダメージコントロールシステム』。開発でアンロック可能。
立ち回り
大和型というだけあり複数対単独であってもある程度はやりあえる。
コソコソせず真っ向から撃ち合いに行って良いだろう。
大和に比べ部品が水雷防御寄りであるため被雷への耐性はなかなか高いが、やはり魚雷は脅威であり大型の艦であるため回避も大変なので注意しよう。
豊富な観測機を活かして敵駆逐艦や敵雷撃機を早期に捕捉できると良いだろう。
対空火力が高いため味方機の援護もできるが、間違えて主砲を撃ってしまいリロードに入って本命の対戦艦戦が疎かに……ということにならないよう気をつけよう。
主砲
やはり主力は大和と同じく46cm3連装砲になるだろう。
貫通力・威力・装填速度が高レベルで纏まった優秀砲である。ただし砲塔旋回速度が遅く即応性に欠けており、急転舵への追従も困難。
なお大和の46cm砲との違いとして、武蔵の主砲は対空弾を使用できる専用のものとなっている。
一応バリエーションとして51cm連装砲も選択可能だが、自慢の対空火力が減る上に砲門数も減ってしまい、単発火力向上に見合うものではない。
副砲
大和に比べると搭載できる砲の種類も数も少ない。
しかし改装前の特徴として15.5cm砲を4基積むことができる。
主砲で対空射撃が可能なことと相まって、対空弾幕はかなり厚いものとなる。
もちろん補助火力としても十分な性能を持つ。
航空兵装
零偵と零観を同時に搭載して発艦する瞬間。
2機編成で発艦させると同時に射出する独特のモーションを見ることができる。
搭載機数は8機と(航空戦艦の伊勢を除けば)戦艦では最も多く搭載することが可能であり、格納庫容量も大きいため機種に関係なく最大搭載機数を維持することができる。
搭載機は日本ツリーおなじみの零式観測機と、武蔵追加と同時に実装された零式水上偵察機。零式観測機は偵察能力と空戦能力に優れ、零式水上偵察機は爆撃能力に優れている。
また本艦ならではの特徴として、2部隊同時発艦が可能である(その場合は1隊1機)。
対空
竣工時の姿のため、高角砲は片舷6門と少ない。
しかし、副砲である15.5センチ三連装砲や46センチ主砲までもが対空砲として使用できるため、対空火力は大和と比較しても遜色ないレベルである。
大口径砲であるがゆえに外した時の隙は大きいが、主砲弾が航空機の編隊に直撃した場合の威力は凄まじく、12機編成のヘルダイバーですら瞬く間に半分以下にまで数を減らすほど。
対空射撃での味方機への誤射にはくれぐれも気をつけよう。
装甲
天下の大和型だけあり、かなり分厚く貼ることができる。目一杯増厚すれば並の戦艦と真正面から撃ち合ってもまず撃ち負けることはないだろう。
もっとも部品改修による防御バフが大和と異なり対水雷防御寄りとなっているため、砲撃戦での耐久力は大和よりは劣るかもしれない。船体HP増加の部品も無いので、単純な体力値では7000近く大和に水を開けられている。
機動性
このサイズの超大型戦艦としては良好な部類である。
史実準拠の装甲でボイラーを搭載すれば28ノット強を叩き出し、姉妹艦の大和と比べても遜色無いどころか若干上回るほどの機動性を持つ。旋回反応も悪くないので、魚雷の早期発見に成功すれば回避に手間取ることはない。
ただし近距離での駆逐艦への対応、敵雷撃機による雷撃の回避はなかなか厳しいため、周囲には常に気を配っておくと良いだろう。
総評
元々の大和型の対空火力、対水雷防御を強化し少しだけ純粋な砲戦能力を落としたような艦であり、大和型の砲戦能力を考えても非常に高水準にまとまった艦であると言えよう。
航空機運用能力が高いことも隙を少なくする一助となっている。
逆に言えば高性能かつ汎用性も高いだけに敵からのヘイトは高く、重装甲に慢心していると袋叩きにされ一たまりもなくやられてしまう。敵艦との距離感や敵艦と味方艦の数、駆逐艦や敵攻撃機の動向には注意して立ち回ろう。