巡洋艦一覧

Last-modified: 2019-08-29 (木) 14:53:00

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高雄型巡洋艦

概要

巡洋艦は機動性・火力・生存性をバランスよく備えており、他の巡洋艦との撃ち合いはもちろん駆逐艦の掃討や空母の護衛など幅広く活躍することが可能な艦種である。一部の巡洋艦は戦艦をも葬り去れる魚雷を装備している。
細分化すると色々あるが、ゲーム内では軽巡洋艦(Light Cruiser=CL)重巡洋艦(Heavy Cruiser=CA)とに区分される。

アメリカの中ティア巡洋艦は強力なものが多く、装填速度が速く分間火力が高い砲、装填速度が遅く単発火力が高い砲がある。しかしアメリカ艦に限った話ではないが、一部の高ティア艦は中ティア艦と同じ主砲を装備しているため、性能不足を感じるかもしれない。
魚雷を搭載していない艦も見られ、特に高ティアでは戦艦に対する決定打に欠ける。

日本の巡洋艦は殆どの艦が魚雷を搭載でき、一部の艦には酸素魚雷を搭載できる強力な艦艇。主砲も駆逐艦を狩る火力は十分あるためバランス型と言えるだろう。
尚、アップデートにより多くの巡洋艦の可視距離がほぼ半分に弱体化した。
一方で低ランク巡洋艦(特に初期艦)は弱体化を受けなかった艦もあったため、それらが視界で突出するようになった。
他の艦種にも同様に弱体化を受けているため、これまでより各艦の得意不得意の差が強くなったかもしれない。

重巡洋艦と軽巡洋艦の違い
  • 1880年ごろからワシントン海軍軍縮条約まで
    この頃軽巡洋艦とは、装甲の薄い巡洋艦ということで、防護巡洋艦や装甲巡洋艦、巡洋戦艦に対する言葉として使われていた。
    重巡洋艦というカテゴリーは存在していない。
    ※本ゲームの艦種表示において防護巡洋艦や装甲巡洋艦は存在しないため、基本的には以下で解説するワシントン軍縮条約にて設定された分類が適用されている。
  • ワシントン海軍軍縮条約後
    条約で明確な巡洋艦の分類がなされ、主砲が5インチ以上8インチ以下で、排水量1万トン以下のものが巡洋艦とされた。
    ロンドン海軍軍縮条約では、主砲が6インチ以下のものが軽巡洋艦、6インチを超過し8インチ以下のものが重巡洋艦となった。しかし重巡洋艦は重量に余裕が無い為、違反しているにも関わらず排水量1万トン以上の艦も建造された。
    ワシントン条約に加盟していない国も概ね条約にそって軽巡と重巡に分類されている。
  • 条約失効後
    条約が失効したせいか、排水量1万トン以上の軽巡洋艦までも登場。そして重巡を超え、かつての巡洋戦艦を思わせる大型巡洋艦までも建造、計画された。軽巡と重巡の分類は海軍軍縮条約に則っており、主に主砲の口径で分類されている。

主な役割

敵駆逐艦、巡洋艦の警戒、排除が主な仕事となる。魚雷を搭載していれば、戦艦等への雷撃も視野に入れて欲しい。低~中ティア帯なら戦艦への砲撃もありだが高ティアともなるとなかなか攻撃は通らない。榴弾で火災でも起こしてやろう。

低ティア巡洋艦の特徴

とにかく大量の砲を側面に装備している。砲塔式ではなく、ケースメイト式が殆ど。見た目がなんだか古臭い。相手に側面を向けた時は、大量の砲弾を敵に浴びせられる。正面と後面ががら空きとか言わない水中魚雷も装備していたりするが、ぶっちゃけオマケ程度である。速力はそこそこだが防御力が低く撃沈されやすい。砲の貫通力を考えると、戦艦の相手は厳しい。

中ティア巡洋艦の特徴

低ティアから一気に近代化、性能は大幅な進化を遂げた。砲の門数が減っていたりするが、質の強化により少ない砲でも効率よくダメージを与えることができる。特に重巡が装備する8インチクラスの砲は強力である。魚雷も甲板上に旋回式で配置され、使い勝手が良くなった。防御力も強化されたとはいえ、戦艦からの攻撃を防ぐほどではない。日本艦は重雷装を誇る高性能艦であり、米艦は砲戦に優れる。

高ティア巡洋艦の特徴

中ティアから大幅な変化は無く、順当に性能は強化されている。中ティアと違い空母が存在するため対空装備がなされ、とりわけ米艦は対空火力が高い。主砲が中ティアから据え置きである艦も存在し、性能不足を感じるかもしれない。副砲に対艦、対空をこなせる両用砲が装備可能になり、副砲のバリエーションが増えた。相変わらず日本艦は重雷装を誇り、米艦は砲戦に優れ高い対空火力を持つ。

ラインナップ

国籍年代艦名艦種耐久値
(基本値)
排水量
(最大値)
可視距離
(km)
最大速力(kt/h)航空機
アメリカ1900New OrleansCL13800591113.023.0×
1905Saint LouisCL151001083912.7523.5×
1908WashingtonCA180001571513.522.0×
1923OmahaCL1845095088.3534.0×
1930NorthamptonCA22500114208.9532.5×
1938BrooklynCL235001270012.532.5
1941AtlantaCL2015081009.2532.5×
1942ClevelandCL25700143589.932.5
1942BaltimoreCA26900170319.2533.0
1943PensacolaCA21850115129.2532.5×
1945FargoCL270001446412.532.5×
1948WorcesterCL310501799713.833.0×
日本1900新高CL13500371614.522.0×
1904春日CA17000850012.018.0×
1910筑摩CL14820504013.127.0×
1920球磨CL1925059269.136.7×
1923夕張CL1885044007.9535.5×
1924青葉CA2250098208.7534.5×
1928妙高CA19580132807.8535.5×
1935最上CA24000137589.137.0
1939高雄CA251501549010.035.5
1944摩耶CA280001549011.035.5
1945大淀CL200001161615.034.0
イギリス1918DanaeCL1852059257.9529.0×
1924FrobisherCA20110121907.531.0×
1930YorkCA22550103509.4532.3×
ドイツ1900GazelleCL13500296314.522.1×
1909EmdenCL15200426814.023.5×
1915KolbergCL16500491510.025.5×
1934NurnbergCL23100890011.032.0×
1936Admiral Graf SpeeCA257001628010.528.5
1939Admiral HipperCA22100182109.7533.0
イタリア1931ZaraCA22100143009.7532.0
ソビエト1950ChapayevCL255001430013.033.5
中国1900海圻CA15800451510.2525.5×
1910應瑞CL15800250012.025.0×
1929寧海CL2185030128.7530.0×
1929逸仙CL2042025506.526.0×
1936重慶CL28150666611.4532.3
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