解説
空母に搭載される攻撃機の一種。敵艦への急降下爆撃を任務とし、史実においては戦闘機には劣るものの比較的運動性が高いことから防空任務や偵察任務などにも投入されることもあった。略称は艦爆。
本ゲームにおいても、爆装させた上での敵艦艇への爆撃が主任務となる。いつぞやのアップデートで爆弾の威力が軒並み増加したため、甲板装甲の薄い艦艇に直撃弾を叩き込めた場合は艦攻以上の破壊力を発揮することも多い。
つまり大抵の空母に対しては天敵である
ちなみに日本とイギリスの艦爆は貫通力の高い徹甲爆弾と陸用(榴弾)爆弾の2種類を搭載可能。一部のアメリカ機は1トンクラスの巨大爆弾を使って急降下爆撃が出来る。
防空任務への起用も不可能ではないが、基本的には戦う相手は爆・雷装して機動力が鈍っている攻撃隊にしておこう。旋回性能だけなら戦闘機に匹敵あるいは上回る機体もいるものの、流石に本職を長時間相手にするのは荷が重い。
艦爆はオート爆撃の命中精度が高い機体が多いのも特徴で、前進する敵艦の艦首方向からオート攻撃すると手動操作に頼らずともそれなりの命中弾を出してくれる。
大日本帝国
D3A2 九九式艦上爆撃機二二型
項目 | 数値 | 項目 | 数値 | |
---|---|---|---|---|
編隊構成機数(Max.) | 20 | 格納庫容量 | 100 | |
飛行時間(s) | 710 | 耐久性 | 580 | |
攻撃力 | 90 | 防御力 | 305 | |
海面視界(km) | 10.1 | 空中視界(km) | 5.8 | |
最高速度(km/h) | 455 | 加速度 | 3.1 | |
旋回性 | 48.0 | 横転性 | 13.5 | |
武装 | 名称 | 威力 | 搭載数 | 重量 |
爆弾 | 九九式二五番通常爆弾一型 | 2135 | 1 | 250 |
九八式二五番陸用爆弾一型 | 1650 | 1 | 250 | |
搭載可能艦艇 | 翔鶴/瑞鶴/飛龍/赤城/加賀/信濃 |
- 機体解説
太平洋戦争序盤で連合国の船を沈めまくった固定脚の艦上爆撃機。窮窮棺桶九九艦爆の略称で知られる日本の主力艦爆である。
それなりの速度があり、水上目標に対してはそれなりに広い視界を有する。運動性は多くの戦闘機には及ばないものの爆撃機動の上で不便を感じるほどでも無く、要は全ての性能が平均的にまとまった機体。
本機最大の長所は搭載可能な爆弾にある。史実における日本軍の爆弾の種類を反映してか、徹甲(AP)爆弾・陸用(HE)爆弾を使い分けることが可能。どちらも急降下爆撃機の搭載する爆弾としては威力が高く、重装甲の相手に対してもAP部隊→HE部隊の順で攻撃すれば甚大な被害を与えられる。
どうやらセイロン沖海戦時の搭乗員が乗っているらしく、爆撃精度も極めて高く設定されているので、進入方向を誤らなければオート爆撃でも目を疑うくらいの命中弾を出してくれる。
手動爆撃の目安:敵艦との距離約0.80km(静止目標の場合)
最大編成数20機。
D4Y1 艦上爆撃機 彗星一一型
項目 | 数値 | 項目 | 数値 | |
---|---|---|---|---|
編隊構成機数(Max.) | 12 | 格納庫容量 | 120 | |
飛行時間(s) | 750 | 耐久性 | 580 | |
攻撃力 | 25 | 防御力 | 295 | |
海面視界(km) | 5.5 | 空中視界(km) | 5.5 | |
最高速度(km/h) | 530 | 加速度 | 2.1 | |
旋回性 | 32.0 | 横転性 | 13.2 | |
武装 | 名称 | 威力 | 搭載数 | 重量 |
爆弾 | 九九式二五番通常爆弾一型 | 2135 | 1 | 250 |
五十番500kg爆弾 | 2450 | 1 | 500 | |
搭載可能艦艇 | 翔鶴/瑞鶴/大鳳/信濃 |
- 機体解説
アップデートVer.2.00.22にて追加された高速艦爆。編隊を組んだ零戦が置いて行かれそうになったエピソードもある
数々の新機軸を盛り込んだ意欲作であり、日本機としては珍しく液冷エンジンを搭載しているスマートな姿が特徴。だが、繊細な取り扱いを要する液冷エンジンは、物資も技術者も不足しがちで満足な整備もし難い状況が常だった戦争後期の日本軍の置かれた環境とは相性が悪く、整備不良で稼働率は低かった。一方、きちんとした知識を持って整備さえ出来れば極めて優秀な航空機であり、夜襲を主戦術とした「芙蓉部隊」などでは主力機として終戦間際まで稼働率80%を維持している。
ゲームでもその高速性は健在であり、また、HE弾としてはかなり威力の高い500kg爆弾も装備可能。しかし格納庫容量を食う上に旋回性能が非常に悪い点に注意。
爆撃そのものの命中精度は高い方だが、オート爆撃だとやや降下角度が浅くなる。投下高度が高いこともあり、爆撃コースに入った後に中型以下の艦艇に転舵された場合は軸線をズラされて命中弾を得られないことも多い。ただ手動爆撃で行うとかなり低空まで降下してくれるため、高い命中精度が活かされ、九九艦爆と同等レベルの命中弾を得られる。
※手動爆撃の際、250kgAP爆弾と500kgHE爆弾で投下高度に差があるので注意!(500kg爆弾の方がやや高い)
D4Y2 艦上爆撃機 彗星一二型
項目 | 数値 | 項目 | 数値 | |
---|---|---|---|---|
編隊構成機数(Max.) | 10 | 格納庫容量 | 115 | |
飛行時間(s) | 750 | 耐久性 | 580 | |
攻撃力 | 25 | 防御力 | 320 | |
海面視界(km) | 5.5 | 空中視界(km) | 5.5 | |
最高速度(km/h) | 546 | 加速度 | 2.1 | |
旋回性 | 54.0 | 横転性 | 13.2 | |
武装 | 名称 | 威力 | 搭載数 | 重量 |
爆弾 | 五十番500kg爆弾 | 2450 | 1 | 500 |
ロケット弾 | 三式六番二七號 汎用ロケット | 380 | 6 | 80 |
三式二五番四號一型 対艦ロケット | 1250 | 1 | 315 | |
搭載可能艦艇 | 瑞鳳 |
- 機体解説
アップデートVer.2.00.041にて追加された、日本の攻撃空母専用爆撃機。彗星11型の改良型であり、ゲームでも若干ながらこちらの方が高速。
大型空母に搭載できる彗星とは違い、使いやすい250kg徹甲爆弾はオミットされた。
代わりに対空・対艦両用の小型ロケット弾と、対艦大型ロケット弾が装備に追加されている。
アメリカ合衆国
SBD-1 ドーントレス
項目 | 数値 | 項目 | 数値 | |
---|---|---|---|---|
編隊構成機数(Max.) | 20 | 格納庫容量 | 100 | |
飛行時間(s) | 810 | 耐久性 | 600 | |
攻撃力 | 125 | 防御力 | 420 | |
海面視界(km) | 8.3 | 空中視界(km) | 8.3 | |
最高速度(km/h) | 428 | 加速度 | 3.1 | |
旋回性 | 67.0 | 横転性 | 17.2 | |
武装 | 名称 | 威力 | 搭載数 | 重量 |
爆弾 | 1000lb 爆弾 | 2000 | 1 | 454 |
ガンポッド | ブローニング M2 | 100 | 2 | 50 |
搭載可能艦艇 | エンタープライズ(1938) |
- 機体解説
おそらくアメリカで最も有名な艦爆であるSBDの原型機。
エンタープライズ(1938)専用の機体であり、戦前仕様のためかやたらと目立つ塗装になっている。
史実で戦闘機としても運用された逸話によるものか、格闘戦に限るなら一部の零戦シリーズとも互角の勝負ができるほど旋回性能が高いのが特徴。
さらに本機はSBDシリーズの中で唯一ガンポッドも装備可能であり、殲滅力を高めている。もっともガンポッドを搭載すると運動性がガタ落ちし、鈍足にも拍車がかかるため、空戦する相手は見極めよう。多くの水上艦に搭載される艦載飛行艇程度なら一瞬で蹴散らしてくれるが、それ以外には速度差で引き離される可能性が高い。
本来の用途である爆撃機としては非常に優秀な機体。敵艦の急な転舵にも対応が容易であり、さらに急降下してからの爆弾投下距離が短いため狙いも付けやすい。艦首側から突っ込めばオートでも相応の命中弾を出してくれる。
ただし搭載できる爆弾はHE弾に限定されており、空母や巡洋艦に対しては圧倒的な破壊力を発揮できるものの、戦艦や装甲空母といった重装甲の艦艇に対しては反復攻撃をかけないと撃破は困難だろう(それでもHE爆弾としては破格の威力を持ってはいるが)。
手動爆撃の目安:敵艦との距離約0.65~75km(静止目標の場合)
最大編成数20機。
SBD-2 ドーントレス
項目 | 数値 | 項目 | 数値 | |
---|---|---|---|---|
編隊構成機数(Max.) | 20 | 格納庫容量 | 100 | |
飛行時間(s) | 810 | 耐久性 | 600 | |
攻撃力 | 125 | 防御力 | 450 | |
海面視界(km) | 6.2 | 空中視界(km) | 8.3 | |
最高速度(km/h) | 410 | 加速度 | 3.1 | |
旋回性 | 63.0 | 横転性 | 15.2 | |
武装 | 名称 | 威力 | 搭載数 | 重量 |
爆弾 | 1000lb 爆弾 | 2000 | 1 | 454 |
搭載可能艦艇 | レンジャー/ホーネット/バンカー・ヒル/サラトガ |
- 機体解説
SBD-1の改良型。……のはずだが、なぜか速度は原型よりも遅い。
アメリカ空母の多くに搭載できるのはこの型であり、米空乗りはお世話になるだろう。
爆撃についてはSBD-1と変わらず、大量の命中弾を得やすい優秀な機体である。
Ver.2.00.018までは1トン以上もある巨大爆弾を搭載可能だったが、2.00.019のアプデにより史実通りの1000ポンド(454kg)爆弾装備となった。
手動爆撃の目安:敵艦との距離約0.65~75km(静止目標の場合)
最大編成数20機。
かつてはSBD-5という名前だったが、空母エンタープライズの実装に伴ってSBDシリーズは全体的に再設定が行われた。
SBD-3 ドーントレス
項目 | 数値 | 項目 | 数値 | |
---|---|---|---|---|
編隊構成機数(Max.) | 20 | 格納庫容量 | 100 | |
飛行時間(s) | 810 | 耐久性 | 600 | |
攻撃力 | 125 | 防御力 | 480 | |
海面視界(km) | 8.3 | 空中視界(km) | 8.3 | |
最高速度(km/h) | 401 | 加速度 | 3.1 | |
旋回性 | 62.5 | 横転性 | 15.0 | |
武装 | 名称 | 威力 | 搭載数 | 重量 |
爆弾 | 1000lb 爆弾 | 2000 | 1 | 454 |
搭載可能艦艇 | エンタープライズ(1942) |
- 機体解説
こちらもSBD-1の改良型……のはずだが、やはり速度が下がってしまっている。代わりに少しだけ防御力が向上した。
ゲーム上ではエンタープライズ(1942)の専用機となっている。
ガンポッドが装備できないので、基本的に爆撃機として運用することになるだろう。
鈍足なものの旋回性能が高いのは相変わらずであり、オートでも手動でも非常に爆撃がやりやすい機体である。
ミッドウェー海戦で日本空母四隻全てを撃破する大戦果を上げたのはこのSBD-3である。その後も改良を続けながら第一線で活躍し続け、太平洋戦争におけるアメリカ海軍の最大殊勲爆撃機となった。
手動爆撃の目安:敵艦との距離約0.65~75km(静止目標の場合)
最大編成数20機。
SB2C-1 ヘルダイバー
項目 | 数値 | 項目 | 数値 | |
---|---|---|---|---|
編隊構成機数(Max.) | 格納庫容量 | 90 | ||
飛行時間(s) | 1570 | 耐久性 | 650 | |
攻撃力 | 300 | 防御力 | 430 | |
海面視界(km) | 6.8 | 空中視界(km) | 6.8 | |
最高速度(km/h) | 453 | 加速度 | 2.1 | |
旋回性 | 35.8 | 横転性 | 16.5 | |
武装 | 名称 | 威力 | 搭載数 | 重量 |
爆弾 | 1000lb 爆弾 | 2000 | 2 | 454 |
ロケット弾 | 5インチ FFAR 汎用ロケット弾 | 210 | 12 | 80 |
M8 対艦ロケット弾 | 400 | 6 | 569 | |
搭載可能艦艇 | インディペンデンス |
- 機体解説
旧式化が否めなくなってきたSBDに代わり、大戦後期のアメリカ軍の主力となった急降下爆撃機。乗り心地と安定性は最悪で、付いたあだ名はサノバビッチ・セカンドクラス(Son of a Bitch 2nd Class でSB2Cである)(二流のロクデナシ)
中型爆弾を二発搭載可能であり、これを急降下爆撃機特有の高精度でデリバリーできるため甲板装甲の薄い艦艇に対してはその破壊力を遺憾無く発揮できる。
20ミリ機関砲を装備しているため攻撃力自体は高く防御面も頑強ではあるが、史実よろしく運動性がどうしようもないレベルで悪いため空戦には向かない。観測機を集団で襲えば撃墜可能、という程度である。
SB2C-1はゲームでは軽空母専用の爆撃機となっており、ロケット弾も搭載することができる。
対艦ロケットで3連射、汎用ロケットで6連射まで可能であり、軽装甲艦や高機動艦に対しては爆弾よりこちらの方が使いやすいだろう。
SB2C-1C ヘルダイバー
項目 | 数値 | 項目 | 数値 | |
---|---|---|---|---|
編隊構成機数(Max.) | 24 | 格納庫容量 | 90 | |
飛行時間(s) | 1570 | 耐久性 | 650 | |
攻撃力 | 300 | 防御力 | 450 | |
海面視界(km) | 5.5 | 空中視界(km) | 2.8 | |
最高速度(km/h) | 439 | 加速度 | 2.1 | |
旋回性 | 33.5 | 横転性 | 13.3 | |
武装 | 名称 | 威力 | 搭載数 | 重量 |
爆弾 | 1000lb 爆弾 | 2000 | 2 | 454 |
魚雷 | 2216lb Mark13魚雷 | 2715 | 1 | 1005 |
搭載可能艦艇 | バンカー・ヒル/サラトガ/ミッドウェイ |
- 機体解説
SB2C-1の派生型。
主に戦争後期のアメリカ大型空母に搭載される。
爆装についてはSB2C-1と同じで、高威力のHE爆弾二発の投下により甲板装甲の薄い艦艇に対しては致命的な爆撃が可能。ドーントレスとは違って急降下爆撃機としては機動力に著しく欠けているものの、かつては劣悪極まりなかった命中精度は改善されてオートでもまともに命中弾を出せるようになった。
運動性は相変わらず悲惨である。
こちらは魚雷が搭載できるため、雷撃機として戦うのも選択肢に入る。これも史実通りである。しかもなかなか優秀で、編隊構成数が多く頑強なSB2Cに複数部隊で襲われた場合、戦艦などは魚雷を回避しきれず大ダメージをもらう可能性が高い。
だから雷撃機に転職する
雷撃機のTBF共々、格納庫容量を食わないのも利点。
最大編成数24機。
SB2C-3 ヘルダイバー
項目 | 数値 | 項目 | 数値 | |
---|---|---|---|---|
編隊構成機数(Max.) | 24 | 格納庫容量 | 90 | |
飛行時間(s) | 1570 | 耐久性 | 650 | |
攻撃力 | 300 | 防御力 | 450 | |
海面視界(km) | 5.5 | 空中視界(km) | 2.8 | |
最高速度(km/h) | 473 | 加速度 | 2.1 | |
旋回性 | 29.0 | 横転性 | 11.1 | |
武装 | 名称 | 威力 | 搭載数 | 重量 |
爆弾 | 1000lb 爆弾 | 2000 | 2 | 454 |
2249lb 爆弾 | 3350 | 1 | 1020 | |
魚雷 | 2216lb Mark13魚雷 | 2715 | 1 | 1005 |
搭載可能艦艇 | エンタープライズ(1944) |
- 機体解説
SB2C-1の改良型。ゲームではエンタープライズ(1944)の専用機である。
爆装についてはSB2C-1、1Cの1000ポンド爆弾に加え、より大型の2249ポンドという大型爆弾を搭載可能となっている。ただし、大型爆弾の命中率はオートでは今ひとつ。
運動性が最悪で空戦に向かないのもSB2C-1同様……というよりさらに悪化しているためまともな空戦は期待すらできない。爆撃ポジションの占位にも苦労する。
この型も魚雷も搭載できるため雷撃機として戦うのもアリだが、エンタープライズに搭載可能な雷撃機のTBMはより強力な魚雷を装備できる。
どちらも格納庫容量は食わないので、雷撃を本職に任せるかSB2Cで全て解決するかは好みだろう。
大英帝国
ブラックバーン B24 スクア Mk.Ⅱ
項目 | 数値 | 項目 | 数値 | |
---|---|---|---|---|
編隊構成機数(Max.) | 格納庫容量 | 80 | ||
飛行時間(s) | 700 | 耐久性 | 580 | |
攻撃力 | 100 | 防御力 | 400 | |
海面視界(km) | 6.2 | 空中視界(km) | 6.2 | |
最高速度(km/h) | 362 | 加速度 | 4.5 | |
旋回性 | 65.0 | 横転性 | 16.9 | |
武装 | 名称 | 威力 | 搭載数 | 重量 |
爆弾 | 507lb AP爆弾 | 2120 | 1 | 230 |
507lb HE爆弾 | 1630 | 1 | 230 | |
搭載可能艦艇 | アーク・ロイヤル/イラストリアス |
- 機体解説
イギリス海軍の急降下爆撃機。武装は7.7mm旋回機銃一挺に加えて固定機銃×4と爆撃機の癖に重武装だが、これは開発段階で戦闘機・偵察機としての役割も要求されたせいである。実際、史実では艦戦代わりに使われた事もある。
非常に鈍足だがSBD以上に旋回能力が高く、他のイギリス機も格闘戦が強い機体が多いこともあってシナジーが強い。場合によっては制空戦闘への投入も検討できる。……が、これだけで戦闘機とまともに戦うのは無理がある。空戦はあくまで補助戦力と考えよう。
また、日本機以外では唯一徹甲爆弾を装備可能であり、重装甲の相手に対しても打撃を与えられるのも強み。ただし降下角が浅く、爆撃態勢に入ってから爆弾投下までややタイムラグが長い。充分に練習して特徴を掴んでおこう。
イギリス空母は搭載機数が少なめなので、マルチロール機として戦える本機の需要は意外と大きい。うまく回すようにしよう。
手動爆撃の目安:敵艦との距離約1.2km(静止目標の場合)
最大編成数20機。
フェアリー ファイアフライ F Mk.Ⅰ
項目 | 数値 | 項目 | 数値 | |
---|---|---|---|---|
編隊構成機数(Max.) | 10 | 格納庫容量 | 115 | |
飛行時間(s) | 500 | 耐久性 | 590 | |
攻撃力 | 600 | 防御力 | 400 | |
海面視界(km) | 4.3 | 空中視界(km) | 5.8 | |
最高速度(km/h) | 508 | 加速度 | 1.4 | |
旋回性 | 38.2 | 横転性 | 10.4 | |
武装 | 名称 | 威力 | 搭載数 | 重量 |
爆弾 | RP-3 汎用ロケット弾 | 280 | 16 | 80 |
爆弾 | レッドエンジェル 対艦ロケット弾 | 989 | 2 | 569 |
爆弾 | 1000lb HE爆弾 | 1950 | 2 | 454 |
搭載可能艦艇 | ヴィクトリアス |
- 機体解説
フェアリー スピアフィッシュ
項目 | 数値 | 項目 | 数値 | |
---|---|---|---|---|
編隊構成機数(Max.) | 8 | 格納庫容量 | 90 | |
飛行時間(s) | 1000 | 耐久性 | 580 | |
攻撃力 | 200 | 防御力 | 545 | |
海面視界(km) | 5.7 | 空中視界(km) | 5.7 | |
最高速度(km/h) | 470 | 加速度 | 3.8 | |
旋回性 | 48.0 | 横転性 | 27.5 | |
武装 | 名称 | 威力 | 搭載数 | 重量 |
爆弾 | 507lb AP爆弾 | 2120 | 4 | 230 |
507lb HE爆弾 | 1630 | 4 | 230 | |
魚雷 | 18inch MarkⅩⅦ 航空魚雷 | 3200 | 1 | 850 |
搭載可能艦艇 | イーグル |
- 機体解説
ジブラルタル級大型空母に搭載予定だったイギリス海軍の艦上雷撃機。結局試作のみで正式運用に至ることはなかった。
系列としてはフェアリー・バラクーダの後継機だが、本ゲームでは急降下爆撃機としての登場となる。
爆弾をなんと4発も装備可能で命中率も良好、さらにそこそこの速度と防御力を持っているため非常に使いやすい。本来の雷撃機としての魚雷も搭載可能である。
1機あたり4発の爆弾による破壊力はとにかく激烈で、一小隊による攻撃のみですら通れば戦艦だろうが空母だろうが大破させられる。自身がスピアフィッシュを発見した場合は最優先で排除しないといけないレベルで脅威度が高い。
編隊構成機数の少なさだけが欠点といえば欠点。
ブラックバーン ファイアブランド T.F. Mk.Ⅳ
項目 | 数値 | 項目 | 数値 | |
---|---|---|---|---|
編隊構成機数(Max.) | 10 | 格納庫容量 | 125 | |
飛行時間(s) | 480 | 耐久性 | 625 | |
攻撃力 | 600 | 防御力 | 430 | |
海面視界(km) | 5.2 | 空中視界(km) | 6.0 | |
最高速度(km/h) | 530 | 加速度 | 2.0 | |
旋回性 | 35.6 | 横転性 | 12.8 | |
武装 | 名称 | 威力 | 搭載数 | 重量 |
ロケット弾 | RP-3 汎用ロケット弾 | 280 | 16 | 80 |
アンクル・トム 対艦ロケット弾 | 1069 | 2 | 569 | |
爆弾 | 1000lb HE爆弾 | 1950 | 2 | 454 |
搭載可能艦艇 | ウォリアー |
- 機体解説
ドイツ帝国
Ju87C-1 シュトゥーカ
項目 | 数値 | 項目 | 数値 | |
---|---|---|---|---|
編隊構成機数(Max.) | 15 | 格納庫容量 | 80 | |
飛行時間(s) | 758 | 耐久性 | 600 | |
攻撃力 | 90 | 防御力 | 235 | |
海面視界(km) | 12.7 | 空中視界(km) | 15.1 | |
最高速度(km/h) | 390 | 加速度 | 2.5 | |
旋回性 | 58.0 | 横転性 | 13.9 | |
武装 | 名称 | 威力 | 搭載数 | 重量 |
爆弾 | SC 1000 | 2150 | 1 | 500 |
220lb 爆弾 | 600 | 4 | 100 | |
搭載可能艦艇 | グラーフ・ツェッペリン |
- 機体解説
ドイツの某スツーカ大佐のおかげもあり有名な急降下爆撃機。その艦載機バージョンであり、史実では空母に搭載されることなく陸上基地で使われたとか……。
性能は少し足が遅いことを除き平凡。搭載できる1t爆弾のSC1000は表記ミスであり、正しくは500kg爆弾のSC500である。ちなみに、某大佐は(C型とは別のタイプだが)シュトゥーカで戦艦を真っ二つにした。ワケガワカラナイヨ。
ドイツ機随一の広い視界を有しており、偵察機としても利用価値が高い。急降下爆撃機としては降下角が浅めだが、旋回性能がそこそこ良い方なので狙いは修正しやすいだろう。しかし、肝心の爆撃精度についてはあまりよろしくない。
大型爆弾はHE弾としては比較的威力が高めに設定されているが、やはり重装甲艦を相手にすると苦戦を強いられる。ちなみに小型爆弾については4発搭載可能なので、機敏な相手を狙う際など状況次第ではこちらを装備してばら撒くという手もある。
手動爆撃の目安:敵艦との距離約1.1km(静止目標の場合)
最大編成数16機。
フランス共和国
AU-1 コルセア
項目 | 数値 | 項目 | 数値 | |
---|---|---|---|---|
編隊構成機数(Max.) | 10 | 格納庫容量 | 100 | |
飛行時間(s) | 450 | 耐久性 | 680 | |
攻撃力 | 600 | 防御力 | 550 | |
海面視界(km) | 6.3 | 空中視界(km) | 6.3 | |
最高速度(km/h) | 479 | 加速度 | 3.2 | |
旋回性 | 33.5 | 横転性 | 27.2 | |
武装 | 名称 | 威力 | 搭載数 | 重量 |
爆弾 | 1000lb爆弾 | 2000 | 1 | 454 |
ロケット弾 | 対艦ロケット「タイニー・ティム」 | 1100 | 2 | 569 |
汎用ロケット 5インチ HVAR | 320 | 8 | 80 | |
搭載可能艦艇 | ラ・ファイエット |
- 機体解説
艦上戦闘機F4Uコルセアのフランス海軍バージョン。艦爆として実装された。
圧倒的な攻防能力を誇るが、航続距離と機動性には大問題を抱えている。敵艦攻撃にはほぼ増槽が必須。
特に史実では680km/hを誇った速度がゲームバランスの関係で500km/h以下にまで落とされており、観測機はともかく戦闘機に対して空戦で優位に立つのは難しい。
ロケット弾を搭載可能であり軽装甲の艦艇に対しては高い制圧力を誇るが、ウースターやチャパエフなどの対空戦闘能力が高い相手に不用意に近づくと呆気なく撃墜されていき壊滅するので過信は禁物である。
中華人民共和国
AD-1 スカイレイダー
項目 | 数値 | 項目 | 数値 | |
---|---|---|---|---|
編隊構成機数(Max.) | 10 | 格納庫容量 | 100 | |
飛行時間(s) | 230 | 耐久性 | 650 | |
攻撃力 | 300 | 防御力 | 450 | |
海面視界(km) | 5.5 | 空中視界(km) | 5.5 | |
最高速度(km/h) | 503 | 加速度 | 2.7 | |
旋回性 | 34.6 | 横転性 | 12.8 | |
武装 | 名称 | 威力 | 搭載数 | 重量 |
爆弾 | 1000lb爆弾 | 2000 | 1 | 454 |
350lb MK.54/Mod 0 対潜爆弾 | 580 | 4 | 159 | |
魚雷 | 2200lb Mark 13-6 魚雷 | 3010 | 1 | 1005 |
ロケット弾 | ロケット「タイニー・ティム」 | 1100 | 2 | 569 |
5インチ前方発射多機能ロケット(HVAR) | 320 | 8 | 80 | |
搭載可能艦艇 | 大同 |
- 機体解説
アメリカが誇る万能戦闘攻撃機A-1スカイレイダーの初期型。ゲームでは中国の機体として実装。
供与されたという設定のようだが、母艦に付ける迷彩次第で共産党軍に鹵獲された仕様にもできる。
積めないものはない万能機というだけあり、爆弾も魚雷もロケット弾も搭載可能な豪華仕様である。速度も500km/h台で、艦爆としては速い部類。
ただし旋回能力と航続時間に関してはゲームバランスの関係で著しく低く設定されており、迎撃機としては使えるものの史実よろしくの空戦は望むべくもない。
史実と違って風呂桶や便器は装備できない
コメント
- チョコチョコ入ってる小ネタがハッキリ言って寒い -- 2020-06-16 (火) 22:48:12